感情の揺れ方

それでも笑っていたい

週間日記(2021/1/11~1/17)

 1/11(月):月曜日。月曜日、かつ祝日。成人の日。新成人のみなさん、おめでとうございます。こういうご時勢で「大人はなにもしてくれないな」と思うこともあるのではないかと感じますが、端っことはいえ「大人」の一員である自分としては恥じるばかりです。「仕方ないで済まないこともありますけど?」という感情を水に流す必要はないと思います。本当に。急になに?成人式の思い出と言えば…たぶん去年も同じ話をしているはずなので、割愛します。Twitterを見ていると「成人式に行った話」より「成人式に行かなかった話」の方をよく見かける。なんかこう、なにかしらの傾向がありそうだ。今日もぼんやりと起きて、ぼんやりと朝ご飯を食べる。ニュースはだいたい流行病の話をしているので、すこし疲れる。東日本大震災があった年にも同じような感情を抱いたような記憶があるけれど、今回はまたニュアンスが違う。真綿で首を締められる…と言えばいいのだろうか。難しい。不要不急ってなんだ?という疑問がずっとつきまとっている。病気以外でふわっと死んでしまう可能性は確実に存在するし、なんなら自然の厳しいこの国で自分の行動が不要不急なのかを判断して自粛するにはある種の楽観が必要になってくるような気さえする。なにも分からない。今日も外に出なかった。結局この三連休で外に出たのは、土曜日のお昼ご飯にラーメンを食べたときくらいだった。不健康。ちょっと生活を見直す必要があるけれど、いかんせん体調が完全ではない。不健康のジレンマ。午後も作業をしたり、テキストに目を通してたり。頑張りましょう。夜に見た「クイズ違和感」でめちゃくちゃ笑う。出演者の関係でいつもより大喜利色は弱かったけれど、そのバランスが良かったのかもしれない。今日も早めに眠りましょう。

 

 1/12(火):寒い。めちゃくちゃ寒い。朝起きて外を見たら案の定雪が降っていて、ほ~らやっぱり~と言いながらカーテンを閉めた。ほら~。雪降ってる~。冬~。今シーズンの滋賀県は寒いです。数日前に余呉湖のライブカメラを見たら完全にホワイトアウトして笑ってしまった。余呉湖のある長浜市近畿地方で唯一特別豪雪地帯に指定されていて、比喩ではなく冬は雪に閉ざされてしまう。テレビでよく見る完全に凍り付いた湖でワカサギ釣りをする、みたいなことが出来るので、興味のある方はぜひ。朝ご飯を食べながらワイドショーを見ていたら奈良県でも雪が積もっているらしく、雪の上を鹿がぴょんぴょんと飛び跳ねているところが流れてきた。私が昔の貴族だったら短歌の一首でも詠んでいたと思う。あさぼらけ…。食後は必要な書類を印刷したり、なんやかんや作業をしてから出かける。外に出ると雪はみぞれ交じりの雨になっていて、やっぱり寒かった。駐車場までの道のりが寒い。車に乗って、まずは病院へ。吸入するタイプのタイプの薬を追加してもらう。この数日はかなり調子が良くなっている感覚があって、どうかこのまま回復して欲しい。頑張れ自分の身体。頑張れ気管支。長男だけど上に姉がいるタイプの長男だからもうそろそろ我慢できない。その次は自分が卒業した高校に行って、先週に依頼していた卒業証明書を受け取った。頑張れ高校生。その足で郵便局に向かい、書類一式を発送した。手続き、終わり!手続きが終わったお祝いでスターバックスに寄ったら、トールサイズのドリンクと引き換えられるレシートが当たった。すごい。前から噂には聞いていたけれど、まさか実際に当たるとは思っていなかったので嬉しい。一か月先まで有効期限があるので、次の期間限定ドリンクが発売されたら使おう。お昼過ぎに帰宅して、すこし休憩してから家のことをする。掃除機をかけたり。その後は夕方まで作業。30分ほど仮眠を取ったら、車のブレーキがきかなくなる夢を見た。免許を取って以来定期的に見る。起きた時の絶妙に嫌な感覚。夜は「マツコの知らない世界」を見たり。「肉汁」を「にくじる」と読む人は「果汁」を「かじる」と読むのかなと思ったりした。テキストに目を通してから寝たい。

