感情の揺れ方

それでも笑っていたい

週間日記(2020/10/19~10/25)

 10/19(月):ジャンプのない月曜日。今年は土曜日に最新号が発売されることが多いような気がする。なんとなく。今日はアルバイト。全然行きたくはないなと思いながら、ちゃんと用意を済ませて電車に乗る。めちゃくちゃ寒い。この気温が来るには一か月くらい早いのでは。暑かったり寒かったり、四季がはっきりしていると人間の体調にはあまりいい影響がないんじゃないかと思ってしまう。日照時間が減ると憂鬱になるし、暑すぎるとシンプルに命の危険があるし…。そんなことを考えながらアルバイトへ。京都は朝の時点ですこし雨が降っていた。四条通のアーケードを雨が叩いている。アルバイトはバタバタと忙しく、落ち着きがなかった。月曜日だからなのか秋だからなのか、それとも生まれつきのあれなのか、ボーっとしてしまってよくない。昼過ぎにタイムカードを切って、京都駅まで歩く。信号のない路地を選び、臨機応変に歩けばだいたい30分くらいで京都駅に着くのだが、いかんせんめちゃくちゃ早歩きになるのでちょっとした不審者になってしまうのが問題だ。あと普通に疲れる。夕方くらいに帰宅。それからはぼちぼちと作業をしたり。また悲しいニュースがあった。今年は、いやこういう状況になったからなのかもしれないけれど、悲しいニュースが多いような気がする。自らの生きる場所を理不尽に奪われた人たちの心境は、察するに余りある。こんな世界で年老いていくことに希望があるのか?と聞かれたらすぐに答えることは出来ないが、それでも、「こんなにもクソみたいな世界は生きるに値するのだ」と伝えなければならない。伝える表現を生み出さなければならない。そう思う。

 

 10/20(火):昨日は寝る前にTVerで「バナナサンド」と「テレビ千鳥」を見た。なにか面白いものを見て笑いたい気分だった。「バナナサンド」は今やテレビに出まくっている指原莉乃をゲストに迎えて、なぜかバナナマンサンドウィッチマンが激痛マッサージを受けるというバラエティど真ん中みたいなことをやっていて、めちゃくちゃ面白かった。ときに、ここ最近のテレビ業界における指原莉乃の影響力はすごい。みんながみんな彼女の話をしているような気さえしてくる。先週放送の「かまいガチ」でも濱家、山内が「さっしーはすごい」と話していた。そして同じように、指原莉乃は誰かを紹介している。SNSとテレビのハイブリッドインフルエンサー。今日本で有名になろうと思ったら、さっしーに紹介してもらうのが一番早いのではないだろうか。「テレビ千鳥」は「ノブに歌わせたい」企画パート2。なんと言えばいいのか、ノブの絶妙に「音痴」とかじゃない「ヘタ」な感じはどういうことなのだろう。大悟の志村パワーがノブにも移ってきたのが面白い。30代のころのアイーン。今日もアルバイトへ行く。忙しい。帰るに帰れなかったが、夕方くらいに帰路に就く。京都駅まで歩くのはやめて、地下鉄に乗った。このアルバイトもどうかなぁと思い始めたけれど、現状次の冬でやめることになるだろうし、最近のご時勢も相まってやめるタイミングを見失ってしまった。非常にどうしたもんかいのぉ状態だ。帰宅して、夜までぼちぼちと作業を進める。石川県の平和堂にクマが立て籠もったニュースでめちゃくちゃ笑ってしまった。笑い事じゃないけれど、全然平和じゃないし、滋賀県民だから平和堂にはなじみがあるしで絶妙に面白かった。夜にふざけてツイートしたことが、なんとなく良い事を言っているような気がして、しばらくそのことを考えている。

  所有と収奪の転倒。完全にヘーゲルの「支配と被支配の転倒」のパクリなのだが、ちょっと面白いような気がしてきた。あと、適当なことをツイートすると絶対に誤字をするのでもうちょっとしっかりしなければならない。

 

