感情の揺れ方

それでも笑っていたい

週間日記(8/26~9/1)

 月曜日:適当に起きて、情報番組を見ながら朝ご飯を食べる。昨日買っておいたパンはとても美味しかった。24時間テレビはほとんど見ていなかったが、駅伝を走った人たちも朝から番組に出演していたので素直にすごいと思う。働き方改革とは。食後はシャツを洗ったり、家のことをする。今日もそれほど暑くはない。張り切って動いてもすこし汗をかく程度だ。昼前には外出して、最寄りの書店でジャンプを買う。ほとんど外出のうちにも入らないような外出だった気がする。今熱心に読んでいるのは『鬼滅の刃』と『呪術廻戦』。前者は作品自体が佳境に入っている。アニメの出来もめちゃくちゃ良いので、ぜひ。微妙に頭がぼんやりとするので、30分ほど仮眠をとった。これが非常に良い感じの睡眠になり、午後からはしっかりと活動出来た。まず、小説版『天気の子』を読む。うっすらと予測するにとどまっていた夏美さんのバックボーンがはっきりと分かったのが良かった。映画と違うセリフがところどころにあったけれど、あれはどういう基準なのだろう。会話そのものがないとかではなくて、ちょっとした単語が違うとか、そういうレベルの差。次に、エントリーを書く。昨日の七海ひろきワンマンライブのライブレポ。レポというほどしっかりしたものではなくて、本当にちょっとした感想くらいのエントリー。夜は右足の裏に出来たタコと格闘した。一週間ほど前からイボコロリ的なものを張っていて、数日に一度それを剥がしては柔らかくなったタコをすこしずつ除去する、という工程を繰り返している。だいぶ綺麗になってはきたが、うーんまだ微妙な感じ。いっそ病院に行った方が速いのだろうかと考えながら爪を切り、作業をしてから早めに眠る。サイクルを健康的にしたい。

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 火曜日:昼過ぎから雨になるでしょうという天気予報は外れ、午前中から雨が降ったりやんだりしていた。低気圧の影響か、今日か本当に頭がボーっとしてしまい話にならなかった。起きては寝て、起きては寝て…。そういう一日。朝ご飯を食べたあとはTVerで『テレビ千鳥』を見る。そのまま本を読んだりしながらも、あまりに眠くなってしまいまさしく昼寝をする。もうだめだ。昼過ぎに起きて、また本を読む。しかし集中出来ず、また寝る。起きたら夕方も夕方、ほとんど夜になっていた。こりゃあダメだ。ダメにもほどがある。読まなければいけない本も見なければいけない映像も書かなければいけないことも山ほどあるのだが…。お風呂に入って気合を入れ直し、文芸やシナリオ系の公募の日程を整理する。いくつかピックアップしたあと、文学フリマコミティアの日程を確認。やはり次の即売会は来年1月の文学フリマ京都にしよう、という感じ。そしてコミティア131に出て、その次は来年のゴールデンウィークにあるコミックマーケット98。予定としてはこれで行こう。ただいかんせん人生なのでどうなるかはわからない。そういうものだ、人生。最近ちょこちょこと本を買って読むというのを再開していているのだけれど、ひとつ問題が出てきた。どう考えても部屋の本棚が足りない。歴史書哲学書、文庫本や雑誌を誤魔化しながら収納していたが、もう限界だ。スペースがどこにもない。宝くじが当たれば良いのに。宝塚の公式サイトを見ていると、来年の月組の演目が発表されていた。いや、ちなつさんの演目どうなってるんだこれ。大丈夫なのだろうか。

 

