感情の揺れ方

それでも笑っていたい

週間日記(2021/5/10~5/16)

 5/10(月):めちゃくちゃ天気が良い。初夏。窓を開けた状態で気温のストレスがないと、本当に気分がいい。集中力と換気の関係、誰か論文を書いて欲しい。ぼんやり起きて、朝ご飯を食べながら録画していた「いろはに千鳥」を見る。変な社長×2の回。しかも両者車関係。「埼玉の車屋の社長」というワードで、ハライチ・岩井が連想されてしまう。ランボルギーニをめちゃくちゃにカスタムして楽しむとか、マフラーを改造して爆音にするとか、本当に分からないけれど、きっとなにかがあるのだろう。そのまますこしバタバタと用意をして、外出。車に乗ってディーラーへ向かう。数か月に一度の定期点検。だいたい1時間くらいで終了。アイスコーヒーを飲みきるタイミングが早く、もう一杯何か飲み物を勧められたのでウーロン茶をお願いした。ディーラーでウーロン茶を飲む人、一日にひとりくらいじゃないだろうか。エアコンのフィルターを交換した以外は特に問題がなかった。帰り道でせっかく外に出たしどこかに寄ろうかなと思ったけれど、お昼には早いし特に用事もないしで、ジャンプを買うだけにしておいた。ついでに通帳記帳も済ませた。今週のジャンプは『呪術廻戦』が休載。最近は休載や短い特別編掲載が多かったので、ゆっくり休んで欲しい。その後は家のことをする。Spotifyでウィーン版の『エリザベート』を聴きながら掃除機をかけた。宝塚版を何度か観て覚えているセリフもあるので、なんとなくドイツ語を聞いて理解できるところがあった。嬉しい。最後のダンスは……。演者が歌いあげた後に響く拍手のすばらしさたるや。お昼くらいからはドラマを見る。まずは『イチケイのカラス』5話。しっかり面白い。5話に来て、犯人像や環境に一貫性があることが見えてきた。ここからどうなるか。次は『大豆田とわ子と三人の元夫』4話。面白い。めちゃくちゃ面白い。画面がずっとおしゃれ。モテすぎて人生に支障が出る人、夢みたいな話だ。そして市川実日子が最高。鬼に金棒、買い食いする市川実日子

 

 5/11(火):ぼんやりとした一日。昨日は寝る前に学部時代の同期や先輩と電話にふけっていたので、睡眠時間は減った。かなり解像度の高い会話を何時間も続けたので、めちゃくちゃに消耗する。「啓蒙」の話とか、ドゥルーズの「これ性」とか。あと「味の素は除草剤になるか」とか。高い山に登るような話も、地面に寝っ転がるような話も。対面には身体性が伴うせいでどうしても演劇的になるところがあるが、通話だとシンプルに「会話」だけがクローズアップされるので、通話には通話の良さがある。あまりにもしゃべりすぎたせいか、起きたとき明らかに喉の調子が悪かった。それもまた……。朝ご飯を食べながら「ラヴィット」を見ていたら、甥をつれて姉が帰ってきた。赤ん坊、どんどん大きくなるので怖い。善性の塊。足の間に座らせてEテレを見せていたらあまり反応が良くなかったが、なんとなくグルメ雑誌を見せたらめちゃくちゃテンションが上がっていた。どうやらチャーハンとから揚げが好きらしい。載っているものが食べ物だと分かるのがすごい。生命力を感じる。甥っ子たちは夕方くらいに帰っていった。それくらいの時間に、梅田芸術劇場から『モーツァルト!』大阪公演を一部休演するとの発表があった。覚悟はしていたけれど、虚しい。本来なら5/26に観劇する予定だったが……。休演に続き、宝塚歌劇団からは次回宙組公演での退団者発表があった。雪組と同じく、退団者が多い。感染症の影響で各組の新陳代謝が遅れたところに公演再開とあって、各組のカラーがガラッと変わりつつある。劇団が迎える変革のとき。夜は「バナナサンド」を見る。ゲストは南海キャンディーズ。山ちゃんが久しぶりにキレ芸を披露していた。三組で「ナンジャモンジャゲーム」をプレイしていたのだが、最近のバラエティでは出演者がボードゲームをプレイすることが多いような気がする。物理的に距離を取らなければならない状況で今まで通りの企画が出来ない、でもボードゲームなら簡単に距離を取ることが出来る、ということなのだろうか。タカラヅカニュースでは花組の大劇場千秋楽を見る。美花梨乃さんの退団挨拶が素晴らしかった。こういう時勢にさまざま思うところもあるだろうに、そういうものをすべてひっくるめた上で清廉な、そして爽やかな挨拶だった。頑張れ花組

 

 5/12(水):微妙な天気。寝られない数週間を経て、この数日はかなり改善されてきている。寝つきの悪い日と良い日をもっと科学的に検証すればもうちょっと楽になるのかなと思うものの、現状そんな気力もない。めちゃくちゃ眠い!と思ってベッドに入ってから寝られるまで数時間かかる、みたいなことさえなくなってくれればいい。ぼんやり起きて、ぼんやりと朝ご飯を食べる。今日も録画していたドラマを見ながら作業を進めた。まず先週分の「おちょやん」。なんとなく一週間分を一気に再生したら60分になるような気がしていたのだが、実際には15分×5なので75分ある。なんだか時間の進みが早いなと思っていた。通りで。次は『コントが始まる』4話。めちゃくちゃ面白かった。ものすごく緻密な脚本と演出。復讐としての生。血縁を超えた家族関係。これはエントリーを書きたい。『イチケイのカラス』はいつも通りの面白さ。山崎育三郎の存在感が週を追うごとに増しているような気がする。『大豆田とわ子と三人の元夫』もめちゃくちゃ面白い。毎話毎話面白い。しかし『コントが始まる』も『大豆田とわ子と三人の元夫』も視聴率の面では芳しい数字を残せていないというのが悲しい。なんで?純粋に、なんで?「分かりやすいものが求められる時代だから」では済まないよ。ドラマを4本、バラエティを1本見ると、さすがに疲れる。インプットにはインプットの疲れがあるというか、インプットでしか使わない筋肉がある。劇場に行くと強く感じる。映画や芝居を観ると、ものすごく疲弊することがある。あります。なんやかんやで夜になって、BSで放送している『刑事コロンボ』を見た。新シリーズになってからは久しぶりにコロンボのいやらしさというか、そういうところが出ていた。今日は本当にアウトプットが出来ていないけれど、それは明日に回して寝る方が良いような気がするので、今日は早めに眠りたい。

   

 5/13(木):昨日見た天気予報ではお昼くらいまで雨が降るとのことだったが、朝起きたときにはただの曇り空だった。濡れた地面に名残を感じたくらい。ぼんやり起きて、ワイドショーを見ながらこの一年は番組内容を考える負担が減っているのだろうなと思ったりした。録画していた「おにぎりあたためますか」は引き続き2年前の大分をめぐる旅。九州行きてぇ~~。午前中からぼちぼち準備をして、月曜日から数えて3日ぶりのディーラーへ。今度は保険の手続き。だいたい30分くらいで終わった。保険にも色々な特約があるなぁと思いました。その後は竜王のアウトレットへ車を走らせる。蒸し暑い。車内の気温計はだいたい25℃。週間天気予報ではもう2週間以上曇りや雨になっていて、爆速梅雨入りが期待される。かつての日本には四季があったが、いまや日本にあるのはクソ寒い冬とクソ暑い夏、その間にあるえげつない湿度の雨季だけです。緊急事態宣言の影響なのかただ単に平日だからなのか、アウトレットの人出は少なかった。お昼ご飯に入った回転寿司も、自分が入ってから出るまで入店待ちは一組もいなかった。やはり普通の平日ではないのかもしれない。その後はぶらぶらと買い物。今年の夏も開襟バカ柄シャツが欲しいなと思っていくつかお店を回ったものの、いまひとつヒットせず。長い目で探したい。ポロシャツも欲しい。尽きない物欲。シャツこそ見つからなかったものの、ずっと探していたプリマ・テイストのラクサラーメンをカルディで買うことが出来たので100点。パンツを買おうと思ってグンゼに入ったら、ボクサーパンツのイメージキャラクターにみちょぱが採用されていて、これが本当に男性用なのか迷ってしまった。トラップはやめて欲しい。感染症の影響なのだろう、最近はアウトレットの店舗も入れ替わりが激しい。テイジンブルックスブラザーズもなくなっていて悲しかった。百貨店なき滋賀でしっかりしたシャツを買うにはどうすればいいのか。近鉄はもはや……。最後にスターバックスで甘い飲み物を買って、帰路に。途中で何かと話題のドラッグストアに寄った。マスクの品揃えが飛びぬけている店舗なのだが、それでも鼻セレブのマスクはなかった。一体どこに売っているんだろう。午後は寝たり起きたり作業をしたり。夜は特になにもせず。眠気がすごいので早めに寝たい。

