感情の揺れ方

それでも笑っていたい

週間日記(2022/01/10~01/16)

 1/10(月):成人の日。新成人のみなさん、いかがお過ごしですか。自律神経は正常であるに越したことはないですよ。あと腰椎。肉体も精神も大事にしてください。「健全なる精神は健全なる肉体に宿る」なんてことは特にありません。「健全な精神が健全な肉体に宿ることもある」くらいの方が実情に近いんじゃないでしょうか。成人式は普通に出席して、終わったあとに幼馴染み数人と山の上にある神社へ詣でました。スーツと革靴のまま。この話は毎年やります。死ぬまでやります。同窓会的なものには参加せず、登山メンバーと前日に焼肉をつつきました。特に荒れることもなく、普通の良い思い出です。適当に起きて、『ラヴィット!』を見る。成人の日なので、オープニントークは各出演者が20歳のときの写真に絡めたものだった。おいでやすこがのふたりが大暴れしていた。おいでやす小田は裏番組の『カムカムエヴリバディ』に出演する関係でしばらく出演が出来なくなり、ちょっとした卒業セレモニーが催されていた。そしてこがけん。突然ぼる塾のあんりに花束をプレゼントする流れになり、突然歌い出す。文章で説明出来ないシークエンス。今日は特に何もせず。一歩も外に出ない一日。ベランダにも出ない。寒いし。何もしない。本当に。昼から夕方にかけて、一切何もせず。夜だった何もしていない。新成人のみなさん、これが反面教師です。開き直って、早めに寝ます。

 

 1/11(火):寒い。昨日に引き続き今日も外には出なかったが、それでも寒い。寒波が迫ってきているらしい。明日からは雪が降るとか、降らないとか。今日も適当に起きる。昨晩、寝る前に冬本番用のパジャマを出した。昨シーズンにGUで買った、フードにクマの耳がついているモコモコタイプのパジャマ。肌触りは良い。しかし当たり前なのだが、フードが邪魔になることがある。眠いと気にならないが、眠くないときは微妙に気になる。時計の秒針の音や心臓の音、血液の流れる音が気になるような精神状態だと、最悪だと思う。適当に起きる。『ラヴィット!』を見ながら朝ご飯を食べる。ドラマの出演者数人が番宣で番組前半にゲスト出演していたのだが、場が荒れに荒れてすごかった。めちゃくちゃ面白かった。生放送のバラエティはこうでなくっちゃ。番組が終わり次第、家のことに取り掛かる。『ハライチのターン!』を聴きながら、掃除機をかける。東京にはトンテキを出すガールズバーみたいなお店があるらしい。恐怖だ。ギャル店員のイメージを説明するためにその店員を「キャンキャン」と名付ける澤部さんもちょっと怖いけれど、着ていたフリースのパーカーがタイトすぎてカーキ色の体毛に覆われたモンスターみたいに見えると岩井さんがツッコんだ時点でその記憶しかない。掃除などを済ませて、30分くらい仮眠。寒いので布団に入り足が寝られる体温まで上がってきたくらいでアラームがなる。あまり意味のない仮眠。開き直って1時間に伸ばす方がいいのかもしれない。午後はぼんやりと作業。先週に観た月組公演の感想エントリーを書いた。宝塚歌劇、ひいては舞台興行がまた危機に瀕している。いやこの数年エンタメはずっと崖のギリギリに立たされているのだが、すこしだけ前進した後に大きな後退を余儀なくされた。宝塚は東京公演が中止。その他団体のプロデュース公演もちらほらと中止の知らせが出されている。もう、限界がある。新型の変異株は感染力が強いとなれば、打てる対策も限られる。基本的なことを徹底しても……。観客としては直行直帰、劇場内では一切しゃべらない、それくらいのことしか出来ない。あれだけスタッフによる注意がされている大劇場でもベラベラと会話をする人はいるけれど。昨年の公演再開直後の方が静かだった。しかしこれは個人を責めてどうにかなる問題でもないのだ。政府と製薬会社に期待するしかない。あとは祈り。「祈り」とは消極的な受忍ではなく、たとえ成果が確実ではないとしても自分が為すべきことを為す態度のことを指す。そこに「祈り」の狂気がある……脱線したので戻します。夜は特に何もせず。『バナナサンド』を見たくらい。重大発表があるという予告だったので「まさか深夜に戻るのか、それとも終了なのか」と勘繰ってしまったが、来週に吉川晃司とサンドウィッチマンがコントをするという発表だった。良い話なんかい。適当に寝る。

