感情の揺れ方

それでも笑っていたい

週間日記(2021/3/15~3/21)

 3/15(月):花粉が酷い。花粉と黄砂のダブルパンチで、目と喉の調子が悪い。ぼんやり起きて、朝ご飯を食べながら録画していた「水曜日のダウンタウン」を見る。2時間スペシャル。「誰もやったことがないモノマネグランプリ」と「CMホントドッキリ」の二本立て。「モノマネ」の方は集められたモノマネ芸人たちがその場で提示された人物のモノマネで勝負をするという企画で、「モノマネ勝負」の新たな一面を示していた。原口あきまさの「新ネタ勝負だって言って古いネタ持ってくる芸人だっているんですよ」という言葉が印象的。一発目のお題が「土井善晴」で、どうしても大泉洋が頭に浮かんで離れなかった。ドッキリの方は以前三四郎・小宮がかけられていた、明らかにそれと分かる杜撰なドッキリが本当はドッキリじゃないという、ドッキリの最先端をいく企画。コカ・コーラの人気チューハイ「檸檬堂」のCM出演をかけ、めちゃくちゃCM撮影に対して最後までツッコミを入れなかった芸人が出演権を手に入れるという流れだったが、最終的に空気階段・もぐらが権利を獲得。社員が「檸檬」を読めなかったり、スタッフが休憩中にアルコールを摂取したりとめちゃくちゃ状況に最後までツッコミを入れないのが逆に面白かった。今日は午前中から外出。スーツにネクタイを締めるのは久々で、すこし手こずった。スーツにネクタイ、一番好きな格好ではあるのだが、いかんせん私服で通すには大義名分が少ない。あと快適に着られる期間が明らかに短い。四季の国、日本。昨日買ったリュックを早速背負い、電車に乗って京都駅へ。まだ時間があったので、なんとなく八条口をぶらぶらする。時勢の影響を受けてか、いくつかのお店はなくなっていたし、テイクアウトなどの店頭販売だけに絞っているお店もあった。1年経とうが、あるいは何年経とうが、そういう悲しみは消えないだろう。飲み物を買い、新幹線に乗り込む。目的は東京。不要不急の外出かもしれないが、それはそれとして。新幹線の改札内はもちろん、車内にも人は少ない。東海道新幹線といえば、平日の昼間でも一列丸々空いているなんてことはなかったけれど。東京までの道のりは、『シン・エヴァンゲリオン』の感想を色々と読み漁って過ごした。いつの間にか東京駅に到着。八重洲口からすぐのホテルを取っていたので、そのままチェックイン。夕食は適当に済ませて部屋でゆっくりしていたが、緊急事態宣言下の東京に興味があって、20時になるのを待ち、ふらふらと部屋を出る。東京駅に周辺は繫華街というよりもオフィス街で、本当に閑散としていた。営業している飲食店はない。買い物が出来るのはコンビニくらいだった。人がいない、イベントもない、分断された東京。色々なことを思いながら、ホテルに戻り、早々にベッドに入った。

 

 3/16(火):早めに起床。数日前からアラームを宇多田ヒカルの「Beautiful World」に設定しているのだが、まだ慣れていないのですこしパニックになる。無意識にアラームを止めることがないので、逆に良いのかもしれない。ぼんやりした頭で朝食バイキングの会場に向かう。サラリーマンが多い。どうしても行かなければならない出張もある。頭が上がらない。朝のバイキングにあるカレー特有の魅力に惹きつけられながらも、なんとか我慢して甘いパンとコーヒーで朝食を済ませた。今日はあまり食欲がない。そして、食べ過ぎるのも良くない日。ホテルを出て、目的地までの電車に乗る。今日は試験。こんなギリギリに入学選抜試験ってあるんだと、私も思っています。試験はぼちぼち、面接はまぁまぁ。正直手ごたえはないので、鬼が出るような気がする。自分の畑を耕す日々に戻るしかない。戻るしかないというか、自分の畑を耕す必要がない日なんてない。初心が大事。やっていくしかない。お昼過ぎに試験が終わったので、とりあえず東京駅まで戻る。お腹が空いていたので、ダメもとでKITTEに入っている回転寿司「根室花まる」へ行ってみたら普通に入れた。一年前や二年前に訪れたときは、とてもじゃないが待っていられるような状態ではなかった。嬉しかったけれど、すこし悲しくもあった。しかし、そんな感傷も吹き飛ばしてしまうほどお寿司が美味しい。お腹が空いていたとはいえ、予定していたよりも食べてしまった。美味しいものを食べて精神の均衡を図るの、大事です。初心くらい大事。やはり閑散としたKITTEを出て、東京駅へ。頼まれていたお土産をいくつか買って、新幹線に乗り込む。車内ではTVerを見て過ごした。「あちこちオードリー」「かまいたちの知らんけど」「ゴッドタン」。新幹線の車内Wi-Fi、30分で自動的に切れるのどうにかなりませんかね。おいでやすこが、錦鯉といった昨年のM-1ファイナリストたちの大活躍たるや。錦鯉の二人が第七世代と同じようなスケジュールで働いているの、普通に心配になる。私の親世代ですからね、まさのりさん。日が沈むくらいに帰宅。気持ちが切れないうちに、洗濯物をする。シャツ、ついでにマウンテンパーカーの手洗い。渇くのを待ちながら、帰宅途中で買ったジャンプを読む。やっぱり『呪術廻戦』。頑張れお兄ちゃん、怖いよ乙骨先輩。夜は『青のSP』最終回を見た。ここ最近の明日海りおさん、大活躍。M-1ファイナリストと元花組トップスターを並べている日記、これくらいじゃないかな。