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なんらかの白身×3

 5/14(金):めちゃくちゃ天気が良い。そしてめちゃくちゃ暑い。梅雨にもなっていないのに、いきなり夏が始まってしまった。部屋着だって一日中半袖だった。ぼんやり起きて、朝ご飯を食べながら録画していた「ロンドンハーツ」を見る。ネプチューン堀内健平成ノブシコブシ・吉村の居酒屋対談が面白かった。ふたりとも「ぶっ壊し屋」みたいなイメージがあるものの、その裏にある思想みたいなものはしっかりしていて、そりゃそうだよなぁと思った。それなりの時間になるのを待って、家のことに取り掛かる。「ハライチのターン」を聴きながら掃除機をかける。のり弁、街のパン、高おしゃパン(高くておしゃれなパン屋)と、ここ数週は食べ物の話題が多い。地方都市在住かつ往来自粛の影響で、高おしゃパンを食べる機会がなくなって久しい。だいたい1時間くらいで終わり、せっかく天気も良いので散歩に出た。何も考えずにパーカーを着て歩いていたらもうめちゃくちゃ暑くて、10分も歩いていないのに汗がダラダラと噴き出してくる。まだ汗腺は死んでいないし、新陳代謝も衰えていない。ポジティブな思考をなんとか維持しながら、すこし前近所に出来た珈琲ショップでアイスコーヒーをテイクアウトした。暑い日はアイスコーヒーが飲みたくなる。水分補給には適していないけれど、気分が良くなるのは確かだ。お昼前には帰宅して、そこからはドラマを再生しつつ作業。『着飾る恋には理由があって』も『恋はDeepに』も、完全に惰性で見ている。ここまで来たら最後まで見ないとダメだろう、みたいな。『恋』の方は登場人物ほとんど全員おかしいので、どうやって収拾を図るのかも気になる。今週分の『有吉の壁』がめちゃくちゃ面白くて、レコーダーから消去できない。冒頭ランジャタイという尖り具合もさることながら、シソンヌ・チョコレートプラネットのユニットや吉住の面白さが良かった。やっぱりシソンヌが好きです。夜は「ぴったんこカンカン」のスペシャルを見る。ゲストはTEAM NACSの面々。福岡で美味しいものを食べまくっていたので、ここ最近の九州行きたさ具合が高まってしまった。今日も早めに寝たい。

 

 5/15(土):最近は寝つきが良い。寝つきが良いというか、基本的に一日中眠い。梅雨がすぐそこまで迫っているから、低気圧の影響もあるのだろう。そういうことにしておきたい。全部梅雨のせいです。ぼんやり起きて、ぼんやりとテレビを見る。今週はクイズ王ではなく、デヴィ夫人が買い物をしていた。都会には「ZARA HOME」なるショップがあるらしい。調べてみたら、最寄りの店舗はグランフロントだった。大阪、遠い。現状、物理的にだけでなく精神的にも遠い。それを横目に、午前中は適当に過ごした。「あさパラ」は急に維新政治から距離を取り出しているような気がする。今年は阪神タイガースが強いので、関西ローカル番組のスポーツコーナーはどこもテンションが高い。今週は引き分けや雨天中止を挟んで一回も負けていないので、輪をかけて。「白星が並ぶとまぶしい」という理由で出演者がサングラスをかけていたのには笑ってしまった。ベイスターズは早々に自力優勝が消滅し、今シーズンはどうあがいても終わりなので、もう何も出来ない。助っ人外国人の入国に際する球団側のミスが大きすぎた。牧秀悟のルーキーイヤーがどうなるか見届けることに全力を注ぎます。お昼くらいに軽く外出。近所にあるラーメン店でお昼ご飯を食べた。お店を出て近所をぶらぶら歩いていると、風の強さと湖西方面の曇天が気にかかった。雨が降り出してもおかしくないような雰囲気。風の強さに至っては軽い台風のようなレベルで、目に付く自転車はすべて倒れていた。横断歩道で小さな子供が倒れていたので驚きつつ周囲を見たら、父親と思しき人が携帯で通話をしながら先を歩いていた。小さな子供がケガをするのは父親と一緒にいるときが多いという情報をどこかで目にしたことがあるけれど、本当なのだろうか。なんとなく、間違ってはいないような気がする。新喜劇がやっているような時間に帰宅して、録画していた「かりそめ天国」を見た。なんというか、おかずクラブ・オカリナぐらいの肌感で生きていきたいなと思った。午後は作業をしたり、寝たり起きたり。TVerで「テレビ千鳥」と「トゲアリトゲナシトゲトゲ」を見た。ラランド・ニシダのモノボケがくだらなさすぎて、めちゃくちゃに笑ってしまう。ラランド・西田を筆頭にザ・マミィの酒井や元巨匠・岡野、オズワルド・伊藤など、最近は「クズ芸人」で売り出そうとしている若手芸人が多い。笑えるクズさのうちは良いと思うし、全然笑うけれど、一線は超えないで欲しい。具体的には、女子高生の制服を盗んだりとか。今日も眠い。寝ましょう。

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赤いのはこんにゃく

 5/16(日):微妙な天気。雨が降ったりやんだり、風が吹いたり落ち着いたり。それに伴って情緒も不安定で、一日中寝たり起きたりを繰り返していた。誰か人がいれば起きていられるが、誰もいないと一瞬で寝てしまうような状態。絶不調そのもの。お昼くらいの目が覚めていた時間に、録画していた「みんなのうた60」を見る。石丸幹二、山崎育三郎、古川雄大という各世代のミュージカルスターと日向坂46を目的に見ていたのだが、期せずして「童謡」の持つ「力強さ」というか、完成されたものの強みを感じることになった。『南の島のハメハメハ大王』の歌詞が、完成されている。

「南の島の大王は  その名も偉大なハメハメハ

 ロマンチックな王様で 

 風のすべてが彼の歌 星のすべてが彼の夢」 

 こんなにも短い言葉で、「ハメハメハ大王」の人物像やこの曲全体の雰囲気を端的に、かつ夢々しく伝えている。今日は「ハメハメハ大王」と改めて向き合うことが出来たのが唯一の収穫。午後は夜まで寝て、「せっかくグルメ」をリアルタイムで、「イッテQ」を録画で立て続けに見た。横浜流星で生きていく人生、全然想像出来ないなと思った。一週間の最後が全然ダメだったので、明日からは切り替える必要がある。一週間前にも同じようなことを言っていた記憶が鮮明にあるけれど、それはそれ、これはこれ。かのスカーレット・オハラもこうおっしゃっています。明日は明日の風が吹くと。

 

浜田秀哉脚本『コントが始まる』第4話

 緻密。第1話から第3話の脚本や演出も徹底的に”練られて”いたが、この第4話におけるそれはまた別の次元だったように思う。第3話において春斗(菅田将暉)や潤平(仲野太賀)がそれぞれの過去や家族と向き合い始めたように、第4話では瞬太(神木隆之介)と母親(西田尚美)との関係が描かれた。

 壮大な前フリである冒頭のコントは、「捨て猫」。『CATS』よろしく、全身メイクとコスチュームで「捨てられた猫」に扮した春斗と、「生まれた時からの捨て猫」に扮した瞬太。マクベスのネタの中で唯一瞬太が書いたこのコント「捨て猫」に現れているように、瞬太は母親との折り合いがついていない。高校時代に恩師である真壁(鈴木浩介)の子供が生まれる場面に偶然立ち会った瞬太は、「生まれてくるときはあんなにも祝福されるんだなぁ」と涙を流す。それは明らかに、「瞬太は自分が愛されていないと思っていること」の表れだった。早くして父が亡くなったあと、母が恋人を連れてきたこと。やることなすこと、すべてを否定されること。芸人になり、髪の毛を金色に染めた瞬太にとって、「生きること」は「母親に復讐すること」だった。

