感情の揺れ方

それでも笑っていたい

週間日記(10/7~10/13)

 月曜日:朝から出かける。車に乗って映画館へ。目的は『ジョーカー』。月曜の朝一発目の上映ということであまり人はいなかったけれど、中学生くらいに見える人たちがちらほら。体育祭の振替休日とかだろうか。PGが15に設定されているのはまぁ、置いておこう。内容はとてもよかった。ホアキン・フェニックスの怪演。徹底した画面作りと演出。よかった。前評判よりは爽やか、かつ穏やか、それでいてスッキリするような感覚があった。これはなんというか難しい話で、悲劇と復讐劇の違いみたいな問題になてしまうのだけれど、ジョーカーは思うように動いているのだから…というか。そういうこと。映画を観てからはとりあえずモール内をうろうろする。ジャンプを買って帰路に。家に着いたのはお昼過ぎで、それからは家のことをしたりジャンプを読んだり。『鬼滅の刃』と『呪術廻戦』。あと『チェンソーマン』。これがあればいいような気さえする。それからはゲームでもしようかと思ったのだけれど、頭痛がしたりでなんとなく体調が悪い。薬を飲んで昼寝。季節の変わり目、それも急激に気温が下がってきているので、その影響かもしれない。風邪、引きたくない。二時間くらい寝たら大丈夫になったような。夜はクライマックスシリーズのふがいない横浜を見る。これを書いている時点ではビハインドで試合が進んでいるけれど、ハマスタ阪神に2勝出来るなら巨人をまくってペナントレースで優勝しているはずなのでは、と思ってしまう。さぁどうなるか。すこしモンハンをしてから寝よう。

 

 火曜日:天気が悪い。南の海上には新たな台風が発生している。三連休の関東を直撃するようなコースらしく、星組の大千秋楽が大丈夫なのかと不安になる。台風の影響なのかはわからないが、関西も天気が悪い。今日はだいたい雨が降っていた。それに伴って気温も低い。部屋着にパーカーを重ねるような感じ。今日は一日中家にいたので、特になにもしていない。差し迫った〆切もないので、輪をかけて何もしていない。モンハンばっかり。装備をどんどん整えている。メイン武器は太刀。メインというか、まだ太刀しか使っていない。アクションを覚えるのにも一苦労。あとは何をしたかな…。『テレビ千鳥』を見た。大悟が広瀬すずに服を買うという、ぶっ飛んだ企画。もうその時点でかなりぶっ飛んでいるのだけれど、番組のゲストに本人が来ているというわけでもなければ許可も取っていないという企画だったので、もうすべてがおかしかった。おじさんたちが朝ドラのヒロインを務めた女優に服を見繕う。もうなんか文字だけで見れば普通にちょっと気持ち悪いくらいなのだが、そこは千鳥の力というやつで、面白かった。何度も言っているけれど、こういうミニマムな企画の方が面白い。『いろはに千鳥』みたいな雰囲気が一番彼らにフィットしているように思う。夜は…テレビを見たり、モンハンのプレイ動画を漁ったり。そろそろまた書き始めないといけないような気がしてきた。頑張ろう。

 