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筋子醤油漬け

 

 3/17(水):今日も花粉がひどい。今週はちょっともう目のかゆみがすごい。東京に行ったことも影響しているのだろうか。とにかく目がかゆい。ヒノキも飛び始めているし、早く花粉症に苦しめられない世界になって欲しい。今日はぼんやりと起きた。午前中はとりあえず掃除機をかけるところから始まった。そういえば先週放送分の「バナナムーン」はホワイトデースペシャルで、男性出演者が持ち寄ったホワイトデーのお返しの中でどれが一番ダサいかを決めるという、毎年恒例の内容だった。なんというか、そろそろこういうのやめませんかみたいな気持ちが勝ってしまって、あまり楽しめなかった。たぶんだけど、去年も同じようなことを書いていると思う。家のことを済ませたら、適当な服に着替えて、散歩がてら外に出る。気温はぼちぼち。分厚いパーカー一枚で外に出たけれど、陽向を歩く分には問題がないくらいの気候だった。途中で100円ショップに寄って、額を買う。額装しておきたいものが出てきたという、当たり前の理由。近所を何も考えずにぶらぶら歩いていると、なんとなく気分が良くなってきた。最近は本当に調子が悪い。色々とやっていかなければならないのに。帰宅して、30分くらい仮眠を取ってから、午後はずっと作業をしていた。そろそろHDを圧迫し始めている「おちょやん」をBGMの代わりに流しながら。高峰ルリ子を演じる明日海りおさんが良い。絶妙な存在感。途中で「あたたかくて甘いものが飲みたいけれど、コーヒーの気分ではない」みたいな状態になってしまい、悩んだ末に紅茶を淹れて、そこにオレンジジュースを足してみた。出たとこ勝負にしてはうまく出来た気がするけれど、まだ正解があるようなクオリティ。試行錯誤の気配がする。手作りドリンクのレパートリー、夏のコーヒーコーラ、冬のオレンジティー。ただ。シンプルにオレンジジュースを温めるだけでも美味しい。ホッとする味がする。夕方くらいに宝塚から衝撃的なニュースが入った。専科の轟悠さんが退団されるという。こう、ずっといらっしゃるものだとばかり思っていた。現代宝塚を象徴する存在で、退団される影響は計り知れないものがあるだろう。衝撃が強く、どんなコメントをすればいいか分からない。昨日は星蘭ひとみさんが結婚するニュースもあったし、宝塚歌劇周辺が落ち着かない。夜は「有吉の壁」を見たり、「刑事コロンボ」を見たり。新シリーズに入ってからのコロンボは演出に工夫があって面白い場面もあるのだが、お色気シーンみたいなものも多くて、ちょっとどうかなと思ったりする。『シン・エヴァンゲリオン』のエントリーをようやく書いたので、今日は早めに寝たい。ものすごく当たり障りのない内容になってしまったので、すこし反省している。

