感情の揺れ方

それでも笑っていたい

週間日記(2021/5/31~6/6)

 5/31(月):今日も天気が良い。ぼんやりと起きて、朝ご飯を食べる。テレビはつけずに、TVerで「トゲアリトゲナシトゲトゲ」を見ながら。大学の先輩であるAマッソ・加納とラランド・サーヤによる悪ふざけで3時のヒロインのネタがどんどん改造されていく。「アッハーン」以外のネタを見た記憶はほとんどないけれど、逆にそれが3時のヒロインのブレイク具合を示している。あとぼる塾。そして、そもそもネタ番組が少ないというテレビ界の現状。意外かもしれないが、関西にはネタ番組がない。厳密に言えばあるにはあるものの、毎週毎週放送しているわけではない。関西ローカルの番組は生放送の情報バラエティが多く、若手芸人初めてのテレビ出演も必然的にそういう番組になる。午前中はまず、ぼちぼちと作業。先週に見た『桜嵐記/Dream Chaser!』の感想エントリーを書く。珠城りょうと美園さくらのすごさ、そして上田久美子演出のすごさについて。大千秋楽の中継を見に行きたいのだが、今だ発表がない。おそらく、映画館や劇場への不可解な休業命令の影響だろう。ライブ中継を決定しました、だけどやれるかは分かりません。それでは何もかもが立ち行かない。お昼くらいには書き終わったので、その後は「バナナムーン」を聞きながら家のことをする。掃除機をかけ、洗濯物を畳む。PCR検査のために採取した自分のつばを見て吐くほど気持ち悪くなってしまう謎の生き物、日村勇紀。「つば」のことを絶対に「つばき」と言う男、設楽統。「バナナサンド」の若手みたいなロケで体に影響が出るバナナマン。お昼すぎにジャンプを買うため外に出たら、天気が良すぎて暑かった。もう?もうこの感じなの?10分も外に出ていないのに汗をかく。日本の最悪な夏が来る。午後もぼちぼちと作業。録画していた『コントが始まる』を見た。ぷよぷよで告白をしたり、メッセージの文章を逆さまにしたり、そういう遠回しなコミュニケーションに満ちたドラマだ。全体的に進捗はあまりよくない。5月はまるまる捗らなかった。5月病というやつだろうか。6月は頑張りましょう。ね。みんな一緒に。

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 6/1(火):6月。ジメジメとして、しかも祝日のない一か月。結婚式をやるにはうってつけということになっているが、それもこのご時世ではなかなか難しい。いやむしろ、一年前からそういう状況は続いている。イベントのない、蒸し暑いだけの夏。ただただ寒い冬。耐え忍ぶだけの日々。「誰とも会わなければ安全だけど、生きている意味はない」なんて境地に至る人もいるだろう。あの病気に関係なく明日死ぬ人がいるなかで……、なんかあんまり面白くないのでやめます。6月の始まりは二度寝から始まった。完全に寝すぎた。ぼんやりと起きて、朝なのか昼なのか分からないご飯を食べる。おしゃれに言うとブランチ。そのあとはぼちぼちと作業。『ネメシス』はやっぱり橋本環奈がそういう役どころで、そりゃそうですよね~という感じ。宇野祥平は前回だけの登場になるのだろうか。あと、櫻井翔演じる風真の年齢はどうなっているんだろう。20年前に研究員だと若く見積もっても40代半ばから後半になりそうだけれど。あとの2話はここまで広げた風呂敷を回収することになるだろうから、そこの展開に期待。『イチケイのカラス』は、前も書いたと思うけれど、子供をいいように使いすぎている。私には愛する子供があって、その子のために罪を犯したんです。ちょっとその展開が多すぎる。大人でいようとする子供に甘える大人、最悪です。午後もぼんやりと過ごす。前にカルディで買ったコーヒーゼリーを食べた。なんか一食分くらいあるなと思って内容量を見たら、200gあった。一食分くらいあるな。コーヒーフレッシュとコーヒーシュガーをかけて食べるスタイルで、ザラザラした砂糖の食感が良い。ザラザラというか、ザリザリというか。美味しかったので、また買いたい。夜は「バナナサンド」を見ようと思ったのだが、関西は野球中継で放送がなかった。そんなことがあっていいのかよ。そんなことが。ゲストがマヂカルラブリーなのに。TVerがなかったら、暴れているところだった。今日はもう早めに眠りたい。

