感情の揺れ方

それでも笑っていたい

週間日記(2021/10/18~10/24)

 10/18(月):寒い。普通に寒い。日本から秋はなくなりました。気候変動にいよいよ感が出ている。朝の冷え込みがきつく、タオルケットではもうお話にならない。毎朝のシャワーが急にしんどい。命の危険が出てきた。ぼんやりと起きて、ぼんやりと朝ご飯を食べる。腹筋と喉に微妙な痛みがある。昨日、しゃべりすぎたのだろう。大学生みたいな朝だ。「ラヴィット」をチラ見したあと、録画していた「有吉の壁」を再生した。「バンクシーって誰?展」が舞台だったのだが、どうしてもバンクシーねぇ……みたいな気持ちになってしまう。バンクシーねぇ……。ただとにかくその分野に関する知識がなさすぎるので、時間を作って勉強する必要はある。そのあとは家のことに取り掛かった。「バナナムーン」を聞きながら、とりあえず掃除機をかける。洗濯物もする。半そでの衣類はもう出番がないだろうから、次のシーズンも着るであろうものを選び、洗う。気に入っているシャツは手洗い。衣替えをしてクローゼットの中を整理しようかと思ったが、いかんせん体力が続かず。引っ越しをするときは服を厳選しなければならない。物持ちが良い方なので困難を極めるだろう。その後は最寄りの書店へジャンプを買いに行った。寒い。長袖シャツが活躍する季節をすっ飛ばして、もうパーカーだ。『サカモトデイズ』は毎週毎週カッコイイ構図がある。現状好きな連載の上位。午後は勉強をしたり、作業をしたり。英語を読み、エントリーを書き。今年は試験で忙しい期間が長く、あまりブログの更新が出来ていない。一年で100本を目標にしているのだが、まだ達成されたことはない。今年こそはという気持ちはあるものの、かなり厳しそう。頑張ります。『ドン・ジュアン』のプログラムを読んでいたら、真彩希帆さんが宝塚時代に親知らずを抜いたその日に舞台に立ったという話をしていて、ぎょっとなった。規格外の人物だということは知っていたけれど……。夜は特になにもせず。寒いとより眠いので、早く寝たい。

 

 10/19(月):急激に寒くなりすぎたせいなのか、咳喘息の症状が出てきた。最悪と言う他ない。朝、目覚める前の体温が上がるタイミングで咳が出る。正直なところまだ自覚症状はほとんどないものの、家族から報告が上がってきた。嫌だなぁ。ものすごく嫌だなぁ。健康にとはいかないまでも健やかに生きたいのだが、こんなに難しいことってあるだろうか。難儀。寒いよと思いながら起きて、「ラヴィット」を見ながら朝ご飯を食べる。炊き込みご飯の素ランキングではもう中学生がファンタジーロケを炸裂させていて良かった。「◯き◯みランキング」、常人の発想では出ない。途中で切り上げて、早い時間から机に向かう。一日の勉強を英語から始めるのがなんとなくのルーティンになっている。どれだけ眠くても英文和訳は不思議と進められるからかもしれない。単純作業的な側面が強いから、ということもあるだろう。1時間とすこし読み進めて、仮眠を挟む。30分。足が冷たくてなかなか寝られない季節が来てしまった。憂鬱だ。今日は単純作業の一日になった。お昼から夕方まで、学部生のころに使っていたドイツ語の物理単語帳をアプリの単語帳に移す作業に没頭していた。文字通り「移す」、いや厳密には「写す」なので、表面にドイツ語裏面に日本語を打ち込む作業を繰り返す。BGM代わりにしていたのは「新 映像の世紀」。垂れ流していた。自分の無知が明らかになるタイプのコンテンツだ。10代のころの自分は本当に何も知らなかったのだなぁと改めて思う。怖くなる。「パリは燃えているか」ってそういう由来なんだとか、「これは訓練ではない」ってそうなんだとか。ナレーションしてる山田孝之の声、いいなぁとか。知ってしまった以上、向き合わなければならないことがある。「知らなければよかった」という態度は、少なくとも私の場合、忌避しなければならないものである。夜は特になにもせず。「マツコの知らない世界」を見たり、「世界ネコ歩き」をチラ見したり。単語帳の移行が結局終わらなかったので、それを終わらせてから寝たい。

 