 「血は水よりも濃い」とはよく言われるところだが、「血の濃さ」はそのまま「呪い」へとつながっていく。高校を卒業してすぐ、プロゲーマーとして家を出て以来母との連絡を絶っていた瞬太のもとに、病院から電話が入った。かつて『ゴジラのテーマ』を着信音として襲来していた母親と瞬太が言葉を交わすことはついぞなかったが、彼なりの方法で母と向き合った瞬太は、「呪い」を解いた。ミートソースに粉チーズを振りかけることで、ブルドッグの子供となることで。

 

週間日記(2021/5/3~5/9)

 

 5/3(月):めちゃくちゃ天気が良い。こんなに空が青くて雲がきらきらと輝いているのはいつぶりだろうという感じ。山が近くに感じられて、最盛期を迎えた田植えやぐんぐん伸び始めた麦の穂が風に揺れている様子を見ていると、人生ってなんて素晴らしいのかしらと思う。『風立ちぬ』より。昨日も快眠ではなかった。なんとなく改善の兆しは見えているので、もうすぐ元気になるような気がする。ぼんやりと起きて「スッキリ」を見ていたら、サカナクションの山口一郎と加藤浩次が二人の故郷である北海道・小樽を旅していた。ものすごい組み合わせを、ものすごい時間に放送するなぁ。山口さんが中学の同級生に「俺たち昔付き合ってたよね?」と聞いたら「付き合ってないよ!!」と返されていたのがハイライト。そんなことある?お昼前から外出。特に行き先を決めずにドライブをして、なんとなく長浜に到着した。駅前の平和堂に車を停めて周辺をぶらぶらしてみると、思っていたより普通に人がいた。まぁ、そりゃそうなるかという感じ。あまり遠方から来ているような人はおらず、地元の人たちがちょっとした外出がてら来ているような印象だった。みんな、考えることは同じ。ホワイト餃子が名物の「茶しん」は最近ホワイト餃子がテレビで紹介された影響なのか、結構な行列。郷土料理「鯖そうめん」が名物の「翼果楼」もぼちぼちの行列。語弊はあるが、それでいいよなと思った。お昼ご飯は「長濱浪漫ビール」の醸造所併設のレストランで食べた。ドライブがてらに来たのでビールは飲めなかったけれど、ご飯が美味しかったので良し。この醸造所ではオリジナルのウィスキーも製造していて、「AMAHAGAN」という名前になっている。一体どうしてその名前なんだろうと考えてみたら、なんてことはなかった。「長浜」を逆から読んだだけだった。なんだろう、ちょっと負けた気分になる。響きが良いのが余計に。サラダパンや丸い食パンが有名な「つるやパン」に寄ったのだが、時間が悪くもうすべて売り切れていた。残念。ぼちぼち帰路に就き、夕方くらいに帰宅。夜はお風呂に入りながらTVerで「トゲアリトゲナシトゲトゲ」を見た。ラランド・サーヤの活躍が光る。もうすこし作業をしてから寝たい。今日書いたことのほとんどはすでに西川貴教が紹介しています。

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ランプステーキ

 

 5/4(火):今日もめちゃくちゃ天気が良い。ゴールデンウィーク前半のぐずつきをここで返上しておくかのような陽射し。ぼんやりと起きて、今日は「ラヴィット」を見た。毎週火曜日は日向坂46の加藤史帆さんが出演している。今週のゲストは乃木坂46山下美月さんで、最近のミューズ揃い踏みといった雰囲気。あとは櫻坂46の森田ひかるさんがいれば完璧だった。今年はこの3人をミューズとします。「ラヴィット」、午前中に放送している「ヒルナンデス」という感じで個人的には好き。「ヒルナンデス」というか、土曜日に放送している関西ローカルの生放送みたいな雰囲気がする。生放送のバラエティ番組が大好きなので、続いて欲しい。今日も午前中から外出。ゴールデンウィークなので、地元の幼馴染みとラーメンを食べに出た。車で、しかも1時間かけて。連休っぽい。車に乗っていると陽射しがすごくて、空調の設定に悩む。車内の温度計は25℃を超えていて、春はどこへ行ったのかという感じがあった。田植えのために水が張られた田んぼや、風に揺れている麦の畑を眺めつつドライブ。渋滞もあって、目的地の「江陽軒」に到着したのは11時半くらいになった。さすがの人気店で、行列が出来ていた。それでも回転が速く、30分ほど待って店内へ。念願の「つけそば」はとても美味しかった。ドロドロのスープに魚粉がのったつけ麵より、こういうあっさりした醤油ベースのつけ麵が好きだ。つけ麵がブームになった直後は魚粉系が多かったけれど、定着してからはまた色々な種類が増えたような気がする。さてお店を出ても12時半くらいだったので、国道をひた走り、コメダ珈琲に入った。ちょうどよく夏季限定のかき氷が始まっていたので、張り切って注文。かき氷にソフトクリームを載せるの、子供の夢そのものでテンションが上がる。近所のお好み焼き屋で、夏祭りの屋台で、高速のサービスエリアで、「かき氷とソフトクリームどちらにしよう」という選択に悩んでいたあの頃。あの頃の自分が見たら叫んでしまうのではないだろうか。ぼちぼちと喋ったあと、友人が飼っている猫と遊ばせてもらってから帰宅。夜は「バナナサンド」を見た。木村佳乃をゲストに迎えた通常放送の一発目。グルメをかけたババ抜き対決のハードローテーションに、深夜枠からゴールデンタイムに移動したバラエティ番組特有の「嫌な予感」を感じずにはいられないが、今回も面白かった。今日は早めに眠りたい。

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「つけそば」の麺

 5/5(水):子供の日。いや、正確には「こどもの日」。ゴールデンウィーク最終日という人も多いのでしょうか。私はなんというか、現状別枠になっていますので……。ぼんやりと起きて、ぼんやりと朝ご飯を食べる。天気が悪い。起きたときには雨が降っていた。この連休で天気が良かったのは昨日と一昨日くらいだったような記憶がある。行楽地の人出はいかがでしょうか。午前中から外出。車に乗ってイオンモールへ。雨のせいなのか、はたまた湖岸公園の駐車場が閉鎖されている影響なのか、湖岸道路はめちゃくちゃに空いている。いつもより10分ほど早く到着した。しかし駐車場はめちゃくちゃに混んでいて、屋上に車を停めることになった。平面の駐車スペースを好む県民性にあってこういう事態になるのは珍しい。雨が降っていたせいもあるとは思うけれど。モール内はこれまためちゃくちゃに混雑していて、さっきまで見ていたワイドショーが嘘のようだった。暴動なき運動の一種なんじゃないかと思うし、自分もまたその一部。とりあえずお昼ご飯を食べるため、最近フードコートにオープンした徳島ラーメンのお店「東大」へ向かった。結構な行列。そしてフードコートの平均年齢の低さ。頑張って列に並び注文を済ませ、ラーメンを受け取る。このお店の名物である無料の生卵はひとつだけにしておいた。ただ、メニューに載っている商品写真にはすでに生卵が割ってあるものの、実際には自分で入れるスタイルで提供時にはのっていないので、混乱している人もいた。私の後ろに並んでいた人の方から「あれ、卵は?」と聞こえてきた。ラーメンはとても美味しかった。すきやき風の味。食事を済ませたあとは映画館へ。今日は「エリザベート ガラコンサート」のライヴ中継で、大きな目的がそれになる。緊急事態宣言のあおりをもろに受けたせいで公演期間の途中から無観客配信という形を取らざるをえなくなったが、そういう形でも見られるのはうれしい。もちろん「うれしい」という感情だけがすべてかと聞かれれば、首を縦に振ることは絶対にないけれど。トート役を望海風斗が、エリザベート役を夢咲ねねと明日海りおさんが務めるというスペシャルバージョンは、本当にスペシャルな内容だった。宝塚歌劇団の演出家を務める生田大和氏が望海風斗を「歌が上手いなんてもんじゃない」と評したエピソードはファンの間では有名だが、確かに歌が上手いなんてレベルではなかった。特に「最後のダンス」はなんというか、劇場のスクリーンが割れてしまうんじゃないと思ってしまった。終演後の挨拶には小池修一郎氏と小柳菜穂子氏が登場し、それぞれちょっとした挨拶をされたのだが、小柳先生の言葉が胸に残っている。「配信無観客という形で、どうにかして思いを届けたいと考えてくださっているというみなさんの声を耳にしますが、舞台稽古も含めて稽古と本番では演者のパフォーマンスも、演者自身が思っていることも全く違ったので、たとえこういう形であっても見てくださるみなさんのお気持ちは届いています」。拍手なき舞台の寂しさに打ちひしがれているところだったので、こう、グッとくるものがあった。「ショーストッパーなき時代」に何が出来るのかということを改めて考えながら、帰宅。うまい具合に疲れたので、早めに眠りたい。

