感情の揺れ方

それでも笑っていたい

週間日記(2022/01/17~01/23)

 1/17(月):寒い。また寒波が降りてきているらしい。雪かぁ……。今シーズンの天気予報では「JPCZ」という単語がかなりカジュアルに使用されるようになった印象がある。なんじゃそりゃと思いつつ、まぁ最終的に寒くなるよということなんだろうと文脈全振りアンダースタンドを決めたまま調べたことがない。調べるなら今でしょう。「日本海寒帯気団収束帯」の略らしいです。めちゃくちゃ雪が降るらしい。以上です。適当に起きる。『ラヴィット!』を途中まで見る。今日から我が家ではおよそ二週間に渡るリフォームが始まるので、9時までしか見ることが出来ない。職人のみなさんと一緒に見る『ラヴィット!』もそれはそれで乙なものだろう。しかし。邪魔になっても申し訳ないし。リビングにパソコンを持ち込み、静かに見守る。淡々と、しかし確実に時間が過ぎていく。キッチンが分解され、すぐに運び出された。プロってすごい。キッチンだった空間の意外な広さに驚いたりする。みなさんが昼休憩で出払ったタイミングで自分も外出し、最寄りの書店で「ジャンプ」を買ってすぐに帰宅。『呪術廻戦』は流石にルールが分からなくなってきた。文脈全振りアンダースタンドを決めて、「要するに我慢勝負じゃん!?」と思うことにする。『高校生家族』はバランス感覚がすごい。お父さんが高校生になったことから生まれる笑いはあるけれど、「家庭の事情で進学できなかった人間が高校に入ること」それ自体を笑いにすることはない。ものすごくセンシティブ。午後はリモートでアルバイトをしながら、リフォームを見守る。アルバイトの方は色々あって腹に一物を抱えながら作業を進めた。ものすごく文句を言いたいけれど、文句を言えるステージからは降りてしまったので、どうしようもない。そういう振る舞いは良くない。なんでか部活のよくやってくるめんどくさいOBみたいな存在にはなりたくない。夜は特に何もせず。微妙に疲れているので早めに寝たいが、あまり進捗がよくない。立て込んでいる。ひとつアドバイスを残しておく。キッチンがないとめちゃくちゃ不便。

 

 1/18(火):寒い。雪が降っている。今シーズンは雪を見る回数が多い。適当に起きる。体の調子が悪い。体調不良でピリッとした雰囲気が流れるような世界になって久しいが、私のやつはアレじゃないので大丈夫です。持病です。適当に起きて、『ラヴィット!』。今日もリフォーム。壁紙が張り替えられていくのを横目で見ながら、パソコンに向き合う。小説を書く。今日は全体的にそれ以外何もしていない。キッチンがないので夕食は外で食べた。よく行くラーメン店が期間限定で「酒粕ラーメン」を出していたのでそれを注文。美味しかった。粕汁のような、酒粕を料理に使う文化は関西圏のものなのだろうか。関西というか、近畿地方の。なんとなく、伝統的に酒造が盛んな地域から生まれた料理なんじゃないかと思っている。兵庫とか。粕汁を食べると冬が来たなと感じる。定食を出すお店は冬だけ豚汁が粕汁になったりするのだ。「かすうどん」にはいわゆる「あぶらかす」を使ったものと「酒粕」を使ったものの二種類があるので注意してください。夜も特に何もせず。『マツコの知らない世界』を見たくらい。全国のお雑煮を研究し、ときには他人の家に上がり込んでお雑煮を作ってもらうお雑煮研究家の粕谷浩子さんが出演されていたが、やっていることは文化人類学のフィールドワークだなと思った。シンプル研究。ネットでお雑煮のことを調べると、さまざまページに名前が登場するので、本当に第一人者だ。早めに寝たい。

 