 10/20(水):寒い。冬の風が吹いている。一年を通して気温が安定している地域に引っ越したいと思ってしまう。でもそういう場所にいると宝塚大劇場には気軽に通えなくなりそうなので、ダメ。昨日は寝る前に「映像の世紀プレミアム」を見ながら単語帳作業の続きを済ませた。だいたい500単語くらい。別の単語帳をだいたい覚えたうえで、読んでいる文章に出てきた分からない単語をまとめたものなので、だいたいこれくらいだろう。ここからどんどん増えていくのが理想だが、果たして。そんな時間があるのかどうかも含めて、果たして。「映像の世紀」はいわゆる無印と「新・映像の世紀」、それに「映像の世紀プレミアム」といろいろなバージョンがある。そしてNHKオンデマンドでも見られない放送回が多い。見たいなと思うものに限って配信していないというのが世の常だ。「世界を変えた女たち」「極限への挑戦者たち」「昭和 激動の宰相たち」などなど。一番見たいじゃん。ぼんやりと起きて、今日も「ラヴィット」を見ながら朝ご飯を食べる。見取り図の盛山、最近痩せたなぁと思っていたら本当に3ヶ月で10㎏以上体重が減っていたらしい。微妙に集中力のない一日だった。午前中はそれなりに英語を読むことが出来たのだが、午後はダメダメ。文学史を進める気にもならず。開き直って2007年の月組公演『パリの空よりも高く』を見た。一度スカイステージで放送しているのを途中から見て、その面白さが気になっていた。しっかりと最初から最後まで見ると、なおのこと面白い。これは非常に良い作品だなと思った。今度、エントリーを書きたい。夜も特になにもせず。「有吉の壁」は録画して「魔法のレストラン」を見ていたのだが、ふと「来年から見られないのかぁ」と感じたり。さらば関西ローカル、永遠なれ関西ローカル。TVerを使えば問題ないとか、そういうのはなし。郷愁の話をしています。今はBSで放送されている「シャーロックホームズの冒険」を横目にこの日記を書いている。今日も何かを見てから寝たい。やっぱり「映像の世紀」だろうか。

   

 10/21(木):やっぱり「映像の世紀」でした。正しくは「映像の世紀 PREMIUM」の「第14集 運命の恋人たち」。ボニーとクライドに始まりエドワード8世やゲッベルスグレース・ケリーエルトン・ジョンなど、その行く末が世界に影響を及ぼした恋愛の特集。イングリッド・バーグマングレース・ケリーの美しさったらなかった。エルトンのくだりでイギリスやアメリカにおけるLGBTの権利がどのように獲得されていったかにも触れていたけれど、日本のことを考えると暗澹たる気持ちになる。なんならヴァイマル共和国時代のベルリンの方が……なんてことも思う。今日も寒い。冬の空。選挙が近いのでそこらじゅうを選挙カーが走り回っているが、8:00になった瞬間爆音で演説を始める候補者は普通にうるさいのでやめて欲しい。どうにかならないものだろうか。本当に効果があるのか不思議に思ってしまうけれど、オンライン投票も満足に出来ない少子化の国ではそれなりに効き目があるのかもしれない。いやきっと、あるのだ。朝ご飯を食べながら「ラヴィット」を見る。もう中学生がゲストとしてスタジオに登場していた。お笑いというか、ファンタジーの人。エンディング直前でティラノサウルスに捕食されかけていた。本当なんです、信じてください。お昼前から外出。健康診断へ向かう母を病院まで送り届け、駐車場で待機。今にも雨が降りだしそうなどんよりとした空模様だったが、ついぞ崩れることはなかった。冬だ。その後は昼食を食べて、草津周辺で買い物。東急ハンズで毛抜きを新調したり、書店で雑誌を買ったり。ついにボールペン字の練習帳を買った。20代も後半、むしろ30歳が見えてきたこの時期、コンプレックスを潰しておく最後のチャンスではないでしょうか。自分の手書き文字を誰かに見られるのが本当に苦手で、ファンレターをしたためるのにものすごく勇気を振り絞る必要がある。あと就活をしていたときは手書きの履歴書が嫌いだったし、なんなら院試の解答を書くのも嫌だった。字を綺麗にするぞ。帰宅して、夕方にすこし寝た。姉が甥を連れて帰ってきていたので、生命の輝きに触れたりした。これから100年近く続く可能性のある生命のエネルギー、やっぱりすごいものがある。夜になんとなく見ていた「アンビリバボー」の再現ドラマに「帰宅したらクローゼットに下着ドロが隠れていた」というシーンがあったのだが、その泥棒役が「水曜日のダウンタウン」でよく立っているあの俳優だったので笑ってしまった。キャスティングに悪意があるよ。ほとんど作業を出来ていないので、もうすこし何かをしてから寝たい。

