感情の揺れ方

それでも笑っていたい

週間日記(8/5~8/11)

 月曜日:一週間の始まり。アルバイトとともに幕開け。月曜日は基本的に憂鬱だ。アルバイトとはいえ。なぜかふられていたいた仕事もすべて終わらせることが出来たので、明日には今回のバイト期間も終了ということになりそう。次は秋…という感じだが、いかんせん今回から立場がちょっと変わったのでよく分からない。求められるならそういう風に動きたい。帰りはいつも通り灼熱の京都を散歩して帰る。灼熱だった。数日前に当選したチケットの発券をしようとローソンに寄ったら、まだ発券期間になっていなかった。流れるように退店。私の存在に気づいていない店員さんも確実にいただろうな、というくらい流れるような入店と退店だったと思う。ちょっと恥ずかしかった。帰宅してからは、とりあえず郵便局に行ったり。コミケの手伝いをしてくれる予定になっている先輩にちょっとした書類を送る。暑中見舞いではない。夜は、寝る前に色々と作業をする。コミケで使うポップをようやく作成。ペイントを使ったりしていたら結構時間がかかってしまった。週末の東京はすこし天気が悪そうなので心配だ。

 

 火曜日:アルバイト。今日は具体的に作業があるのではなく、今回の期間の総括だった。全体的な振り返り。今回から始まったプロジェクト的なものの第一期生にあたるらしく、色々とディスカッションをしたり。果たして秋からどうなるのだろうかという思いがある。大丈夫だろうか。いつもより早めに終わったので、一度帰宅。家のことをしたりして、夕方に再び京都へ向かう。バイト先の飲み会のため。がっつりフリーターとはいえどちゃんとした人間関係を築かなければいけないので、気合を入れて参加。学生が多い、多いというかこの飲み会に参加しているメンバーで言えば学生ではないのが私だけだったので、テンションを合わせるために結構な量のお酒を飲んだ。案の定最終的には家で吐く。飲み会で吐くの、それこそ学生以来だったような気がする。いろんな人と話すことが出来たけれど、ところどころ記憶がない。良くないぞ、自分。なんとか帰宅したあとは泥のように眠った。

 

 水曜日:久々にアルバイトのない水曜日だったが、普通にいつも通りの時間に目覚めてしまう。なんならいつもより早い時間に目が覚めた。体内時計がそうなってしまっているというのもあるし、昨日のお酒がすこし残っているというのもあったと思う。なにせ体全体がカラッカラになっている感覚があった。お茶をがぶ飲みして、二度寝をする。二回目に起きたらもう高校球児たちが汗を流していた。出場している選手たちが全員年下になってからもう何年も経つが、感覚的にはなんというかずっとお兄さん感がある、彼らには。とりあえず朝ご飯を食べながら録画していた『熱闘甲子園』を見る。ようやく夏が始まったなぁと思う。個人的には夏と言えば高校野球なのだ。あと夕立、入道雲。午前中のうちに用事を済ませてしまおうと、銀行へ行った。コミケのお釣りを用意するため。両替機の場所がすこし変わっていて、挙動不審になってしまった。私あるある、不測の事態に弱い。あまりに渇きを感じるので、帰りにポカリスウェットを買い込む。今日も日差しは強かった。帰宅して家のことをしている間に、今買ったポカリを含めて2リットルくらいの水分を摂る。その後に食べたカップ麺がいつもより美味しく感じたのは、きっと糖質と塩分が不足していたからだろう。お酒を飲んだ後にラーメンを食べたくなるのは、体がそれを欲しているからだ。人体は良く出来ている。すこしボーっとしながら甲子園の星稜‐旭川大を見る。星稜の奥川選手がかなり良い投手だった。変化球が高めに浮くことも多かったが、あのストレートはなかなか打てないだろう。まさしく好ゲームという感じ。久々に昼寝をして、夜はぼちぼちと過ごす。コミケの準備をしなければ。

 