 

 1/13(水):今日も寒い。昨日ほどではないけれど、ぼちぼち寒い。今日は久しぶりのアルバイトだった。二か月ぶりくらいだろうか。先月にも行く機会はあったのだが、いかんせんめちゃくちゃ体調が悪く時間給を稼ぐことは叶わなかった。「時は金なり」ということわざは産業革命に突入したイギリスで「時給」という概念が生まれてから出来た言葉らしい。私はそれを知ってからはトイレに行くのもタイムカードを打刻してからにしています。冗談です。どこからどこまでが、という部分に関する名言は差し控えます。国会式アンサー。早めに起きて、ぼんやりと朝ご飯を食べる。久しぶりに「ZIP」を見たら、マーティンの旅企画がまた一時中断されていた。リモートで現地の人が現地の美味しいものを食べ、マーティンはその映像をただ見る、みたいな流れになっていて面白かったし不憫だった。仕方がないとはいえ、フォーマットがめちゃくちゃだ。ぼんやりと身支度をしていたら、スマートフォンにJRの遅延通知が入る。あら~これはめんどくさいですわね~と思いつつ、ちゃんと家を出て駅に向かう。滋賀県でJRが遅れているときの心意気、「とりあえず駅まで行って出たとこ勝負」以外にない。結局下り線は遅延していなかったので、とりあえず京都駅まで電車に揺られ、地下鉄に乗り換えて四条へ。緊急事態宣言が出されているものの、特に人の多さは変わっていなかった気がする。一体どうなっていくのだろう。1年も経てば国産ワクチンのひとつやふたつ作られているだろうと思っていたけれど、どうやらこの国には本当にお金がないらしい。最近読んだテキストに「近年は経済効果が薄れつつあり、『コンパクトなオリンピック』が評価される傾向にある」とあったが、果たして。久しぶりに行くとアルバイトもちょこちょことマイナーチェンジがなされていて、新人みたいな気持ちになった。トイレの電気が自動になっていたり。今日は早めに切り上げて、正午過ぎにタイムカードを切った。用事があるので京都駅までの散歩はせず、地下鉄に乗って帰宅。すこし着替えて、美容院へ向かう。散髪してもらうときの服装というものは本当に悩ましい。フードつきのパーカーなんかは論外としても、クルーネックのセーターはどうなのだろうとか。極論、襟がなければいいのかとか。そんなことを思いつつ髪を切ってもらい、夕方くらいに帰宅。コーヒーを飲みながら夜まで作業をする。それからは「有吉の壁」を見たり、「刑事コロンボ」を見たり。今週のコロンボは面白かった。『死者からのメッセージ』という題名は古典的ながらも、クライマックスの緊張感にはすばらしいものがあって、名作と呼ばれる作品の力を感じる。すこし作業をしてから寝たい。

   

  1/14(木):今日はそこまで寒くない。寒くないってことはないけれど、「寒いね~」で済むような寒さだった。朝ご飯を食べながら、録画していた「おにぎりあたためますか」を見る。大泉洋出演映画の宣伝を兼ねたような内容だったけれど、二年前の新作なので新鮮味はなかった。昼前くらいから外出。車に乗って高速道路をひた走る。目的地は宝塚大劇場。演目は望海風斗・真彩希帆コンビの退団公演で、なんとかチケットを確保することが出来た。この1年で演劇を取り巻く環境は大きく変わってしまって、「チケットを取れるかな」という不安に加えて「チケットは取れたけど無事に上演出来るかな」という心配をしなければならなくなった。加えて道中、劇場内ではもちろん普段の生活でも衛生意識を徹底する必要があって、「劇場で演劇を見る」ということのハードルは上がりきっている。それでも幕が上がるなら私は劇場に行きますが。正午過ぎくらいに到着して、発見を済ませてから大劇場の二階にある「宝塚歌劇の殿堂」へ。望海風斗さんの特別展示が組まれていたので、整理券の様子を確認する。幸いなことに行った時間の整理券がもらえたので、そのまま入場。望海さんの入団からこれまでの舞台名場面をまとめた30分ほどの映像で早くも泣きそうになったけれど、なんとかこらえる。舞台衣装や小道具の展示も楽しかった。

