感情の揺れ方

それでも笑っていたい

週間日記(12/30~1/5)

 月曜日:いよいよ年末も年末という感じ。録画していた『オールザッツ漫才』を朝から見る。途中まで。早めの時間から車に乗って京都へ向かう。年始にかけての買い物をするため。滋賀も京都も午前中からお昼過ぎにかけてずっと雨が降っていて、寒かった。しかし雪は降らない。早く雪が降って欲しい。年末の京都はやはり混雑していて、百貨店の中はすごかった。いつもはあまり人のいない和菓子の売り場は黒山の人だかりで、普段からもっと和菓子も食べなさいなんてことを思った。京都なんだから。お店側も完全に年末用のものしか売っておらず、世間の雰囲気がなんとなくおめでたい感じがした。お正月を祝うという気持ち、大事です。夕方には帰宅。夜は『アメトーーク』のスペシャルを見ていたけれど、家電芸人に飽きてしまって途中からはオールザッツの続きを見た。やっぱりからし蓮根とミルクボーイが好きだ。ミルクボーイの滋賀ネタには普通に笑ってしまう。ガイドブックがなくてもなんとなく回れます。なんとなく。M-1優勝後に漫才劇場凱旋一発目に披露したネタがコーンフレークでも最中でもなくデカビタのネタだったのを見て袖にいた芸人全員が「めちゃくちゃ尖ってるな」と思った話が大好きだ。めちゃくちゃ尖ってる。寝る前に、いよいよピアスを一度外してみた。消毒をして、またつける。もうすこし様子を見てから別のピアスをつけようかなと思う。そして、明日の準備をした。日帰りだけれど、明日はちょっとした用事があって東京へ行く。一年に2回ある、あれだ。私を東京に呼ぶものは、ミュージカルと、そして。

 

 火曜日:早起きをする。まだ太陽は昇りきっていない。いそいそと用意をして、電車に乗る。イヤフォンを忘れて一度家に帰ったのでギリギリになってしまった。かなり浮足立っている。京都駅に着いて、そのまま新幹線の改札を抜ける。目的地は東京で、およそ二週間ぶり。前回とは違ってのぞみに乗ったのだけれど、いやめちゃくちゃ速い。こだまを経験するまでは気付かなかった、この幸せ。停車駅が少ない。名古屋の次はもう新横浜だ。そんな、そんなことがあっていいんですか…?静岡がすねませんか?こんな…。だいたい11時くらいに東京駅に到着。新橋まで乗り換えて、ゆりかもめへ。もうこの行程には慣れてきた。「雨でも濡れずに乗り換えを」みたいなことが看板に書いてあったけれど、いや屋根がないから普通に濡れません?と思いながらゆりかもめに乗る。大晦日の東京はかなり暖かくて、天気も良かった。そのおかげか港湾の景色が綺麗に見えて、いや都会だな~と思ったり。乗客の目的地は十中八九ビッグサイトコミックマーケットだ。かなり人が多い。今年から4日間開催になったのですこしは混雑が緩和されているかなと思ったけれど、儚い希望だった。腕に巻いたリストバンドをスタッフに見えるよう掲げながら移動しているときは「いや全体主義国家かよ!」とツッコミを入れたりした。心の中で。このえげつない催しに一年前まで始発参加していたのかと考えると、自分の意外なバイタリティに驚く。過去に戻ることは出来ないんだぞ、という気持ちが誰かを応援するときには必要になりますよ、みなさん。なんとか入場して、一目散にありかみうさんのブースへ行く。私が東京に行くときは、9割くらいありかみうさんが理由です。新刊を買い、お手紙と差し入れをお渡しして、今日の目的は達成。他のところもぶらぶらしようかなと思ったけれど、ちょっと人ごみがすごすぎて13時過ぎにはまたゆりかもめに乗った。東京駅の人ごみはこれまたすごいけれど、ビッグサイトのそれと比べたらもうさざ波くらいの感じがある。親に頼まれていたものを買うために八重洲口の大丸へ行ったら、ワイン売り場のお姉さんが笑っているけれど目は死んでいた。本当にお疲れ様です。自分用のお弁当も買って、さぁどうしようかなと時計を見ると新幹線まではもうすこし時間がある。一本早い便に変えられるかなと思って調べたらもう全然無理だった。帰省ラッシュかぁ。ぼちぼちと時間をつぶして、帰路に就く。8:26京都発の新幹線に乗り、15:00東京発の新幹線に乗る。東京にいた時間より新幹線に乗っている時間の方が長い。しかし、それが推すということでもある。東に推しあれば東へ行き、西に推しあれば西に向かう。そういう人に私はなりたい。今月は推しに会うためだけに東京へ行くやつを2回やったけれど、なんというか、嬉しい。嬉しいです、本当に。

