感情の揺れ方

それでも笑っていたい

週間日記(12/9~12/15)

 月曜日:朝起きて、ご飯を食べながらテレビを見る。録画していた『セブンルール』や『水曜日のダウンタウン』。『セブンルール』は色々な芸人が登場して面白かった。22歳で好きを形にする児島さんのバイタリティーにやられたりはしたけれども。むつみ荘住みます芸人は壁に穴をあけるところで笑う。クロちゃんの方は見ていない。まぁ、クロちゃんだし。家のことをする。掃除とか。これは『バナナムーン』を聴きながら。今日の午前中に接種したお笑いの量、多すぎる。日村さんの隠れ炭水化物に隠れビールまでもが加わって、めちゃくちゃ面白かった。やっぱり設楽さんに追い詰められている日村さんは最高に面白い。「ラーメンって大きい声で言うな、(奥さんが)ここから聞いてる可能性もあるから」とか、発想が本当に小さくて良い。唐突なアイデンティティの登場、ヒムペキグランド大賞の前週祭。エンタメ業界も年末に突入している。お昼前から星組公演の『桜華に舞え』を見る。好きな作品でエントリーを書きましょう月間なので、宝塚の摂取量も増やす。頑張ろう。夕方からは運動。『オードリーのNFL倶楽部』と『あちこちオードリー』を見ながら。今度はオードリーの過剰摂取。アルピーの平子さんのスタンス、昔はあんまり好きじゃなかったけれど最近は好き。三四郎の小宮のいじめられてた話は面白かったけれど心の中で「これ笑っていいのか」がすこし勝ってしまう。夜はスカイステージで放送していた2015年のTCAスペシャルを見る。めちゃくちゃ豪華だ。この年は特にトップ娘役がすごい。愛希れいか、咲妃みゆ、妃海風、実咲凜音。圧倒的な実力の4人。寝る前になんだか急に落ち込んできたので、早めに寝よう。作業は何も進んでいないけれど。

 

 火曜日:午前中から電車に乗って出かける。いざ大阪へ。ガタガタ。ガタガタかな。電車の擬音ってガタガタかな。ガタガタ。冬場のめちゃくちゃ暖房利いている電車ってシンプルに間違ってませんか。こっちは外用の服ですよ。暑いですよ。汗ですよ。もうそれを見越して薄めの服着ますけどね。ガタガタ。寒いみたいになっちゃった。一時間で大阪駅に着く。まずはお昼ご飯を食べようということで、阪急百貨店に。上階のレストランフロアにある鼎泰豊と東洋亭はいつ行っても行列が出来ている。特に東洋亭。今日もその列を見ながら別のお店に入る。「華味鶏」に。前々から食べたいなと思っていた水炊き御膳をついに食べる。これが、これがすごく美味しかった。嬉しい。ご飯が美味しいのは嬉しい。プリミティブな幸せ。

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水炊き御膳

 食後はすこし買い物をする。まずは幼馴染みの誕生日プレゼントを見繕う。もう誕生日から一か月くらい経っているというのはまぁ、それはそれとして。それはそれとして、はい。良いものがあったので、さっそく買う。その後はもういいぐらいの時間になっていたので、今日のメイン目的である梅田芸術劇場へ。演目は『ファントム』。演出はなんと城田優。あの城田優。感想はまた個別のエントリーにまとめたい。うーん、という感じが正直ある。終演後は阪神百貨店の地下に移動して、色々と食料品を買う。たまたま売っていた土佐の田舎寿司を買う。他にもパンとか何やら色々。そしてまた電車に乗って帰宅。長く楽しい一日。夜は『マツコの知らない世界』を見て過ごす。もちろん『まだ結婚できない男』は録画で。タンメンの世界を見ながら、関西にはタンメンって本当にないよなぁと思う。ただ滋賀には近江ちゃんぽんというご当地ラーメンがあって、あれはおそらくタンメンの作り方をしているような気がする。知らないけど。なにせ食べたことがないのだ。土佐の田舎寿司はとても美味しかった。ここ数日寝る前にものすごく気分が落ち込むので、そういう幸せ、幸せというか「快」を大事にしながら寝たい。