 10/21(水):今日はアルバイトなし。ちょっとした用事があって、シフトは入れなかった。朝起きて、ぼんやりしながら朝ご飯を食べる。口内炎が3つも出来ていて、食事が本当に地獄になっている。生活習慣の乱れ、ビタミンの不足など、調べてみるといろいろな原因があるようだが、たぶんストレス由来だろう。こんな生活でいったい何がそこまで精神にプレッシャーをかけているのかと思うけれど、肉体のことは何も分からない。とにかく元気に健康に過ごしたい。ビタミン剤でも呑もうかな。「ビタミン剤が主食の暮らしで ヘルスメーターにも笑われ」と口ずさみながら…。それか宝くじに当たるかのどちらか。早い時間から車に乗って、市役所へ向かう。姉を乗せて。色々な手続きの運転手役。どうでもいいけれど、車のエンジンをかけてナビが起動したときに「違法駐車はやめましょう」とか言われると「え?ここって停めちゃいけない場所でしたか?」と思いませんか。あと「アクセルワークで燃費が良くなります」とかも、「運転が雑でしたか?」と思ってしまう。車におもねるドライバー。そのあとも各所を回って、お昼ご飯を食べるためにコメダ珈琲に入った。ランチタイムのサンドイッチセットや話題のコメ牛、シロノワールなんかを食べて、お腹がいっぱいになる。コメダのボリュームはすごい。昨日たまたま手に入った「Go to Eat」の商品券を早速使ってみたら、なんとなく大丈夫かなと不安だったけれど、ものすごくスムーズに清算できた。ありがたい。食べて応援したいです、方々を。昼過ぎに帰宅して、すこし仮眠を取ってから作業に入る。BGMに「バナナムーン」を聞きながら。クソじじいラジオだった。亀田のカレーせんが食べたくなってしまう。間食を控えるようになっておやつを食べることがめっきりなくなってしまったけれど、こういう話を聞くとコンビニやスーパーで大量におやつを買い込みたくなる。堕落した生活が出来るようになったらやってみよう。夜は「有吉の壁」から「水曜日のダウンタウン」にリレー。「壁」はニッポンの社長とシソンヌが良かった。あのエレガントなご婦人の名前と過去が明らかになる、美しい縦軸の笑い。「学校」という舞台を最大限に活かす、シソンヌのすごみ。ぼちぼちと作業をしてから寝たい。

 

youtu.be

   

  10/22(木):今日もアルバイトはなし。もうこのまま二度と行きたくないくらいの気持ちがある。賃金を人質にされているだけ、賃金を人質にされているだけ…。ぼんやりしながら朝ご飯を食べる。ピザパン。ピザパンしかりピザまんしかり、不俱戴天の仇ことトウモロコシが潜んでいる確率が非常に高いたべもののひとつだが、フジパンのピザパンには使われていないので愛食している。フジパンといえば最近スナックサンドのCMに森七菜さんが出ているけれど、若い時の宇多田ヒカルに似ているなと思う。いつでもスマイルしていきましょう。うほほほほい。火曜日に始まったドラマは見ていませんが…。録画していた「おにぎりあたためますか」は山梨の旅だった。「ほうとう」を毛嫌いするあまりに「このほうとうは美味しいけどほうとうではない」という倒錯したことを言い出す大泉洋で朝から笑う。なんとなく言いたいことは分かるけれども。昼前から車に乗って外出する。空模様が怪しい。お昼ご飯にはイオンモール近くの「ひばり」でラーメンを食べた。定番の「まろやか」にするか、それとも油そばなんかにするか悩んだ末に、期間限定の生姜醤油ラーメンを注文。美味しかった。そのあとはイオンモールで買い物をする。ユニクロタートルネックのTシャツを買って、この冬の買い物(服)は終了。そういうことにしたい。チェスターコートが欲しい気持ちはあるけれど、いったん見なかったことにしたい。書店に寄って「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」を探したけれど、見つからず。滋賀にタレントのエッセイ本は売っていないのかもしれない。その後もぶらぶらと色々なものを見て回って、昼過ぎに出発。湖岸道路を走っていると、案の定雨が降り出した。天気予報通り。秋の冷たい雨を一身に受け止める琵琶湖の雄大さに涙が…こぼれたりはしなかった。世界で3番目に古く(諸説ある)、日本で一番大きい湖の琵琶湖はしかし私にとってまさしく日常というか、いつもそこにあるもので、それを見て落ち着くことはあっても特段感動したりするようなものではなかった。けれど大学生になり、県外の友人が増え、彼らに滋賀を案内するようになるとみんな一様にポジティブな反応を見せてくれて、ちょっと誇らしくなったりした。マザーレイク、琵琶湖。午後はぼんやりと過ごす。基本的にぼんやりした一日。果てしなく眠いけれど、作業をしてからベッドに入りたい。

