感情の揺れ方

それでも笑っていたい

週間日記(2021/5/10~5/16)

 5/10(月):めちゃくちゃ天気が良い。初夏。窓を開けた状態で気温のストレスがないと、本当に気分がいい。集中力と換気の関係、誰か論文を書いて欲しい。ぼんやり起きて、朝ご飯を食べながら録画していた「いろはに千鳥」を見る。変な社長×2の回。しかも両者車関係。「埼玉の車屋の社長」というワードで、ハライチ・岩井が連想されてしまう。ランボルギーニをめちゃくちゃにカスタムして楽しむとか、マフラーを改造して爆音にするとか、本当に分からないけれど、きっとなにかがあるのだろう。そのまますこしバタバタと用意をして、外出。車に乗ってディーラーへ向かう。数か月に一度の定期点検。だいたい1時間くらいで終了。アイスコーヒーを飲みきるタイミングが早く、もう一杯何か飲み物を勧められたのでウーロン茶をお願いした。ディーラーでウーロン茶を飲む人、一日にひとりくらいじゃないだろうか。エアコンのフィルターを交換した以外は特に問題がなかった。帰り道でせっかく外に出たしどこかに寄ろうかなと思ったけれど、お昼には早いし特に用事もないしで、ジャンプを買うだけにしておいた。ついでに通帳記帳も済ませた。今週のジャンプは『呪術廻戦』が休載。最近は休載や短い特別編掲載が多かったので、ゆっくり休んで欲しい。その後は家のことをする。Spotifyでウィーン版の『エリザベート』を聴きながら掃除機をかけた。宝塚版を何度か観て覚えているセリフもあるので、なんとなくドイツ語を聞いて理解できるところがあった。嬉しい。最後のダンスは……。演者が歌いあげた後に響く拍手のすばらしさたるや。お昼くらいからはドラマを見る。まずは『イチケイのカラス』5話。しっかり面白い。5話に来て、犯人像や環境に一貫性があることが見えてきた。ここからどうなるか。次は『大豆田とわ子と三人の元夫』4話。面白い。めちゃくちゃ面白い。画面がずっとおしゃれ。モテすぎて人生に支障が出る人、夢みたいな話だ。そして市川実日子が最高。鬼に金棒、買い食いする市川実日子

 

 5/11(火):ぼんやりとした一日。昨日は寝る前に学部時代の同期や先輩と電話にふけっていたので、睡眠時間は減った。かなり解像度の高い会話を何時間も続けたので、めちゃくちゃに消耗する。「啓蒙」の話とか、ドゥルーズの「これ性」とか。あと「味の素は除草剤になるか」とか。高い山に登るような話も、地面に寝っ転がるような話も。対面には身体性が伴うせいでどうしても演劇的になるところがあるが、通話だとシンプルに「会話」だけがクローズアップされるので、通話には通話の良さがある。あまりにもしゃべりすぎたせいか、起きたとき明らかに喉の調子が悪かった。それもまた……。朝ご飯を食べながら「ラヴィット」を見ていたら、甥をつれて姉が帰ってきた。赤ん坊、どんどん大きくなるので怖い。善性の塊。足の間に座らせてEテレを見せていたらあまり反応が良くなかったが、なんとなくグルメ雑誌を見せたらめちゃくちゃテンションが上がっていた。どうやらチャーハンとから揚げが好きらしい。載っているものが食べ物だと分かるのがすごい。生命力を感じる。甥っ子たちは夕方くらいに帰っていった。それくらいの時間に、梅田芸術劇場から『モーツァルト!』大阪公演を一部休演するとの発表があった。覚悟はしていたけれど、虚しい。本来なら5/26に観劇する予定だったが……。休演に続き、宝塚歌劇団からは次回宙組公演での退団者発表があった。雪組と同じく、退団者が多い。感染症の影響で各組の新陳代謝が遅れたところに公演再開とあって、各組のカラーがガラッと変わりつつある。劇団が迎える変革のとき。夜は「バナナサンド」を見る。ゲストは南海キャンディーズ。山ちゃんが久しぶりにキレ芸を披露していた。三組で「ナンジャモンジャゲーム」をプレイしていたのだが、最近のバラエティでは出演者がボードゲームをプレイすることが多いような気がする。物理的に距離を取らなければならない状況で今まで通りの企画が出来ない、でもボードゲームなら簡単に距離を取ることが出来る、ということなのだろうか。タカラヅカニュースでは花組の大劇場千秋楽を見る。美花梨乃さんの退団挨拶が素晴らしかった。こういう時勢にさまざま思うところもあるだろうに、そういうものをすべてひっくるめた上で清廉な、そして爽やかな挨拶だった。頑張れ花組