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チャーハンセット

   

 5/6(木):平日です。みなさんいかがですか。ぼんやりと起きて、ぼんやりとニュースを見ていると、東京では電車が減便された結果無意味な混雑が生まれているらしい。なんとなく、確実に人出を抑えることが出来ていない状態で電車の本数を減らすとめちゃくちゃ混みそうだなと思うけれど、どうなんだろう。そのまま「スッキリ」を見ていたら、竹内涼真が初めてミュージカルに挑戦するという特集が組まれたいた。演目は『17 AGAIN』。そういえば学部時代の同期がこの作品にアンサンブルとして出演すると言っていたなぁなんて思っていたら、稽古場の様子を映した映像にチラッと見切れていた。みんな、頑張っている。今日はまた天気が良くなったけれど、一歩も外には出なかった。緊急事態宣言が延長されるらしい。そりゃあそうだろうという気持ちと、一体何をやりたいんだかという気持ちが半々くらいある。なんというか、この数年で本当にめちゃくちゃな状態にあるんだなぁ日本ってと思うことが増えた。このままオリンピックが開催されて、実際にテレビやなんやらで報道されて、「感動」する人が出てきて、形はどうあれ開会式と閉会式が済んでしまえば「やったね」というムードに包まれてしまうのかなと思ったりする。今日はそんなことを考えていたら一日が終わった。夕方くらいから自宅のWiFiの調子が急に悪くなり、繋がらなくなった。ルーターをいじっても改善しないので首を傾げていたら、パソコンの方は普通に接続されている。テレビやPS4も大丈夫だった。じゃあと思ってスマートフォンを再起動してみると、やっぱり繋がらない。母のスマートフォンも全く同じ症状だったので、どうやらスマートフォンに問題があるらしい。もうすこし様子を見てみるけれど、ダメならどうするのがいいのだろう。とりあえずauショップだろうか。

 

 5/7(金):天気は下り坂。湿度も高くて、春が初夏に移っていくのを感じるような一日。午前中はぼんやりと過ごしつつ、とりあえず家のことをする。まず、「ハライチのターン」を聞きながら掃除機をかける。連休中はほとんど目を背けていたので、今日は張り切ってソファも動かした。クイックルワイパーの汚れに、自分がどれだけサボっていたかを感じる。澤部さんのフリートークは「パンフェス」、岩井さんは「初サウナ、初整い」。岩井さんがサウナで整っているところは全く想像がつかない。岩盤浴にはよく行くけれど、サウナには久しく行っていない。主に客層と昨今のサウナブームで、岩盤浴に比べれるとめちゃくちゃ混んでいることが多い。時勢も相まって、避けるようになってしまった。しゃべらないと死んでしまうおじさんは一定数存在する。そしてそれは悪いわけではなく、では別々のところで暮らしましょうというお話です。家のことを済ませた後は、連休中に録画して見られていなかったドラマたちを再生する。とりあえず『おちょやん』。千代が道頓堀を去り、ラジオドラマで復帰するまでを描く一週間。宮澤エマとドランクドラゴン塚地武雅の演技が光る。宮澤エマの存在感と、塚地の自然な雰囲気が良い。そして「塚地武雅」という名前のカッコよさ。蛇足。ポスターと写真だけの出演だった天海祐希も、さすがのひとこと。次に「コントが始まる」の第3話。有村架純の凄み。およそ15分に渡る、暗澹たる独白。「かわいい女優」なんて立ち位置ではないのだということを再認識させられた。関係ないけれど、「イケメン俳優」の対義語というか、いわゆる「若くてかわいい」……適切な形容が思い浮かばないのでこの話はここでやめます。なんとなく。午後から降り出した雨に引っ張られるように調子が下がってきたので、夕方からは寝てしまった。まだギアが上がってこない。夜は「千鳥の対決旅」を見る。いつだったかTwitterのタイムラインに流れてきた、若手芸人たちの一斉海鮮丼ツイートはこのロケだったのかと合点がいった。ロバート・秋山はなにをやっても面白い。そして象とPK対決をしたおいでやす小田を見て、「人のうめき声って面白いな」と思った。もうすこし作業をしてから寝たい。

 

 5/8(土):昨日はあまり寝つけず。ゴールデンウィーク期間はわりと眠れていたのに。気持ちの問題なのか、単純に外出して体力がなくなっているからなのか。真相は、闇の中。ぼんやり起きてぼんやり朝ご飯を食べつつテレビを見ていたら、葵わかなさんと岡本玲さんが茨城を観光していた。葵わかなさん、『ロミオ&ジュリエット』を観て以来応援しています。ちょうど一年前、彼女が演じる『アナスタシア』を梅田芸術劇場の最前列で観る予定だったんですが、ただの予定になってしまい……。一年経ってもまだ全然新鮮に悲しい。悲しいよ。海鮮丼を食べながら日本酒を飲み、「自粛生活でワイン1本とか開けるようになっちゃった」と話す様子が素敵でした。午前中はそのままぼんやりと過ごし、お昼前に外出。近所のうどん屋で昼食を取った。今日は前から食べたかったざるうどんを注文。他のメニューとは違う、ざるうどん用の細麺が美味しかった。自分が食べている途中でお店に入ってきた人が入り口の扉を開けて、閉めないまま席に座ったのだが、こういう人の家は扉という扉がすべて開きっぱなしなのかなと思った。開けて入ったら閉めませんか、とりあえず。「開けておいてください」とか言われない限り。午後は家で過ごした。雲行きが怪しくなって、湿度も高くなってきたのでこのまま雨が降るのかなと思っていたが、結局降らなかった。雨が降りそうで降らないの、一番もやっとする。ゴールデンウィークも終わったので、布団の衣替えを済ませた。かけ毛布はすでに片付けていたため、今日は敷毛布を押入れに。あっという間に夏が着て、掛け布団がタオルケットになるのだろう。ここ数日の懸念事項だったWi-Fiの不具合は、めちゃくちゃ調べてめちゃくちゃ色々なことをしたら、直った。いや、「直したった」となまりたい。これで大きなストレスが解消される。いまや生活になくてはならないものこと、Wi-Fi。ちょっと依存しているような気もする。

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ざるうどん、ちくわ天

  5/9(日):今日も今日とて微妙な天気。雨が……降ってます?みたいな時間と、雨が……降ってはないです?みたいな時間が交互に夜まで続いた。気圧が不安定だと情緒も不安定になりますよ、みなさん。今日はあまり書くことがない。Wi-Fiを復活させたので、TVerでいくつかバラエティを見る。まず「シンパイ賞」。視聴期限ぎりぎり。街にいるヤバいやつを集めたコントという、企画だけを聞くとヤバそうな雰囲気だったが、どのコントも面白かった。次に「トゲアリトゲナシトゲトゲ」。大喜利大喜利するという、大喜利脱構築回。三人の出演者たちにグルーブ感が生まれてきていて、さらに面白くなってきた。1000人の男に回答を大声で言わせる大喜利、世界が落ち着いたら絶対にやって欲しい。どう転んでも面白い。昼前から午後にかけて、ぼちぼち作業。まったく捗らなかったので、途中からは録画していたドラマを消費しながらやった。「着飾る恋には理由があって」3話、なんとなくもう見るのやめようかなと思う回だった。でも、大きくてフワフワの犬が出てるしなぁ。夜はフジテレビで放送されていた特番を見る。各芸人がショートネタを拾うする最初の1時間で、ランジャタイがCM跨ぎを任されていた。さすがにちょっと尖りすぎじゃないですか。怪奇!YesどんぐりRPGはいつもの感じだったし、チョコレートプラネットは「有吉の壁」で手ごたえがあったキャラを披露していた。実験場と化す「壁」。なんとなく今日は「シンパイ賞」をリアルタイムで見た。べろべろに酔っ払った霜降り明星せいやが新幹線で偶然会った相方の粗品に大声で「こんにちは!」とあいさつしたエピソードが最高。今日は早めに寝て、明日から気持ちを切り替えて頑張りたい。

 

坂元裕二脚本『大豆田とわ子と三人の元夫』第2話

 岡田将生のすごさについてはこのブログで何度も述べてきたところだが、彼の素晴らしいパフォーマンスは坂元裕二が脚本を務める『大豆田とわ子と三人の元夫』においても変わらない。変わらないどころか、中村慎森という捻くれた屁理屈屋の悲哀を的確に演じ、坂元裕二に特有の膨大なまでのセリフを完璧に発話している。