 

 6/2(水):今日はしっかりと起きることが出来た。健全な精神は健全な肉体に宿り、健全な肉体は健全な生活から生まれます。たぶん。ぼんやりと起きて、ぼんやりと朝ご飯を食べる。今日もテレビはつけず。午前中はまず録画していた『大豆田とわ子と三人の元夫』を見る。異常オダギリジョーを見る。今週もしっかり異常で、しっかり面白かった。こんなにも面白いのに、視聴率が低い。画面作りからセリフまで何から何までしっかりしているのに。テレビドラマの評価はなかなか難しいところがあるけれど、それにしたってもっとみんな見たらいいのになと思う。『大豆田』の後は『着飾る恋には理由があって』「シンパイ賞」「テレビ千鳥」「トゲアリトゲナシトゲトゲ」を見る。今日はなぜか全く時間が経たなくて、精神と時の部屋にでも入ったのかと思った。時間の決まっている番組をいくつも再生していて、時間もしっかり進んでいるのだが、体感の数字がしっくりこない。まだこんな時間?と5回くらい感じた。『着飾る恋』はもう意地で見ているので、特にノーコメントです。「シンパイ賞」では関西ローカルで各芸人のエピソードトークに登場していた「かまいたち・山内が死ぬほどスベった相方の結婚式」の映像が流れていた。ひとりフラッシュモブの歴史は山内で終わって欲しい。「テレビ千鳥」はとにかくバイキングに行きたくなった。感染症のあおりをモロにくらったもののひとつ、バイキング。ロバート・秋山と大悟が喋っているところをあまり見たことがないので新鮮。一番好きだったのが「トゲアリトゲナシトゲトゲ」で、なんだこのフェイクドキュメンタリーという構成。語るのも難しいので見て欲しい。「設楽統の妄想ドキュメンタリー」を思い出す。あれも映っているものほとんどがウソだったのに、下手なドッキリ番組よりも人間を映していた。夜はBSで放送している「刑事コロンボ」をリアルタイムで見た。ファンからの評判はいまひとつの新シリーズだが、今日の「死者のギャンブル」は面白かった。車が大爆発するという新たな試み。「新たな」って。今日はすこし作業をしてから寝たい。

   

 6/3(木):今日は微妙な天気。夕方から明日の夜にかけてえげつない雨が降りますとの予報だったが、この日記を書いている23時現在の滋賀ではまだ降り出していない。ただめちゃくちゃ風が強いので、そろそろ荒れてくるのだろう。ぼんやりと起きて、ぼんやりと朝ご飯を食べる。「ラヴィット」を見ながら。生放送のニューヨーク、大丈夫かな。早い時間から外出。市役所へ車を走らせる。目的はマイナンバーカードの発行で、今さら感がすごい。まだいいか……こんな時期だしな……を何回もやっていたらこんなことになったので、みなさんも気をつけてください。気をつけるような時期すら過ぎているとは思いますが。ものすごく時間がかかるのかなという不安に反して、だいたい20分くらいで終わった。手続きを進める端末が3つあったおかげかもしれない。人から聞いた話だと、その端末がひとつしかない役所もあるらしい。ちょっとした地獄だろうな。マイナンバーカードを受け取った後は、そのまま竜王のアウトレットへ向かった。野洲川にかかる橋を渡ったところで車列が止まる。全然動かない。普段はまったく渋滞しないようなところだったので、いったい何がと思っていたら普通に事故だった。シンプル事故、シンプルお巡りさん、シンプル交通整理。あらあらと思いながらまた車を走らせ、アウトレットに到着。午後から荒れるという天気予報の影響なのか、はたまたこのご時世だからなのか、今日は明らかに人出が少ない。駐車場もガラガラだった。とりあえずお昼ご飯を食べて、その後はぶらぶらと買い物。シンプルなポロシャツか開襟バカ柄シャツを探したものの、ピンとこず。カルディでコーヒーゼリーを買って帰路に就いた。午後はぼちぼちと作業をして、夜は特に何もせず。明日に備えて早めに眠りたい。

