感情の揺れ方

それでも笑っていたい

週間日記(2020/10/26~11/1)

 10/26(月):月曜日。10月の最後の週が始まった。10月なんかほんまにあっという間ですからね……。自分の何も出来ていなさにため息が出るけれど、やっていくしかない。今週もやっていきましょう。朝からアルバイトへ行く。家を出るタイミングで携帯に琵琶湖線が遅延しているという通知が入ってきたので「あ~あ」と思ったけれど、遅延しているのは上り電車で、自分には関係がなかった。セーフ。いつも通りの時間にアルバイト先へ到着。今日はゆったりしていたような気がする。今週からシフトの入れ方を変えていく。一日に入る時間を伸ばして、その代わりに入る日数を減らす。もうなんというか、週の半分以上アルバイトへ行っている場合ではなくなってきた。そんなことをしている状況ではない。来年絶対上京したるねんという気持ちが今は最優先だ。「状況」と「上京」でややこしくなってしまった。そういうわけで、今日は夕方くらいにアルバイト先を出た。微妙な疲労感。散歩の時間も惜しいので、普通に地下鉄で京都駅へ。学部生のころを思い出すような時間帯の地下鉄には小学生から大学生までたくさんの学生が乗っていて、「学生の街京都」なんて文言が頭によぎる。自分もその一人だったわけだが…。京都駅に着いて、JRに乗り換える前にすこし歩いて塩小路通にある「紡Cafe」でコーヒーを買って帰った。飲み物でカロリーを取るのが好き。写真を撮るのを忘れたけれど、美味しかった。書店に寄って「ジャンプ」と「Leaf」と買ってから帰宅。昨日のボルダリングで汚れた服を洗濯してからそれを読んだ。「Leaf」はこういうご時勢でしばらく休刊していたのだが、久しぶりの発売だった。グルメ雑誌が刊行されるという当たり前の幸せがそこにある。「ジャンプ」はやっぱり『呪術廻戦』。東堂パイセンが登場したときの安心感。ただこの作品で安心していい瞬間などないので、注意しなければならない。夜はぼんやりと過ごす。明日見よう明日見ようを繰り返していたらいよいよ視聴期限が迫っていた「あちこちオードリー」をTVerで見た。めちゃくちゃトークがノッてきているサバンナ・八木を久々に見ることが出来てよかった。この番組に高橋ひかるが出る日を夢見ながら、すこし作業をしてから眠る。

 

 10/27(火):昨日は寝る前にTVerで「バナナサンド」を見た。ゲストは東京03で、もうバナナマンサンドウィッチマン東京03でもうお笑いの最前線をひた走るメンバーだ。バナナマンに憧れて全国をツアーで周る東京03、週末は東京03と一緒に営業をするサンドウィッチマン。何年も同じ舞台で戦ってきた人たちが繰り広げるトークは最高だった。来週のゲストも東京03がいい。今日も朝からアルバイトへ行く。家を出てから忘れ物をしたことに気付き、あーあと思いながら取りに戻って、電車を一本見送るか悩んだけれど、急いで駅に向かったらギリギリ間に合った。でも、もう走りたくない。信号が点滅しているのを見たら全身の力を抜くくらい急ぐのが性に合わないのに、なぜ今日は走ったりしたのだろう。意味が分からない。朝の自分は自分じゃないのかもしれない。自己同一性…引き裂かれた自己…。昨日に引き続き、今日も朝から夕方までアルバイトにいそしむ。普段は休憩を取らず昼過ぎにタイムカードを切るのだけれど、今日は間に休憩を取った。どこでどう過ごすかなぁと悩んだ結果、京都大丸の近くにある「神乃珈琲」へ行くことにした。コーヒーをしばきながら作業をしましょう。コーヒーをしばきながら。アイスコーヒーもセットにしたプリンも美味しくて、お店の中も落ち着いていたのでまた来たい。京都は喫茶店が多くてありがたい。錫の容器に入ったコーヒーを飲みながら、メモ帳にいろいろなことを書いていく。こういうときに万年筆を使っていると格好いいのかなと思いながら、ボールペンを走らせた。ベッド下の収納に眠っている、アテネで買った「哲学者の羽ペン」でも使ってやろうかな。変な客だと思われそうなのでやりません。それからはまたバイト先に戻って、日が暮れるくらいまでお給料を稼いだ。そのまま真っ直ぐ帰って、夜はぼんやりと過ごす。今は「バナナムーン」を聞きながらこの日記を書いている。40代のおじさんが昔を懐かしんでいる、日曜昼のベテランみたいなラジオ。恒常的にバナナマンを摂取する毎日。めちゃくちゃ眠いけれど、いろいろと積み上げてから眠りたい。