 木曜日:暑い。クーラーのタイマーを設定して寝るようにしているのだが、だいたいいつも同じ時間に目が覚める。目が覚めて、もう一度クーラーをつけて寝直している。不健康な気がしないでもないが、無理して汗をかきながら眠るよりは良いような気もする。日本の夏。何年か前の夏、タイマー設定をしているはずなのに朝起きたらクーラーが元気に頑張っているということが何日も続いたので、これは良くないと思いある実験をしたことがある。普段はベッドの宮に置いているクーラーのリモコンを、徐々に遠ざけていくという実験だ。無意識にスイッチを入れているはずなので、どれだけリモコンまでの距離が出来れば自分は諦めるのだろうと思ったのである。めちゃくちゃ暇だったのだろう。あの頃の自分は。最終的に、どれだけ遠ざけても結果は同じで、朝になったらクーラーは動いていた。最後はクローゼットの中へ隠すようにリモコンを置いたのだが、無駄だったのだ。もう、夢遊病のレベルだと思う。自室の外に置いたらどうなっていたのだろう。怖いよ、あの頃の自分。さて、とりあえず朝ご飯を食べながら今日も『熱闘甲子園』を見る。ほとんど結果は知っているのだが。高校野球のファミリードラマみたいなやつ、どうにかならないだろうか。もっとこう、フォーカスするところはありそうだけれど。昼前に外出する。家電量販店でUSBタップを新調したり、薬局で冷感タオルや塩分タブレットを買ったり。完全にコミケの準備。夏コミは本気で命の危険があるので怖い。去年の夏コミはなんとか大丈夫だったけれど、ある程度買い物が終わってベンチに座ったらすこしクラっと来たので油断は大敵。アドレナリンが切れると一気に来る感じがある。夕方くらいに帰宅してからは、特に何もしていない。宣伝用のエントリーを書いたくらいだ。明日からコミケが始まる。命だけは大事にして欲しい。『テレビ千鳥』でも見てから寝ようと思う。

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お昼ご飯。海老は美味しい。

 金曜日:一か月も毎日決まった時間に起きてアルバイトに行っていると、もう完全に体内時計が出来上がってしまう。今日も、いつも通りの時間に目が覚めた。二度寝をしようにも眠れないので、朝から活動的に過ごす。朝ご飯を食べたあとは、とりあえず掃除をする。汗だくだ。今日も暑い。懸案事項だった台風はどうやらコミケにはぶつからないようだが、今度はお盆の関西を直撃するかもしれないらしい。日本、物理的に住みにくい。家のことを済ませても、まだ10時過ぎ。これが、何もない日の早起き。有意義な気がする。そのまま外出。コミケに足りないものを買い足す。夏のコミックマーケットはどれだけ対策をしても足りないような気がしてしまう。水分はどれだけ摂っても摂りすぎということはない、という有名なあのコマが思い出される。こんなんだったかな。すこし違うような気がする。それはまぁいい。正午前に帰宅して、それからはたまっていた録画を消費した。主に『千鳥の相席食堂』。ふっくんの回とペーパー夫妻の回を鑑賞。相席食堂、基本的にめちゃくちゃ面白いのだが、ときどきいたたまれなくなるシーンがある。ふっくんとかね。午後と夜は明日に向けた荷造り。財布と携帯とコミケの書類一式があればなんとかなる。早速の反省だが、ポップスタンドは借りるかいっそもって行かない方がいいと思う。めちゃくちゃ縦に長いので、シンプルに邪魔だ。

 

 土曜日: 午前中の間に、東京へ向けて出発。京都から新幹線に飛び乗る。栗東に新駅が出来ていればもうちょっと状況は違っていたのだろうか、なんて考えてはみたけれど、きっとそんなに変わらないだろう。なんとなくそんな気がする。指定席が満席なんてことはなかったが、上りの新幹線はぼちぼちの込み具合。事前にプライムでダウンロードしておいた『鬼滅の刃』を見て車内を過ごす。一気見する気持ち良さ。正午過ぎに東京駅に到着。帰省ラッシュの影響で、ホームはすごい人だった。ニュースで見るやつやん、と独り言ちながらKITTEへ向かう。宝塚とのコラボイベントのため。

