感情の揺れ方

それでも笑っていたい

週間日記(2021/6/14~6/20)

 6/14(月):新しい一週間の始まり。梅雨らしくない天気が続いている。梅雨入りが早かっただけに、本当に梅雨か?みたいな時期も長い。関東地方はようやく梅雨入りしたらしい。明確な梅雨入りが宣言されないまま夏が来る年もあるけれど、じゃあ梅雨って一体なんなんですかという気持ちがある。ぼんやりと朝ご飯を食べたあと、とりあえず家のことをする。「バナナムーン」を聞きながら掃除機をかける。完全に暑い。完全に汗をかく。今日はほとんど風がなく、窓を開けてもまったく涼しくない。夏。扇風機やエアコンをつけなくてもいい具合の風が吹いて暑くない、そういう気候が続いて欲しい。おじさんのラジオこと「バナナムーン」だが、ここ数週間の微妙な雰囲気にはやっぱり「クイズ スピリッツ」のコーナーが影響しているような気がする。色々あるのだろうけれども。けれども。田舎在住なので、りんご飴専門店なるものは都市伝説くらいに思っている。専門店の多さは人の多さ。家のことを済ませて、ジャンプを買いに出た。外も暑いので、とにかく直行直帰。汗をかくのは嫌いじゃないが、できる限り不意の汗はかきたくない。汗をかくぞ!と意気込んだときしか、かきたくない。当たり前か。ここ数週の『呪術廻戦』はめちゃくちゃ面白い。ドブカスママの「生んでよかった」というセリフは「お前たちのせいで当主になれなかった」と根本的には同じなのでキショいけれど、作劇がめちゃくちゃ上手い。そもそもがめちゃくちゃハイコンテクストな作品なのだが。昼前から夕方まで、録画していたバラエティをBGMにしながら作業。「キングオブコントの会」を見ながら思ったけれど、テレビで見るコントってあまり好きじゃないかもしれない。テレビで見るというか、テレビ的な構図、カット割り、構成。「新しいカギ」の数字的な不調は裏番組が強いということだけに原因があるのではないような気がする。『コントが始まる』はしっかりと面白い。春斗はやっぱり尊大なのに卑屈で、周りの人が垂らしてくれていた蜘蛛の糸に気づかず、「マクベス号は沈没した」と言ってしまう。そういうところやで!と思うけれど、そもそも『コントが始まる』とはそういう話なのだ。夜は特に何もせず。なんとなく、一日中雨が降って欲しい気分だ。

 

 6/15(火):微妙な天気。夕方くらいに一度雨が降ったけれど、それ以外はジメジメとして過ごしにくい。体感温度の高さが湿度由来なので、エアコンをつけてもあまり効果がない。除湿、除湿とて。そんな一日。ぼんやりと起きて、ぼんやりと朝ご飯を食べる。とりあえずTVerで「水曜日のダウンタウン」を見た。「隣のテーブルでえげつないゴシップを話していたら呼び出しがあってもできる限りとどまる」のではないかという説の検証。一人目のターゲットがオアシズの大久保さんで、あまりこういう場所(テレビ局内の喫茶店)でそういう話をするなよと言わんばかりにテーブルを指で叩いたり大きめの咳払いをしているのがよかった。利他的というか、そういう態度の人が好きだ。思わず知らない人に「それ僕のことですよね」と話しかけるパンサー・尾形のヤバさですべて吹っ飛んだけれど。その後は録画していた『イチケイのカラス』最終回を見る。うーん。第2話に代表されるように、前半は面白い回も多かったのだが、後半につれ失速したような印象。失速したというか、やっぱり「子供」という存在は都合よく、あるいはただの「装置」のように使いすぎている印象が拭えない。およそ3ヶ月に渡る放送の中でそういう回があるのはもちろん良いと思うのだが、作品全体を通して多すぎた。犯人は子供でした、犯人は子供を守るためにやりました、犯人を説得するために子供を使います。こういうストーリーすべてが嫌いというわけではないし、好きな作品もある。多すぎない?という、それだけです。2話がめちゃくちゃ好きだっただけに……。お昼から夕方にかけては作業。英語のテキストを読む力が衰えているような気がするのだが、冷静に考えると学部時代もそれほどスピード感があったわけではなかった記憶もある。やっていくしかない。夜は「バナナサンド」を見ていたのだが、今までの総集編だった。マヂカルラブリーの回は野球中継で放送がないし、放送があると思ったら総集編だし。人生ってこういう感じでしょうか。