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  3/18(木):今日は過ごしやすい一日だった。ぼんやりと起きて、午前中から車に乗って出かける。日差しが気持ちいい。気持ちいいというか、むしろちょっと暑い。マウンテンパーカーを着ながら運転していたら汗をかくくらいだった。車内での服装、めちゃくちゃ難しい。目的地はピエリ守山。久しぶりの岩盤浴。人出はまぁまぁという感じ。こういうご時勢の感染対策で、ロッカーの鍵は使うたびに回収されていたのだが、今日行ってみたら「抗菌加工が終了した」とのことで、以前のスタイルに戻っていた。いや本当に?と思わないこともないけれど、そこを気にするならそもそも銭湯に行くなよという話なので、個人的にはセーフ。一回目の入浴でちょっと寝てしまって、命の危機を感じた。変な夢を見たような気もする。休憩スペースでは『ブルーピリオド』の最新巻を読んだ。めちゃくちゃ面白い漫画こと『ブルーピリオド』。大浴場にも人影はまばら。正午くらいに銭湯を出て、まずピエリ守山のバーガーキングでお昼ご飯を食べた。ピエリのバーガーキングは平日の昼間でも結構混んでいて、注文の列も長い。初めてダブルチーズバーガーを注文した。バーガーキングハンバーガーのサイズ感に惑わされがちだけれど、実はポテトのボリュームにやられてしまう。普通サイズのワッパーにポテトをつけて日には、もう一日何も食べなくていいくらいお腹がいっぱいになる。ダブルチーズバーガーで思い出される、「ハライチのターン」での「ダブルチーズバーガー論争」。昨日くらいから岩井さんがネットを騒がせていて、まぁなんというか、そうですかぁという感じ。バーガーキング前の広場では明日から始まる「エヴァンゲリオンポップアップストア」の準備が進められていた。色々な刺激がすべてエヴァンゲリオンに行き着くようになっている。その後はピエリ守山内をうろうろして、帰路に就いた。スーパーの生鮮食品コーナーに生きたクリオネが売られていたので、思わず写真を撮った。「観賞用に!ずばり!!」と書いてあって、「ずばり」の便利さがすこし面白かった。帰宅してからは寝たり起きたり作業をしたり。今日も早めに寝たい。

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ずばり

 3/19(金):昨日は寝る前にTVerで「千鳥vsかまいたち」を見た。かまいたち・濱家がミッツマングローブに扮するキャラクター「ミッツ濱家」がどうやったら人気になるのか、という企画。この4人なら30分立ちトークでもいいんじゃないかと思ったりした。今日はすこし早めに起きて、朝ご飯を食べながらまたまたTVerで「テレビ千鳥」を見た。1時間スペシャルで、内容は「ガマンすず」。大悟が大好きな広瀬すずに会うのを我慢して我慢して、それからようやく会うというのを1時間。それで面白いんだからすごい。あと、パーマあてたてで髪の毛くるっくるの広瀬すずさんがシンプルにかわいかった。それにしたって15万円するピアスってなに。その後はいそいそと準備をして外出する。電車に乗って京都へ。学部時代の友人の家へ行く。友人宅近くのバス停で集合して、とりあえずお昼ご飯を食べた。食後はあまりに天気が良かったので、近隣を散歩。めちゃくちゃあたたかい。陽向を歩いていると、すこし暑いくらいだった。春。桜で有名な平野神社をぶらぶらしてみたり。大部分の桜はまだほとんど蕾だったけれど、いくつかの枝垂桜や色の濃い品種は5分咲きといったところで、青空に映えて美しかった。観光客もぼちぼち。例年通りならこの時期の平野神社には茶店が出ていて、中には焼肉をしながらお花見をしている人達もいるのだが、やはり今年は何もない。いや、今年も何もなかった。当たり前だった風景が奪われるのは、端的に寂しい。一通り桜見物を済ませた後は友人の家に移動して、夕方まで話し込んだ。バスに乗り京都駅まで戻ると、琵琶湖線が死んでいる。うわぁ帰れないじゃんと一瞬絶望したものの、河瀬駅までは動いていたのでセーフだった。夜は「ぴったんこカンカン」のスペシャルを見たり。およそ一年ぶりの出演となる大泉洋が大暴れしていた。シェフ大泉が、お見舞いしていた。福山雅治から送られたタラバガニを変なチャンポンにしていて、これこそシェフ大泉の真骨頂という印象。最近は「豪華なもの」という謳い文句でタラバガニを見ることが多い。テレビで。タラバガニって、近頃の若い人にも「豪華なもの」で通じるんでしょうか。

