感情の揺れ方

それでも笑っていたい

日々のこと(2022/05/05~)

 春が過ぎ地獄のような夏が来た。東京に来て5ヶ月くらいが経つ。夏季休暇期間を迎えることが出来た。本当に、ひょっとしたら夏になる前にどこかのタイミングで倒れるかもしれないなと思った。上京と新生活への高揚感、自らへのプレッシャーで自分のキャパシティを見誤った結果およそ2ヶ月でメスのハスキー犬一匹分くらいの体重が減った。「食べる」ということへのハードルが上がっている。節約のために食べる量を減らしているのだから仕方ないという気持ちと、精神的な不調に「お金がないからなぁ」で蓋しているだけじゃないのかという自分に後ろ指をさす気持ちと、色々ある。単刀直入に言えば、精神と肉体との均衡が崩れている。それが崩れたまま走り抜けようとして7月になり、数回の発表と数本のレポート、長編の執筆が重なって、めちゃくちゃなことになった。朝起きたら、声が出なくなっていた。一切。自分でも本当に驚いて、喉の痛みも他の不調もなかったけれど、とりあえず体温を計ったりした。アルバイトに入りすぎたのも良くなかったのかもしれない。それでも、どうしようもなくやらなければならないことがある。疲れが喉に来たのだろう。一週間くらいで元通りになったので良かった。

 こんなことをつらつらと書いているけれど、しんどいことばかりだったわけではない。奇跡的に『ガイズ&ドールズ』を観劇することが出来たのだ。明日海りお・望海風斗の夢の競演。感想のエントリーすら書けていないが、時間があれば取り掛かりたい。研究の方は遅々として進まず。ただずっと書いていた長編の、最後の一行を書けた喜びは大きい。願わくばこの作品が何らかの形になってくれればと思うが、そんなに甘くはないだろう。結局何も成し遂げられていない焦燥感だけがずっとある。とにかくやるしかない。とにかく。

 世間的には何があっただろう。日記を毎日書くという習慣がなくなり、ニュースへのリアクションを残さなくなってしまった。「政治的な発言をするな」と他人に伝えることがどれだけ政治的な行いなのかと考えたり、考えなかったり。全部政治だし、全部消費です。

 アルバイトも落ち着いて、いよいよ夏休みなのだが、何をすればいいのか分からない。具体的には「どうやって休めばいいのか」分からない。高校野球を見ながら、変に焦ったりしている。何の読みごたえもない文章を書いてしまいましたが、下半期はもうすこしエントリーを書いていければと思っていますので、よろしくお願いします。