感情の揺れ方

それでも笑っていたい

週間日記(2020/6/29~7/5)

 6/29(月):昨日より暑くなった。そもそも今日は久しぶりにアルバイトへ行ったのだ。ものすごく久しぶりに。正直なところ全然やる気はなかったけれど、最近落ち込んできた気持ちを無理やりにでも切り替えようと頑張った。行きの電車は以前よりも空いているような気がした。ただ駅は普通に混んでいたので、いやこれでいいのかよという思いが浮かんできた。これでいいのか?何も分からない。アルバイトの内容も全然分からなかった。もうなんか、怖かった。こんなに?気がふれそうだったので、帰り道で「京都ねこねこ」というパン屋さんによって、猫の形をしたかわいい食パンを買った。なんだかそれでチャラになった。ような気がする。かわいいパンを右手に持って、久々に京都を散歩する。だいたい4か月ぶりくらいだろうか。なくなったお店もあれば、新しく出来たお店もあった。疫病のせいなのかは分からないが、色々なところに影響が出ている。あと四条通のスタバの向かいにスタバがオープンしていた。どういうことなんだ。フラペチーノをはしごしてやろうか。京都駅までの30分くらいの散歩で、結構な汗をかく。東本願寺の猫を久しぶりに見た。日陰になっている石畳にでろんと寝転んでいて、涼しそうだった。暑いゆえの行動かもしれないけれど。電車に乗って帰宅し、すこし休憩してから掃除機をかけたりする。「バナナムーン」を聞きながら。バナナマンの二人が手相ペテン師の島田秀平をこき下ろさないのはなんというか、意外だ。駆け出しのアイドルを泣かせたりしているのに。夜に『スウィング・キッズ』のエントリーを書く。傑作も傑作。色々吹っ切れたような感覚があったりなかったりなので、頑張ります。

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  6/30(火):色々吹っ切れたような感覚があったのは気のせいだった。寝起きからテンションは最悪に振れている。いや、起き抜けからテンションの高い日が今までの人生で1日でもあったのかと問われれば、決して首を縦に振ることは出来ないだろうけれど。昨晩から降り続く雨の影響なのかどうせアルバイトもないしなという気持ちのせいなのか、セットしたはずのアラームを無意識に止めて眠りこけていた。ダメな幕開けだ。雨も降り続いている。朝ご飯を食べながら、録画していた「かりそめ天国」を見る。有吉とマツコのやり取りは一生聞いていたい。すこし前に新しく買ったコーヒーをしっかりと説明書きの手順通りに淹れてみる。バッグに入ったタイプ。とてもいい感じに出来たけれど、もうちょっと量が欲しいなという具合になった。ブラッシュアップしていきたい。それからは色々調べものをしたような記憶があるけれど、なんだかあまり覚えていない。12時間も経っていないはずなのに、何も思い出せない。おそらくだが、思い出すに値するようなことがないのだろう。今日に限って言えばこれは本当にそうなんだろうなという感覚がある。狐につままれたのか?というくらい起きてから夜までの記憶がない。裏の世界に行っていたのかもしれない。夜は「マツコの知らない世界」から「逃げるは恥だが役に立つ」のリレー。個人的な話にはなりますが、フレンチトーストは京都のイノダコーヒで食べられるものが最高だと思います。なんというか、ぐにゅぐにゅのパンがあまり好きではないのかもしれない。『逃げ恥』は疫病の影響で総集編の放送をしていたのが今週で最終回だった。最終回だったのだが。めちゃくちゃ良いところで終わってしまい、来週からは本来放送するはずだった多部未華子主演の新ドラマが始まるらしい。どうすればいいんだこの気持ちを。『99.9』の再放送もなんだか微妙なところで放送が終わってしまったし。TVerをテレビにキャスト出来るようになればなぁと思う。

 