 1/19(水):昨日、寝る前にWordファイルを開こうとしたら、破損していた。どうやっても復旧できなかった。数時間前まで作業をしていたファイルなのに。ファイルを開いたまま放置している時間があり、その間に本体が強制終了かなにかをしたことが原因だと思われる。水の泡だ。結構な分量の文章が無に帰した。泣きたくなった。世界を呪うなら今だぜぐらいの気持ち。忍者だったら里を抜けているし、信仰心があったら殉教している。せせらぎの音を聴きながら、どうにか寝ることが出来た。そして適当に起きる。起きるとすこしポジティブな気持ち。推敲の手間が省けた、あるいは推敲の回数が増えた。そんな気持ちがほんのすこし、ほんのすこしだけ芽生えてきた。水をやり愛を注ぎ、大切に育てていきたい。SDGs。今日も『ラヴィット!』を途中まで見て、リフォームを見守る。搬入を伴う日だったのでドアを開け放っていた。大量に服を着こむというアナログな方法で暖を取りつつ、キーボードを叩く。夕方まで続けて、それなりに数字を取り戻した。マイナスをゼロに取り戻す作業は一見進捗があってもゼロはゼロなので、しんどいものがある。夜はBSで放送されている『シャーロック・ホームズの冒険』を見た。競走馬が大きな鍵となる話で、馬が綺麗だった。小学生の感想文みたいになった。ジェレミー・ブレットはいつだってハンサムです。爪を切って寝たい。

   

 1/20(木):昨日は寝る前にTVerで『トゲアリトゲナシトゲトゲ』を見た。この日記に書くのは久しぶりかもしれない。放送が開始されたときも思ったけれど、やっぱりすごいメンバーだ。3時のヒロイン・福田、Aマッソ・加納、ラランド・サーヤ。改編期を乗り越えるのも納得。めんどくさい評論家みたいなことを言ってしまったので、言及は終了です。適当に起きる。めちゃくちゃ寒い。本当に寒い。今シーズンで一番雪が降っている。『ラヴィット!』を見る。新型感染症の再流行は芸能界でも猛威を振るっており、今日はレギュラーメンバー5組のうち4組が欠席するという異常事態だった。「映画の『メジャーリーグ』みたいな」というMC・川島のツッコミが光る。これもこの番組流の働き方改革なのかもしれない。途中まで見て、リフォームの見守りに入る。二週間に渡るリフォームは今日で一旦終了。再開は月曜日。昼過ぎに終わったので、お昼ご飯を食べに外出。生魚の気分だったので回転寿司へ。雪が一番えげつない時間帯だったので人は少なかった。そして車の運転が大変だった。すぐに帰宅。午後は特に何もせず。ぼちぼち作業をしたり、寝たり。あっという間に夜。寝る前に電話をして、「日本人が文学の中で『文学とは何か』を問わなくなったのはなぜか」という話をした。学部の先輩たちと。いきなりの電話でやるにはカロリーが高すぎると思う。文学とは閉じられた文脈であり、民族として断絶を経験したことのない日本人は文学として自らへの問いを立ち上げることが出来ない、奪還は簒奪なくしてあり得ないのではないか、みたいなことを話したような気がする。日本人のナショナリズム否定神学の形を取るしかない?みたいなことも。うわ言です。早めに寝たい。

 

 1/21(金):寒い。ゴリゴリに雪が降っている。今シーズンは多いような気がする。適当に起きる。昨日も書いた通り、リフォームは一旦休み。ゆっくりと『ラヴィット!』を見る……こともなく。今日は今日で用事がある。冒頭のオープニングトークで唐突に『カイジ』の映像を流すというロケットスタートを横目に見つつ、軽く掃除機をかける。そしてバタバタと用意をして外出。えげつない雪をその身に受けつつ駅へ向かい、電車に乗る。雪が降る地域に住んでいる人あるある、傘はささない。たぶん雪国でも地域によります。たぶん。気温が低いと乾いた雪が降るので、払うだけで大丈夫だったりする。京都駅で降りて、新幹線のホームから眺める景色は美しかった。やっぱり雪は外に出て見る方が好き。京都市内にここまで積もるのは久しぶりじゃないだろうか。学部生の頃に一度、すごい日があった。地下鉄の降りて地上に出ると除雪のされていない道のりを進むことになり、新町キャンパスから眺める北部の山々は真っ白だった。京都という街が白塗りをして、花街に出て行くかのようだった。あれは確か一般教養の講義で、先生が変わりものだったことを覚えている。変わりものじゃない先生の方が少ないと言われれば、まぁ、そうなのだが。寒さに震えつつスターバックスで甘い飲み物を買い、新幹線に乗り込む。東へ、東へ。感染症の流行が爆発を見せていることはもちろん知っているものの、今日の用事は不要不急の範疇ではない。突き詰めていけばすべて不要不急か、すべて必要至急ではないか。そんなことはどうでもいい。春から始まる新生活のための内見が、今日なのだ。乗り換えたりなんやりしながら、目的地へ。事前に決めていたいくつかの物件を見て回り、その中のひとつに決めた。東京の家賃、どうにかなりませんか。土地が泣いています。土地の声が聞こえませんか。夕方くらいに終了。すぐに東京駅へ戻る。お土産と夕食用のお弁当を買い、ギリギリで乗車。今までで一番タフな新幹線乗車だった。車内で食べようと思ってお弁当を買ったものの、う~んそれでもな~という気持ちが強くなり、やめた。マスクをして会話をするのはセーフ、新幹線車内で一人食事をするのはアウト。自分の無意識の線引きはその辺りにあるらしい。行きは雪の影響で遅れがあったが、帰りは定刻通りの到着になった。だいたい家を出た12時間後に帰宅。かなりの疲労感。しかし食事とお風呂を済ませ、寝る前にリモートのアルバイトをこなした。めちゃくちゃ頑張ったと思う。