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2021年もよろしくお願いします

 その後はお昼ご飯を食べるために劇場を出て、橋を渡る。公演の前後によく行っていた海鮮丼のお店はこういう状況でも営業していて、とても嬉しかった。本当に。以前のランチは基本的に数種類の海鮮丼がメインで、日によっては定食があるというラインナップだったけれど、握り寿司が増えていたり定食がレギュラーメニューになっていたりとすこし様子が変わっていた。1年ぶりくらいにお邪魔したので、多少の変化はあるよなと思う。魅力的なメニューばかりで悩んだものの、「小盛刺身つき」という文字に惹かれてアジフライ定食を頼んだ。配された定食はもう見た目から素晴らしくて、もちろん味も言うことなし。+200円で変更してもらったあら汁は圧巻で、一匹丸々じゃないかと思うような量のあらが入っていた。何かの間違いで家の近くに移転しないだろうか。週に2回は行く。

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アジフライ定食

 ちょうどいい時間に食べ終わったので、そのまま劇場へ戻る。望海風斗・真彩希帆のパフォーマンスは圧巻と言う他なく、音楽の力でどこか遠い世界へ連れていかれたかのようだった。そんな3時間。劇場内の雰囲気は宙組公演で訪れた際とあまり変わらず。ただひとつだけ言うなら、みなさんマスクをつけていても喋るのはやめましょう。幕が上がるかどうかは、いまや出演者・スタッフだけでなく私たちの行い次第でもあるのです。また車に乗って、高速道路を走る。感想は個別のエントリーにまとめます。先になると思いますが。高揚感をいだきつつ、早めに寝ます。

 

 1/15(金):今日もそこまでは寒くない。一日を家で過ごした人間の、なんとなくの感想です。起きて、朝ご飯を食べながら録画していた「水曜日のダウンタウン」を見る。今週はちょっとした総集編で、出演した芸人の親が選ぶ、子供が輝いていた説の振り返りだった。さらば青春の光・森田の帰宅したら知らない人がいる説やパンサー・尾形の喫煙所の説は懐かしかった。その後はとりあえず家のことをする。まずは掃除機。「ハライチのターン」を聞きながら。ようやく2021年に収録したものを放送する回で、今週は岩井さんが失敗した話だったので良かった。尖りに尖った岩井さんもいいけれど、個人的には失敗してへこたれた話をしている岩井さんの方が好きだ。あとはバナナマンの設楽さんとかにめちゃくちゃないじられ方をしている時とか。お昼からは作業をしたり、テキストに目を通したり。あっという間に夜になっていたので、さっさとお風呂を済ませて「ぴったんこカンカン」のスペシャルを見る。岡田将生の美しいことよ。結果的に今日はあまり書くことがない。そういえば、ヒューストン・ロケッツのハーデンがブルックリン・ネッツに移籍するらしい。シーズンが始まる前から再三うわさされていた移籍だったが、まさか本当に、しかもシーズン途中で実現するとは思わなかった。これでネッツはデュラント、カイリーにハーデンを加えたビッグ3を形成することになる。ただ明らかにボールハンドラーが多すぎるし、コートジェネラルの問題もあるし、キャッチ&シュートにハーデンが耐えられるのかが分からないし、オフボールムーブはデュラントしか出来ないし、ディフェンスをしないハーデンにあのナッシュが耐えられるのかという問題もある。これだけ不安なところを並べたけれど、単純にワクワクするロスターであることに変わりはないので、早くカイリーがコートに帰ってくることを願いたい。もうすこし作業をしてから眠ろうと思う。