f:id:Maholo2611:20200101225419j:plain

大丸の地下で買ったマグロ丼。東京品川間で完食。美味しかった。

 ガキ使が始まる前に帰宅出来たので、急いでお風呂に入って食卓につく。大晦日の晩御飯、私の家はお鍋です。美味しいものを食べ、お酒を飲み、めちゃくちゃ笑う。良い日だ。なんか良いやつっぽいウィスキーを飲んでヘラヘラして、年越しそばを食べて、なんとか新年を迎えて爆睡した。

f:id:Maholo2611:20200101225520j:plain

年越しそば。

 

 1/1(水)

 2020年になりました。明けましておめでとうございます。新年ということで、より日記っぽく、ちゃんと日付を書くことにしました。マイナーチェンジにもほどがある。ゆっくり起床。お昼前くらいから、おせちとお雑煮を食べ始める。白味噌で丸餅のお雑煮。滋賀は昔から交通の要衝で、かつ琵琶湖が東西南北を分断しているので地域によってお雑煮のスタイルが結構変わってくる。南の方は関西っぽく、北の方は北陸っぽく、東の方は東海っぽくなる。もちろん家にもよるけれど。お昼からお酒をたくさん飲む。20歳になってから気づいたけれど、おせちは本当におつまみばかりだなと思う。最高だ。爆笑ヒットパレードでフジワラの藤本が出ていて、「財産分与でチョリーッスをもらった」というあれには正直笑ってしまった。非常によくない笑いだという自覚はあるけれども。あと、なぜか電気を流される釈由美子とか。お正月っぽくていい。改編期の特番はあんまりだけれど、年末年始の特番は好きだ。ずっとこんな感じでいいのになと思う。いっぱい食べていっぱい飲んで、お昼から寝た。爆睡。夕方から放送される格付けチェックに合わせて起きた。晩御飯はもつ鍋で、連日のご馳走だ。早くも胃に疲れが出ている気がする。『嵐にしやがれ』の元日は今年も米倉涼子で、いつもより宝塚感が増していた。人の話を聞いていない感じが好きだ。早めに寝ようと思ったけれど、なんやかんや日付が変わってしまった。早く寝よう。

f:id:Maholo2611:20200101225557j:plain

糸切り餅。滋賀のお正月っぽい。

 

  1/2(木)

 初夢の日。しかし夢はまったく覚えておらず。のそのそと起きて、お餅を食べながら初笑い特番を見る。ハイヒールとトミーズがMC。ハイヒールが漫才をしっかりするのは見られるのは年明けと『あさパラ』の世界遺産のコーナーだけ。なんばグランド花月からの中継生放送だったけれど、出演している芸人が軒並み疲れた顔をしていて面白かった。そりゃあ疲れるよねこの季節という感じ。ミルクボーイはビンゴのネタをやっていた。特番をへらへらと見ながら、お昼過ぎになったのでまた寝る。寝正月。というかこの感じだといつもとあまり変わっていないような気もする。違いはと言えば、お酒が入っているかどうかくらいだろう。夕方くらいに起きて、今度はモンハンをする。狩り初めの儀式。ナルガクルガのしっぽを切り、古代樹にお供えをしてそのしっぽを切った武器を一年間奉納する、という儀式。そんなものはない。夜はとんねるずの『スポーツ王は俺だ』を観る。主な目的は野球BAN。途中まで見て、外出。帰省してきている幼馴染みたちと集まって、ダラダラとしゃべり倒した。いい時間だった。「マックシェイクのバニラをMサイズで」と注文したら味とサイズを聞き返されたのでなんで?と言いそうになったけれど、こういうので本当に怒る人もいるのだろうなと思った。幼馴染みたちに「今年中には東京に行くよ」と宣言してしまったので、本当に行こうと思う。頑張ろう。日付が変わってから帰宅して、そのまま寝た。

 

 1/3(金)