 水曜日:この日も一日中家にいた。不健康。日差しを浴びなければいけない。ゆっくり目に起きたので、朝ご飯を食べるよりも先に家のことをする。掃除とか。終わってふとリビングの天井を見ると、いる。明らかにいる。虫が。まただ。最近はどうした?虫界で出回っているのか?あの家のリビングはいいぞ、みたいな何かが。秋だからか?やめてくれ本当に。本当にやめて欲しい。前回はまだなんか大きめの羽虫だったけれど、今回に至ってはカメムシだ。潰せないじゃないか。臭いから。潰れたら臭くなるから。潰せない。臭いのは本当に嫌だ。気持ち悪い上に臭い。最悪だ。どうすればいいんだ。まずはどうにか外に出そうとクイックルの棒にガムテープを巻いて、即席粘着棒を作る。天井のカメムシをピッとして引っ付けてそのままベランダにスーン。これでいい。これでいいだろう。リビングに平穏が訪れるはずだ。いざ進む。クイックルを持つ両手に汗が滲む。緊張の瞬間。何も考えていないだろうカメムシの背中にガムテープが近づく。つかない。ピッとする。つかない。いやいや。そんなはずはない。ピッとする。つかない。平穏は訪れない。誰も俺を愛さない。しかし立ち上がらねばならない。我々は負けてはならない。いや、勝てる勝てないではない。ここで私はお前に立ち向かわねばならない。心の無免ライダーが叫んでいる。ガムテープはダメだ。息の根を止めよう。天井にいるあいつの。しかし殺虫剤の類はない。代用品だ。人間には知恵がある。スマートフォンを手に持つ。洗剤。あるいはアルコール。なら洗剤だ。幸いスプレータイプの遠くまで飛ぶ食器用洗剤がキッチンにある。いや待て。やつは天井にいる。届くか?逡巡。そして後処理のめんどくささ。またも逡巡。カメムシ。凍らせるタイプのスプレーが臭いを出さずに処理出来るらしい。しかしそんなものはない。冷たくするもの…。ひらめき。ひらめきが走る。頭の上に電球が出ていただろう。コミケのために買った、服を冷たくするスプレー。効くか?止めるか?息の根を。人間とは不思議なもので、ここで食べていなかった朝ご飯を食べ始める。天井に張り付く緑の悪魔を眺めながら。柿の葉寿司。そしてパン。お酢の香りが折れかけていた私の心に喝を入れてくれる。立ち上がれ。殺虫剤を買いに行った。一瞬だった。あれだけ手こずったカメムシが、紙きれのようだった。虫よ。もう来ないでくれ。夜、録画していた『まだ結婚できない』を見る。13年ぶりの続編ということでどうなるかなと思っていたけれど、面白かった。桑野の家にはスマート家電が導入されていたし、コンビニの店員はギャルからアジア系の人になっていた。時代の進みを描く丁寧な筆致。「旦那さんにはあまり財産がありません」というセリフには爆笑してしまった。いや、そうかもしれないけど。そしてやはり、宝塚ファンとしては咲妃みゆの出演が嬉しい。退団して2年ほどになるはずだが、ドラマに出ている彼女の姿は現実にフィットしていないような感じがあった。しかし持ち前の美声はドラマでも遺憾なく発揮されていた。素晴らしい。あとシンプルにかわいい。鳥が羽ばたくような、透き通った美声。これからも見よう。そして、寝る前にエントリーを書く。『ジョーカー』の感想。良い映画だった。

 

 木曜日:午前中から電車に乗って出かける。目的地は中之島フェスティバルホール。劇団新感線の『けむりの軍団』を観るため。初めての劇団新感線で、しかも主演は古田新太。最高。電車で大阪駅に着いて、桜橋口からホテルのシャトルバスに乗る。JRから中之島方面に行きたいときはこの方法が便利。そして京阪中之島駅から一駅だけ電車に乗って、フェスティバルホールへ。

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『けむりの軍団』ポスター

 開場までもまだまだ時間があったので、ホールと同じ建物にある中華料理店「梅蘭」へ。名物の焼きそばを食べる。美味しい。セットになっていたチャーハンも美味しい。そしてボリューミー。かなりお腹いっぱいになった。 久々の満腹感に幸せを感じた。そして13時開演の『けむりの軍団』へ。一階席の後ろの方だったけれど、あまり距離は感じなかった。いざ開演。古田新太はカッコよく、清野菜名はかわいかった。お姫様役の清野菜名がめちゃくちゃアクロバットを披露していたのがすこしおもしろかったけれど、めちゃくちゃ新感線だった。いやぁ面白かった。やっぱり週に一回くらいは舞台を見たい。主要な劇場が全部家の近くにあればいいのに。また同じ経路で家に帰る。楽しい一日。

 