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生姜醤油ラーメン

  10/23(金):今日はアルバイトへ行く。全然行きたくない。何故かは分からないが、全然行きたくなかった。このアルバイトを始めてから一番行きたくなかったかもしれない。ここ最近頭の中から離れない焦燥感のせいかもしれない。いったいどうしたらいいのだろう。昨日は寝る前に「オードリーのオールナイトニッポン」を聞きながら作業にいそしんだ。オードリーのふたりから醸し出される生活感はいまだに違和感があるけれど、最近話題になった「セカンドの7番理論」に代表されるように、「老いること」にしっかりと向き合っているところが好きだ。昨日の夜から降り出した雨は朝になっても激しいままで、あぁもう本当に行きたくないなと思いながら傘を差して駅まで歩いた。雨の日の電車は他人が持っている傘に注意を払わなければならないので、いつもよりストレスがかかる。「自分の身体がどこまであるか」に自分が身に付けているものを含めることが出来る人とそうでない人がいて、前者は例えば傘のしずくを他人にぶっかけてしまったりする。「どんくさい」と言ってしまえばそれで終わりなのだが、精神衛生次第でめちゃくちゃイラッとしてしまう。今日は大丈夫だったけれど。アルバイトは普通に終わった。色々な人がいるなと思った。昼過ぎに出発して、京都駅まで歩く。久々に東本願寺の前を通ったら、猫が3匹に増えていた。前までは2匹しかいなかったのに。猫が3匹もいたら、もうそれはちょっとしたパーティでしょう。夕方くらいに帰宅して、休憩がてらに昼食兼夕食を食べながら録画していた「いろはに千鳥」を見る。大悟がひとりでソラシド・本坊の家に行き、なぜか本坊の姉、母と話をするという会だった。本坊の家を後にした大悟が撤収しながら言った「もっと頑張ろうと思った、俺が誰にも文句を言わせんくらい売れたら本坊さんのこともどうにか出来る。今日は悪い酔い方して、明日とちるやろうな」という言葉に、なぜか泣きそうになった。その後は「ハライチのターン」を聞きながら家のことをする。掃除機をかけたり、パーカーを洗濯したり。妄想学園がユースケ・サンタマリアに乗っ取られてしまったのには笑った。夜はぼんやりと過ごす。焦燥感があるうちに、作業を進めてから寝たい。

 

 10/24(土):今日は特に何もしていない、最高の一日だった。「ぼくのなつやすみ」でおなじみ、何もしていないけれど最高だという、あの名言。何もしていなくても、それを持って一日を「最高」と言っていいのだという感動があったことを覚えている。例え地方都市の中学生でも「ぼくのなつやすみ」にはノスタルジーを持つことが出来るのだが、それがあのゲームのすごいところなのだろう。誰の胸にもあるあの概念としてのノスタルジー。「ぼくらのかぞく」もめちゃくちゃやり込んだ記憶がある。ああいう類のゲームが無性にやりたい時期がまた来るような気がする。今ではないけれど。土曜日の午前中特有のぼんやりした時間を過ごす。「あさパラ」を見て、「せやねん」を見ながらお昼ご飯。結局一歩も外に出ていない。夕方に昼寝をしたら、変な夢を見た。世界名作劇場みたいな、はたまた宝塚のオリジナル作品みたいな夢。スイスのような山間部が舞台で、自分は農村の出身、銀細工の腕と頭の良さを買われて寄宿舎に通っている。幼馴染みの女の子と貴族の令嬢との間で揺れ動き、友人ともなんやかんやあった結果なぜか決闘をすることになり、自分は銀細工の指輪を残して故郷に帰るのだが、途中にあるつり橋に差し掛かったところで決闘の傷が痛み、橋から落ちて死ぬ。そういう夢だった。意味が分からない。しかもこの夢を見たのは15分くらいうたた寝をしているときだったので、なおのこと意味が分からない。夜に見たテレビで「愛犬が待てを出来るか」みたいな企画をやっていて、「水曜日のダウンタウン」で警察犬に勝ったオードリー春日のことを思い出してしまった。6時間以上ロケバスで待ち続けた異常者、オードリー春日。寝る前にTVerで「シタランドTV」を見た。出来る限り続けて欲しい。

 

 10/25(日):今日は一日中体を動かしていた。高校の同級生と久しぶりに会って、色々なアクティビティを楽しんだ。お昼ぐらいに落ちあって、まずはスラックラインスラックラインですよみなさん。あの、おしゃれな綱渡りと言えばいいんでしょうか、あのスポーツです。意外なことに近場にスラックラインを楽しむことが出来る場所があって、そこへ行った。4人いて全員初心者だったけれど、思っていたよりもずっと楽しくて2時間ぶっ続けの休憩なしで楽しんだ。めちゃくちゃ難しかったけれど、3メートルくらいは進むことが出来るようになったので、これっきりにするのではなくて定期的にやろうかなと思うくらいだった。結構ヘロヘロになったけれど、スラックラインから流れるようにボルダリングへ。正直な感想を言えば、ボルダリングはもういいかなという感じ。スラックラインのあとにやったせいもあるかなと思うけれど、性に合わなかった。腕がめちゃくちゃしんどい。そして晩御飯には焼肉を食べた。最高の日曜日。友達としゃべってお酒を飲むのが一番楽しい。今日はもうこれくらいしか書くことがない。明日から頑張ります。

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牛タン。