 大豆田とわ子の三人目の元夫である中村慎森をメインに据えた第2話は、冒頭で慎森が間違えた買った犬用の最高級缶詰、白濁した湯船で慎森が愛でるパンダなど、「混ざりあうこと」をモチーフに描かれている。そしてその「混ざりあうこと」は、人と人とが出会い、変化していくこと」へと昇華される。「オシャレ」が徹底して突き詰められているこのドラマだが、しかし登場する人物はどこまでも取るに足らないような生活を生きている。建設会社の社長であってもうどんにイヤフォンを落とすし、弁護士であっても湯船で寝落ちして壁に頭をぶつけてしまう。そんな人たちは、自分以外の誰かと出会うことで簡単に変わっていく。カフェでたまたま居合わせた女子高生の勉強風景が、大豆田とわ子に社長就任の決心をさせたように。そして中村慎森もまた、大きく変わっていく。「~っているかな?」という形でもって、あらゆることに毒づく慎森が。「お土産っているかな?」と言いながら、醤油を持参。「スポーツっているかな?」と言いながら、公園でバスケットボールにいそしむ。「あいさつっているかな?」と言いながら、こんばんはすきやき、おはようございます。「人間って走る必要あるかな?」と言いながら、連行されたとわ子を走って追いかける。「いちいち離婚したって言う必要あるかな?」と言いながら、警察署で「大豆田とわ子の離婚した元夫です」。「人を幸せにする機能が備わっていない」慎森に大豆田とわ子が混ざり合って、不当解雇に喘ぎ公園で生活する女性を救うために動き出す。

別れたけどさ、今でもいっしょに生きてると思ってるよ

 

浜田秀哉脚本『コントが始まる』第2話

 第2話冒頭のショートコントは「屋上」。新居に引っ越してきた春斗(菅田将暉)と潤平(仲野太賀)の夫婦がベランダに出ると、向かいのビルの屋上から飛び降りようとする瞬太(神木隆之介)を見つける……というもの。

 ──新たな生活の始まりに自殺と遭遇する。第2話において、「屋上」は「始まりと終わりが交差する場所」として描かれている。「10年やって売れなかったら解散する」という制約のもと始まったマクベス。それぞれのメンバーはその10年、つまりは解散を前に始まりを振り返る。マクベスの始まりは、高校時代の文化祭だった。潤平が春斗を誘って体育館のステージでコントを披露し、春斗は「二人で本気でコントをやろう」と潤平に声をかけた。春斗は、「潤平しかいない」と思っていたのだろう。しかし、潤平は違った。潤平がコントを文化祭でコントをやろうと思ったのは、片思い相手の岸倉奈津美(芳根京子)に振り向いて欲しいからだった。そもそも、春斗は潤平にとって三人目だった。潤平はまず瞬太に声をかけたが断られ、別の人物にも断られ、最後に春斗を誘っていたのだ。そして、春斗はそのことを知らなかった。潤平には潤平のうしろめたさが。春斗には春斗のうしろめたさが、ある。こういう「うしろめたさ」、あるいは「他者に対する拒否感」みたいなものをすくい上げるのが上手い。自分たちのファンであるという里穂子に対する春斗の対応や、瞬太のバイト先の店長に対する苛立ち。ぶつかり合っているようで、どこまでも遠回りしていくコミュニケーション。コミュニケーションを遠回りさせているのはおそらく、マクベスのそれぞれが胸に抱く「後悔」だろう。  

 この第2話は、マクベスの三人による、それぞれの始まりたる「文化祭」つまり「過去」への巡礼が大きなテーマとなっている。自分の人生を誰かになすりつけ、それでも、それでもひとりではいられない春斗・潤平・瞬太。瞬太の自殺騒動を経て、マクベスはそれぞれの10年間と向き合い終えた。自分と春斗・潤平の間に横たわる大きな溝を越えて、瞬太がふたりのいる場所へ飛び込んでいくコント「屋上」は、マクベスの歴史そのものだった。

 

 

 

 

 

 

週間日記(2021/4/26~5/2)

 4/26(月):天気が良い。空は青くて高い。一方でものすごく風が強い。窓を開けるとレースが大きくたなびく。中学や高校の教室を思い出す。外から吹き込んだ強い風をカーテンが受けて、教室にちょっとした「空間」が生まれる。まさしくエアーポケットのようなその空間はちょっとした非日常、社会の中に現れる宇宙……もういいですか?いいですね、たぶん。今日は本当にダメな日だった。まったく起きていることが出来なかった。活動時間でいうと、おそらく6時間くらいしかない。過眠。まず、起きたらお昼だった。啞然としながらも朝ご飯(お昼)を食べ、とりあえずTVerで「トゲアリトゲナシトゲトゲ」を見る。最近なにかと話題のさらば青春の光・森田。主に相方のせいで。近年稀に見るストロングスタイルかつ低予算な「トゲトゲ」。終わる気配がすごいけれど、頑張って欲しい。その後は録画していた「新しいカギ」レギュラー放送初回2時間スペシャル。ハナコ霜降り明星・チョコレートプラネットによる新たなコント番組。面白くて仕方がない。力見力さんのインパクトたるや。全組第七世代で番組を作るのか思いきや、やはりチョコレートプラネットの実力はこの中でも飛びぬけているように思う。「実は浜辺美波の笑い声が入っていました」という仕掛けはちょっとよく分からないけれど。その後はもう、夜まで眠った。爆睡。日が沈むまで眠る。自律神経を整えるために交互浴をした。湯船につかった後は水シャワー。これを何度か繰り返す。最終的に「でっかい水風呂に入りたい」という気持ちだけが残った。家でやるには限界がある。ふわふわしながら滋賀県内のニュースを見ていたら、湖岸道路沿いの公園をゴールデンウィーク期間中は閉鎖することを検討しているらしい。25日の日記にも書いたけれど、確かにあれだけの人数が集まってしまうと仕方ないかなという印象がある。県内の人しか使えないという措置を取るわけにもいかないだろうし。もうめちゃくちゃ眠いので、早めに眠る。

 

 4/27(火):しっかり起きることが出来た。昨日あれだけ寝たんだから、そりゃあそうだろうという感じもある。過眠と不眠のサイクルが一度ぶっ壊れたような。早く寝て、早く起きる。変な強迫観念があるので、なるべく一般的な生活がしたい。一般的というか、雑誌に載っているようなというか。午前中はずっとドラマを見ていた。まず『おちょやん』。荒れに荒れている。実在した人物の生涯を下敷きにしている以上、そういう方向に進んでいくのだろうとは思っていたものの、一平(成田凌)のクズっぷりがすごいことになっている。実在の渋谷天外は20年で100人以上の女性と不倫をしていたと言われているが、『おちょやん』の一平は長年千代(杉咲花)と二人で暮らしていたので余計にクズ。本当に。次に『ネメシス』。橋本環奈がレギュラーになるための回。広瀬すずと橋本環奈のパワーが強すぎるので、成立しているけれど。そして『コントが始まる』。1話に続いて2話もしっかり面白い。マクベスにとっての異分子たる中浜里穂子(有村架純)に対して春斗(菅田将暉)が起こす拒否反応が良い。みんな、本来は他者に対してある程度のバリアがあるはずなのだ。物語において軽視されがちな拒否感をしっかりとすくい上げて、遠回りしたコミュニケーションを誠実に描く脚本が好き。最後に『イチケイのカラス』。ストーリーもしっかりしていたけれど、あまりに豪華なゲスト出演陣への印象が強い。遠藤憲一永野芽郁広瀬アリス。完全に映画の宣伝だが、公式サイトによると竹野内豊バカリズムの間に親交があるかららしい。ちょっとガチャガチャするよ、ドラマが。傍聴マニア役の芸人枠には空気階段。今までの中で一番上手かったような気がする。午後は寝たり起きたり。そんなには寝ていないけれど。だいたい30分くらいの仮眠を一度挟んで作業を進める。夜は、何もしていない。断言できる。何もしていない。今は生活サイクルを戻す時期だと割り切って、今日も早めに寝たい。

   

