感情の揺れ方

それでも笑っていたい

週間日記(2020/8/31~9/6)

 8/31(月):8月31日という日付には、何か特別なものがあるような気がする。ただ単に夏休みの最終日だというだけなのだが、個人的には3月31日と同じような立ち位置だ。高校生になるころには、夏休みの最終日は一週間ほど早まっていたけれど。昨日は寝る前にエントリーを書いた。本日をもって閉店する大津市西武百貨店に関するエントリー。日記以外の文章を更新するのは久々で、予想の倍くらいの時間がかかった。色々なことが鈍っている。反省しなければ。今日はアルバイトなし。次に行くのはたぶん水曜日だ。たぶん。引き続き暑い。なるべく外に出ないようにしながらも、午前中のうちにジャンプを買いに行った。今週はなんかこう、『チェンソーマン』を読んでぐったりしてしまった。マキマさん、あんたなんなのさ…。昼前から家のことをする。「バナナムーン」を聞きながら。フラボノガムに固執する設楽さん。今週のヒムペキ兄さんは最高だった。それが終わってからは、録画していたテレビを見ていく。先週の「アメトーーク」はコロチキのナダルをフィーチャーした回。田舎育ちだと言うナダルの出身を調べてみたら、京都の南山城村だった。意外。「MIU404」の第10話が本当にすごくて、野木亜紀子のパワーというか、怒りみたいなものをヒシヒシと感じた。次回の最終回がどうなってしまうのか全く分からなくて、楽しみ。土曜日に放送していた「ただ今、コント中」は途中まで。FNS歌謡祭っぽいコントの司会役がアンジャッシュ児嶋で、なんだその攻め方はと思った。夜のニュースでそごう西神店や西武大津店閉店の映像を見た。西武大津閉店の映像に関してはなんだか本当に切なくて、涙が出てきて、自分が思っているよりもあの場所に愛着があったんだなと気づいた。百貨店というか、大型の商業施設を中心にした街づくりを新たな方向から考えなければならないのだろう。そもそも滋賀に「その中で完結する街」なんてものがあるのか、作ることが出来るのかという問題はあるけれど。

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 9/1(火):もう9月になってしまった。もう、と表現したけれど、正直なところ今年に関して「時の流れが速い」と思ったことは一度もない。まだ9月か、という感覚の方が正しい。こういうご時世でイベントが根こそぎなくなってしまったからなのか、時間の流れをほとんど感じることがなくなった。風流という言葉の重さを再認識している。季節行事はなんというか、移り変わりの激しい四季にあってそれぞれの節目をしっかりと意識するためにあったのかもしれない。ここまでで言えば、2020年の春はただ花粉症がしんどいだけだったし、夏はただクソ暑いだけだ。もっと言えば春も夏も存在しなかったに等しい。季節とは気候の変化だけを指すのではない。本当に。今日は一日家にいた。一日家にいたし、微妙に過眠の気配があってほとんどを寝て過ごした。ダメな日だ。もうちょっと頑張らないといけない。朝起きて、ご飯を食べながら「ただ今、コント中」の続きを見る。こういうコント番組がどんどん増えて欲しい。カムバック「レッドシアター」。考えてみると、お笑い芸人がしっかりネタをやる番組はだいぶ減ったような気がする。印象の話なので真偽は別にして。昼前から二度寝に入って、起きたらほとんど夕方だった。本当にダメな日。こうなりゃヤケだと思い、そこからはパワプロに入る。夏休みの大学生かよ。3回生の夏休みじゃん。パワフェスの図鑑はもうすぐコンプリートなので、その暁には現状パワプロに費やしている時間が他に回り、すべてが上手くいきます。きっと。夜も同じくぼんやりと過ごす。TVerで「バナナサンド」を見た。ケンコバのかっこよさをプレゼンするあまりにどんどん自分のダメなところを披露してしまう日村さんの良さ。早めに寝よう。

 