 

 6/4(金):雨。すごい雨。起きたら、ものすごい雨。一応……と思って寝る前に窓を閉めておいて良かった。理性的判断の勝利。理性とは。いつもより早い時間に起きて、ぼんやりと朝ご飯を食べながら「ZIP」を見る。6月の月替わり金曜パーソナリティは元宝塚歌劇団花組トップスターの明日海りおさんなので、見るしかない。最初から最後まで見たわけではなくて、なんなら最後の30分くらいのみだったけれど、完全に明日海りおさんだった。なんというかこう、画面が明るい。それにしても最近の日テレと明日海りおさんのタッグ感、要するに出演頻度の高さがすごい。Huluでは自分の番組まで持っている。事務所の力と本人の力とが相まってすごいことになっているような。欲を言えば舞台でのお姿を拝見したいけれど、『おちょやん』『コントが始まる』を見ていると映像の人になっても……という感じ。明日海りおという人が造るたくさんのものを見たい。それだけです。「ZIP」が終わった後は録画していたドラマを見つつ、すこしだけ作業。綾野剛がトラックにはねられていた。あーあー。ひとつの事態を引き起こすためだけに登場する悪人。その後は「ハライチのターン」を聞きながら掃除機をかける。箱番組「ハライチのパーン」が終わってしまった。虫は、急に嫌になる。自分も小学生のころは全然触れたけれど、急に無理になった。あんなにかっこよかったカブトムシやクワガタがゴキブリと同じカテゴリに入ってしまった。そうなると全部無理です。本当に。澤部さんの家にはバッタが入り込んでいたそうだが、私が昔住んでいた家にはクツワムシがやってきました。本当に地獄でした。家のことが終わってもまだ午前中で、ちょっとATMに行きたいなという気持ちもあったのだが、いかんせん雨がきつすぎてやめた。別の日でいいで~す。は~い。午後は作業をしたり、ニュースに憤ったり。無駄な時間だったような気がする。夜は金曜ロードショーで放送されていた『ボヘミアン・ラプソディ』見た。良かった。ただ、最後の「ライヴ・エイド」はノーカットで流した方がよくない?あと「Gayer」っていう謎の比較級なに?

 