 4/28(水):天気が悪い。一日中雨が降ったりやんだりしている。気圧も低いので、微妙に頭がすっきりしない。ぼんやりした一日。今日も普通に起きることが出来た。この調子。いつもと違う生活サイクルを試してみようと思い、朝食はコーヒーだけにしてすぐ作業に取り掛かった。なんとなく集中出来たような気もするけれど、めちゃくちゃお腹が空いてどうにもならなかったので今日で終わります。終わり終わり。人にもよるが、個人的に朝食は抜かない方がよさそう。遅めの朝ご飯を食べてから、ぼちぼち作業を進める。TVerで「あちこちオードリー」を見ながら。ゲストは藤井隆空気階段。同時代を生きる圧倒的な天才のひとりこと、藤井隆。およそ40分の放送時間で数々の名言が飛び出していた。「学生時代から人気者だったでしょ?」というオードリー・若林からの質問に対する「カーテンの中で友達とモノマネしてました」、「吉本が国とつるんで変なことやってる」。そして若手の頃にやった「インド人の格好をして菅野美穂に紹介された蕎麦屋に行き、最後にカレーをかけて全部めちゃくちゃにする」ロケ(なんだそれ)がどうしてもやりたくなかったときの「インド人はカレーかけとけばいいみたいな、それって差別じゃない?っていう」。完璧な時代感覚。慶応大学を三か月で退学して空気階段・かたまりのエピソードも良かった。いるよねぇ、自分のこと面白いと思ってる全然面白くない大学生。30分くらい仮眠を取り、午後も緩めに作業。録画していた『大豆田とわ子と三人の元夫』を見る。今週もめちゃくちゃ面白い。東京03・角田がもう佐藤鹿太郎というより角田そのものだった。夜は「有吉の壁」から「刑事コロンボ」へ。「コロンボ」がめちゃくちゃ良かった。ラスト、捕まる前に「動機を教えてくれ」と言われた犯人が「やり方を知っていたからさ!」と答えるシーンが最高。そう、やり方を知っていたから。自分の思いついたひとつのスマートな方法を実行する。そこに善悪は関係ない。卓越した知性が必ずしも倫理観を備えているとは限らない。

 

 4/29(木):天気が悪い。ゴールデンウィーク、11連休の初日は雨のスタート。一日中雨が降っていた。それに伴って調子も悪い。昨日はまた寝つきが悪く、あまり寝られなかったが、いつも通りの時間に起きてぼんやりと朝ご飯を食べた。録画していた「おにぎりあたためますか」を見ながら。およそ2年前の大分の旅。大分、一度だけ行ったことがある。大阪からフェリーで。フェリー「さんふらわあ」で。フェリーの旅、完全なる非日常で最高。は~旅に出たい。旅に。旅行がしたい。当たり前だけど、この1年は遠出をしていない。去年の石川旅行くらい。石川はこう、ギリギリ遠くない。車であまりストレスを感じない距離は遠出に入らない。2月、3月の東京は試験関連なのでノーカン。ざっくり言うと九州に行きたい。は~旅行がしたい。こういう天気なので、今日は一日を家で過ごした。とりあえず録画していた『恋はDeepに』第3話を見る。大谷亮平の人が殺せる万年筆スローイングがめちゃくちゃ面白かった。なに?このドラマ。なんですか?まだ分からない。次は『今ここにある危機とぼくの好感度について』。面白い。かなり練られているような気がする。ポスドクをめぐる社会問題、そして「なにも言わなければ好感度は上がりも下がりもしない」という、期せずして時代にフィットしたような社会風刺。実際、あの人の好感度は下がり続けているような気がするけれど、それはそれとして。昼から夕方にかけて、途中で仮眠を挟みながら作業をする。気圧が低いのでめちゃくちゃに眠い。夜は特に何もせず。ぼちぼち作業をしてから眠りたい。

 

 4/30(金):今日も微妙な天気。午前中こそ晴れ間もあったが、午後は何度か通り雨があった。ゴールデンウィークは不安定な天気が続くらしく、ご時勢も相まってまったく楽しい気分にはならない。昨日は寝る前にTVerで「かまいガチ」と「机上の空論城」を立て続けに見た。かまいたち祭り。最近は全部の番組に出ているんじゃないというくらいテレビに出ている。2019年M-1ファイナリストの中でも、圧倒的な出世頭だ。「かまいガチ」ではクズ芸人たちが自分のアイデンティティに葛藤を見せていたけれど、もうどうやったってクズからは抜け出せなさそうなので、そのまま何も考えない方がよさそうだった。頑張れ岡野陽一、頑張れザ・マミィ酒井。「机上の空論城」には吉本滋賀に住みます芸人のファミリーレストラン・原田が出演していた。BBC(英国のじゃない)以外で見るのはかなり久しぶりだった。一度、野洲にある中華料理のお店に入ったらちょうどレジで会計をしている人がいて、なんとなく見ていたら原田さんだったことがある。本当に滋賀に住んでいるんだなと思った。午前中はいつも通りの時間に起きて、朝ご飯を食べながら録画していた「アメトーーク」を見る。おいでやす小田をフィーチャーした回で、麒麟・川島の「町内のヤバいやつのボリュームで来るじゃないですか」というギリギリのコメントが最高だった。その後は「ハライチのターン」を聞きながら掃除機をかける。澤部さんのフリートークに登場したヤバいやつのヤバさに笑ってしまう。今日はここ最近で言うと一番集中力があって、昼前から夕方までノンストップで作業をすることが出来た。

 

 5/1(土):天気が悪い。最悪のゴールデンウィーク。天候関係なく最悪なご時勢ではあるけれど。昨日は寝つきが悪く、快眠とはいかなかった。「毎日すっきり眠れてます~!」なんて人の方が少ないのだろうと思ってはいるのだが、やっぱり理想としては毎日毎日スッキリ寝てしゃっきり起きたい。そんなこんなで、ぼんやりと起きる。今日はあまり作業が進まず、ほとんどの時間テレビを見ながら過ごした。まずは朝ご飯を食べながら「旅サラダ」を見る。元雪組トップスターの壮一帆さんが出演されていた。剣道の有段者として有名で、現役時代も「和物の雪組」を率いるトップスターとして素晴らしい殺陣を披露されていたことを覚えている。その後は「あさパラ」から「せやねん」へ。今週の「あさパラ」は2時間スペシャルだった。最近のテレビ、特にゴールデン帯のバラエティ番組は「毎週1時間放送」ではなくて「2週に一度2時間放送」になっているものが多いような印象があるけれど、正直個人的にはやめて欲しい。テレビを曜日感覚の助けにしているので、「この曜日この時間にはこの番組」という図式が崩れると違和感がある。あと、連続して放送される番組をひとつにまとめて「コラボ3時間スペシャル!」と宣伝しているようなスタイルも好きではない。コラボを謳っているわりにふたを開けたらなんてことはなくいつも通り順番に放送しているだけ、という構成が多すぎる。今週の「せやねん」はめちゃくちゃに面白くて、ここ最近のバラエティで一番笑ったような気がする。午後からのあるコーナーにニッポンの社長が出演し、ケツが特技である「ノーリアクション食レポ」を披露するため「日本一辛い麻婆豆腐」や「日本一酸っぱい梅エキス」などが用意されていて、汗をかきながらも麻婆豆腐をクリアし梅エキスもなんとか食べきったのだが、カメラが切り替わって自分が映らなくなったところでものすごい吐瀉音が響いてきた。全貌は分からないものの、おそらくある程度吐いてしまったのだろう。関西ローカル土曜お昼の生放送なのに、一昔前の深夜バラエティみたいな雰囲気だった。テレビは生放送の方が好きです。午後もまたぼんやりと過ごし、夜も同じような流れ。今日一日でNMB48渋谷凪咲を5回くらい見たような気がする。アイドル版かまいたちか?というくらいテレビに出ている。せめてすこしは作業をしてから寝たい。

 