 

 6/16(水):今日は久々に梅雨らしい天気。強くも弱くもない雨が一日中降っていて、なんだかホッとする。朝ご飯を食べながら、今日はなんとなく「ラヴィット」を見た。芸人の間では「早朝大喜利大会」として定着し始めているらしい。ゲストはオードリー・春日で、毎日見ているわけでもないのにめちゃくちゃな頻度でゲスト出演しているような気がする。今日は「水曜日のダウンタウン」の番宣で出ていた。番宣がいるような番組なのだろうか。午前中から外出。車に乗って、まずはお昼ご飯を食べるためにラーメン店「真咲雄」へ。夏の間にだけ食べられる冷麺が始まったという情報を得ていたので、急いで。夏の間なら何回でも食べられるじゃんとか思っていると、いつの間にか食べられなくなっている。人生とはそういうものではないでしょうか。たぶん違います。去年は最初に並を頼んだらすこし物足りない量だったので、次からは大盛りを注文していた。それにならって今年は一発目から大盛りを頼んだのだが、ものすごい量の冷麺が運ばれてきた。確実に、去年の大盛よりもパンプアップしている。半分くらいまでは「食事」だったが、残り3分の1くらいからは「戦い」だった。窓の外を眺める時間も増える。久しぶりに冷や冷やする食事だったが、今年も冷麺はとても美味しかった。ベースのゴマダレを豚骨スープでのばした味付けで、他のお店では決して食べられない味。豚骨ラーメンの専門店だから作れる冷麺。しっかりと完食して、草津のエイスクエアに移動。GUでポンチョ型になっているポロシャツを買ったり、Zoffで怪しいサングラスを見たり。無印に行って、いっぱいカレーが売っているなぁと思ったり。GUと無印の大きな店舗は滋賀だとエイスクエアにしかないので、実質草津が県庁所在地みたいなところがある。その後はまた車に乗って、近鉄百貨店へ。ウロウロして、最後にスターバックスで甘いものを買い、帰宅。午後はぼちぼちと作業を進める。雨が降っているとめちゃくちゃ眠いけれど、今日は大丈夫だった。冷麺を食べすぎたのかもしれない。夜はBSで「刑事コロンボ」を見た。ぼちぼち寝たい。

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冷麺、大盛り

   

 6/17(木):良い天気。風もあって、蒸し暑さはすこしやわらいだような。ある程度は暑いけれど。寝るときは窓を開けて、扇風機をつけている。以前はタイマーを設定して、1時間ほどで電源が切れるようにしてようにしていたが、確実に目が覚めるのでもう一晩中つけっぱなしにしている。もっと暑くなってきたらエアコンもそういう風に使うことになるだろう。扇風機の風に一晩中当たっていると突然死するみたいな都市伝説、一体どこ由来なのだろう。たまたま突然死した人に扇風機が当たっていたということなのかなと思うけれど。ぼんやりと起きて、ぼんやり朝ご飯を食べる。今日の「ラヴィット」も大喜利大会。今日は特に外出せず。昼食を近所のお店で食べたくらい。午後は作業をしたり英語を読んだり。いつの間にか時間が経っている。昨日読んだ『宗教的プログラムの構造と解釈』という漫画のことを考えている。今からものすごい悪口を言います。サブカルチャーとSFに自信のある学部一回生が半年間スマートフォンをいじりながら受けた宗教学の講義に出してD判定をもらったレポートみたいな印象を受けた。「宗教」「哲学」といった、デリケートな専門用語の扱い方が危うい。もちろん「読み切り漫画」という形態を考慮する必要はあるけれど、作劇のためにないがしろにして良いものではない。その「雑な扱い」が意図的なものにしろそうでないにしろ、あるいは不可避的にしろそうでないにしろ、それによって話題を呼ぶ作品は結局炎上商法と同じなのではないかと思ってしまう。そもそも、「idol」という語源だけを根拠に現代のアイドルと偶像崇拝を同一視してそこから何かを紐解こうとする態度は、あまり良いものではない。「言いたいもの」「探したいもの」ありきの探求は、理論を突き詰めた上で行うフィールドワークには適しているけれど、研究の初期段階で行うべきではない。漫画が研究なのかは別にして。そういうことを考える一日でした。