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春。

 3/20(土):春分の日。春です。今日は早めに起床して、早い時間から車に乗って外出。名神高速道路を西へ進む。祝日と土曜日が重なるという、あまり歓迎されない日ではあるけれど、道路は混雑していてそれなりに渋滞もしていた。特に上り線は渋滞がひどく、三連休の最終日にニュースで見るやつじゃんと思うくらい。事故も多かった。道中で3件。すべて玉突き事故。車間距離はしっかり取りましょう。事故渋滞の脇を通る時にみんなちょっとスピード緩めるの、面白いですね。今日は道路に血痕がべったり残っていてちょっとそれどころじゃありませんでしたが。目的地は宝塚大劇場で、余裕を持ってでたはずが事故渋滞の影響もあってかなりギリギリの到着になってしまった。ひぃひぃ言いながら改札を抜けて、着席。前が通路になっている22列目の席で、同列の人の前を通る必要がなかったのが救い。カバンで殴られたりしたこと、ありますよね。どうですか。殴る側だったりするんでしょうか。どうですか。演目は星組公演『ロミオとジュリエット』。かつて礼真琴が新人公演で主演した作品で、およそ8年ぶりの再演となる作品。最近の小池修一郎氏はこういう風に「新人公演で主演した作品をまた本公演で」という采配をすることが多いような気がする。紅ゆずるお披露目公演の『THE SCARLET PIMPERNEL』もそうだった。『オーシャンズ11』はちょっと違うけれど。今作は潤色・演出を小池氏が担当する他、稲葉太地氏も演出に入っている。珍しい布陣だなと思いながらパンフレットを見ていると、こういう状況で公演が半年延期された結果小池氏が梅田芸術劇場などで演出を担当している作品と今作の期間が丸々かぶってしまい、こういうことになったらしい。確かに、ここ最近の小池氏の忙しさったらない。『ポーの一族』、そして『モーツァルト!』も控えている。結構なお年なので、体調が心配になるくらいだ。『ロミオとジュリエット』に戻ると、もう本当に素晴らしかった。B日程の配役だったけれど、もう最高だった。トップコンビもさることながら、マーキューシオの天華えまさんが素晴らしい。グッと成長している。マーキューシオの「傷は泉ほど深くないし、教会の門ほど広くもない」「謝るな。謝るのはガキだけだ」といった名セリフの数々にしっかりと腰が入っていた。礼真琴率いる星組、本当に充実している。観劇後はキャトルレーヴや宝塚ホテルで買い物をして、早めに帰路に。写真を大量に買ってしまった。あとは萩の月萩の月を製造している菓匠三全が礼真琴さんのスポンサーなので、すこし前から星組の公演期間中は大劇場で萩の月が買えるようになっているのです。東京でも売っているのかな。夕方くらいに帰宅。観劇後特有の疲れがあるので、今日は早めに眠りたい。

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ここはヴェローナ

 

 3/21(日):雨。めちゃくちゃ天気が悪い。昨晩から降り出した雨は激しさを増していて、ほころび始めた桜の蕾を濡らしている。ぼんやりと見ていた「シューイチ」は二週に渡る片瀬那奈卒業スペシャルの前半で、釣りをしたりキャンプをしたりと「シューイチ」らしい内容だった。テレビ業界も色々大変なんだろうなと思うニュースが多いけれど、最近はわきの甘さをうかがわせるようなニュースも多い。大変ですね。雨が激しいけれど、ちょっとした用事があったので午前中から外出する。昨日とは打って変わって、人出が少ない。祝日、そして「荒天になります」という天気予報の影響が昨日の混雑だったのかもしれない。普段はあまり行かないスーパーのリカーコーナーをうろうろしていると、前々から気になっていた「ジーヴァイン・ジン」と出会った。思わず声が出た。ブドウから作られた珍しいフランス生まれのジンで、買おうか悩んだけれど、結局買わなかった。すこし前に買ったクラフトジンがまだ丸々一本残っているのだ。ただ、今になって後悔している。もう二度と会えないかもしれない。人生?スーパーのお酒売り場で感じる人生とは。お昼過ぎに帰宅。午後は寝たり起きたりだった。雨が降っていると、そういう感じになる。誰か怒って欲しい。怒るまではいかなくても、こう、管理してくれる人がいて欲しい。夜は「せっかくグルメ」が放送されていなかったので、「イッテQ」をリアルタイムで見た。中岡創一は一流のコメディアンです。