 5/2(日):落ち着かない天気。まずもって寒い。昨日から最高気温が10℃近く下がっている。体調を崩してしまいそうだ。昨日も快眠とはいかず、ぼんやりとした目覚めになった。「シューイチ」には品川庄司がコンビでロケに出ていて、久々の「尖りシューイチ」。山に分け入って山菜採りをするという、この季節のテレビで100回くらい見るやつだった。「山菜の王様」を冠する山菜、大量にありませんか。並立制?今日も外には出ていない。ゴールデンウィークなのに。もうちょっと外に出ないと不健康な気がするけれど、この一年間に関して言えば閉じこもれば閉じこもるほど健康になる。健康になるというか、厳密に言えば「危険が少ない」の方が正しい。しかし、リモートワークと通販をフル活用して一歩も外に出ない生活を送れたとしても、それはリスクをアウトソーシングしているだけに過ぎない。自分が部屋にいる間も物流は止まらないし、病院は24時間フル稼働している。みんなが外に出なければいいというのが成立しない以上、色々なことを考えなければならない。そう、色々なことを。これはいわゆる「逃げの一手」です。朝ご飯を食べたあとすこし仮眠を挟んで、お昼前からぼちぼちと作業をする。録画していた「プロフェッショナル 庵野秀明」を見ながら。好評を博した前回放送に未公開映像を加えて完全版。何回見ても面白かった。おそらく未公開部分だと思われる箇所で庵野秀明が言った「夢はないよりあった方がいい」という言葉が印象に残っている。確かに。夜は「イッテQ」。九州の風景が多く映されていて、本当に旅行がしたくなった。その後はこれまた録画していた「かりそめ天国」を見る。金曜夜8時、「ぴったんこカンカン」「かりそめ天国」「新しいカギ」のダダ被りしているので本当に最悪だ。1時間ずつずれて欲しい。すこし前にこの番組のグルメレポーターを卒業したハナコ・岡部の後釜を探すコーナーで、駒込のラーメン店「奏」が紹介されていた。もともとは滋賀県野洲市にあった人気店が2月から東京に移転したのだが、ネットニュースではすでに取り上げられていたりと、早くも人気店となっている。確かに昔から美味しかった。ラーメンも美味しいけれど、個人的に滋賀県内のあぶらそばは「奏」と「ひばり」の双璧だと思っている。今や一強になってしまったけれど。もうすこし作業をしてから眠りたい。

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在りし日の「奏」の鶏そば(まだ丼に「奏」のロゴがない)

 

 

週間日記(2021/4/19~4/25)

 4/19(月):めちゃくちゃ天気が良い。陽射しは豊かで、それでいて風は冷たい。めちゃくちゃちょうどいい。気候がどんどん春らしくなる一方で、寝られない日が続いている。寝られないと言ってもそこまで重大な症状ではなくて、ちょっと寝られないような気がするな~程度のことなので、あまりお気になさらないでください。みなさん。生活リズムがばらばらになっているのが一番の問題。今日も微妙な時間に起きる。録画していた「いろはに千鳥」を見ながら朝ご飯を食べて、「ジャンプ」を買うため外に出る。気候が良い。すこしだけ散歩をしてから帰宅。今週の『呪術廻戦』、ケンドーコバヤシが出てませんでしたか?あの世界の日本がどうなっているのかがめちゃくちゃ気になる。それからは家のことに取り掛かった。「バナナムーン」を聞きながら。先週分の放送はなんだろう、ずっとトークが上滑りしているような雰囲気だった。トークというか、演者とスタッフ含めた番組全体が。みんな疲れているのかもしれない。年度初めだし。午後は寝たり起きたり。夜の睡眠が上手くいかなくなってからというもの、どうしても眠くなってしまって昼間に1時間から2時間くらいベッドに入る、みたいなサイクルになっている。寝られているならいいだろうと開き直るか、どうするか。夕方にかけてゆっくりと作業をして、「大豆田とわ子と三人の元夫」の感想エントリーを書いた。自分の動作が緩慢になっているのを感じる。色々とドラマもたまっているし、小説も書きたいし、靴を洗って防水スプレーをかけたい。頑張れば全部出来るはずなので、そろそろバチっと気持ちを切り替えなければ。夜はTVerで「トゲアリトゲナシトゲトゲ」と「あちこちオードリー」を見た。自分以外の出演者が話しているのを聞いているシソンヌ・じろうさんが楽しそうでよかった。「R-1は非公式」、実際に優勝している野田クリスタルしか言えないセリフ。すこし作業をしてから寝たい。

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 4/20(火):めちゃくちゃ天気が良い。昨日もめちゃくちゃ天気が良かったけれど、今日はそれを超えてきた。気温もちょうどいい。今日の天気を保存していつでも再生できるようにしておきたい。昨日は久しぶりに上手く眠れたような気がするし、いつも通りの時間に起きることが出来た。これが続いてくれると嬉しい。続けられるかどうかはもう、私の管轄下にはない。神のみぞ知る。起きて、朝ご飯を食べながらTVerで「キョコロヒー」を見る。もうなんというか、15分くらい齊藤京子とヒコロヒーでしゃべり続けて欲しい。次に録画していた先週分の『おちょやん』。明日海りおさんの出演はもうなさそうだけれど、ここまで見たからには最終回まで見続けたい。出てきたうどんが明らかに「道頓堀今井」リスペクトのきつねうどんで、久しぶりに食べたくなった。そもそも考えてみれば、「芝居茶屋→楽器店→戦争→うどん屋」という変遷は「今井」の歴史そのままだ。試作品として「親子丼」が供されたのもニクい。だいたい10時過ぎになったので、着替えて外出。先週クリーニングに出していたセットアップを受け取りに行く。外に出るとさっき言ったようにめちゃくちゃ天気が良くてなんだかテンションが上がったので、ついでに近所を散歩した。日差しも風も心地良い。すこし歩いたところにあるコーヒーショップで冷たいコーヒーでもテイクアウトしようかなと思ったら、火曜と水曜が定休日だった。そういうこともある。30分くらいで帰宅。ようやくマウンテンパーカーとスニーカーに防水スプレーを散布した。ベランダで。風が強くてスプレーが自分にもかかってしまった。水をはじくようになるかもしれない。午後は録画していたドラマを見つつ、ずっと作業。まずは『ネメシス』。炸裂するサクラップ。「危ない刑事(デカ)だな」という名台詞。次に『コントが始まる』。一瞬映った明日海りおさんの美しさったらない。そして「これは絶対面白いな」という雰囲気がある。エントリーを書くかもしれない。最後に『イチケイのカラス』。今週もしっかり面白い。よく作られている。丁寧に。鬼越トマホークの異物感がすごかったけれど。夜は「バナナサンド」スペシャルから「マツコの知らない世界」へのリレー。設楽さんが体を張るタイプの罰ゲームをやっているところが見られる数少ない番組。ゲストの川口春奈が紹介していた五島列島グルメ、ほとんど日村さんが「せっかくグルメ」で食べていたものだった。「マツコ」に出ていたミュージカル女優のプロフィールが「宝塚音楽学校入学」という変わった表現だったので調べてみたら、あぁなるほどという感じだった。100年の歴史、さまざまな生徒たち。生活サイクルを戻すため、今日も早めに寝たい。

 

 4/20(水):入眠チャレンジ、昨晩は失敗でした。宇宙について考える無為な時間が罪上がっていくだけでした。うーむ。頬の痙攣は治まってきたので、光は差しつつある。うんうん。ぼんやりと起きて、ぼんやり朝ご飯を食べながら録画していた『大豆田とわ子と三人の元夫』を見る。屁理屈をこね回す岡田将生のなんと愛らしいことか。こういう役をすんなりとこなす(ように見える)俳優のレアさ。ちょっとした役で岡田義徳さんが出演していた。『イチケイのカラス』3話にも出演されていたので、おぉと思った。絶妙な存在感。星野源の主題歌聴きたさに録画していた『着飾る恋には理由があって』を再生しながらすこし作業をする。表参道にある大きな家で男女数人がシェアハウスをするという舞台設定なのだが、そのシェアハウスがあまりにも巨大かつオシャレで、もうちょっとしたファンタジーの域に入っていた。大きくてきれいな犬までいた。ドラマの中のドラマというか、なんだろう、2000年代で絶滅したような雰囲気の舞台設定。それ絶対見えてないですよねという距離感のソファとテレビ。来週も見るかはちょっと分からない。録画だけして寝かせるかもしれない。お昼前くらいに外出。車に乗って散髪へ行った。本当なら美容院は徒歩圏内の場所に通いたいのだが、ずっとお世話になっていたところはこういうご時勢の影響なのか閉店してしまった。居抜きで入った店舗にはなんとなく行く気にならず、閉店したお店で働いていた人が独立したところへ通っている。だいたい1時間くらいで終了。頭が軽くなった。そのまま帰るには惜しいくらい天気が良かったので、ちょっとしたドライブついでにスターバックスで甘い飲み物を買ったりファミリーマートでチケットを発券してから帰った。午後は寝たり起きたり、作業をしたり、昨日届いた『fff/シルクロード』のBlu-rayを見たり。望海風斗さんと真彩希帆さん、今は何をしていらっしゃるのでしょうか。公演のお稽古でしょうか。彩凪翔さん、お元気ですか。「偉大な男役が偉大な娘役を育て、偉大な娘役が偉大な男役を育てる」とはよく言われるところですが、今の雪組を見ていると本当にそう思う。カッコイイ男役がいれば娘役は気を引き締めるし、懐の深い娘役がいれば男役はのびのびと男役に徹することが出来る。これからの雪組にも、期待しかない。今日は早めに眠りたい。