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 1/12(水):寒い。日が傾くにつれて、どんどん寒くなる。寒い。午前中には雪がちらつく時間もあった。いつもと同じ設定温度なのに、今日のお風呂はぬるかった。金曜日まで寒気が強くなるらしい。厳しい。今日も適当に起きる。『ラヴィット!』を見ながら朝ご飯を食べ、ぼちぼち作業。今日はスタジオゲストにマユリカ霜降り明星せいや。オープニントーククロスバー直撃。およそ朝の情報番組のメンツではない。ゴリゴリの深夜バラエティメンツ。令和にゴリッゴリの『あいのり』パロディもあった。ラブワゴンならぬラヴィワゴン。荒天の東京ドイツ村。東京でなければドイツでもなく、村でもない。名称と事実の乖離っぷりはインスタントのカップ焼きそばを凌ぐ。午前中から夕方まで、ところどころで仮眠を挟みながらずっと作業をしていた。久しぶりの集中力。今日が仕事始めということにしておきたい。長期休暇。フランス人もびっくりの長さ。音楽を聴きながらWordを睨んだり、録画していた番組を見ながらWordを優しく見つめたり。ぼちぼちの文字数を書いた。2年前の春に公募の締切がすぐそこまで迫っている時期の、2割くらいの速度。あのときはおかしかった。いや、常にあれくらいの速度を出さなければならないのだが。『シンパイ賞』が特番になって帰ってきた『芸人シンパイニュース』はM-1の密着。しかし出場者にではなく、出場者の周りの人に密着する時間の方が長くて良かった。優勝した錦鯉は『情熱大陸』にも密着されていた。ずっと錦鯉を見ている。ひとつのことをやり続けることの尊さと残酷さ、小さな希望と背中合わせの大きな絶望。夜は特に何もせず。BSで『シャーロック・ホームズの冒険』を見た。今週はスペシャルで、いつもより放送時間が長かった。原作で言うところのワトソンくんが結婚する回だったが、このグラナダ版ではワトソンくんはずっと独身のままで、ホームズの下宿を離れることもない。バディもの……。眠いし寒いので、『情熱大陸』で印象的だった錦鯉・長谷川さんの言葉を引用して、寝ます。

「ひとことで言えば、辞める勇気がなかったっていうのが正解なんですけどね。もし辞めたら自分なにしようってなったときに免許もない、資格もないってなったときに、たぶんこの歳からだったら出世も無理だろうし、才能もないし。でも、芸人やってたら、わずかなホント小さな細い光で、もしかしたらなにかあるかもしれない。小さな小さな希望を持ってるっていうのも確かにありましたね」

    ──錦鯉・長谷川雅紀

   