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アイスコーヒーとプリン

  10/28(水):最近スマートフォンの調子が悪い。家のWi-Fiに繋がったり切れたりするし、夜中の自分が寝ている時間に必ず一度再起動するようになった。二つ目に関しては自分がまだ知らない機能のひとつなんじゃないかとも思うけれど、いかんせん起き抜けにスマートフォンがもっさり動き出すと調子が上がらない。2年以上使っているせいもあるのだろうか。OSのアップデートは最新のデバイス向けに調整されているはずなので、2年くらい経ってくるともうアップデートせずに使う方が良いような気がする。今日もアルバイトへ行く。絶妙にバタバタして忙しかった。休憩は取らず、夕方くらいにタイムカードを切って、京都駅まで歩く。暦が進んでくると、最高気温がそれまでと同じでも体感ではどんどん寒くなってくるように思う。今日も最高気温は20℃を超えていたけれど、肌寒かった。「Go to Eat」の京都版クーポンはすべてネット販売になっていて、この月曜日に第二回の販売があったのだが、物を売るっていうレベルではなかった。宝塚の先着順販売じゃねぇんだからってくらいにはサイトに繋がらず、結局買うことは出来なかった。滋賀はネット販売に加えてスーパーなどの店頭でも販売していたのでく買うことが出来たが、京都は観光地ということもあって遠方の人も購入戦争に参加したのだろう。こうなってくると「Go to Travel」と分けた意味がなくなってくるような気がするけれど、どうなのだろう。お前も府外の人間じゃないかと言われたら終わりなので、これくらいにしておきます。 夕方くらいに帰宅して、ぼちぼちと作業を進める。夜は「有吉の壁」を見たり、「水曜日のダウンタウン」を見たり。ジャックオランタンを噛みちぎるワタリ119が起こした奇跡には笑ってしまったけれど、口の中が血で真っ赤になっていてめちゃくちゃ不安になった。レスキューどころの騒ぎじゃない。そして「水曜日」でオードリー春日が見せたダメさ加減。寝る前にはTVerで「テレビ千鳥」を見た。ノブが歌う「香水」は本当に絶妙な下手さで、麒麟の川島が言うように二度と聞きたくなかった。そしてここ最近のテレビで一番吉幾三をこすっていた。住み慣れた…我が家に…。はちゃめちゃに眠いので、今日は早めに眠りたい。

   

 10/29(木):朝起きてシャワーを浴びていたら左目に違和感があった。まつ毛でも入ったかなと思って鏡で確認したら、大きなめばちこが出来ていた。うわぁ。ときにめばちことは標準語で言うところの「ものもらい」なのですが、めばちこの方がしっくりくる感じがあるのです。シャワーを出てそれ用のケースに入れている薬用目薬の箱を開けてみたら、残りひとつ。ギリギリセーフ。そういう状態で消耗品を放置しておくことが基本的にないので色々なところを探してみたけれど、見つからなかった。買いに行かないと…、と思いながら朝ご飯を食べて、録画していた「おにぎりあたためますか」を見る。戸次重幸の独壇場だった。酔っぱらいながら「12分間で桃を10食べることが出来なかったら10万円以下の罰金または半年以下の懲役を受けます」と宣言する様子を動画に収めさせる戸次重幸。そしてそれをまったく覚えていない戸次重幸。お酒の力は怖い。午前中はぼんやりとして、昼前から出かける。とりあえず車に乗って薬局へ。くだんの目薬と、切れかけていた化粧品を買ったり。他にもいくつかの用事を済ませたあと、お昼ご飯にラーメンを食べた。夕食が豪勢になる予定があったのでラーメン並だけを食べようと思っていたのだが、メニューに「限定5食炙りユッケ丼」とあるのを見つけてしまい、すべてが終わってしまった。終わりです。ニーダウン。焼肉屋がやっているラーメン屋のメニューにユッケ丼があったら頼んでしまいませんか。めちゃくちゃ美味しかったので何も後悔はしていません。帰宅して、午後もぼんやりと過ごす。アイスコーヒーの消費量がめっきり減って、ホットコーヒーやあたたかい紅茶を飲む頻度が高くなってきた。水を飲む回数も減ってくるだろう。夏場のミネラルウォーターは三冠王に近い成績を叩き出すけれど、冬場のミネラルウォーターは間違いなく二軍に落ちてしまう。夕食もしっかり食べてしまって、今はすこし体が重い。適度な三食が大事。すこしだけ作業をしてから寝たい。