   

 4/22(木):昨日の眠りはぼちぼちという感じ。過眠と不眠、あざなえる縄のごとし…。今日も天気がいい。ちょっと良すぎるぐらいだった。午前中から車に乗って外出。目的地はピエリ守山のスーパー銭湯。浴場内や休憩スペースなどでは喋らないようにする「黙浴」のお願いがそこかしこに貼ってあるものの、やはり施設側のルールに従えない人も一定数いる。今日の岩盤浴場はそもそもあまり人がいなかったので大丈夫だったけれど、大浴場の方はぼちぼち。休憩スペースでは『ハンチョウ』を読んだ。こう、肩の力を抜いて読むことが出来るので良い。お昼過ぎくらいに銭湯を出て、ピエリ守山をすこしぶらぶらする。ドーナツを買ったり、薬局によったり。自分に合うリップクリームを探し続けているものの、最近はワセリンに回帰している。結局ワセリンかもしれない。帰り道の途中にある「名門」でお昼ご飯を食べる。20年以上前から通っているラーメン店。店員さんがその当時から一切老けたりしないのですこし怖くなってきた。胡椒の効いたクラシックな焼き飯を食べて、帰宅。午後は寝たり起きたり。基本的にやる気のない午後だった。夜はなんとなく「VS魂」を見る。やっぱり今一つ盛り上がりに欠ける印象がぬぐえない。肝いりだった「ダマシ魂」をやる代わりに豪華な出演陣が「ワードウルフ」をプレイしていて、迷走感が濃くなっていた。アイドルグループが「人狼」やら「ワードウルフ」をプレイしているところを放送して許されるのは、視聴者がファンに限られてるときだけだと思う。四千頭身は「金スマ」に続いてトリオでの即興ケンカコントをやっていて、こちらも迷走している。今日はすこし作業をしてから寝たい。

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これぞという焼き飯

  4/23(金):今日も天気が良い。昨日はぼちぼち上手く寝つけたような記憶があるけれど、普通に二度寝をしてしまったので生活サイクルとしては芳しくない結果になった。うーん。今だに自分にとって適正な睡眠時間、サイクルが分からない。時と場合によるとしか言えない。ぼんやりと起きて、朝ご飯に昨日買ったドーナツを食べながら録画していた「いろはに千鳥」を見る。ノブが白ミル貝をフランス人の男性器に例える伝説の放送回だった。これは至る所で言われているけれど、千鳥でやばいのはノブの方です。デリカシーがないという意味で。「ジャックインザドーナツ」のオランジェットチョコファッションが美味しかった。分かりやすい味。オレンジとチョコレートの組み合わせが大好きなのだけど、いつだかの「かりそめ天国」ではあまり人気がないらしい。それどころか邪道とのことだった。うるせ~、知らね~。その後は「ハライチのターン」を聞きながら家のことをした。まずはスニーカーに防水スプレーをかける。防水スプレーをするまでは「雨なんて最悪だよ」と思っていたのに、いざスプレーをかけると俄然雨が降って欲しくなる。新しい傘を買ったときのように。降らないなら降らないでいいはずなのに。次は掃除機をかけた。今週の澤部さんのフリートークが最高で、笑うと同時にすこしこみ上げてくるものがあった。内容はというと「実家のように思っていた個室ビデオが閉店する」それだけなのに。QRコードつきの「ハライチのターン名刺」を手に入れられる日は来るのだろうか。どこなんだ、日比谷の書店って。午後は寝たり起きたり、作業をしたり。録画していた「有吉の壁」や「恋はDeepに」を見つつ。石原さとみ、いつまで石原さとみなんだ。もう分かりきっている石原さとみの正体が公式に宣言されるまでは見続けようと思う。これで見るのをやめたら負けるような気がする。一体何に負けるのかは分からないけれども。夜は「かりそめ天国」を見た。有吉弘行マツコ・デラックス夏目三久という「怒り新党」メンバー揃い踏みスペシャル。夏目さんはこの秋で芸能界を引退するらしい。幸あれ。

 

 4/24(土):天気が良い。そして昨日はうまく眠ることが出来たような気がする。なんとなく。ぼんやりと起きて、ぼんやりと朝ご飯を食べる。巷でうわさになっている巨大な「パイの実パン」。なんと言えばいいのか、本当にパイの実を巨大にしたような味だった。子供の夢みたいな感じ。今日は外に出ていない。土曜日なのに。午前中は特に何もせず、「あさパラ」から「せやねん」への黄金リレー。「あさぱら」のゲストはアインシュタイン。2人の間にはアクリルパネルが設置されていなかったけれど、それは2人がコンビで家族同然だからなのか2人ともすでに一度感染しているからなのか、どちらなのだろう。品川庄司の品川は「コンビでいることの方が少ないからたまの共演で並びにされるとめちゃくちゃ怖い」と言っていたが。「せやねん」では関西名物若手芸人の体を張ったロケを楽しむ。今週はさや香が野山を駆け回っていた。比喩でなく。午後は案の定寝たり起きたり、作業をしたり。今日も雪組公演『シルクロード』のBlu-rayを見た。何度でも見てしまう。ここ最近だと一番自分に「刺さる」ショーかもしれない。組の顔役はもちろん次代を担う若手の躍動、そして退団者へのはなむけ。このすべてが揃っている作品が好き。夜は夕食とお風呂を早めに済ませて、友人とオンラインで集まってボードゲームをプレイした。「ドミニオン」やら「花火」やら「バトルシープ」やら。めちゃくちゃ楽しかった。アルコールが入った、かつ全員初見の状態でプレイするボードゲームが一番面白いとはよく言われることですが…。日付が変わるくらいまで遊んだあと、解散。早く会いたいなと思った。

 

  4/25(日):今日もめちゃくちゃ天気が良い。北海道付近に停滞している低気圧の影響で北風が吹いていたので数字ほど体感温度は高くなかったけれど、逆に一番いいんじゃないかくらいの気候だった。ぼんやりと起きて、ぼんやりと「シューイチ」を見る。アルコ&ピースがロケに出ていた。この番組特有の、そのコンビにロケさせる?となるやつ。「目がテン」へのあまりに唐突な切り替わりを横目に見ながら準備をして、午前中から車に乗って外出。一路イオンモールへ。日曜日のイオンモールは久しぶりで、やっぱり人が多かった。とりあえずお昼ご飯を食べるため、小籠包のお店に入る。麺類や焼き飯類がアッツアツの石焼状態で出されるのだが、本当にいつまでも熱い。なぜかスプーンが金属なので、命がけで食べなければならない。食事とは戦いである。その後はまずユニクロに行って、ポロシャツを買った。「JW ANDERSON」とのコラボ商品。この夏はこのポロシャツを軸にローテーションを組み立てます。その後は書店に移動して、グルメ雑誌の「Leaf」やらなんやらを購入。ハライチ特集の「クイックジャパン」は売っていなかった。おっ、あるじゃんと思ったらかまいたち特集の号だった。最新の商品をお届けして欲しい。その後もモール内をぶらぶらと歩き、リカーコーナーのウィスキーが微妙な品揃えであることを確認したのち、スターバックスで飲み物を買ってから帰路に就いた。湖岸道路沿い駐車場は車でいっぱいで、公園にはところ狭しとテントが張られていた。確かに今日はいい天気だけれど、かなり風が強かったので大丈夫かなと思ったり思わなかったり。午後はぼちぼち作業を進めて、夜は「バナナマンのせっかくグルメ」スペシャルを見た。日村さんが淡路島でロケをしていて、なんだかめちゃくちゃ淡路島に行きたくなった。ここまで外出が出来ないと、普段行かないようなところにだって行きたくなる。淡路島のローカルの人たちはなんだか一昔前の、ものすごく親しみやすい関西弁を話す人が多いようで、それもすごく良かった。逆に今の大阪では聞くことが出来ないタイプの関西弁。その後はスカイステージで放送されていた『パッションダムール』を見る。なんだかものすごく良いショーだったので、木曜日の再放送は確実に録画したい。今日は早めに寝て、明日からの新しい一週間に備えたい。