 

 5/12(水):微妙な天気。寝られない数週間を経て、この数日はかなり改善されてきている。寝つきの悪い日と良い日をもっと科学的に検証すればもうちょっと楽になるのかなと思うものの、現状そんな気力もない。めちゃくちゃ眠い!と思ってベッドに入ってから寝られるまで数時間かかる、みたいなことさえなくなってくれればいい。ぼんやり起きて、ぼんやりと朝ご飯を食べる。今日も録画していたドラマを見ながら作業を進めた。まず先週分の「おちょやん」。なんとなく一週間分を一気に再生したら60分になるような気がしていたのだが、実際には15分×5なので75分ある。なんだか時間の進みが早いなと思っていた。通りで。次は『コントが始まる』4話。めちゃくちゃ面白かった。ものすごく緻密な脚本と演出。復讐としての生。血縁を超えた家族関係。これはエントリーを書きたい。『イチケイのカラス』はいつも通りの面白さ。山崎育三郎の存在感が週を追うごとに増しているような気がする。『大豆田とわ子と三人の元夫』もめちゃくちゃ面白い。毎話毎話面白い。しかし『コントが始まる』も『大豆田とわ子と三人の元夫』も視聴率の面では芳しい数字を残せていないというのが悲しい。なんで?純粋に、なんで?「分かりやすいものが求められる時代だから」では済まないよ。ドラマを4本、バラエティを1本見ると、さすがに疲れる。インプットにはインプットの疲れがあるというか、インプットでしか使わない筋肉がある。劇場に行くと強く感じる。映画や芝居を観ると、ものすごく疲弊することがある。あります。なんやかんやで夜になって、BSで放送している『刑事コロンボ』を見た。新シリーズになってからは久しぶりにコロンボのいやらしさというか、そういうところが出ていた。今日は本当にアウトプットが出来ていないけれど、それは明日に回して寝る方が良いような気がするので、今日は早めに眠りたい。

   

 5/13(木):昨日見た天気予報ではお昼くらいまで雨が降るとのことだったが、朝起きたときにはただの曇り空だった。濡れた地面に名残を感じたくらい。ぼんやり起きて、ワイドショーを見ながらこの一年は番組内容を考える負担が減っているのだろうなと思ったりした。録画していた「おにぎりあたためますか」は引き続き2年前の大分をめぐる旅。九州行きてぇ~~。午前中からぼちぼち準備をして、月曜日から数えて3日ぶりのディーラーへ。今度は保険の手続き。だいたい30分くらいで終わった。保険にも色々な特約があるなぁと思いました。その後は竜王のアウトレットへ車を走らせる。蒸し暑い。車内の気温計はだいたい25℃。週間天気予報ではもう2週間以上曇りや雨になっていて、爆速梅雨入りが期待される。かつての日本には四季があったが、いまや日本にあるのはクソ寒い冬とクソ暑い夏、その間にあるえげつない湿度の雨季だけです。緊急事態宣言の影響なのかただ単に平日だからなのか、アウトレットの人出は少なかった。お昼ご飯に入った回転寿司も、自分が入ってから出るまで入店待ちは一組もいなかった。やはり普通の平日ではないのかもしれない。その後はぶらぶらと買い物。今年の夏も開襟バカ柄シャツが欲しいなと思っていくつかお店を回ったものの、いまひとつヒットせず。長い目で探したい。ポロシャツも欲しい。尽きない物欲。シャツこそ見つからなかったものの、ずっと探していたプリマ・テイストのラクサラーメンをカルディで買うことが出来たので100点。パンツを買おうと思ってグンゼに入ったら、ボクサーパンツのイメージキャラクターにみちょぱが採用されていて、これが本当に男性用なのか迷ってしまった。トラップはやめて欲しい。感染症の影響なのだろう、最近はアウトレットの店舗も入れ替わりが激しい。テイジンブルックスブラザーズもなくなっていて悲しかった。百貨店なき滋賀でしっかりしたシャツを買うにはどうすればいいのか。近鉄はもはや……。最後にスターバックスで甘い飲み物を買って、帰路に。途中で何かと話題のドラッグストアに寄った。マスクの品揃えが飛びぬけている店舗なのだが、それでも鼻セレブのマスクはなかった。一体どこに売っているんだろう。午後は寝たり起きたり作業をしたり。夜は特になにもせず。眠気がすごいので早めに寝たい。