 9/2(水):不安定な天気。気温が高いのはそれとして、雨が降ったり雷が鳴ったり。台風が近づいている影響もあるのかもしれない。今日はアルバイトへ行く。同じ時間に起きても、アルバイトがあるというだけでしっかり目覚めることが出来る。いや目覚められなかったらいよいよ終わりなのだけれど、不思議な話だ。ぼんやりと朝ご飯を食べながら見ていたテレビで、アートアクアリウムが紹介されていた。水槽に大量の金魚がひしめいていると、どうしても恐怖が勝ってしまう。そんな、ミチミチに…みたいな。食べるわけでもないのに…みたいな。食べたらセーフなんていう自分の基準もよく分からないな。アウトじゃないか?いつも通りの電車に乗って、アルバイトへ。業務も終盤、やることはほとんどなかった。交通費とトントンくらいだなぁという時間にアルバイト先を出る。もったいない気持ちとご時世を気にする気持ちとを天秤にかけて、結局すこしぶらつきながら帰ることにした。四条をふらふらしたり、京都駅のポルタをうろついたり。ポルタは久しぶりに行ってみるとテナントの顔ぶれが結構変わっていた。イノダが健在ならそれでいい。久々にあのフレンチトーストを食べたくなったけれど、空腹感がなかったのでそのまま電車に乗った。行き帰りの電車でオードリーのオールナイトニッポンを聞いたので、日曜の「プロフェッショナル」を録画しようかな。いつもより早い時間に帰宅して、夕方までは作業をしたりゲームをしたり。『MIU404』のエントリーを書こうかなと思ったものの、文章がまとまらなかった。9月はまたしっかりとエントリーを更新したい。観劇などの予定が吹っ飛び、エンタメがフルブレーキを踏んでからというもの気持ちが折れてしまっていたが、またすこしだけやる気が出てきた。すこしのやる気を出すのに、半年近くかかってしまった。気持ちが弱い。夜は「刑事コロンボ」を見て過ごす。この日記を書いている際中も、遠くの空で雷が光っている。明日の天気はどうだろうか。

   

 9/3(木):今日も不安定な天気だった。ニュース番組やSNSには台風の情報があふれている。どれだけ用心しても用心しすぎるということはないだろうから、台風の影響が予想される地域の方には十分注意して欲しい。ただ、この日記を更新する頃にはもう台風が列島を通過しているはずなので、びっくりするほど無意味な文章がここにはあります。アルバイトはなし。朝起きて、ご飯を食べながら「おにぎりあたためますか」を見る。今週も戸次重幸が残念だった。戸次重幸が残念ムーブをしたときの大泉洋が好きだ。「鬼の首を取ったよう」とはああいうことを言う。今日は早い時間から車に乗って出かけた。かつてのスター、ピエリ守山へ。テナントの入れ替わりさえあれど、リニューアルしてからは堅実に営業を続けている。近隣住民としてはありがたい限り。久しぶりに岩盤浴で汗をかく。こういう状況のせいか、人は少なかった。少なかったのに、ずっとひとりで喋り続けるタイプの人とかちあってしまって、最悪だった。そういうこともある。いつの間にかいなくなっていたので、最終的にはいつも通り楽しむことが出来たけれど。休憩スペースに置いてある『ワールドトリガー』を手に取ったら、一体どこまで読んだことがあるのか分からなくなっていて、勘で数冊を選ぶことになった。週刊のジャンプから移籍して以来連載を追うことが出来ていない。自宅にある単行本も途中までしか買っていない。結局読んだことがあるところをもう一度読んだのだが、それでも面白かった。皮膚がおかしくなってからというもの湯船につかることを避けていたので、およそ一か月ぶりの入浴。めちゃくちゃ気持ちよかった。めちゃくちゃ気持ちよかったけれど、皮膚はまだ治っていなかった。悲しい。おそらくストレスが原因なのだろうけれど、そうなるともう一生治らないんじゃないかと思ってしまう。ポジティブに生きたい。お昼はピエリ守山のフードコートで食べた。子供連れが多くて、平和だった。その後は秋冬用の服を探したり、ついにハンガーを買ったり。買わないとなぁと思いながらもずっと忘れていたハンガー。ようやく。そしてレモネードを飲みながら帰宅。それからは宝塚の雑誌を読んだり、作業をしたり。夜はTVerで「ゴッドタン」を見る。蛙亭のネタが最高だった。もうちょっと作業をしてから寝たい。