 1/13(木):寒い。めちゃくちゃ寒い。冬の厳しさは好きだけど嫌い。小悪魔。思わせぶりな女性に対する「小悪魔」という形容詞、めっきり見なくなりましたね。「小悪魔アゲハ」もなくなったし……と思ったら、普通に復刊していた。失礼しました。Wikipediaの情報を参照する限り、かなり波瀾万丈な歴史をたどっている。休刊、復刊、再休刊、再復刊、再々休刊、再々復刊……。なんで小悪魔アゲハの話になったんでしょうか。やめましょう。ぼちぼち起きる。今朝は自覚症状があるくらいには調子が悪かった。咳喘息の症状が出ている。この数日はかなり調子が良かったのだが、まぁこういう日が混じることもある。油断はしない。『ラヴィット!』はオープニングトークを見逃し、電動自転車ランキングの途中から見ることになったのだが、スタジオゲストの男性ブランコ・平井さんのブースに思いっきりペットボトルのコカ・コーラが置いてあり、まったく事情が飲み込めなかった。完全にコーラを飲みながらテレビに出ている人だった。働き方改革かもしれない。TVerで確認しよう。午前中から外出。車に乗り、瀬田川の方向へ。お昼ご飯にとんかつを食べる。メニューでは180gとなっているのだが、体感では250gくらいあった。要するに、お腹がパンパンになった。でも、美味しかった。こっちにいる間にもう一度と思っていたので、「心残りリスト」をひとつ消化する形。リストの中にはサントリーの山崎蒸留所見学も入っているのだが、新型感染症が流行して以来ずっと見学は休止されている。やりたいことはやれるうちにやっておくしかないのだ。食後はお気に入りのお店でパンを買いこみ、昼過ぎに帰宅。午後はぼちぼち作業をしたり、しなかったり。寝たり起きたり。夜も特に何もしない。ぼんやり見ていたテレビで大阪の「カニすき」「カニちり」、道頓堀のかに道楽なんかが特集されていた。「カニすき」、どうやっても手を使って食べなければならないものが激アツになるという致命的な欠陥があるのであまり食べない。同じ関西人だけども。眠気がすごいし早く寝たいけれど、今日はまったく進捗がないので、すこし作業をしてから寝たい。

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特ロース

 1/14(金):寒い。めちゃくちゃ寒い。一日中雪が降ったりやんだりしている。積もるほどではないけれど、吹雪で視界が悪くなるような時間が長かった。もちろん一切外には出なかった。雨は室内から見る方がいいけれど、雪は外で見る方が美しい。ような気がする。寒いなぁと思いながら起きて、『ラヴィット!』を見ながら朝ご飯を食べる。連日のコカ・コーラ紹介と恒例の競馬映像、夢のコラボレーション。グランアレグリアの末脚が光っていた。これは朝の情報番組の感想です。午前中は家のことをする。『ハライチのターン!』を聴きながら。ようやく2022年に時空に突入したハライチのふたり。「仕事始めが明日だと思っていたら今日だった」澤部さんのフリートーク、聞いているこっちが冷や冷やする。昼から夕方にかけては作業したり、春からの引っ越し先を探したり。一週間くらい音信不通になっている不動産会社に電話しようか悩みつつ、別の管理会社が管理している物件にメールで問い合わせをしたら光の速さで折り返しの電話があったので、そのままの流れで内見の日程を決めた。こういうのは勢いが大事。きっと。録画していたドラマも消費する。まずはTBSの『ファイトソング』。NHKの朝ドラが記憶に新しい清原果耶さんが民放初主演。内容はともかく、綺麗な涙だったなという感想。主人公の奪われたものが多すぎるから第一話を見ただけでは「悲惨がすぎる」と思ってしまうけれど、どうだろう。次は日本テレビの『ムチャブリ!』。高畑充希さんが主演。えげつない衣装の多さと、高畑さんの表情を楽しむのが正解なのかなという感じ。夜は特に何もせず。もうすこし作業をしてから寝たい。

 

