感情の揺れ方

それでも笑っていたい

週間日記(7/22~7/28)

 月曜日:アルバイト。労働は尊い。今日は一日中雨だった。朝の滋賀も昼の京都も夕方の滋賀も、基本的にずっと雨だ。帰り道はいつも通り散歩をしたが、このまま降らなかったらラッキーと思ったところで結構がっつり雨が降って来た。ダメだ。だいたい東本願寺の前くらい。海外からの観光客がみんな雨宿りをしていて、自分が海外で雨に降られたときのことを思い出したりした。時間が経つと良い思い出になる。だいたいのことは。途中でジャンプを買ってから帰宅。とりあえず読む。『鬼滅の刃』、『呪術廻戦』が強い。その後は家のことをする。リビングのドアの立て付けが悪くなっていて、閉じ込められるようになってしまった。いや、普通に開くのだが。それにコツがいる感じ。日常生活でドアを開けるのにコツを意識したくない。パーツパーツのねじを締め直したりしたものの、あまり改善はない。現状、接触する部分にスプレーをしてお茶を濁している。昼過ぎから始まった吉本興業の会見は、これだけ会見の悪い見本があふれるご時世によくあんな会見が出来るなと思った。びっくり。ステージの脇の方にあの藤原さんがいたこともあいまって雰囲気は完全に「絶対に笑ってはいけない会見」だ。『ワイドナショー』で松本人志が作った社長会見をセッティングしてすべて手打ちにしようという流れが全部ぶち壊しになったというか、そういうことなのだろう。加藤浩次を筆頭に、吉本所属の芸人も続々と声を挙げている。何度も言うが、大きなうねりは必要だ。日本のエンタメが良くなってくれることを願う。

 

 火曜日:今日も朝からアルバイト。覚えることが増えてくる。なんというか、ぼちぼちとアルバイトはしてきたけれど、アルバイトに頼っている部分があまりにも大きいところはダメだ。そういう時代ではあるけれど。京都はめちゃくちゃ暑かった。そろそろ梅雨明けが近いのだろう。最悪の夏こと京都の夏がすぐそこにまで来ている。打ち水が捗って仕方ないなきっと。仕事がダメダメで、いつもよりすこしだけ遅い帰宅。汗だく。ちょっと本当にやばい雰囲気になったので、駅の自販機でポカリスウェットを買う。普通の状態で飲むよりも味が濃いなと感じたので、体の状態が良くなかったのだろう。熱中症で死ぬ時期が来る。「ただめちゃくちゃ暑い」というだけで人が死ぬの、冷静に考えたらおかしい気がする。帰宅してからは、作業をしたり。先週の『バナナムーン』をようやく聞く。めちゃくちゃ面白かった。爆発する回だった。先週から続く日村さんの「六本木イノシシ遭遇事件」。滋賀県民なので、二人が言うほどイノシシのアクセントが気にならず、普段の自分の発音が不安になった。ぼちぼちイノシシ出現のニュースが出回る地域なのだ、ド田舎の。そしてメールテーマの「誰にも信じてもらえない不思議な体験」も最高。絶妙にずれたメールに対する設楽さんの「おい寝てんのか⁉」というツッコミで爆笑した。夜、タカラヅカニュースで宙組の千秋楽映像を見る。退団者が多い。それも純矢ちとせを筆頭に、組の中心メンバーが多い。どこの組もそうだが、全体的に世代交代が進んでいる。来年はもっと動きがあるような気がする。月、雪、宙…。果たして。

 