 

  1/16(土):今日は天気が不安定で、雨が降ったりやんだりしていた。ぼんやりと起きて、朝ご飯を食べながらクイズ王がバーミヤンでやんややんや言っているところを見る。バーミヤン、本当に近所にない。ほとんど見かけない。調べてみたら滋賀県にはもう一店舗しか存在していなかった。昔はもうすこしあったようなきがするけれど、確かに考えてみると記憶にある店舗はもうすべて閉店している。物悲しい。バーミヤンがテレビで特集を組まれ始める前に散っていたものたち…。その後は「あさパラ」を見ながらテキストに目を通しつつ、途中で外出。車に乗って、アウトレットへ行く。新幹線のわきを走っていると雨が降ってきた。スタッドレスタイヤを履いた状態で雨が降るとブレーキの感覚がまったく変わってくるので、シャキッとする。普段から運転中はシャキッとしていますが、輪をかけて。西側の京都や大阪だけでなく、東側の岐阜にも緊急事態宣言が出されてから初めての土曜日でどれくらい人がいるのかなと思っていたけれど、予想していたよりも人出は少なかった。土曜日なのに普段の平日よりも少ない。平常時にどれくらいの人が県外から来ているのかがなんとなく分かる。ご飯を食べたり、買い物をしたり。回転寿司のメニューにクジラがあったり、ふと立ち寄ったお店で探していたものとぴったりのチノパンが見つかったり、いい具合に買い物をすることが出来た。良い日。昼過ぎに出発して、帰宅。帰りの道中も雨が降ったりやんだりで、不安定な天気が続いていた。午後は作業をしたり。夜は録画していた『フィールド・オブ・ドリームス』を見た。初めて見たけれど、非常に良い映画だった。2021年現在、色々と言いたいことはあるものの、「歴史に後ろ指を指さない」というのが大事ではないでしょうか。

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クジラの軍艦

 1/17(日):日曜日。今週もおつかれさまでした。今日もぼんやりと起きて、ぼんやりと朝ご飯を食べる。「シューイチ」を見ていたらノンスタイルとナイツがボードゲームで対戦していて、この番組はときどきこういうトリッキーなことをするよなと思った。ココリコや品川庄司がコンビ揃ってロケに行ったり。そういえば同じ日本テレビの「ヒルナンデス」もときどき尖ったお笑いコーナーを流している。怪奇!YesどんぐりRPGを出したり。制作は同じなのだろうか。そんなことを考えつつ、お昼前に外出。今日は電車に乗って、京都へ向かう。アルバイト。アルバイトは不要不急なのだろうか。いまひとつよく分からないと思いながら、電車に揺られて京都駅へ。このまま一乗寺に行ってラーメンでも食べてからぶらぶらと鴨川沿いを歩いてから帰ってやろうかなと思ったけれど、もう大人なのでちゃんと地下鉄に乗り換える。京都駅の人出も少なかったような気がする。四条で降りて、アルバイト先へ。ぼちぼちと業務をこなして、夕方くらいにタイムカードを切る。正直なところ今冬の業務期間はほとんどシフトを入れられないというか、入れたくないというか、そういうところなのだけれど、向こうにしてみればそんなことは関係ないので目立たないようにシフトを減らそうと思っている。こっちからしても向こうのことは関係ないので。帰宅して、夜は「せっかくグルメ」のスペシャルを見たり。いつか冬の蔵王樹氷を見て、雪の積もった銀山温泉に行きたい。「どこかに行きたい」という願いがこんなにも困難なことになるなんて、一体全体誰が想像していただろう。2021年、どうにかやって行かなければならない。