 

 9/4(金):宝塚歌劇や舞台関係のニュースに振り回される1日だった。まず朝起きたら、ミュージカル版『ポーの一族』が上演されるというではないか。それも宝塚ではなく、しかも主演にはあの明日海りおを迎えて。こんなにも心踊らされるニュースは、ここ最近ではなかった。あの明日海りおが、エドガー・ポーツネルとして舞台に帰ってくる。王の帰還と表現して差し支えない。ミュージカル『ポーの一族』は、私のすべての原点だ。本当に。2018年に花組の公演を見たから、私は今の私として存在している。エドガーが明日海りおなら、アラン・トワイライトは?シーラは?メリーベルは?妄想のキャストが浮かんでは消えていく。公演期間は2021年の1月に大阪、それから東京。本当に、本当に上演して欲しい。上演してくれるなら、最悪チケットはなくてもいいとさえ思ってしまう。感染症の流行が抑えられることを祈っている。そしてもうひとつ大きなニュースがあった。宝塚歌劇団雪組の次期トップスターとトップ娘役が発表されたのだ。トップスターは彩風咲奈で、相手役は朝月希和。正直、娘役の人事はまったく予想していなかった。潤花が宙組に組替えし、真彩希帆の後任は星南のぞみか野々花ひまりか彩みちるのうちの誰かだと思っていた。朝月も花組雪組花組雪組というもう乱れ打ちのような組替えで、すごいなぁというところがある。望海風斗・真彩希帆という屈指の歌唱力コンビから、彩風咲奈・朝月希和というダンサーコンビへのバトンタッチで、組のカラーを一新しようということなのだろうか。確かに『Music Revolution』で彩風と朝月が見せたダンスは素晴らしかった。期待大。

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 それはそれとして、今日はアルバイトへ行った。3時間くらいずっとノートに文章を書いていた。給料泥棒か?と自分でも思うけれど、長いスパンで見れば絶対に必要なことなので、右手に疲労を感じながら頑張った。いつもよりは早い時間にアルバイト先を出て、今日は近辺でお昼ご飯を食べた。写真を取り忘れたけれど、鯛茶漬けの定食。おひつにご飯が入っているとテンションが上がる。さて天気もいいしなぁということで、地下鉄東西線に乗って、蹴上で降りる。ぷらぷらと歩いて、南禅寺へ行った。前回が記憶にないくらい久しぶりだった。こういうご時勢だからか人が少ない。色々と写真を撮り、門にも登り、ゆっくりと景色を堪能してから帰路につく。久しぶりに乗った東西線はめちゃくちゃうるさかった。こんなにうるさいもんでしたか。夕方くらいに帰宅して、掃除機をかけたり今日着た服を洗ったり。もちろんシャワーもした。夜はぼんやりと、「ぴったんこカンカン」を見て過ごす。『MIU404』はゆっくり見たいので録画したが、番宣で星野源が「リアルタイムで見て欲しい」と言っていたのが引っかかっている。たぶん月曜日まで見られないので、それまでは一切の情報を遮断したい。そんなことは不可能だけれど!