 金曜日:朝からアルバイトに行く。しかしまったくやる気が出ない。本当に行きたくない。どうしてこの私が、くらいの気持ち。でも行くしかないのだ。やる気を出すために黒いシャツをパシッと着て、誕生石のネックレスをして、宝塚を聞きながら電車に乗る。自分を奮い立たせるのは自分。大事。雪組公演『ラ・エスメラルダ』の「Sunny」を延々リピート。咲妃みゆは洋楽を歌うのが上手い。ミッション系の学校出身ということが影響しているのだろうか。否が応にもテンションが上がる。四条通の地下通路が私の銀橋だ。そうこう言ってる間にバイト先に到着。問題と向き合う。しっかり作業をしているとすぐに時間は経つ。お昼過ぎにはバイト先を出て、京都駅までぶらぶらと散歩。久しぶりの感覚。途中ですれ違った下校中の小学生、それも本当に小さな子たちが「行政がさぁ!行政が悪いねん!」と大きな声で話していた。京都の人はまだ子供でも政治にしっかりと向き合って…とか思っていたら、どうやら「ギョウセイ」という名前のクラスメイトがいるらしかった。なんだそれ。やっぱり外に出ると話の種が見つかるなとか、そういうことを考えたりした。京都駅に着いて、そのまま電車に乗るのではなく伊勢丹へ向かった。百貨店の物産展が大好きなので、催事場で開催中のイタリアンフェアに。落合務シェフのお店が出展していて、パスタが食べられるというなら行くしかない。しかも初出店。だいたい3時くらいだったと思うけれど、結構な人がいた。ワインを飲んでいる人や、絶対外回り中だろみたいなサラリーマンとか。平和な光景。ひとしきり全体を見たあと、目的の落合シェフのお店へ。ウキウキしながら注文して待っていると、来た。うにのスパゲッティ。もう見るからに美味しそう。そして美味しい。美味しいパスタ、好きなものの上位に食い込んでくる。美味しい。ノンストップで食べて、ささっと駅に向かう。夕方には帰宅して、とりあえず掃除機をかけたりする。しかしめちゃくちゃ眠い。台風の影響で気圧が下がっているのだろうか。夜は『ぴったんこカンカン』のスペシャルを見る。大泉洋の登板間隔がえげつない。こっちは嬉しいからいいんだけれど。モンハンをしてから寝よう。

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うにのスパゲッティ。家から5分くらいのところにお店が欲しい。

  土曜日:台風が来て、そして去っていった。嘘みたいな大きさの台風はそれほど関西に影響を及ぼしたわけではないが、雨風ともに強く、外に出るような一日ではなかった。こういう日を狙ったということはないだろうが、『せやねん』は7時間生放送というクリスマスの音楽番組みたいな特番を放送していた。集中して見るでもなく、ぼちぼちと流し見をする。祇園の木崎は最近結婚したようで、おめでたい。古くは中川家から始まる『せやねん』から関東に羽ばたいていった芸人たちの系譜に連なることが出来るだろうか。期待したい。アキナの山名はひな壇で終始ヘラヘラしていて最高だった。午前中のうちにジャンプを買いにいく。月曜日は祝日だ。読み終わるころには低気圧の影響なのか失神しそうなほど眠くなったので、抗うことなく寝た。起きたころにはもう台風は関東地方に接近していて、関西のピークは過ぎていた。嘘みたいなオレンジ色をした夕焼けが記憶に残っている。夜は『嵐にしやがれ』を見る。松潤は芸能界を生きる狼、みたいな雰囲気だけれど、嵐のメンバーとしてテレビに出ているときの雰囲気は柔らかい。なんとうか、末っ子感がある。実際にグループでは最年少のメンバーだけれど。ムロツヨシが案の定宣材写真を変更していた。台風の特番が放送される中で、すこし平和な雰囲気だった。そういう局があってもいいだろう。『けむりの軍団』のエントリーを書いてから眠る。

 

 日曜日:台風一過というやつで、とても天気がよかった。その反面気温は一気に下がって、もう秋に全身を包まれるような感覚。窓を開けていると肌寒いくらい。日曜日だったけれど、もう全然何もしていない。日がな一日モンスターハンターだ。次はいよいよネルギガンテというところで、装備を整えるためにトビカガチを探しているのだけれど、どこにもいない。古代樹の森に全然いない。リオレウス亜種しかいない。あとイビルジョー。違う違う、君たちじゃない。PSP以来のモンハンなので、探索中にガンガン大型モンスターが出てくるとびっくりする。釣りをしている真後ろをウラガンキンが転がっていって、真っ暗な部屋でプレイしていたので普通にめちゃくちゃびっくりしてしまった。やめて欲しい。最近は原稿を無視して暇さえあればモンハンをやっているけれど、楽しくて仕方がない。終わりがないゲームは危険だ。環境生物に手を出し始めたら終わり。私は終わりました。早めにアイスボーンまで進めて、そこで一区切りにしたい。〆切もあるし。今週は2本エントリーを書けたので、まとめておく。

 

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