 水曜日:今日も朝から雨。起き抜けからお腹の調子が悪く、トイレを行ったりきたりという一日だった。心当たりがないので怖い。不安になりながらも朝ご飯を食べながらニュースを見ていると、九州が大変なことになっている。ここ数年、九州の方は一年に一回くらいのペースで観測史上最大の雨に見舞われているような気がする。数年前に九州を旅して高速道路に乗ったとき、福岡県の朝倉市を通ったときのことを思い出す。惨禍との向き合い方を、一生考えなければならない。だからこそ、『天気の子』の主人公の向き合い方はあまり好みではない。話が逸れた。食後は家のことをする。本棚が足りないなぁと今日も思った。昼前から、『なめらかな世界と、その敵』を読む。SFを読んだ経験がほとんどない私でも、かなり楽しめた。めちゃくちゃ面白かった。『ゼロ年代の臨界点』が特に好み。晴耕雨読の生活。夕方にはラジオを聞きながらぼちぼちと作業。まだ何も書き始められないかなという感じ。夜にすこしだけ鳥人間コンテストを見た。そんな季節だったか。そういえば、先週に長浜まで向かう道すがら、「鳥人間」とだけ書かれた立て札が置かれている空き地をいくつか見かけた。きっと、これのための臨時駐車場かなにかだったのだろう。ちょっとしたSF感があった。そしてこの番組を見かけるたびに2011年に出場した東北大学パイロットのことを思い出す。当時私は中学を卒業して高校生になったばかりで、良くないインターネットよろしく彼のことをなんとなく鼻で笑いながら見ていたのだが、しかし今、彼に対して抱く感情はまったく異なる。あの時の彼を笑うことが出来る人間など本当はどこにもいないのだと、心からそう思うようになった。なんならすこし泣きそうになる。こういう雨の日は色々なことを考えてしまう。貧乏と裕福、田舎と都会、投げつけられた環境の断絶。

 

  自分にしては珍しく、Twitterに思うところをぶちまけた。私はそれなりの地方に住んでいて、それでも頑張って東京まで好きな人を応援しに行っているけれど、だからこそ地方の人たちを断ずるような気持ちにはならない。なぜなら、「どうしようもなくどこにも行けない人たち」は確実に存在するから。私は、私自身がとてもラッキーな環境に居るのだということを自覚している。いや、そう思わなければならないということを意識している。その思考を放棄することは、被害者意識に他ならない。

 

 木曜日:朝から外出をする。先週の木曜日に続いて、今週も岩盤浴へ。今日は先週と違って、人が少なかったような気がする。もう夏休みが終わっている学校もあるし、そうでなくても最終週に気を張って出かけるというような人もそんなにはいないのかもしれない。いつもと同じように、岩盤浴岩盤浴→休憩→ロウリュというサイクル。休憩時間に読むのはもちろん『カイジ』。今回は、45組と班長とのチンチロ決戦が始まるところまで読んだ。続きが気になる。道中でお昼ご飯を食べ、クラブハリエに寄ってから帰宅。火曜日の『マツコの知らない世界』を見てからというものバウムクーヘンを食べたくて仕方がなかった。いや、バームクーヘンになるんだっけ、あの人たちの定義によると。プロフェッショナル、ライト層を攻撃しがち。夕方に音楽を聴きながら作業をしようと思ってイヤフォンのスイッチを入れても、電源が作動しない。朝まで使えていたのに、急に壊れてしまった。お隠れになってしまった。これは困った。携帯にはイヤフォンジャックがないし、ウォークマンの方にはミュージカルの音源を入れていない。なによりスマートフォンで動画を見ることが出来なくなってしまった。一瞬だけ悩んだ結果、アマゾンで安価なものを注文した。明日には来るらしい。ありがたいやら申し訳ないやらだ。ゼンハイザーのワイヤレスイヤフォンと、BOSEの今日発表された来年発売の完全ワイヤレスイヤフォンが欲しいが、そんな余裕はない。なんらかの賞を獲る必要がある。いや、働いて貯金をしろという話だ。夜は特に何もしていない。筋トレくらい。今週から始めたので、全く言及しなくなったら筋トレが完全な日常になったか一切やらなくなったかだと思って気にしないで欲しい。

 