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炙りユッケ丼

 

 10/30(金):めちゃくちゃ寒い。今日もアルバイトへ行ったけれど、天気予報の気温を見て半信半疑でクローゼットから引っ張り出してきたマウンテンパーカーを着ていても寒かった。秋が爆速で走っていく。今日はちょっとした戯れで京都駅からアルバイト先まで歩いてみた。いつもとは反対方向に進んでいく。すると同じ道を通っているはずなのに景色がまったく違って面白かった。この看板ってそっち側にはそんなことが書いてあるんだみたいな、小さな感動があった。ちょっと人生っぽい。いきなり体が疲れてしまったけれど、シフト上限の関係で今日はかなり早めにバイト先を出発した。あいつ遅れてきたくせにめちゃくちゃ早く帰るじゃん、と思われていたような気がする。そのまま京都駅へ向かうのではなく、御池の方へ足を向けた。またぶらぶらと散歩しながら烏丸通を二条まで上がったところで西へ曲がり、新町通の方へ。目的は「二条駿河屋」。小さな和菓子屋さんなのだが、ここで売っている「松露」は本当に美味しい。「松露」というのはもともと小さな丸いキノコのことなのだが、それを模して造られたこのお菓子の綺麗なことと言ったら。二条通をちょうどまっすぐ寺町まで東へいったところにある「一保堂」の喫茶スペースでお茶を頼んだときにこの「松露」が出されたのが初めましてだったと思うのだが、そのときの感動は今も覚えている。いわゆる「甘さ控えめで美味しい」という類のものではなくしっかりとした甘さが口に広がるのだが、しっかりしたお茶でその甘さを喉に流していくときの心地よさが良いのだ。「今日は寒いですね」「歩いてきたけど、今は時雨れてて余計に寒いですよ」なんて会話を交わしながら、カウンターの奥にある菓子箪笥から小さな松露やお干菓子がこじんまりとした箱に詰められていく様子を眺めていると、すこしうっとりしてしまう。「もうなにも覚えてられまへんわ」と笑いながらお釣りの計算をするお母さんの手つきが包装を掛け違えるようなことは決してない。確かな積み重ねがそこにある。便利な場所にあるとは言えないし、中心部の百貨店で買えるわけでもないけれど、もし京都に来ることがあって、なおかつ旅程に余裕があるなら是非お土産にして欲しいなと思う。紙袋を右手に持って、地下鉄に乗るわけでもなくそのまま真っ直ぐ南へ南へと歩く。なんとなく散歩をしたいような気分だった。歩きながら聞いた「オードリーのオールナイトニッポン」はゲストが三ヶ月ぶりに二度目のあばれる君で、めちゃくちゃ面白かった。新作落語「とかげ」のくだりと、バスケットボールを当てても当ててもクミさんの好きなところが出てくる春日、いやダディガ。いつもより早い昼過ぎに帰宅して、歩き疲れたいたのですこし寝てから作業を進めた。今度は「ハライチのターン」を聞く。深夜ラジオにまみれる日だ。夜、ぼんやりしながらテレビを見ていたら今年のセリーグ覇者がジャイアンツに決まったというニュース速報が入った。我がベイスターズはなんというかここ数年見せている土壇場での弱さみたいなものを十分に見せつける形でBクラスに沈んでいる。来年からは監督がラミレスからハマの番長こと三浦に代わるけれど、果たしてどうなるだろうか。