 1/15(土):天気は良いけれど、寒い。放射冷却と強風で、体感温度は数字よりも低かった。適当に起きる。適当すぎて、久しぶりに寝坊。本来起きる時間より1時間長く寝てしまった。アラームを止めた記憶がない。よくない週末のスタート。最高のスタートとも言える。午前中、特に何もせず。昼前から外出。車に乗って、北へ。竜王のアウトレットへ向かう。野洲川を越えたあたりから、明らかに残っている雪の量が増える。遠くに見える伊吹山は真っ白。さすが降雪記録を持つ山。滋賀北部特有の気候を感じながら到着したアウトレットは、明らかに人がすくない。平日の昼間よりも、という雰囲気。みんな、自粛に切り替えているのかもしれない。第六波の感染速度は今までの比ではないが、すこし雰囲気が違う。具体的な現況は避ける。靴が欲しい気持ちが高まりを見せているので色々と見て回ったが、今日は見るだけにしておいた。一足、デザインも見た目もちょうどいいものがあったけれど、オリンピックとのコラボ商品で「I LOVE TOKYO」というロゴが入っていたので、やめた。アウトレットっぽい。お昼を軽く食べたあと、抹茶ティラミスを食べる。四条河原町にあって大行列を作ることで有名な「抹茶館」はここにも店舗があり、比較的短い待ち時間で入ることが出来る。いつでも食べられるしな……なんて気持ちがあり、一度も入ったことはなかったのだが、いや引っ越す前にと一念発起。こういうご時世もあって、今日は待ち時間なしだった。 名物の抹茶ティラミスは升に入った見た目が珍しく、爆発的に流行り、同じようなものを出す飲食店が相次いだ。パクリは飲食業界につきものだが、もうちょっとどうにかならないかなと思う。レシピに著作権は認められないことになっているので、どうにもならないのだろうが。美味しかったので、竜王のアウトレットに行く人はぜひ。結局特に何も買わず帰宅。午後はぼんやりと過ごした。あまり作業も捗らず。夜は特に何もせず。あまりに見るものがないので、録画していた『古畑任三郎』の第一シリーズを再生。第一話のゲストは中森明菜、二話は堺正章。めちゃくちゃ若い。中森明菜の回は『刑事コロンボ』へのオマージュに満ちていて、今ならパクリだと炎上しそうだった。ベテランの小説家が姪の仇を金庫に閉じ込める回、好きだった。『コロンボ』のそれとはダイイングメッセージのトリックがすこし違った。ゴールデンレトリバーがかわいくて良かったです。犯人のその後が続くシリーズで言及されたのはこの中森明菜くらいだったと記憶しているけれど、どうだろう。同じく三谷幸喜が脚本を担当している今季のNHK大河『鎌倉殿の13人』も見たい思いつつ、見られていない。なんだんかんだで忙しい。早めに寝ます。

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抹茶ティラミス

 1/16(日):寒い。寒いような気がする。ぼんやりと起きてテレビをつけると、昨晩の日付が変わるような時間に発令された津波注意報、警報はいまだ解除されておらず、各局は予定を変えながら番組を放送していた。トンガで起きた海底火山の爆発は史上まれに見る規模であり、その影響は太平洋を越え、津波となって数時間後に日本を襲ったらしい。しかしこの現象は気象庁にも分からない部分が多く、記者会見でも「正直なところ分からない、しかし危険なことは分かったので警報を出した」といった旨の発表があった。「分からない」と誠実に述べる専門家のことを信頼する。それはある種の訓練によって身に着けられるスキルみたいなものですが、そのスキルがないとただ強い口調で断言するだけのよく分からない人のことを信じてしまうので、やっていくしかありません。トンガの人々、影響を受けたすべての人々が穏やかに過ごす日が来ることを祈っています。それはそれとして、お昼前に外出。京都へ。友人と落ち合い、四条周辺をぶらぶらと歩き周る。引っ越しのタイミングが偶然重なったので、いくつかのインテリアショップを見て回ることに。二人とも昼食がまだだったので、集合場所の近くにあったお店でラーメンを食べた。それぞれつけ麺、ラーメン。注文を済ませ、待っている間に調べたら祇園にある鴨ラーメン専門店の系列店だった。前から行ってみたかったところなので、ラッキー。こういうこともある。そして美味しい。鴨肉、真剣に考えると好きな肉ランキングの上位に食い込んでくると思う。その後はいざ本題の家具巡りへ。英国アンティークの専門店からヴィンテージショップまで、界隈を歩き周る。自分は大きな買い物はせず。ちょっとした小物を買うにとどめた。友人は結構ガッツリと、ヴィンテージのテーブルを買っていた。自分も引っ越し先のインテリアを考えなければならないのだが、いかんせんまだ物件も決まっていないのでどうしようもない。途中でお茶をしばいたりしつつ、夕方くらいに解散。日曜の京都はやはりそこまで人が多くなかった。夜は特に何もせず、『せっかくグルメ』のスペシャルを見る。阿部寛がラパルフェ・都留にしか見えない呪いにかかってしまった。どうしてくれようか。疲れたので、適当に寝たい。

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つけ麺、特製。