感情の揺れ方

それでも笑っていたい

週間日記(2020/6/1~6/7)

 6/1(月):6月の幕あけだ。盛大にファンファーレを鳴らして欲しい。日々は決して当たり前に過ぎるものではない。今日はインプットの多い日だった。格好つけてはいるが、要するに色々なものを見るばかりで特に何かを書いたり作ったりはしていないですよ、という話。とりあえず起きて、メロンパンを朝ご飯に食べながらTVerで「かりそめ天国」を見る。もうなんというか本当に、お酒を飲みながら友人としゃべりたい。面と向かって。ただお酒と会話があればいいというわけではない。皿に残ってばつの悪そうな付け合わせの野菜、終電は何時だったかなという焦り、溶けた氷の奏でるカラン、コロン。そういうものすべてを全身全霊で楽しんでいたのが、あの飲み会という空間だったのだなと思う。本当に。午前中のうちに掃除なんかを済ませて、最寄りの書店へジャンプを買いに出る。気が緩んでいるのか、マスクをつけるのを忘れてしまった。個人的には、早くこの象徴的行為がなくなって欲しいなと思っている。『チェンソーマン』のキャラクター人気投票に笑ってしまった。コベニの愛車って。30分くらい仮眠を取ってから、ギャビン・ライアルの『深夜プラス1』を読み進める。お供には希釈用のアイスコーヒーをコーラで割ったコーヒーコーラと、板チョコを一列。コーヒーコーラの分量は完璧に出来るようになった。混ぜたときと、氷を入れたときのえげつない泡を制御できるようになれば十全に近い。いや、みなさんの思っている3倍くらいは泡が出るんですよ、本当に。扇風機に吹かれながら読了。面白かった。その後はアマゾンプライム新海誠監督の『言の葉の庭』を見る。映像が綺麗だった。この作品における、雨の描写に対する執拗なまでの拘りが『天気の子』に現れたのだろうなという印象。夜は推しことありかみうさんの配信を見たり。世界一短い30分がそこにある。あった。あります。これまたTVerで見た「ゴッドタン」はこういう状況でよく放送したなという冒険心を感じた。なんとなくだが、悪口を笑うことは出来てもルサンチマンを笑うことは出来ないなと思う。悪口は悪口なりに洗練されなければならないのだ。

 

 6/2(火):6月の2日目は、めちゃくちゃ暑かった。梅雨前の、太陽がめちゃくちゃテンションを上げてくるあの感じ。もうちょっと落ち着いて欲しい。朝ご飯を食べ、無人島で化石を発掘し、車に乗り込む。洗車をするのも久しぶりに思う。車検の前に車を洗わなければ…と考えていたものの、予定があったり天気が悪かったりで結局出来なかった。理想としては2週間に1回くらいは洗いたい。汚れた車を運転するのはなんとなく好きではないのだ。なんとなく。洗車場は空いていた。週末の朝早くはとても混んでいるけれど、平日の9時過ぎは空いている。出勤前でもなければ退勤後でもない、はたまた昼休みでもない時間を狙うのがいいのかもしれない。日差しがきつくて、車体の水分を拭き上げている間は汗が流れてくる。暑い。気温が高いと表面の水分がすぐに蒸発して跡が残ってしまうので、なかなか難しい。その分素早く終わると言えばそうなので、一長一短だ。ただ油断していると拭けないくらいに熱くなってしまう。難しい。コンビニに寄ってから、昼前には帰宅。近所のコンビニでそろそろ「カフェイン馬鹿」みたいなあだ名をつけられているような気がする。今日は全体的にあまり作業が出来なかった。ちょっとばかし本を読んで、それ以外はボーっとしてしまった。ダメな日。形にはしていないものの、考えることの多い日でもあった。今現在アメリカに渦巻く黒人差別問題についてとか。今日の「スッキリ」でロバート・キャンベルが面白い(interesting)ことを話していた。過激化する暴動への非難が高まる中、「白人警官が無抵抗の黒人を殺すことがまかり通るなら、俺たちがiPhoneを奪うことに何の問題があるのだ」という主張がメディアに掲載されたという。この「俺たち」とは無論黒人のことであり、iPhoneもまた比喩に違いない。この理論、そして暴動の現状に問題があることは否めないが、それと差別は別の問題だろう。「Post Racial」をうたったオバマ政権の後半から現在のトランプ政権に至るまで、アメリカは「Most Racial」の時代にあるように見える。それが決して自分には無関係ではないことをまず自覚しなければならない。日本人として、アジア人として、広い視座を獲得しなければならないと、思う。

