感情の揺れ方

それでも笑っていたい

週間日記(2020/5/11~5/17)

 5/11(月):暑い。ベッドから抜け出すと、部屋を漂う空気がもう夏のそれだった。早い。春はどこへ行ったのだ。朝ご飯を食べながらTVerで「探シタラTV」を見る。こういうご時世のリモート対策がなされたうえでの新番組で、逆にセットがめちゃくちゃオシャレなことになっていた。ゲストの平成ノブシコブシ吉村が良い。MCのバナナマン設楽との相性もすばらしく、目覚まし時計を高いところから脛に落とされるやり取りでめちゃくちゃ笑ってしまった。その後は掃除機をかけたり。先週の「バナナムーン」を聞きながら。バナナマンの摂取量が多いような気がする。日村さんのスイカ克服チャレンジ。スイカはそこまで好んで食べるわけではないけれど、スイカが嫌いな人に本物のスイカを絞ったジュースやシャーベットから食べさせるのは絶対に違うと思う。家のことをだいたい済ませてから、近所の書店で「ジャンプ」を買ってすぐに帰宅する。短い距離だったけれど、外もやっぱり夏の雰囲気に満ちていた。『鬼滅の刃』の最後のコマを見て、めちゃくちゃ大きい声で「えっ!」と言ってしまった。まさか、漫画版エヴァみたいなことになるのだろううか。それはそれで良いような気がする。昼からは作業。学部時代の友人たちと通話をしながら。観光業の友人は本当に大変そうだった。夕方からは礼真琴主演版の『アルジェの男』を見る。面白い。『ガイズ&ドールズ』や『大海賊』、そしてこの『アルジェの男』と、礼真琴にはどうしても霧矢大夢の影が見え隠れする印象がある。体格、歌唱力、ダンス。偉大なトップスターであること。明日くらいにはエントリーを書きたい。夜に、前花組トップスターの明日海りおさんの載っている雑誌を読んだ。すこし健康的な体格になっているような気がして安心した。『ムーラン』の公開が待ち遠しい。

 

BAILA2020年6月・7月合併号

BAILA2020年6月・7月合併号

  • 発売日: 2020/05/12
  • メディア: 雑誌
 

 

  5/12(火):暑い。書き出しが連日これになってしまうけれど、暑い。初夏特有の、夏を予感させる蒸し暑さと春の名残の埃っぽさが混ざりあったような、要するに過ごしにくい一日だった。今日は買い出しの日で、車に乗ってぼちぼちとさまざまなものを買い漁った。漁るというほどではなかったかもしれない。昼前くらいからウロウロしていると、学校が休みで行き場のない子供や中高生が思い思いの場所で時間をつぶしていた。私は心底学校が嫌いだったけれど、学校が好きな人にはつらい時期だろうなと思う。それくらいの想像力はある。たまたま家に籠っている特性を持っている人がそうでない人を叩く光景が散見されるようになって久しい。ただ、こういう状況になる前に叩かれていた意趣返しという意味合いもあるのだろうから、難しいところだ。「叩いてはいけません」という至極シンプルなお題目は、その実なかなか伝わりにくい。最後にコメダ珈琲でテイクアウトをして、帰宅。滋賀県に関して言えば新規感染者はこの一週間ほどはゼロの日が続いていて、自粛ムードも段々と緩くなっているような印象に映る。いやもうちょっとやっときませんかという気持ちだけれど、徐々に色々なことを動かさなければならないよなというのも理解出来る。本当に、早くどうにかなって欲しい。四条やデルタで友達とだらだらとお酒を飲む日々がもはや懐かしい。帰宅してからは、あまり作業が捗らず。ドラマの再放送を見て、「佐藤健と同棲したいな~」と思ったので、少しでも作業をしてから寝ます。

 

  5/13(水):起きて、朝ご飯を食べながら「テレビ千鳥」を見る。先週に引き続き千鳥の二人が人生ゲームをしているだけなのだが、これがまたおもしろい。「ほんまにお前の人生やん」と言いあう大悟とノブの姿には安堵感すら覚える。午前中はまったく体が動かず。いつのまにか正午になっていた。本当に。体を動かす方がいいなと思い、近くのコンビニまで飲み物を買いに行く。ちょっとした散歩だ。黄砂舞う外の空気を吸ったところで体には良くないような気がするけれど、そういうことを考えている場合ではない。セブンイレブンで売っている希釈珈琲ポーションソーダで割ると一部の好事家に愛されるコーヒーソーダが作れるよというツイートを見て思いついたことがあったので探してみたけれど、置いていなかった。残念だ。セブンイレブンにこだわる必要はないはずなので、またの機会を待つことにする。甘くてカフェインの多い飲み物を買って、帰宅。捗らないながらも午後は作業を進める。『アルジェの男』のエントリーは書き終えることが出来た。柴田侑宏先生の作品はクラシカルで良い。好きだ。宝塚らしいと言ってもいいかもしれない。夜に近所を通った救急車が今まで聞いたことのないようなサイレンを鳴らしていて、本当に救急車か?なんかヤバイ人か?と思ってしまった。変わったんですかね。

maholo2611.hatenablog.com

   