 6/5(土):微妙な天気。雨こそ降りはしなかったものの、曇天も曇天。外に出ても涼しいのか暑いのか分からない。ただ湿り気はある。すこし早めに起きていそいそと朝ご飯を食べ、すぐに出かけた。いつもの美容院へ。およそ1ヶ月ぶりの散髪。梅雨時で頭皮が蒸れるのでいつもより短めに切ってもらい、普段はしないヘッドスパをしてもらった。他人に頭を洗ってもらうのは気持ちが良い。マッサージとなるとなおさら。だいたい1時間くらいで終わったので、そのまま買い物へ行った。まずは草津のエイスクエアへ。県内唯一の大型店であるGUに行く。ネットで見かけて欲しいなと思っていた商品のMサイズが残りひとつしか陳列されておらず、慌てて手に取った。大型店限定みたいなやつ、やっぱり売る側には色々なメリットがあるのだろうか。こっちとしてはなんだろう、プレミアム感みたいなものが生まれるくらいしかない。田舎なので特に。次は近鉄百貨店へ。ここまでの行程はすべて車に乗っています。車を停めて、お昼ご飯を食べるために「時雨製麺所」まで歩く。久しぶりの訪問で券売機を見たら「浅利と昆布水のつけ麺」というメニューを発見。ノータイムで発券。ちょっとしたジョイマン。「昆布水」というのはその名の通り昆布を浸して成分が染み出した液体のことで、この数年関東の方ではブームになっている。つけ麺を昆布水に浸した状態で提供し、麺をつけ汁にくぐらせると昆布の風味とうま味がプラスされるシステム。関西では1年ほど前からようやく見かけるようになったのだが、滋賀県でこのスタイルのつけ麺を提供しているお店はほとんどない気がする。むしろ、今日が初めてだった。「浅利と昆布水のつけ麺」はとても美味しかった。薬味に大葉、すだちが添えられていて、塩もある。通常のつけ麺に浅利のうま味が足されたような風味のつけ汁ももちろん美味しかったけれど、個人的には大葉をまぶしてすだちを絞り、それを塩で食べるのが一番好みだった。また食べたい。その後は近鉄に戻り、ぼちぼちと買い物をする。ついにマイストローを買った。プラスチック製品が排除される日もそう遠くはないだろう。ただ紙ストローだけは本当に受け入れられないので、マイストローを買った。折り合い。書店で雑誌を買ったり、スーパーをウロウロしたり。それから家に帰った。夕方に失神みたいな昼寝をする。夜は特に何もせず。ここ数日は汗をかくためにしっかりと倒れそうになるまでお風呂に入るのだが、精神的にもシャキッとしてきた気がする。細胞レベルで命の危機を感じているのかもしれない。人生で一番シャキッとしたのは、ノロウイルスで気を失ったとき。

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つけ麺

  6/6(日):6月6日。ウィキペディアで「6月6日」のページを見てみると、色々なことが記載されている。さまざま人物の誕生日・忌日に、記念日・年中行事。なんとなく戦争が多いような印象。ミッドウェー海戦にノルマンディー上陸作戦。これもまたひとつのバイアスで、色々なことをしっかりと記録するようになってからの歴史がそもそも浅いということと、そして戦争ほどしっかり記録されている出来事も少ないということが原因なのだろう。有名どころの誕生日を挙げると、ベラスケス、コルネイユプーシキン。ベラスケスはめちゃくちゃ絵が上手い。「エジソンは偉い人」くらいの意味合いです。スペインを旅行したときに『ラス・メニーナス』を実際に見る機会があったけれど、本当にすごかった。めちゃくちゃ上手いんです、本当に。同じ旅行で見たピカソエル・グレコゴヤとはまた違った、鮮烈な印象がある。天才たちが残したまさにその作品を生で見るのは本当に疲れる。単純な言い方をすれば、作品に宿った狂気がこちらに伝わってくるのだ。『我が子を食らうサトゥルヌス』やキュビスム以降のピカソ、特に『ゲルニカ』はその典型で、長い時間これらの作品を直視することは難しい。しかしスペインで見た絵画の中でもっとも印象的であり、かつ私の最も好きな絵画のひとつに挙げられるのはエル・グレコの『胸に手を置く騎士の肖像』で……これくらいでいいですか。どうですか。フィクションの人物の誕生日で言うと、碇シンジくんやヒソカ=モロウ。長々と何が言いたいのかという話ですが、要するに今日は私の誕生日でした。こんなに長く生きるとは思っておらず、またそんなにも長く人生が続いていくのかと思うと、感慨もひとしおです。誕生日、かつ日曜日なのに、今日は一歩も外に出なかった。それでも蒸し暑く、過ごしにくい一日。夜に見ていた「せっかくグルメ」が彦根で、すこし嬉しい。次は日村さんにも来て欲しい。以前近江八幡が取り上げられたときもスペシャル放送回で草野仁さんが来ていたので、滋賀と日村さんにはあまり縁がないのだろうか。今日は早めに眠りたい。新しい一週間に備えて。