 

 6/18(金):微妙な天気。曇り。いつもより早めに起きて、「ZIP」を見る。金曜なのでMCを務める明日海りおさんの勇姿を目に焼き付けなければならない。今週は猫と戯れていらっしゃいました。素敵ですね。退団のすこし前くらいから愛猫のおこげちゃんが雑誌にも登場するようになりましたが、お元気そうでよかったです。トップスターともなるといるだけで画面が華やぐのですごいですね。花乃まりあさんもご結婚されたらしく、おめでたいですね。どうでもいいけれど、相手役が退団後に結婚したときにトップスターが「元旦那の私ですが……」みたいなコメントをされるのが好き。午前中からぼちぼちと活動する。とりあえず録画していた『着飾る恋には理由があって』を見ながら昨日書いていなかった分の日記を書く。嫌なことからは逃げたら良いと人に言うのは無責任で嫌なことでも続けなければならないと人に言うのは無責任ではないのか、恋人に笑ってくれ笑ってくれって言うなら自分で笑わせたらええやないか、自分も一回逃げたわりに他人には厳しいのか逃げることに関して、などなど、色々なことを思いました。数年ぶりに、いや人生でも初めてくらいの頻度と強度でドラマを見た3ヶ月くらいだが、ドラマという形式の難しさを感じている。1本45分で10話ないし12話くらいの作品を面白く仕上げるの、しんどすぎませんか。『恋はDeepに』みたいなファンタジーで、ファンタジー部分のすべてを明らかに説明する必要はないと個人的には思うけれど、そのファンタジー(『恋ぷに』なら「人魚」)部分だけで3ヶ月引っ張ってなおかつ面白いものを作るのは無茶な話で、えげつない演出をつけるか引っ張れる要素を増やすしかない。その点『大豆田とわ子と三人の元夫』はえげつない演出・会話・作劇・画作りでワンクールずっと面白かった。最終回も面白かった。とわ子よ、永遠に。録画していたドラマふたつを見たあとは、ハライチのターンを聞きながら家のことをする。掃除機。汗をかきつつの掃除機。もう普通に暑い。昼から午後にかけては、これまた録画していたバラエティを見ながら作業。「ロンドンハーツ」「有吉の壁」のリレー。池袋のシネコンで映画を見る日常、ちょっと想像できない。今日も英語を読む。がんがん時間が溶ける。いつの間にか日が傾いている。怖い。夜は「かりそめ天国」。ワンタン麺好きとしては冒頭のフリートークが良かった。ワンタンは皮を楽しむドゥルルルルル。ぼちぼち作業をしてから寝たい。

 