 

 水曜日:もうなんだかめちゃくちゃ眠い。寝ても寝ても眠い。朝はもちろん起きられなかったので、ゆっくり目に起きる。起きて朝ご飯に昨日買ったカレーパンを食べた。美味しい。その後は郵便局に行ってはがきを買い、ATMで通帳記入をする。不正利用じゃんっていうくらいにカードの引き落としがあったけれど、胸に手を当てて考えるとすべて自分の仕業だった。はがきを買ったのは読売ファミリーの星組公演に応募するため。当たってくれぇ。まだ午前中の浅い時間だったけれど、どうしても眠いのですこし寝た。すこしのつもりだったけれど、そうはいかなかった。セットしていたアラームを止めた記憶もない。全部、冬のせいだ。起きてからはゆっくりとエントリーを書く。全然進まなくて、おそらく今日中には書けそうもない。よーし!頑張りたい!夕方には運動をする。『ゴッドタン』と『テレビ千鳥』を見ながら。もみじを探すために世田谷をうろうろする千鳥。もう何回も見た光景だけれど、なんというか「反復」に対する大悟の執着を感じさせる。開いてる店は開いてるし閉まってる店は閉まってる、のあれに通ずるものがある。夜はFNS歌謡祭を見て過ごす。目当てはミュージカルメドレーだけれど、先週に引き続いて年末感を楽しんだ。『アナスタシア』の曲を歌っていた葵わかなさんがとても良かった。良かったというか、今年の4月に観た『ロミオ&ジュリエット』のときよりも歌唱力がかなり上がっているように感じて、変な言い方にはなるが嬉しかった。こういう俳優がミュージカルにこだわってくれている、ということが嬉しいのだ。もう『アナスタシア』のチケットは確保できているので、楽しみで仕方がない。

 

 

 木曜日:いつもよりゆっくり起きたけれど、まぁ眠い。昨夜は学部の同期や先輩と通話をしていてそうなった。重く、じわじわと効いてくるような会話が楽しかった。4年間哲学をやってきた人たちは、やっぱり面白い。伝え、伝えられという訓練を気が遠くなるまでやった人間同士のコミュニケーションには、ポーカーで言うところのドロップがない。どこまでも進んでいく。果たして私は今どこにいるのだろうという気持ちは、脇に置いて。お酒があればなお良いのだが、それはもっと年末に持ち越しだ。朝はぼんやりと過ごして、午前中に外出する。お昼ご飯を食べるために。目的はこの日記でも何度か載せているとんかつのお店。美味しかった…。めちゃくちゃ美味しかった…。何度食べても新鮮に美味しい。このお店を知ってから、外食で他のとんかつを食べることにためらいが出てしまう。それくらい美味しい。

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特ロース。

  食後は瀬田川沿いを車で走り、イオンモールへ。薬局や書店を周る。サクサクと買い物を済ませて、帰路に就く。今度は湖岸道路をひた走る。今日は風が強く、琵琶湖の波も高かった。遠くに見える北の山々には雪雲がかかっていて、初雪の足音が大きく聞こえるようだった。点々とある公園の木々は真っ赤に紅葉していて、すこし外国のような風景が広がっていた。大津駅から琵琶湖までつながっているあの大きな道路周辺をジュネーブのようにする、という計画を耳にしたことがあるけれど、どうなっているのだろう。大津市長も代わってしまうし。おぉ我が故郷よ、とは思うが、一度離れてみないと分からないこともあるのだろう。そんな日がいつか来るといい。帰宅して、夕方からは『桜華に舞え』のエントリーを書く。やっぱり今日までかかった。最近はあまりテンションが上がらない。本当に上がらない。気温の低下と日照時間の減少由来の、落ち込み。こうなったらもう踊るしかない。チャールストンあたりを。