 

  6/3(水):知らない間に睡眠薬でも飲んだかなと思うくらいに眠い一日だった。午前中はもちろん一瞬で消えた。いつも通りの時間に朝食を食べた途端に眠気が来て、これはダメだな30分寝ようとベッドに入り、気が付いたら3分クッキングの時間で、あらあらまぁまぁ。午前中を取り返すため、ジェスミン・ウォードの『歌え、葬られぬ者たちよ、歌え』を読み始める。窓を開けて扇風機をつけたけれど、どうにも暑くてクーラーのスイッチを入れた。読みながら飲んでいた新発売のエナジードリンクのケミカルなメロンソーダみたいな香りが部屋に充満していった。エナジードリンクの香り、きつすぎませんか。だいたい夕方には読み終える。まず文章が美しく、読みやすい。色々な思いや感想が浮かんでくるのだが、まだ形に出来るような感覚はない。でも、書かなければいけないような気がする。お風呂に入りながらTVerで「テレビ千鳥」を見た。ノブの車で海に行き、海岸で波に突っこんでいく大悟の美しい姿をまた見ることができた。えげつない蛇足ですが、第一回放送の「100円だけゲームセンター」で大悟が100円を無駄にしたゲーム機(スウィートランド)の硬貨投入口についている一見返却スイッチに見える銀色のあの棒は、100円玉が詰まってしまって上手く反応しなかったときに返却口へ落とすための装置です。あの筐体はほとんどの機体が100円を投入すると制限時間のカウントダウンが始まるようになっているので、一度機械が100円玉を認識するともう後戻りはできないのです。あと回転している台のところがめちゃくちゃ弱くて、古い機体だと景品を載せすぎると止まります。ゲームセンターでバイトをしていた頃が懐かしい。ちょっとした故障なら直せるようになったので、ワンオペの日々にも感謝の念を持ちたい。ちょっと嘘です。『葬られぬ者たちよ』のレビューの下地を書いてから寝たい。

   

  6/4(木):本当に暑い。最高気温が30℃を超えたらそこはもう夏です。長い夏が始まる。午前中から外出。車に乗ってイオンモールへ行く。先週とは打って変わって、人が少なかった。一瞬自粛ムードが緩み、また締まったのかもしれない。みんなの心掛けが大事です。よく知らないけれど。とりあえずユニクロに行って、パンツ(下着)やポロシャツを見る。ちょっと欲しいなと思うものがあったけれど、ポロシャツはなんとなく2万人くらい着ていそうだしパンツはやっぱり別のところにしようかなぁとなったので結局何も買わなかった。うーん。それからは書店に行ったり、家電量販店に行ったり。『呪術廻戦』の最新刊と、カメラ用のSDカードを買った。第二波が来る前に、県内の景色を撮って周りたい。湖岸道路を運転しながら帰っていると、大学生くらいの男子二人組が浜辺の公園を半裸で走り回っていて、若いエネルギーが炸裂している様を見せられた。平和だ。それでいい。それがいい。途中でラーメン店に寄って、昼食。みそとんこつラーメンを食べた。めちゃくちゃ美味しい。いわゆる博多スタイルのお店でラーメンを食べると、最初は「替え玉はしません」と思っていてもやっぱり替え玉をしてしまう。美味しいのでセーフ。帰宅して、とりあえず『呪術廻戦』を読む。本当にありがとうございましたという気持ち。夏油さんの正体や如何に。夕方から夜にかけて寝る。もちろん、夜から朝にかけても寝ます。

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みそとんこつラーメン

 

 

呪術廻戦 11 (ジャンプコミックスDIGITAL)