 6/19(土):雨。昨日、日付が変わるくらいから降り出した雨は朝になっても降り続いている。気温が低くて涼しい。ずっとこれくらいでいい。起きて、朝ご飯を食べながらクイズ王・伊沢を見る。ときどき垣間見える雑な感じが良い。午前中から外出。車に乗って高速道路を走り、瀬田にある「とんかつ棹」へ。久々に来たら、各定食の値段が上がっていた。上がっていたけれど、そりゃそうだよなという感じで全く不満はない。むしろ以前までが安すぎたくらいだと思う。「とんかつは安くないと」みたいな気持ち、全然ない。相応の値段、相応の料理。ロースとヒレの盛り合わせ定食などが新しく登場していて悩んだけれど、ここは初志貫徹で特ロース御膳を注文。「熟成豚」を前面に押し出したメニュー名に変わっているのが気になっていたが、実際に出てきたとんかつを見たら明らかに豚肉の質が上がっているように思った。消費税や原料の高騰による値上げではなくて、シンプルにクオリティを上げるための値上げなのかもしれない。めちゃくちゃ美味しかった。新しく卓上に置かれていた岩塩を一切れ試してみたらソースとは違った美味しさがあって面白かった。お蕎麦やつけ麺の最初のひとくちを何もつけずに食べたりするの、初手で損してない?と思っていたけれど、なんでも試してから文句を言わなければならない。試した結果とんかつに塩は好き、麺類そのままはノー。あくまで個人的に。到着したのが開店の5分前くらいで、だいたい3組目くらいだったのだが、いよいよオープンというタイミングで前に並んでいた人が一言断りを入れてから列を外れた。なにかなと見ていたら、車に乗っていた女性を呼びに行ったらしい。今日は雨がしたたかだった。同じような家族連れが他にも何組かいらっしゃって、愛じゃんと思った。みんなめちゃくちゃ優しいじゃん。人間って美しいですよ、みなさん。お腹がいっぱいになった後は、立命館大学の近くにあるパン屋さんに移動して、大量のパンを買った。「パン・ドゥ・マルシェ」、県内の好きなパン屋さんランキング上位に入ります。いつ行ってもめちゃくちゃ混んでる。その後はイオンモールをぶらぶらと周ったけれど、目当てのものをなにも見つけられず。スターバックスで甘いものを買って帰路についた。特ロースを食べた後にフラペチーノを飲むと、どうなるか。胃がもたれます。どうしたんだ26歳。夕方くらいに帰宅して、そこから夜までは作業。なんとなく早めに寝たい気分。

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特ロース

 6/20(日):昨日は寝る前にTVerでいくつかバラエティを見た。まずは「シンパイ賞」。見取り図のフィーチャー回。M-1のあとに売れすぎて、まだ東京進出していないのに週の半分近くを東京で過ごしている見取り図。最近は盛山の方ではなく、リリーの異常性が取り沙汰されることが多くなっていてうれしい。ロケで全剃りした眉毛はまだ生えてきていないらしい。頑張ってウッチャンナンチャンにはまって欲しい。次は「テレビ千鳥」。選手権企画はやる方も見る方もギャンブルだが、なんというか、そういう回だった。最後に「トゲアリトゲナシトゲトゲ」。えげつないバラエティ。ずっと大喜利をやっている。テレビ朝日バラバラ総選挙はこの番組に投票しました。今日は特になにもしていない。ほとんど外出もせず。ぼんやりと起きて、昨日買った大量のパンを食べる。どれも美味しい。子供のこぶしくらいのサイズとは言えど、3つも食べるとさすがにお腹がいっぱいになる。あまい系とおかず系をひとつずつくらいにしなければいけないけれど、お店に入ってトングを持った瞬間に理性が吹き飛んでしまう。カチカチと音を立て、周囲を威嚇する悲しいモンスターになってしまう。パンを適量買えるようになったとき、そして蕎麦屋でざるそばの並だけを食べて帰れるようになったとき、人は大人になります。昨日からかなり気温が上がったけれど、窓を開けると涼しい風が入ってきて、室内にいる限りは過ごしやすかった。本を読んだり、金曜に届いた星組公演『ロミオとジュリエット』B日程のBlu-rayをすこし見たり、英語を読んだり。そういうことをしていたらいつの間にか夕方になっていた。一日はあまりに短いが、一生はもてあますほどに長い。やんわりとした焦燥。夜は「イッテQ」を見た。そろそろなにか日記以外のエントリーを書かなければならない。書きたいことはたくさんあるのだが、書かなければならないことはびっくりするくらいにない。気合を入れなおしましょう。