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  金曜日:アラームを止めたあとにまた寝てしまい、いつもよりゆっくりした起床になった。昨夜の落ち込みで寝つきが良くなかったせいもあるかもしれない。冬は大好きだけれど、気分が落ち込みがちになるのだけは、あれ。ぼんやりと朝ご飯を食べたあとに、家のことをする。掃除機をかけたり、洗濯物を畳んだり。『ハライチのターン』を聞きながら。岩井渾身の「あ~らよ出前一丁!」に爆笑してしまった。それはずるいよ。もろもろが済んだあとは、皮膚科へ行く。金曜日なので。自分で見ても分かるくらい患部が綺麗になってきているのでそろそろ終わるかなと思っていたら、今日は治療の時間が今までで一番長かった。もちろん痛い時間も長い。「先生長くないっすか⁉」と言いそうになったけれど、我慢。次に来るのは二週間後で良いとのことだったので、今度こそ終わって欲しい。せめて年内に。その足で車に乗って、最寄りのアニメイトへ。コミケのリストバンドを買った。用事は本当にそれだけだったので、お昼過ぎには帰宅。今日はもういいという謎の開き直りのもと寝る。夕方まで。起きてからはエントリーを書く。火曜日に観た『ファントム』の感想。正直私はあまり好みではなかった。夜は安住アナが好きなので「ぴったんこカンカン」のスペシャルを見て過ごす。古田新太、舞台の上ではあんなにカッコイイのにこの番組ではどうして関西弁のおもしろおじさんになってしまうのだろう。明日からの用意をして、寝ようと思う。

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 土曜日:いつもの土曜日よりは早めに起きて、電車に乗る。京都駅で新幹線に乗り換える。京都駅から新幹線に乗るのはいつ以来だろう。たぶん、きっと、梅雨時の就活以来だ。結局何もうまく行かなかったけれど、それでも季節は進んで年が変わろうとしている。あの時に感じていたどうしようもなさはようやく影を潜め始めている。自分なりに積み上げてきたものがある。そう思うことが大事だし、何より本当に積み上げることでしかコンプレックスは解消されない。祈るような努力。これくらいにしましょう。日記だし。へらへら~。それに、よく考えてみれば普通に夏コミで京都駅から新幹線に乗っているし。記憶を捏造している。いや、この日記はフィクションなので…。目的地の東京へ向かって、こだまが発進する。そう、今回は初めてぷらっとこだまを使っての旅行なのだ。なにせ安い。4時間近い所要時間と引き換えに安くなるならこれでいい、と思っていた。思っていたのだ。実際に乗ってみるまでは。これがまぁ本当に遅い。のぞみの速さになれているせいか、各駅で止まっている時間が本当に長く感じる。新幹線なんだからずっと走っとらんかいという気持ちをなんとか誤魔化しながら椅子に座っていた。富士山が綺麗だったけれど、それよりも速く走って欲しいという気持ちしかなかった。まだすべてを見れてはいなかった『鬼滅の刃』のアニメを一気に見ても、東京に着かない。早くも帰りのこだまが憂鬱になってきたところで、ようやく品川駅に到着した。ぷらっとこだまはそのまま在来線に乗り換えることが出来ないので、一度新幹線の改札から外に出てまた入り直す必要がある。予約していたホテルがある新宿へ行くために山手線に乗り換えた。これまた就活を思い出す。品川駅で新幹線を降りたのは、確か公務員試験だったかな。あの日は先輩と飲みに行って、そのまま先輩の家に泊まることになって、次の日の朝に大きめの地震で目が覚めたような気がする。新宿に到着して、前々から行きたかったつけ麺のお店に行く。新宿は人が多すぎて、いや東京は人が多すぎてそれだけでドキドキする。全員に人格があると思うとゾッとする。冗談ではなく。お店に到着したら結構な行列が出来ていて、すこし悩んだけれど(いや東京に来たわけだし…)と最後尾に加わった。だいたい1時間くらい並んだものの、焼き鳥を買うために2時間待ったことのある私にはなんてことはない待ち時間だ。念願のえびつけ麵は美味しかった…。並盛でもかなりお腹がいっぱいになる。