  7/1(水):もう7月になってしまった。そういえば水無月を食べていない。正直なところ水無月を食べる習慣はないので、もうちょっとした嘘だけど。その代わりというか、うちには半夏生の習慣があるので夕食にはタコを食べた。半夏生にタコを食べる習慣は近畿地方の一部にあるらしい。調べてみると地域によって食べるものは色々と違うようで、面白いですね。急に飽きてきました。世界にはたくさんの伝統があります。はい。先週くらいまで続いていた不眠が嘘のように今度は過眠が来てしまい、めちゃくちゃ寝てしまう。朝こそいつもと同じ時間に起きてご飯を食べたけれど、その後すぐにまた眠ってしまった。7時間。自分でも引いている。何かが確実におかしくなっている。一年前に日記を読み返してみると、同じような原因で自律神経がこんがらがっていたようなので、精神的な理由ではなくて普通に気候が原因なのかもしれない。どうだろう。何も分からない。結局、合計で15時間くらい寝ている。何も分からない。そういう滑り出し、滑り出しというかもう周回遅れだったので、今日だって何もしていない。無人島で7月から現れる虫を捕まえたくらい。あれは絶対に虫嫌いがやる展示方法ではないので、フータの虫嫌いはブラフだと思う。同じ虫嫌いとしてはそう思う。ブラフってなに。カブトムシとかも変にリアルなのでちょっと気持ち悪い。あとはなんだろう、TVerで「テレビ千鳥」を見た。ああいう感じの、千鳥がテクニカルなお笑いの話をするのが好きだ。「有吉の壁」は録画。「水曜日のダウンタウン」も録画。神経がとげとげしくなっている。死ぬほど寝よう。

   

  7/2(木):梅雨の晴れ間、洗濯日和になるでしょうという天気予報は半分外れの半分当たりというか、雨こそ降らなかったものの気持ちよく洗濯物を干せるような天気では絶対になかった。絶妙に蒸し暑いような、でも場所によっては過ごしやすいような、何もかも中途半端な一日だったような気がする。朝食を食べながらKBS京都で放送している2年遅れの「おにぎりあたためますか」を見る。キャンプ企画を体調不良で途中退場する戸次重幸の残念っぷりったらない。全国放送のバラエティやドラマ、映画に出ているときはあんなにカッコイイのに。午前中はぼんやりと過ごす。昼前に外出して、近所に出来たラーメン店でご飯を食べた。美味しい。屋台のような造りの店内は賑わっていて、ひっきりなしに客の出入りがあった。この勢いが続いて欲しい。それからは車に乗って、ちょっとした買い物へ行く。アイスを大量に買い込んだりした。日本の夏、アイスの夏。午後もこれまたぼんやりと過ごす。特に何かをしたような記憶はない。最近は多幸感のあるものに触れたくて仕方がないので、お笑い芸人やアイドルの動画を漁っている。バナナマンやオードリー経由で乃木坂46と日向坂46のメンバーはなんとなく分かるのだけど、乃木坂46の清宮レイさんが「ヴィジュアル」「頭脳」など5つの項目を5段階で自己評価するという番組のコーナーで全項目を5点、完璧な5角形にしたという記事に行きついた。「テスト用紙を渡されて好きな点数を書いていいよって言われたら100点にしたいじゃないですか」と語る笑顔の天真爛漫さに心を完璧にやられてしまって、そうだよ人生ってこうでなくちゃと思ってしまった。アイドルってなんかそうであって欲しいな、というか。私も強く生きたいです。本当に。

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牛ホルモンラーメン。

 

  7/3(金):雨が降り続いている。今年の梅雨は雨がすくないのかと思っていたら警報級の雨が続いたりと、ジェットコースターっぽい。午前中は「ハライチのターン」を聞きながら掃除機をかける。「心のお饅頭」のくだりがそのままハライチの漫才みたいで、爆笑した。ハライチは今週の「あちこちオードリー」にも出演していて、それもめちゃくちゃ面白い。オードリーとハライチによる25分間の漫才を見せられているようで、お腹を抱えて笑うと同時にちょっとした感動もあった。「いつかファンも青ざめるようなタイミングで漫才をやめてやる」という若林さんに、「受取師として生きろよ」と言う岩井さんのコンビネーション。2時間くらい続けて欲しかった。昼前から外出して、姉と昼食を食べる。車ですこし行ったところのイタリア料理店でイカスミのパスタを食べた。数年ぶりに食べるイカスミパスタはとても美味しくて、口を拭いたおしぼりのえげつない真っ黒さも受け入れられた。美味しいけど食べるタイミングが難しいもの筆頭、イカスミパスタ。雨の中書店に寄り、『鬼滅の刃』最新巻を買ってから帰宅。涙をこらえながら読む。この作品にあふれる愛というか、優しさみたいなものは何だろう。心から素晴らしいなと思う。昼過ぎからはアイスコーヒーをお供にエントリーを書く。無人島に持っていく漫画こと松本大洋先生の『ピンポン』に関するエントリー。「ヴィジョン」に関するイメージにあふれる漫画をもう一度しっかり読んでみると、佐久間学というキャラクターのことがどんどん好きになる。中でも第29話「もがけ青春」の彼はもうアクマどころか天使みたいな存在だ。書き出したはいいもののまったく進まず、休憩や夕食を挟んでいたら結局更新は日付が変わってからになってしまった。早く寝よう。