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なんらかの白身×3

 5/14(金):めちゃくちゃ天気が良い。そしてめちゃくちゃ暑い。梅雨にもなっていないのに、いきなり夏が始まってしまった。部屋着だって一日中半袖だった。ぼんやり起きて、朝ご飯を食べながら録画していた「ロンドンハーツ」を見る。ネプチューン堀内健平成ノブシコブシ・吉村の居酒屋対談が面白かった。ふたりとも「ぶっ壊し屋」みたいなイメージがあるものの、その裏にある思想みたいなものはしっかりしていて、そりゃそうだよなぁと思った。それなりの時間になるのを待って、家のことに取り掛かる。「ハライチのターン」を聴きながら掃除機をかける。のり弁、街のパン、高おしゃパン(高くておしゃれなパン屋)と、ここ数週は食べ物の話題が多い。地方都市在住かつ往来自粛の影響で、高おしゃパンを食べる機会がなくなって久しい。だいたい1時間くらいで終わり、せっかく天気も良いので散歩に出た。何も考えずにパーカーを着て歩いていたらもうめちゃくちゃ暑くて、10分も歩いていないのに汗がダラダラと噴き出してくる。まだ汗腺は死んでいないし、新陳代謝も衰えていない。ポジティブな思考をなんとか維持しながら、すこし前近所に出来た珈琲ショップでアイスコーヒーをテイクアウトした。暑い日はアイスコーヒーが飲みたくなる。水分補給には適していないけれど、気分が良くなるのは確かだ。お昼前には帰宅して、そこからはドラマを再生しつつ作業。『着飾る恋には理由があって』も『恋はDeepに』も、完全に惰性で見ている。ここまで来たら最後まで見ないとダメだろう、みたいな。『恋』の方は登場人物ほとんど全員おかしいので、どうやって収拾を図るのかも気になる。今週分の『有吉の壁』がめちゃくちゃ面白くて、レコーダーから消去できない。冒頭ランジャタイという尖り具合もさることながら、シソンヌ・チョコレートプラネットのユニットや吉住の面白さが良かった。やっぱりシソンヌが好きです。夜は「ぴったんこカンカン」のスペシャルを見る。ゲストはTEAM NACSの面々。福岡で美味しいものを食べまくっていたので、ここ最近の九州行きたさ具合が高まってしまった。今日も早めに寝たい。

 