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麺。

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スープ。

 予想外の待ち時間だったこともあって、食べ終わったらちょうどよくチェックインの時間だった。新宿をぷらぷらと北に歩いていく。街角の風景になんだか見覚えがあるので、なんでだろうと思ったら『天気の子』で登場する場所を歩いていたのだった。聖地巡礼。そんなこんなで投宿。まずは荷物を置いて、コンビニで大量の水分を買う。ホテルはどうしても乾燥してしまうから。また部屋に戻った時点で17時くらいだったので、仮眠を取った。何のための仮眠か。深夜に始まるイベントのため。何のイベントか。ありかみうさんのイベントだ。今回私が東京に来たのは、ずっと推しているありかみうさんのイベントがあるからなのだ。私を自発的に東京まで連れてくることが出来るのは、ありかみうさんとミュージカルだけ。だけです。本当に。0時開始の5時終了というイベントなので、仮眠を取って、適当な時間に起きる。そしてしっかりと身支度をして、行く。もう詳細な感想は省く。幸せな時間でした。それだけです。イベントが終わり外に出て、冷たい夜の東京を肺いっぱいに吸い込むと、昂りが血液に混ざって体中に刻み込まれていくような感覚がした。東京の月が双子座流星群を従えて微笑んでいる。私がジーン・ケリーなら、ホテルまでの短い道のりがステージになっていただろう。シャワーをしてベッドに飛び込んだ体にはどろりとした疲れと眠気が満ちている。幸せな記憶がどうか色褪せないようにと願いながら、長い一日に別れを告げることにした。
 

 日曜日:やはり、眠れない。ずっと半分目が覚めているような状態が続いたので、9時くらいからは携帯をいじったり半分寝たりを繰り返した。11時くらいになってようやく眠気覚ましのシャワーをする。絶対こうなるだろうなと思ってレイトチェックアウトのプランを選んだのは正解だった。12時ギリギリにホテルを出て、まだ目が覚めていない歌舞伎町を歩く。都会の風景だ。タバコを吸いながら仕事をしている魚屋のおじさんも、ホテル街の真ん中にあるバッティングセンターも。どこに寄るわけでもなく駅へ向かい、中央線に乗って東京駅へ移動する。左の足裏に出来ている水ぶくれの調子が良くない。上手く歩けないくらいには痛い。うーん。新幹線が14時なのでまだ2時間くらいあるぞと思い、とりあえず駅周辺をぶらつく。足が痛いのに。大丸とか、グランスタとか。家族へのお土産は何がいいかなぁと考えながら。そういえば両親が旅行雑誌の駅弁特集を読みながら何か話していたなと思ったので、あの駅弁屋さんに足を運ぶ。まぁ人が多い。殺伐としている。そんな中で、国技館の地下で製造されている焼き鳥が入ったお弁当を買った。お弁当と言っても本当に焼き鳥しか入っていないので、車内で楽しむおつまみ的な感じではある。お土産だから車内では食べないけども。そんなこんなで結構な時間になったので、改札内のスタバで飲み物を買って、またこだまに乗った。思えばこのフラペチーノが今日の一食目だった。不健康。そしてまたこだまおっそいなと思いながら、帰る。ゆっくりと。京都から乗った新快速の方が体感的には早い。いやそりゃあそうだけど。焼き鳥はかなり喜んでもらえたので良かった。一本もらったら思っていたよりちゃんと美味しい(失礼)。夢みたいだった昨日のことを思い出しながら、寝ようと思う。明日からも頑張ろう。