  5/14(木):夜の間にすこし冷え込んだようで、窓を開けたまま寝ていた私の喉はちょっとしたイガイガに襲われていた。過ごしやすい気温に油断しているとこういうことになる。人生みたいだ。朝起きて、ご飯を食べながら録画していた『おにぎりあたためますか』を見る。北海道ではだいたい2年くらい前に放送されていた回だろうか。奈良を旅する一行が訪れていたラーメン店を調べてみると、今回の騒動を受けてテイクアウトや通信販売を始めていた。早く日常を取り戻したい。それがもはや以前までの日常とは違ったとしても。午前中の早い時間から外出する。車に乗ってイオンモールへ。まだまだ営業は自粛中で、開いているのはイオン管轄のスーパーとその他一部の店舗くらいだった。もちろん来ている人も少ない。カルディでコーヒーを飲みながら見たことがないような食品を手に取る日が懐かしい。買い物はささっと済ませて、途中でモスバーガーに寄ってから帰宅する。なんとなく買ったコーヒーシェイクがものすごく美味しくて、ちょっと感動した。バケツくらい飲める。昔は近所にモスがあったのだけれど、今は車に乗らないと食べられないようになってしまった。しかも複数ある店舗がそれぞれ等距離に位置していて、余計にめんどくさい。家の下に出来ればいいのに。午後はなんだか一瞬で溶けてしまった。星組公演『Ray』を見ていたら、いつの間にか夕方になっていたような気がする。なんだか元気がなくなってきたので、早く寝ようと思う。モスのシェイクが飲みたい。

 

  5/15(金):今日はなんだかとてもしんどい日だった。なんだろう。理由は特に分からない。神経の細かいヒダが逆立って、ささいな風や刺激へ過敏に反応しているというか、普段なら気にならないことがものすごいパワーを持って襲い掛かってくるような一日だった。疲れているのかもしれない。なにに?分からない。ストレス?かもしれない。午前中、ついに我慢できなくなったので散髪へ行った。自粛に合わせた営業形態になっていて、とても静かだった。増えに増えていた髪の毛が減って、かなりスッキリする。帰宅して、「ハライチのターン」を聞きながら家のことをする。掃除機をかけたり、雑誌を整理したり。そこからはもうほとんど記憶がない。いつの間にか日は暮れていたし、いつの間にか日付も変わりそうだ。

 

 5/16(土):雨が降っている。ずっと、雨が降っている。雨が強く降っている。気圧が低い。眠気がある。頭痛はない。やる気はない。午前中はぼんやりと過ごし、昼前に外出した。ものすごい雨が降っていたけれど、傘を差して近所のラーメン屋まで歩く。昨日から営業を再開したお店は流行っていた。ずっと開いていなかったのだから、そりゃそうだ。不要不急の外出。外食、特に店内飲食はやり玉に挙げられている印象があるけれど、それなら食事は不要不急ということになるのだろうか。テイクアウトをすればいいじゃないかという言説に関しては、現状家で食事をすることだけが正義でありそれ以外は糾弾するべきだという前提があると思うのだが、なら給食や会社の昼休みも糾弾の対象に入るし、要するに「自分の言葉が何を意味しているのかよく考えたことがありますか」というところに着地するのではないだろうか。色々なことを考えて、自分なりの基準を作った上で私は外食をします、という話でした。作業というか創作というか、自分と向き合う行為がこの二週間くらいは全然出来なくなっていて、どうしたもんかいのと困っている。単純な作業しか出来ない。映画を見る気にもならなくて、雨音に交じって耳に入ってくる工事現場の騒音を聞きながら夕方まで昼寝をした。村人を襲う巨大人喰いワニを友人たちと捕まえる夢を見た。犠牲を出しながら捕獲したものの、「ワニに人権を」と訴える団体に邪魔をされ再びワニが逃げ出したところで目が覚めた。示唆に富んでいる。最近はインターネットのコミュニケーションについてふわふわと考えている。あれはつまり幽霊とのコミュニケーションであって、幽霊とのコミュニケーションは自分とのコミュニケーションでしかないのだ。爪を切ってから寝る。

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生きのいいチャーシュー丼

 5/17(日): お笑いの動画を見ること以外なにも出来なくなる期間というのが定期的にあって、今がそれだ。本当に何も出来ない。今日したこと、「バナナドライ部」を途中まで見る、肉を食べる、ジュースを飲む、昼寝をする、パスタを食べる、ドーナツを食べる、以上。生み出したものはゼロと言っていい。あ、あとエアコミティアでおかだきりん先生の新刊「賞与のある喫茶店」を買った。面白かった。非常に。近所で行われている工事は半分くらいDIYっぽくて、そのせいか時間や曜日の概念がない。今日も工事を進めていて、その音で目が覚めた。ちょっとアグレッシブだなと思う。お笑いの動画を見て寝たい。最近見ているテレビ番組は「探シタラTV」、「あちこちオードリー」、「テレビ千鳥」、「有吉の壁」など。好きな芸人はバナナマン、オードリー。あとラーメンズ。好きなものの話をして、笑っていたいですね。早く友達と飲み会がしたいです。あと推しに会いたいです。切実に。政治の話を見聞きすることが多くて、でも政治的ではないことなんて存在するのか?とも思う。何も現職の総理や政党名を出して何を言うことだけが政治的ということではないのだ。若者の貧困、セックスワーク。『天気の子』は、政治色の強い作品ではありませんでしたか?