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イカスミパスタ。

 

 7/4(土):雨が降ったりやんだり。梅雨らしい日。土曜日なので、午前中は関西ローカルの番組を見て過ごす。また大阪の首長が出ている。テレビに出ているから頑張っているのかという疑問がどうしても浮かんでしまうが、あまり現実でのコミュニケーションには持ちださない方が良い。アップデートの入ったどうぶつの森で、延々とダイビングをして過ごす。海をぐるりと囲むように網が設置されているのだが、そうなるとサメとかの巨大なやつたちはどこから来ているのだろうか。そもそもサメがいる海で泳いでいいのか、という問題はあるけれど。海ぶどうやホヤ、ウニなど、酒の肴みたいなものばかりが取れる。午後はどうやって過ごそう、お腹が空いたけれど変な時間だな、しかも外は雨だし…と30分くらい悩んでからコンビニへ行くために外へ出ると、めちゃくちゃ雨足が強くなってきた。人生とはこういうものだ。車に水を引っかけられてびしょびしょになったりするのだ。肝心のコンビニも、狭い店内で若い男女のスタッフが楽しそうにしゃべりながら商品の補充をしていたのでまったく商品を吟味することが出来ず、アイスだけを買って帰宅した。ついでに袋も買った。素朴な疑問だけど、今までと商品の値段が変わらないままレジ袋が有料になるのって、二重にお金を取っていることにならないのだろうか。微妙な気持ちのまま、録画していたテレビ番組を見ていく。録画していた坂本裕二脚本のスペシャルドラマ「スイッチ」、「アメトーーク」、「有吉の壁」。テレビはまだ全然死んでいないし、めちゃくちゃ面白い。そもそも「死んだ」なんて強くて陳腐な形容を使いたがる人のことは信じない方がいい。「陳腐さ」とはつまり「伝わりやすさ」であり、「伝わりやすさ」とは「誤解されやすさ」である。言葉は伝わらないし、読まれない。「スイッチ」はおそらくだが流行病の影響で放送が遅れていたのだと思うが、なんというか、確実に今見ることに意味のあるドラマだった。「スイッチ」、すなわち「Switch」は善と悪の浸透であると同時に、「転向」だった。しかり切り替わりの先に待つ出口は、入り口でしかない。円卓、観覧車、ピザ。「彼女がされたことって、私たちがされたことじゃない!!」というセリフもまた、主客の浸透である。あなたは私だったかもしれないし、私はあなただったのかもしれない。倫理の基礎。「アメトーーク」で八面六臂の活躍を見せていたオードリー若林さんはnoteでエッセイの執筆を始めるらしい。月額1000円。下種な金勘定をしてしまい、すこし元気がなくなる。「有吉の壁」はようやくロケが再開され、本来の形式に戻った。めちゃくちゃ面白い。今日は食欲があるもののこれが食べたいというものがない日で、アイスばかりを食べていた。貧血なのかもしれない。

 

 7/5(日):ぐずついた天気が続いていた。すこし前から関西では日本テレビ系の「シューイチ」の放送時間が短くなってしまい、変なタイミングで番組が切り替わってしまう。今週は特にひどくて、MCの中山秀征が紙コップを投げてぐちゃぐちゃっとしたところで「目がテン」に入っていった。ああいうの、ちょっとした放送事故なのでは。その後は録画していた「水曜日のダウンタウン」を見ながら、シャツにアイロンをかける。夏が始まる前に、麻のシャツを綺麗にしておかなければならない。AD座談会は独特な雰囲気。元ADと現Dがの雰囲気が明らかにちょっと悪くて笑ってしまった。そのまま「いろはに千鳥」を見て、無人島の開拓へ。ほとんど作業になっているので、何か楽しみを見つけなければならない。午後からは録画してから放置していた「MIU404」の第一話にようやく手を付ける。主人公2人組のキャラクターがまだはっきりしていないのでなんとも言えないが、決して面白くないわけではない、という感じ。車の運転を生業にしている人がああいう格好をするかなという気持ち。おばあさんとその孫の存在感がなんだかめちゃくちゃ浮いていて、何か特別なキャラクターなのかと思ったらそういうわけでもなかった。これから関係してくるのか…いや、たぶんそんなこともない。2話以降に期待。それからはTVerで「99.9」を見たり、ぼんやりと過ごす。幼稚園へ入る前にテレビのテロップを見て読み書きを覚えたりしていたので、根っからのテレビっ子なのかもしれない。今日もアイスをいくつか食べた。2日で5個くらい食べている。疲れているのかもしれない。明日からは別人のように頑張りたい。