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南禅寺、青紅葉。

  9/5(土):ぼんやりとした、土曜日特有の午前中を過ごす。「あさパラ」は二週連続で終始真面目な内容だった。先週に引き続き、そういうことじゃないのよぉ。昼前から車に乗って出かける。キャンペーンを利用したミニマルな旅をということで、奈良へ向かった。高速道路が新しくなったおかげで、奈良市内中心部までは車で一時間とかからない。便利。便利な時代。奈良を訪れるのはめちゃくちゃ久しぶりで、前回はおそらく小学生のころではないだろうか。いわゆる奈良と呼ばれるところを車で走っていると、もうそこらじゅうに鹿がいる。中央分離帯で休んでいる鹿を見たときはちょっと人間社会に慣れすぎじゃないかと思った。ホテルにチェックインして、とりあえず周辺を散策する。まず興福寺を尋ねた。国宝館や東金堂は明日の楽しみにとっておき、外観の写真を撮るくらいにしておいた。何と言っても暑い。陽射しがすごい。鹿も日陰でぐったりしている。去年広島に行ったときも暑さにぐったりする鹿を見た記憶がある。元気な鹿はどこにいるのだろう。ぶらぶら歩いていると、なんだか既視感のあるところに出た。はて小学校の遠足で通ったかなぁと記憶を掘ってみたら、思い出した。「相席食堂」の千原せいじが出演した回でボッテガみたいなモザイクをかけられたカップルが座っていたところだ。なんだか絶妙に嫌な気持ちになった。それからは涼しさを求めてお土産を探したり、近鉄奈良駅の地下や商店街を歩く。土産物店で見つけた折り鶴のピアスがとてもかわいかったのだが、実際身に付ける機会があるのかと思ってしまい、結局買わなかった。旅先で見るものに実用性を求めることほど野暮な態度はないなと、今になって反省している。夕方にはホテルに戻り、休憩してから夕食を取った。めちゃくちゃ美味しいご飯だった。久しぶりにすこしお酒を飲んでいい気分になり、そのまま気持ちよく眠る。旅は良い。

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興福寺

 

 9/6(日):かなり早い時間に眠ったので、いつもより早い時間に目覚める。変な夢を見た。一度も吸ったことがないのに、めちゃくちゃタバコを吸う夢。しかも自分で紙巻きたばこを作って、それを吸っていた。一切の経験がないことでもどうにかなるのが夢の面白いところかもしれない。びっくりするほど慣れた手つきでタバコを巻いていた。まだ目覚めきっていない頭でシャワーを浴び、朝ご飯を食べる。しっかりした朝ご飯で、お昼までにお腹が空くだろうかと思った。一度部屋に戻り、すこし休憩してから散策に出る。興福寺の国宝館へ。有名な阿修羅像を見ることが出来た。日曜日だしどうかなと思ったけれど、やはりこういうご時勢だからなのか、人は少なかった。一通り展示を楽しんだあとは、東金堂に向かった。ここで見た旧増長天立像がとても印象に残っている。それからは腹ごなしを兼ねて、ぶらぶらと散歩をした。せっかくなので鹿せんべいを買い、鹿にあげてみることにした。集団に目を付けられると怖いので、隅っこの方に一匹でいる鹿を探す。鹿に襲われたくない。数匹の鹿にあげてみると、食べ方にも個性があって面白かった。くわえたままバリバリといく豪快なスタイルから、受け取ったら一度地面で半分に割ってから食べる上品なスタイルまで、さまざまな食べ方があるらしい。一度上げるとしばらく後ろをついて来るので、鹿匠になった気分を味わえる。そんな職業はない。手持ちのせんべいがなくなっても期待した目で見てくるので、『動物のお医者さん』よろしく両方の掌を見せて「もうない」と言い聞かせる。寄生虫が原因でめちゃくちゃ食べるのに全然太らない犬の回だったかな。面白い漫画です。その後はホテルに戻り、チェックアウトの時間までゆっくり過ごした。昼前に出発して、特にどこかへ寄るわけでもなく帰宅。あれだけ寝たのに眠いので、午後は昼寝をして過ごす。久々の小旅行で楽しかったので、明日からは心機一転頑張りたい。アルバイトもしばらくはなさそうなので、しっかり自分の畑を耕すぞという気持ち。今日も早めに寝ます。

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お上品スタイル