 

 10/31(土):ハッピーハロウィン!みなさんお元気ですか。私はお化けみたいなカボチャに彫刻刀を突き立てています。ウソです。ハロウィンの思い出と言えば、小学五年生のときの担任が生徒に雑学クイズを出して溜飲を下げるみたいな最悪人間だったのだが、その日も「The last day of  October is Halloween」という英文を黒板に書いていたことが記憶に残っている。私はその担任が大嫌いだったので、出るクイズ出るクイズすべてに涼しい顔で答えるという変な反抗をしていたのだが、今思うと逆に熱心な生徒だったような気がしてきた。馬鹿エピソードじゃん。かわいいだろそんなやつ。いつもよりはゆっくりとした時間に起きて、ぼんやりと午前中を過ごす。「あさパラ」は生放送らしいめちゃくちゃさが前面に出ている回で良かった。MCを務めるハイヒール・リンゴがカメラの下にいるのであろうスタッフと交わす「これやらへんの?押したし?いいやんちょっとやろうや」という会話。最高。お昼ご飯を食べるためにラーメン屋さんに入って、限定の沖縄そばを頼んだら「具のラフテーがまだ出来ていなくて、普通のチャーシューを多めにのせることになるんですがいいですか」と聞かれたので「大丈夫ですよ」と答えてチャーシュー沖縄そばみたいなものを食べて美味しかったのだが、今になって思うと全然良くないような気がしてきた。なぜだろう。島唐辛子を漬け込んであるコーレーグースをすこしだけ入れると味が変わって良い感じでした。午後からはぼんやりと過ごして、作業を進める。Tverで見た「あちこちオードリー」はサバンナの大阪時代の話が懐かしかったし、ずん・飯尾が37歳のころに気持ちを入れ替えるきっかけになった話も良かった。やっぱりああいう、スイッチが入る瞬間みたいなものがあるのだろう。第一線に立とうとする人たちには。

 

 11/1(日):11月になった。それでも2020年はまだ2か月残っている。このクソみたいな2020年がまだ終わらない。びっくりしてしまう。オリンピックが開催されなかったなんてことが現実だとは未だに思えないし、幕が上がらなかった数々の公演や開かれなかったイベント、世に出なかった作品の数々に思いをはせると、本当に気が遠くなる。嫌になってしまう。それでもやるべきことをやっていくしかない。やだなぁ。携帯電話の不調にバリエーションが出てきて、今日はいきなりホーム画面からアプリのアイコンがすべて消え去ったりカメラを起動したらフリーズしたりと、もうめちゃくちゃだった。まだ2年とすこしくらいしか使っていないので、寿命にしては短すぎると思う。人生で一番長く使っていた携帯はおそらくiPhone5の3年ちょっとで、液晶画面が本体から分離するという壮絶な最期を迎えた。携帯ショップの店員さんに見せたら耐えきれずに笑っていたことを覚えている。そりゃ笑うよね。午前中はぼんやりと過ごして、午後からは「Rakuten TV」で宝塚歌劇団月組のライブ中継を見た。テレビのアプリからライブ中継を見るのはこれが初めてですこし不安だったけれど、途中で二度くらい電波状況が悪くなって映像が止まったこと以外はなにも問題がなかった。自宅のネット環境次第だけれど、家で宝塚の中継を見るというのは新鮮だったので積極的に使ってみてもいいかなと思う。カレーを食べながら和物のレビューを見る経験、そして幕間でお皿を洗うという経験、斬新で良い。月城かなとさんがまぁたいそう麗しくて、それだけで元が取れたような気がする。お芝居の方は最後の終わり方というか、セリフにう~~んとなったけれど、宝塚っぽい作品だった。レビューの主題歌が頭から離れない。ウェルカムウェルカム タカラヅカ…。夕方からはぼんやりと作業をして、夜は「イッテQ」を見ながら過ごした。寝る前にもうすこし作業をしたい。