 水曜日:今日も朝からバイト。確認してみると、来月の頭から一週間くらいはシフトが入るらしい。先立つものは必要なのでありがたい。ただ定期の期限が切れるので、そこはうーんというところ。わたくし様が働いているのだから交通費くらいは出して欲しい。元ネタは西尾維新です。あしからず。京都はひどく暑かった。ポロシャツでも汗だくになる。趣味:グルメ雑誌という人間なので、帰りに散歩をしながら雑誌で見たお店の場所をなんとなく把握している。グーグルマップの「行きたいお店」は増えるばかりだ。「京都で一人暮らし」が積年の夢なのは、きっとそういう理由もあるのだろう。来年からはどうするのが良いのかというのがここ最近の悩み。どこで暮らすにしろしこしこと文章を書き続けるのなら、エンタメのために東京へ乗り込んだ方が将来のためになるような気がしている。その一方で、「良い作品」を書きあげられるのなら場所なんて関係ないよなという思いもある。おそらくどちらも正しくて、どちらも誤っているのだろう。問題は、自分で考えて自分で責任を取るのかどうかだ。昨日よりも暑いなと思いながら電車に乗り、ニュースを確認すると京都は近畿で今年初めての猛暑日になったらしい。どおりで。同時に梅雨も明けた。『天気の子』を思い出す。今から晴れるよ。帰宅してからはすこし家のことをしたり。夜はフジテレビの『FNS うたの夏まつり』を頭から見る。雪組が出るのだから、見るしかない。ディズニーメドレーでの望海風斗と真彩希帆は実力をいかんなく発揮していたし、U.S.A.ではすこし朝美絢がバズっていた。「宝塚の黒髪」の人というワードで。そうです、彼があーさこと朝美絢です。持ちネタが「今何時?」と聞かれたら「お前にマジ」と答える、でお馴染みの。『レミゼラブル』を中心にしたミュージカルメドレーも良かった。木下晴香は最初から上手かったけれど、最近はまたどんどん磨きがかかっている。『ファントム』も楽しみなのだが、いかんせんダブルキャストが愛希れいかなので、そこの兼ね合いが難しい。山崎育三郎と望海風斗による『闇が広がる』も良かった。どっちがトートなんだろうなんて思っていたけれど、やっぱり望海風斗がトートだった。そりゃそうか。

 

 

 木曜日:アルバイトはなし。なんとなくだが、基本的に木曜日は働きたくない。アルバイト風情が何言ってんだ感はあるけれども。昼前から外出。まずはお昼ご飯を食べようと思い、前回行こうとしたら店主体調不良で臨時休業だったラーメン屋に行く。行くつもりだった。つもりだったのだ。お店のTwitterを確認するとまたも店主体調不良で臨時休業。もういっそしっかり休んで欲しい。暑いし。ということで、また別のお店に行く。豚骨ラーメンを食べた。美味しい。母が頼んでいた夏季限定の冷麺がかなり美味しかったので、機会があれば今度はそれを注文しようと思った。ゴマダレを豚骨スープでのばしているらしく、絶妙なバランス。食後はホームセンターへ。家の網戸を別の物にしようということで、それを買いに。あまり売れないのかネットでの相場よりも安く、店員さんもあまりよく分かっていなかった。よくは知らないけど頻繁に売れるものじゃないよねぇ、網戸って。その後はユニクロで安くなっていたポロシャツを買ったり、雑誌を買ったり。25日なので『Leaf』が出ていた。網戸はなんとか車に積み込むことが出来たが、運転席と助手席の間に長い棒が挟まる感じになった。ギリギリセーフ。昨日に引き続いて人が死ぬ暑さだったので、スターバックスで甘くて冷たい飲み物を買ってから帰宅。車に乗り込むまでの間に結構溶けるくらいの暑さ。今年はクールライムの発売はないのだろうか。スターバックスならあれが一番好きなのだけれど。帰ってからすこしすると、激しい夕立。ラッキーだった。すごい勢いで夏がやって来た感じがある。

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腕の出演、母。痩せる。

 

 金曜日:朝からアルバイト。昨日かったポロシャツを早速着ていく。もう半袖以外は着ていられないような暑さだが、なんとなく昨日ほどではないような気がする朝だった。アルバイトは、色々とやることが多い。どうしたって人手が足りていないのだ。自分が何人分も動けば良いのだろうとも思うが、それは別料金なのです、という気持ち。プロダクトを安売りするのは良くない。きっと。帰りしな(ド方言)に色々とコミケ用の買い出しをする。小さめのイーゼル、値札スタンド、スペースのテーブルに敷く布など。ヨドバシカメラの地下二階に初めて足を踏み入れた。手芸店で布を買う時の手順が全然分からず右往左往したものの、良い具合の布がばら売りされていたのでそれを購入。バイトが忙しくて忘れそうだが、もうコミケまであまり時間がない。一冊で良いから手に取って欲しいなと思う。いつか価値が出るので。家のプリンターが死んでいてカラー印刷が出来ないので、コンビニを利用してから帰宅。宅配搬入の荷物に張る例の紙を印刷した。夕方からは高校野球滋賀県大会決勝を見ながら家のことをする。去年の甲子園で金足農業にサヨナラツーランスクイズを決められた2年生バッテリーが一年の時を経て甲子園に戻る切符を手に入れた。激熱だ。光泉のピッチャーもいいボールを投げていて、エラーも少なく締まった試合だった。予選にしろ甲子園にしろ、もっともっと余裕のあるスケジュールを組んで欲しいという思いが強い。興行ではなくて高校の部活なんです、という言い訳が通用する時代ではないだろう。夜は『ぴったんこカンカン』を見たりしながら過ごす。なんというか違和感のある編集だったけれど、何かあったのだろうか。大泉洋総集編というか。 面白かったので私的にはオッケーだったが。