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 6/5(金):ものすごく疲弊した1日。もう長い間家族以外と話していないので、見ず知らずの人としっかりしゃべるとかなり疲れるんですね~という気持ち。気持ちです。そもそも今日は朝からあまり調子が良くなかった。まぁ大丈夫かなぁと思って昨夜はクーラーをつけずに窓を開けて扇風機にそよがれながら寝たのだけれど、びっくりするほど寝苦しくて、5時過ぎには目が覚めてしまった。もちろんもう一度寝たものの、今度は腹痛で目が覚める。めちゃくちゃお腹を下している。もう最悪の寝起き。昨日の食べ過ぎが原因かなと思いながら、朝ご飯のパンを食べる。そうするとまたお腹が痛くなって、トイレへ駆け込む。おいおい結構な歓迎じゃないかよと強がってはみるが、気分は本当に最悪だった。録画していた「水曜日のダウンタウン」もちょっと未来のテレビ過ぎてあんまりだったし。あんなリアリティーショーみたいなことをこのタイミングでやる尖り具合はすごいけども。固形物は入れない方がいいなと思ったので、夜まで水分だけで様子を見ることにした。とりあえず午前中は「ハライチのターン」を聞きながら掃除機をかける。この時点で汗をかくくらいには暑い。夏じゃん。回復を祈りながら、すこし昼寝をした。何も食べないのが功を奏したのか、なんとなく調子が戻ってくる。夕方からは見ず知らずの人としっかり喋った。今思うと、これに対するストレスが体に出ていたのかもしれない。繊細か。夜は「ぴったんこカンカン」の総集編、大泉洋vs香川照之の出演回数バトルを見て過ごした。大泉洋が話す福山雅治のエピソードは何回聞いても面白い。「スーパースターはボラれる」話が一番好きだ。もう本当に眠いので、早めに寝ようと思います。『葬られぬ者たちよ』のレビューが全然かけません。

 

 6/6(土):昨日は疲れすぎていたせいか全然寝付けなかった。何度水分を摂りに起きたか分からない。1時間目を閉じて、水を飲み、また1時間目を閉じる…。結局明け方から2時間くらいしか眠れていない。変なスイッチが入ってしまうと、暑いのにクーラーや扇風機の風がうっとうしく感じて、じっとしていられなくなる。地獄だ。めちゃくちゃ眠いなと思いながら起きて、朝ご飯を食べる。もうお腹の調子は大丈夫だった。どうぶつの森を起動すると、住民の家に招待されて誕生日パーティーを開いてくれた。そう、本日はヒソカ・モロウや碇シンジ、ベラスケスにスウェーデン、そして私が生まれた日なのです。生まれ落ちてやったぞ、という気持ちで1日を過ごしました。昼前に外出して、ラーメンを食べる。新し入ったアルバイトの男の子が何故かずっと私の前に立っていて、少し緊張した。気持ちは分かるけれども。帰宅して、夕方まで昼寝。もうめちゃくちゃ眠かったのだが、これまた寝付けない。最近は本当に寝付きの悪い日が続いているので、どうにかして欲しい。ちょっと前に流行った睡眠導入チョコレートみたいなものでも食べようかな。効くのだろうか。睡眠×チョコレートと言うと、どうしてもハライチ岩井のフリートークギャバ」を思い出してしまう。夕方には起きて、またゲームをしたり、エントリーを書いたり。夜はお酒を飲んだり、ケーキを食べたり。誕生日らしい過ごし方をした。寝る前にようやく『歌え、葬られぬ者たちよ、歌え』のエントリーを書いた。やっとだ。今読むには良い作品だと思いますので、みなさんぜひ。

 

maholo2611.hatenablog.com

 

  6/7(日):数ヶ月ぶりに京都へ行った。こんなにも長い間京都を訪れなかったのは、物心がついてからは初めてだったような気がする。そもそも物心がついたのはいつだったっけと思ったりもする。初夏の日差しが眩しい京都の街は数か月の間にすこし様子を変えていて、四条河原町ドン・キホーテがオープンしていたり、マルイが予定を早めて閉店していたりと、新鮮だった。三条大橋バーガーキングもなくなっていて、滋賀にはあるのに本当に京都からはなくなったんだなと思う。街を行き交う人々の数は、きっと一番少なかった頃からは回復しているのだろうけれど、それでも週末ではないよなという印象だった。普段の人ごみから海外国内関係なく観光客を引けばこうなるのかもしれない。百貨店の一階に並べられたきらびやかな化粧品にはすべて透明のフィルムがかけられていて、営業しているのにまるで閉店しているかのようなディスプレイだった。本当に早くすべてが終わって欲しい。今の状況はもう、個人的には最悪です。夕方くらいに帰宅して、夜は「バナナマンのせっかくグルメ」「99.9」を見て過ごす。TBSリレー。「99.9」の方は先週やっていた副音声の解説があるかなと思っていたら、なかった。冒頭のスペシャルメッセージ以外はシンプル再放送で、それでも面白かった。映像にハッタリが効いているところが好き。6月も一週間が経ち、先月末から続けていた「何もやりませんキャンペーン」もそろそろ限界が近くなってきた。頑張ります。

 

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昨日食べたティラミス