 5/15(土):最近は寝つきが良い。寝つきが良いというか、基本的に一日中眠い。梅雨がすぐそこまで迫っているから、低気圧の影響もあるのだろう。そういうことにしておきたい。全部梅雨のせいです。ぼんやり起きて、ぼんやりとテレビを見る。今週はクイズ王ではなく、デヴィ夫人が買い物をしていた。都会には「ZARA HOME」なるショップがあるらしい。調べてみたら、最寄りの店舗はグランフロントだった。大阪、遠い。現状、物理的にだけでなく精神的にも遠い。それを横目に、午前中は適当に過ごした。「あさパラ」は急に維新政治から距離を取り出しているような気がする。今年は阪神タイガースが強いので、関西ローカル番組のスポーツコーナーはどこもテンションが高い。今週は引き分けや雨天中止を挟んで一回も負けていないので、輪をかけて。「白星が並ぶとまぶしい」という理由で出演者がサングラスをかけていたのには笑ってしまった。ベイスターズは早々に自力優勝が消滅し、今シーズンはどうあがいても終わりなので、もう何も出来ない。助っ人外国人の入国に際する球団側のミスが大きすぎた。牧秀悟のルーキーイヤーがどうなるか見届けることに全力を注ぎます。お昼くらいに軽く外出。近所にあるラーメン店でお昼ご飯を食べた。お店を出て近所をぶらぶら歩いていると、風の強さと湖西方面の曇天が気にかかった。雨が降り出してもおかしくないような雰囲気。風の強さに至っては軽い台風のようなレベルで、目に付く自転車はすべて倒れていた。横断歩道で小さな子供が倒れていたので驚きつつ周囲を見たら、父親と思しき人が携帯で通話をしながら先を歩いていた。小さな子供がケガをするのは父親と一緒にいるときが多いという情報をどこかで目にしたことがあるけれど、本当なのだろうか。なんとなく、間違ってはいないような気がする。新喜劇がやっているような時間に帰宅して、録画していた「かりそめ天国」を見た。なんというか、おかずクラブ・オカリナぐらいの肌感で生きていきたいなと思った。午後は作業をしたり、寝たり起きたり。TVerで「テレビ千鳥」と「トゲアリトゲナシトゲトゲ」を見た。ラランド・ニシダのモノボケがくだらなさすぎて、めちゃくちゃに笑ってしまう。ラランド・西田を筆頭にザ・マミィの酒井や元巨匠・岡野、オズワルド・伊藤など、最近は「クズ芸人」で売り出そうとしている若手芸人が多い。笑えるクズさのうちは良いと思うし、全然笑うけれど、一線は超えないで欲しい。具体的には、女子高生の制服を盗んだりとか。今日も眠い。寝ましょう。

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赤いのはこんにゃく

 5/16(日):微妙な天気。雨が降ったりやんだり、風が吹いたり落ち着いたり。それに伴って情緒も不安定で、一日中寝たり起きたりを繰り返していた。誰か人がいれば起きていられるが、誰もいないと一瞬で寝てしまうような状態。絶不調そのもの。お昼くらいの目が覚めていた時間に、録画していた「みんなのうた60」を見る。石丸幹二、山崎育三郎、古川雄大という各世代のミュージカルスターと日向坂46を目的に見ていたのだが、期せずして「童謡」の持つ「力強さ」というか、完成されたものの強みを感じることになった。『南の島のハメハメハ大王』の歌詞が、完成されている。

「南の島の大王は  その名も偉大なハメハメハ

 ロマンチックな王様で 

 風のすべてが彼の歌 星のすべてが彼の夢」 

 こんなにも短い言葉で、「ハメハメハ大王」の人物像やこの曲全体の雰囲気を端的に、かつ夢々しく伝えている。今日は「ハメハメハ大王」と改めて向き合うことが出来たのが唯一の収穫。午後は夜まで寝て、「せっかくグルメ」をリアルタイムで、「イッテQ」を録画で立て続けに見た。横浜流星で生きていく人生、全然想像出来ないなと思った。一週間の最後が全然ダメだったので、明日からは切り替える必要がある。一週間前にも同じようなことを言っていた記憶が鮮明にあるけれど、それはそれ、これはこれ。かのスカーレット・オハラもこうおっしゃっています。明日は明日の風が吹くと。