 

 土曜日:台風の影響で、朝から夕方までずっと雨だった。本当にずっと。そのせいもあって一日中家に居て、一歩も外に出なかった。こういう日はかなり久しぶりな気がする。普段の不健康さが身に染みる。アルバイトさまさまとでも言っておこう。家の近所でお祭りがあった。朝から雨が降り続く中、昼間に開催のアナウンスがあったので「よーやるな」なんて思っていたのだが、夕方からは雨がやんだこともあり、かなりの人が集まっているようだった。どうせならぶらぶらしようかな、なんて考えもあったのだが結局行かなかった。木曜日に買った網戸の取り付けに追われていたのだ。これがなかなか大変で、かなりの時間と体力を使ってしまった。ねじ穴やレールと格闘しながら最終的にはどうにかなったので良かったが。夕方にはもうへとへとになってしまい、休憩をのためにすこし寝ようとしたのだが、いかんせんお祭りの喧噪で眠れなかった。夏休みの子供達よ、健やかに育ってくれ。夜は、コミケの宅配搬入の準備をする。ポップスタンドも入れてしまおうと思ったが、入らず。次回からの課題にしたい。

 

 日曜日:午前中から電車に乗って出かける。いざ宝塚へ。紅ゆずる・綺咲愛里のサヨナラ公演だ。友の会は結局一枚もチケットが当たらず、先着順だったローチケの貸切公演をなんとか確保することが出来た。しかも食事付きのグルメプラン。正直かなりラッキーだったような気がする。食事の時間が指定されているので、いつもより早めの電車に乗って向かった。毎回のことだが宝塚は遠い。せめて乗り換えなしで行けたらなと思う。到着して、すぐにホテル若水へ。初めての訪問。こういうプランの食事はどういう感じなのだろう…という心配は必要なかった。とてもしっかりした懐石料理で、大満足。たまたま窓際の席が用意されていて、景色もかなり良かった。建設途中の宝塚ホテルを上から眺めることが出来るのはこのホテル若水くらいかもしれない。まだまだ先の話だなぁなんて思っていたのだが、建設は結構進んでいるようだった。オープンすればかなり便利になるだろう。大劇場側から橋を渡って行くあの雰囲気も好きだったけれど。ローチケのグルメプランは個別でエントリーにするかもしれない。誰かの参考になれば幸いだ。食事の後はお風呂に入ったりして、大劇場へ。キャトルレーヴで舞台写真などを買い込む。塵も積もれば山となるというやつで、写真しか買っていないはずなのにレジでびっくりするのは日常茶飯事。リラックマとのコラボ公演なので、まずはロビーでグッズを引き替えて、改札内でグッズセットを買った。これは母が。貸切公演名物の司会は元月組の綾月せりさん。『食聖』はかなりぶっ飛んだ内容だったが、フルスロットルのコメディで紅ゆずる・綺咲愛里の退団公演としてこれ以上のものはないという印象。ヒャダインの音楽も良かった。「宝塚歌劇団の座付作家」として考えるなら、小柳先生の作品は素晴らしいと思う。なんというか、「宝塚歌劇だからこそ出来る作品」を書くのが非常にうまい。力技と繊細さのバランスが絶妙なのだ。特に星組との相性が良い。紅ゆずるへのあてがきはこの上ない。それにしたって、最近は星組と小柳先生の組み合わせが多いような気もするけれど。『エクレール・ブリアン』は、前回までとは打って変わってダンスが多めで歌は少ないショーだった。『エストレージャス』大千秋楽での一件が影響しているのかもしれない。クラシカルで、宝塚らしさのあるショーという印象。芝居、ショーを通して、次期トップコンビを務める礼真琴、舞空瞳の二人が組む場面が多かった。舞空のパフォーマンスには勢いがあり、若さを感じる。組全体のカラーがガラッと変わるだろう。帰宅して、寝る前に今日買った『CASANOVA』のCDをPCに取り込み、スマートフォンに移した。これで明日から聞ける。良いことだ。明日からの京都は暑いらしい。それは最悪だ。

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暑さのせいか、ここにもあまり人はいなかった。