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美味しいラーメン

 10/22(金):肌寒く存じます。秋というか、冬というか。昨日は寝る前にやっぱり「映像の世紀」を見た。タイトルは「人類の危機」。第一次世界大戦とその後の講和会議にまで影響を与えたスペイン風邪(スペインで生まれたわけではないのに)と世界恐慌。こういう「教科書の裏話」みたいなものは面白い。もちろん面白がるためには教科書を読む必要があるわけで……。キューバ危機の顛末やチェルノブイリ原発事故をきっかけに、原子力について知れば知るほど「こんなものがあっていいわけないだろう」という気持ちが強くなる。あっていいというか、人間が触れるべきではないというか。「人間が完璧にオペレーションできれば大丈夫」みたいな前提のもと動いているシステム、冷静に考えると怖い。めちゃくちゃあるけれど。そこら中に。チェルノブイリが爆発した日のプリチャピを映したフィルムに感光した放射能が光ってたりマイクにぶつかった放射能が音を立てたりしているの、生々しさがすごい。今日もぼんやりと起きて、ぼんやりと朝ご飯を食べる。「ラヴィット」はオープニングトークまで見て、そこからは録画していた「有吉の壁」を再生した。シソンヌチョコプラ吉住。吉住の最悪ドッグトレーナー、普通に声が出るくらい笑ってしまった。その後は家のことに取りかかる。「ハライチのターン」を聞きながら掃除機をかけたり。ヤオキンがスポンサーに入ったとはいえ、岩井さんのフリートークがシンプルパチンコ話で笑う。午前中のうちから机に向かうことが出来たのは良かったものの、午後は集中力が出ず。今週はこういうことが多い。夕方に外出。かかりつけ医のところで、インフルエンザの予防接種を受けた。製薬会社は新型感染症ワクチンの製造に比重を置いているため、インフルエンザワクチンは製造量が減少している。今年はかなり早めに動き出さないと、接種の機会を得るのは難しくなりそうだ。夜は特になにもしていない。いまひとつこう、エンジンがかからない感覚が続いている。土日は予定が詰まっているので、来週からはちゃんと一日のノルマみたいなものを設定していきたい。リストを作って消していく、単純な作業をこなしていく必要がある。頑張るぞ。2021年も終わりそうだけど。

 

 10/23(土):寒い。日影に入ったときの北風がすごい。やる気満々の北風。西高東低冬型の気圧配置、等圧線の立て筋。ぼんやりと起きて、ぼんやりと朝ご飯を食べる。今週のクイズ王伊沢くんはユニバーサルスタジオジャパン。停電でいろいろなトラブルがあった直後の放送で、タイムリーが過ぎる。こういう事態は避けようがないけれども。テレビを流し見したあと、録画していた「ウォーキングのひむ太郎」を見る。今週は新宿。高層ビル群をものすごいテンションで眺めたり、東京の風景をことあるごとにニューヨークに例えたりしていて、楽しそうだった。これは千鳥にも言えることだけれど、一見なんでもないようことを面白がったり、逆にみんなが心の片隅で「おもしろくないな」と思っていることをはっきりと口にしたりするお笑い芸人はすごい。ここ最近のブレイクの鍵はそこなんじゃないかと考えることもある。なんでも面白がるじゃないけれど、そういう姿勢は人生を生きる上でも大事なんじゃないでしょうか。おそらくですが。午前中から外出。電車に乗って、宝塚へ向かう。おそらく最後になるであろう電車での宝塚大劇場遠征。遠征の範疇に入るのかな。3つ隣の県だし入るかな。到着して、とりあえずお昼ご飯。ソリオで台湾料理を食べる。台湾料理、好きです。台湾の夜市で食べた、何の肉かは分からない巨大から揚げ。大量のパクチーをぶち込んだスープ。海外旅行に行きたい。その後はキャトルで買い物をしたり歌劇の殿堂をぶらぶらして、開演の時間になった。二度目の『柳生忍法帖/モアー・ダンディズム』。演者のレベルというか、作品全体のクオリティが上がっていて良かった。天華えまさんの光が強くなっているというか、ものすごく目を引くようになっていた。すごい。公演期間中に成長する人は、すごい。終演後は近くのホテルに移動。チェックインして夕食を食べ、大きい温泉に入る。めちゃくちゃ良い週末。もうしばらくこういうこともないだろう。生活が変わることのエネルギー。早めに眠る。

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殿堂のドレス展示から。

 10/24(日):気持ちのいい目覚め。部屋の窓から武庫川を眺めると、河川敷をランニングしている人や犬の散歩をしている人がいる。誰もに素敵な朝が来ればいいのになぁと、本当に思う。そのままぼんやりと見ていたら、河川敷の芝生で遊んでいた子供たちがボールを思いっきり川に落として呆然としていた。子供はみんなボールを川に落とすものなのです。私も数え切れないほど落としました。野球ボールからサッカーボール、それはもういろいろなボールをびしょびしょに。服もびしょびしょに。美しい思い出です。ギリギリまでゆっくりしてからチェックアウトして、そのまま帰路についた。途中で寄ったコーヒー専門店でテイクアウトしたカフェラテが美味しかった。午後は特に何もせず。夜は「せっかくグルメ」と「イッテQ」を見る。あまり書くことがない。書くことがないときの恒例、バスケの話をします。NBAが開幕しました。「優勝以外は失敗」とも言えるロスターを揃えたのはネッツとレイカーズだが、両チームともあまり調子がいいとは言えず。ワクチン接種を拒否したことでカイリーが戦列を離れている影響が大きいのか、バックスとの初戦は敗北。しかしKDの奮闘がすさまじく、第2戦は逆転勝利。一方のレイカーズはここまで本当に最悪と言う他なく、プレシーズン全敗、開幕からも2連敗。ラスのフィットが待たれる。個人的に好きな選手がいるので応援しているブルズとグリズリーズは絶好調なので、レイカーズのグダグダっぷりには目をつぶれている。特に今シーズンのブルズはかなりいいところまで行くんじゃないだろうか。バスケの話、終わります。