 金曜日:今日も雨だ。先週はずっと天気が良かった分、その反動だろうか。これだけ雨が続くとこたえる感じがある。『天気の子』では3年間も雨が降り続いているけれど、それだけで死んでしまう人もいるだろうなと思う。もし私があの東京に居たら、半年くらいでどこかに引っ越すだろう。いや、3か月くらいかもしれない。気圧が低いと腰も痛くなるし。どうでもよい話、終わり。朝ご飯を食べた後は、とりあえず家のことをする。したのだが、どうにもやる気が出ずにダラダラとやっていたら、終わる頃にはもう正午が近かった。午前中が消えるマジック。舞台作品を観ようという気持ちがずっとあったので、昼からは去年の花組公演『メサイア』を観る。劇場で観たときからずっと腑に落ちないところがあって、それを再確認した。明日海りおの天草四郎はどこまでもかっこいいし、全体的なストーリーも綺麗にまとまっていて面白いのだが、やっぱり腑に落ちない部分はあった。その勢いで、エントリーを書く。しばらくはこういう風に映像で見た作品も個別でエントリーにしていきたいと思う。まずは2010年代の作品から。夕方くらいに昨日注文したイヤフォンが届いた。いや、お急ぎ便とは言えめちゃくちゃ早いな。こういうところの無理が全体に波及してきているのでは、なんて考えたり考えなかったり。使い心地は良いのだが、音量がいまひとつ。Bluetoothのイヤフォン全般に言えることだけれど、一番小さい音量が大きすぎたり、一段階上げたときの上がり具合が大きすぎて好みの音量に出来ないことが多い。良いやつを使えばそんなことはないのだろうか。何かにつけて必要なもの、お金。今日もちゃんと筋トレをした。偉い。

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 土曜日:今日は一日雨が降らなかった。だが、快晴というわけでもなく。微妙な空模様。今日は朝からチケット戦争に参加した。12月に梅田芸術劇場で上演される『ファントム』の一般発売。城田優が主演に加えて演出まで手掛けるという話題作で、クリスティーヌのダブルキャストが愛希れいかと木下晴香という、絶対に観たい作品。しかし梅芸の会員サイトはもとよりどのプレイガイドの先行抽選も外れに外れてしまい、一般発売にかける形に。10時の発売に合わせてサイトに張り付いていたものの、あっという間に完売。ダメダメだ。めちゃくちゃ観たかった…。やはり舞台作品は生で観たい。映像には映像の魅力があるが、やはり舞台は劇場で、生で観劇しなければならないと思う。あくまでも私は生で観たい、という話だけれど。それに、宝塚や帝劇ならまだしも、そもそも映像化しない作品も多いのだ。ブロードウェイミュージカルは版権の問題でその傾向が強い。映像だけでなく、舞台写真すら公開NGということもある。稽古中のそれもダメなんてことも。もう少し開かれたものにしてもいいのでは、なんて本音が漏れてしまう。昼前から外出。母の買い物の運転手役で、アウトレットに向かった。ただ目的は服ではなくて、食器とカルディ。あとご飯。母は大きめのフライパンを買っていた。だし巻きの専門店が使うようなサイズの。私はちょいちょいと服を見て回ったけれど、ピンと来るものがなかった。結局コーヒーとフライパンを携えて帰路へ。アウトレットの正しい使い方ではないような気がする。行き帰りの道中に設置されている温度計は30℃に届かず、体感的にはもう秋という感じ。このまま涼しくなってくれればいいのだが、天気予報によれば明日からまたすこし暑くなるという。やめて欲しい。夕方には帰宅する。森山未來が出演しているので、夜は『世界ふしぎ発見!』を見て過ごす。森山未來の出る舞台も一度は観てみたい。今公演中の『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』の日本初演は彼だった。演劇ファンの中では語り草になっている舞台で、そういう話を聞くと観たかったなぁと思ってしまう。出来れば劇団新感線に出演している彼を観たい。イスラエルを案内している彼の佇まいはどこか知的かつ精悍で、カッコよかった。めちゃくちゃ関西弁が出るところも良い。もう8月が終わってしまった。今月はとても充実していたように思う。コミケやらなんやら…。ただ劇場で舞台を観る機会が一度もなかった。一年のなかでどうしてもこういう月が出てくる。出来れば月に一度は観たいのだけれど。