 ゆっくり目に起きる。三が日の最終日。元日の放送を録画していた雪組公演『ファントム』を朝から観た。大千秋楽とは思えぬトップコンビのパフォーマンス。感嘆する。午前中に運動をした。久しぶりの感覚。TVerで『マジ歌選手権』を見ながら。めちゃくちゃ面白い。設楽さんがガヤを入れる時の煽りフェイスが大好きだ。なんでそんなに乳首透けてんの?とか言ってるときの、あの顔。午後からはこれまた録画していた『東西ネタ合戦』をしっかり見る。陣内智則は本当にスベっていたけれど、最後のあの雰囲気はよかった。そしてまた昼寝をする。いい感じだと思いたい。仙名彩世さんがキューブに所属したというニュースが入った。キューブかぁ~。面接までは行ったなぁ…。通ってたらなぁ…。人間万事塞翁が馬。なんだか急に情緒があれになってきた感覚がある。食べ過ぎで胃腸が死んできているせいもあるような気がする。というか、たぶんそれだ。普通にお腹を壊している。夜は『マツコの知らない世界』を見ながら過ごす。スペシャルでも変わらず終了時間を感じさせない番組構成で安心する。え?これ何時までやるんだ?というやつ。

 

 1/4(土)

 新年になって4日目ともなると、世間はだんだん日常へと戻っていく。そういうものが顕著に表れるのがテレビで、いつも通りの番組編成に近い時間が長くなっている。『あさパラ』はまだ再開していなかったけれど、『せやねん』は短縮で内容も違ったものの放送はしていた。番組が20周年になるらしい。その振り返りで千鳥が若いころのロケを放送していたが、やっていることは今とまったく変わっていなかった。東京で市民権を得るのにどれだけの時間がかかるのか、というところである。お昼過ぎから電車に乗って外出。大阪へ向かう。電車がものすごい混んでいる。新年だからかな。到着して、まずは昼夜兼用のご飯を食べる。もう15時にはなっていたけれど、阪急百貨店のレストランフロアはまだまだ混んでいた。新年だからかな。美味しいご飯を食べて、今度は32番街のキャトルレーヴへ。『ロックオペラモーツァルト』のルサンクと望海風斗さんのCDを買った。やっと買えた。そして今度は梅田芸術劇場へ向かう。今日の目的は『天使にラブソングを』観劇。記念すべき2020年の一作目。朝夏まなとさんの異次元のスタイル。ハッピーな雰囲気の作品でよかった。カーテンコールで一緒に踊りましょうと言われたときはどうしようかと思ったけれど。夜公演だったので、劇場を出たらもう真っ暗で寒かった。特に何をするでもなく、そのまま電車に乗って帰宅。お昼に食べた魚の骨が喉に刺さったままで、めちゃくちゃ気になる。もう取れているのかもしれないけれど、傷みたいなものが気になる。痛いし。そのせいなのか、なんだか急に全部が嫌になってきた。めそめそ。爪を切ってから寝ようと思う。めそめそ。

 

 1/5(日)

 めそめそ…という気分は薄れてしまった。すくなくとも今この日記を書いているときは。眠る前に望海風斗さんのアルバム『GIFT』をPCに取り込んで、そこから携帯に移した。インターネットに繋いでもアルバム情報が得られず手打ちをすることになり、なんだか中学生のころに戻ったような気分になった。レンタルしたCDをXアプリに取り込んで…みたいな。今思えばめちゃくちゃグレーな気がするけれども。アルバムはどの曲もめちゃくちゃ良くて、の、望海風斗さま~!という感じ。すごい。特に好きなのは「風のシャムロック/『エールの残照』より」で、谷村新司の作詞作曲ということもあってかものすごく良い曲だと思わされる。宝塚時代の天海祐希の代表作と言えばもちろん『ME AND MY GIRL』なのだけれど、この『エールの残照』も語られなければならない作品だと思う。ただ、しっかりと鑑賞したことはない…。ごめんなさい。ただもちろん非常に良いアルバムです。ものすごく。午前中は特に何もしていない。昨日のどに刺さった魚の骨は取れたのだと思う。ちょっとした違和感は残っているけれど、もう大丈夫だろう。たぶん。テレビを見て過ごしたあと、昼過ぎから外出。電車に乗って京都へ。学部の同期たちと会った。季節的には完全に新年会だけれど、特にそういう雰囲気でもなく。四条周辺でコーヒーを飲み、その後は御池近くの居酒屋でお酒を飲みながらしゃべり倒した。今はすこし気持ち悪い。もうこんな年ではあるけれど、お酒を飲んで吐くこと、全然あります。よくない。今日はそこまでじゃないので許してほしい。学部の同期たちにも「今年中には独立したい」と話したので、もう逃げ場はない。頑張ります。