 

 1/22(土):寒い日が続く。天気は良い。しかし風が強い。快晴かつ強風なので、体感温度はかなり低かった。適当に起きる。午前中から外出。今日も電車に乗る。京都を通り過ぎ、大阪へ。電車はかなり空いている。到着して、茶屋町の方へ。ブームが終わったのかタピオカミルクティーのお店はちらほらと閉業しているが、「ゴンチャ」はまだ営業を続けていた。台湾に本店があるところはつぶれていないところが多いような気がする。本日の目的地、梅田芸術劇場に到着。メインホールではなく、ドラマシティ。久しぶりにストレートプレイを観劇。演目は『ガラスの動物園』。アメリカの作家テネシー・ウィリアムズの作品で、長年にわたって世界で愛されている。主演は岡田将生倉科カナ麻実れい、竪山隼太と続く。岡田将生はもちろんだが、やはり麻実れいという舞台人の凄味が光る。ゾクゾクする。2015年に『夜への長い旅路』を観たときも感じたが、この人が舞台に現れると心臓をキュッと掴まれているような感覚になる。ただの傍観者であることを決して許さないというか、まるで自分もその世界に生きる人間のひとりになったようなというか、自分が当事者になったかのように錯覚する。あぁ怖い、あぁ怖い……。そして特筆すべきは倉科カナ。あまり映像作品を拝見したこともなく、舞台に関してはこれが初めてだったが、めちゃくちゃ上手かった。序盤こそ発話のうまさに目が行くけれど、他の登場人物が話しているのを黙って聞いているそのたたずまいも素晴らしかった。ファンになりました。舞台を見ているとこういうことがある。世界にはまだ自分の知らない素晴らしいものが、自分の知らないところで生き生きと存在している。15時くらいに終演したので、劇場に近くにあるうどんのお店で昼食兼夕食を食べた。大阪で一番好きなうどん……いや「今井」も捨てがたいので、「一番好きなうどんのひとつ」としておきます。サッと食べて、さっと帰宅。駅までの道を観察する限りでは、人出は少なかったように思う。帰宅して、夜は特に何もせず。観劇エントリーは後日書くとして、早めに寝たい。

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うどん

 1/23(日):寒い。また雪。八割くらい雪の、びしゃびしゃとした雪。積もりはしない。早く寝るのに失敗したので、まだ眠いなと思いながら起床。小説を読んでいたらやめられず、結局一気に読んで深い時間になってしまった。そういう日があってもいい。午前中はぼんやりと、明日から再開するリフォームに向けて掃除や片づけをした。また頑張りたい。この1月は本当に忙しく、もう本当に何もしたくない。日記に書いていないだけで、ものすごくたくさんやらなければならないことがある。どうにかならないだろうか。お昼前に外出。草津イオンモールで、新生活に向けた買い物の下見。家電、家具、生活用品。だいたいこれぐらいの値段になるだろうと計算してみる。一人暮らしをしている人は全員宝くじに当たっているか、馬に勝っている可能性が出てきた。どうにかならないだろうか。夕方くらいに帰宅。疲れがあるので、寝た。夜は特に何もしない。『イッテQ』を見たくらい。早めに寝たい気持ちと、作業やらバイトやらをしたい気持ちとのせめぎ合い。内見を済ませてからというもの、まったく進捗が出ない。夜明け前が一番くらいのだ。いや今暗くて周りが見えないのがいやなんですけど、という話。