 

 日曜日:午前中から電車に乗って大阪へ出発。外に出ると微妙な気温で、だが真夏の盛りは過ぎ去ったような雰囲気だった。日差しを浴びるとすこし汗ばむかなという感じ。いつの間にか9月なのだから、そりゃあこういう気候にもなるよなと思う。9月。早い。大阪に到着して、まずは阪急百貨店へ。エスカレーターで催事場に着くと、フロアにはカレーの良いにおいがただよっていた。「カレーとカレーのためのうつわ展」と同時開催の「#TOKYOおやつショー」を楽しむ人たちの賑わいはまさしく休日という様相で、まだ何も食べていないながらも心が躍り出す。まずは行きの車内で事前に調べておいた佐賀のレストラン「白山文雅」の列に並ぶ。お昼ご飯にはすこし早いが、やはり日曜の梅田には人が多い。だいたい10分くらいの待ち時間で「牛タンシチューカレー」を注文、それを受け取って会場に設置されているテーブルに空きがないか探す。運よく空いたところを確保出来たのでラッキーだった。

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牛タンシチューカレー。

 これぞという欧風のカレーで、牛タンもプラスチックのスプーンで切れるほど柔らかい。とても美味しかった。同行していた姉と一緒にひとつのカレーを食べ終えたところで、次はおやつショーの方に照準を合わせる。 まずはかき氷だということで、栃木県は宇都宮の「パティスリーメルシー」の列に並ぶ。列といっても時間がまだお昼でほとんどの人はカレーを食べていたので、私の前にいたのは1人だけだった。

 

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贅沢パッションミルク。

 注文したのは目玉焼き風のトッピングが可愛い「贅沢パッションミルク」。卵黄のように見えるのはパッションフルーツゼリーで、白身はミルククリーム。氷にはパッションフルーツとミルク風味のシロップ2種類がかかっていて、場所によって味が変わるので楽しい。美味しかった。さてじゃあ次はということで、かき氷を食べていた場所の近くに出店していた表参道の「グラッシェル」で「5種のバルーンパフェ」を頼んだ。

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5種のバルーンパフェ。

 なぜか5種のうちのひとつの味が在庫切れということで、4種のバルーンパフェになっていたけれど、どのフレーバーも美味しかった。ライチフランボワーズが特に。さて、かき氷→パフェのはしごで体が冷え切ってしまったので、会場をうろつくことに。カレーのためのうつわ展には良い感じのお皿がたくさんあったが、いかんせん今買ってもな~というところ。この後は梅田芸術劇場で観劇なのだ。演目は『ブラッケン・ムーア~荒地の亡霊~』、主演は岡田将生。ぶらぶらしているうちにいい時間になったので、劇場へ移動。今回はドラマシティだったので、絶妙にひとり分でもふたり分でもないサイズ感のエスカレーターに乗って地下へ。ドラマシティ名物、開場前のえげつない入場列に加わる。感想としては、やはり岡田将生がめちゃくちゃ美しかった。『ハムレット』以来の彼だったが、美しさにかげりなし。こう、変な例えにはなるが、ツルとかタンチョウみたいな、そういう美しさがある。稀有な人だ。詳細な感想はまた個別にエントリーにしたいと思う。しかし示唆に富んだ作品で、劇評を書くのには骨が折れそうだ。観劇後は茶屋町の大きなユニクロとGUで買い物。秋物を少し買った。私の大好きな半袖の柄シャツを着られる時期がもう終わってしまいそうで悲しい。いざ帰るかと大阪駅に行ってみると、人身事故の影響ですこし電車が遅れていたが、夕方過ぎには帰宅。日没が日に日に早くなっている。夜はスカイステージで放送していた『ディライトホリデイ』を流し見する。仙名彩世さんの軸のブレなさはすごい。野球で例えるとバリー・ボンズ阿部慎之助のスイングくらい頭が動いていない。キレッキレだ。しんどかったけれどちゃんと筋トレもした。明日からはまた書かねばならない。頑張ろう。