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KITTEは結構な頻度で宝塚とコラボをしてくれる

 写真のスタンドパネルにあるように、kITTEの一階で宝塚のオフィシャルグッズの展示が行われていたのだ。ラッキーなことに東京の滞在期間とイベント期間がかぶっていたので、これは行くしかないと直行。現トップスターの写真パネルや、歴代トップスターのオフィシャルグッズがズラリと展示されていて、かなり楽しめた。スカイステージの勧誘をしているお兄さんにチラシを渡されたが、「もう入ってるんです」と断ったり。申し訳ない。このイベント限定のグッズはもうほとんど売り切れていて残念だったけれど、こればっかりは仕方がない。行ったタイミングの問題だ。じっくりと見て回ったあとは、地下一階のラーメンストリート的なところでラーメンを食べた。記念すべき東京一食目だ。ぼちぼちいい時間になったので、今回のホテルへ向かう。たしか去年の夏コミに行ったときにも泊まったホテルなので、なんとなく最寄り駅からの道は覚えていた。チェックインを済ませてからはシャワーをして、すこし休憩がてら昼寝をした。30分ほど。夕方になってからもう一度服を着て、今度は地下鉄に乗って新宿へ足を運ぶ。大都会だ。目的地は新宿RELUM。コンセプトバーというやつ。好きなレイヤーさんのありかみうさんが働いていらっしゃるお店で、普段は会員制なので入れもしないのだが、ちょうど新規会員登録を受け付けている期間がこの日だったのだ。会員証さえ作っておけば…という思いで都会に酔いながらなんとか到着。慣れない雰囲気に戸惑いながらも、楽しくお酒を飲んで一時間ほどでまたホテルに戻る。今日着た服を洗っておこうと思ったのだが、ホテルに設置されている6基のコインランドリーすべてがずっと埋まっていたので、キレながら就寝。睡眠以上に優先されることはない。

 

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KITTEから見た東京駅

 

 日曜日:コミケ本番のため、早めに起床。早めと言っても、始発参戦する方と比べれば遅い方かもしれないが。起きてさっそくコインランドリーに向かう。さすがにもう空いていたが、ずっと使用中になっているものもあった。おそらく、回し始めてから寝てしまったのだろう。そういうことは誰にでもある。シャワーをしてから、昨日のうちに買っておいたおにぎりを食べる。日曜の明け方にやっているテレビ番組は8割が通販で、あとの2割は海外のスポーツ中継だということが分かった。あと、東京に来るとテレビのチャンネル割りが関西とは違うので戸惑う。日テレが4チャンネルにある!とびっくりしてしまう。しっかりと身支度を整えてから、サークル入場に間に合うようにゆりかもめに乗る。ゆりかもめから見える景色はなんというか、都会という感じがして好きだ。マンパワーを感じる。実際のところそこまで景色が移り変わっていくわけではないところも含めて。東京ビッグサイト駅に到着して、一直線に自分の入るべきサークル入場口に向かう。予習をしていたので功を奏したのか、特に迷うことなく自分のスペースまで行くことが出来た。ぼちぼちと設営をしながら、今回手伝ってもらうことになっているあの先輩の到着を待つ。この日記にもよく登場するあの先輩。めちゃくちゃ不安だったが、なんとか普通に会場まで来てくれたので一安心。西ホールはもちろん暑いのは暑かったが、思っていたほどではなかった。東ホールの地獄を思い出す。設営が終わり、開場の拍手。なんというか、あっという間に閉場、撤収の時間になっていた、という感覚。新刊を手に取っていただくことが多かったので、大変嬉しい。中にはTwitterのフォロワーさんや、久しぶりに会う幼馴染みもいたので、感動した。こういう活動をしていて本当に良かったと思う。決意も新たになる。なんとなくの雑感だが、コミケに長編の分厚い小説は向いていないような気がする。コミケに来る人はみな明確な目的を持って来場しているので、「流し見をして気になったら買う」という人はほとんどいないのではないだろうか。結果的に、買うなら薄めの短編集ということになっているんじゃないか、という気づきがあった。これからは文フリやコミティアを中心にするのが良いのかもしれない。今回のサークル参加で一番大変だったのは最後の宅配搬出かもしれない。ゆうパックの列がえげつなかった。だいたい一時間くらいの待ち時間。南ホールだったのでまだマシだったけれど。先輩とは現地で解散をして、ひとりゆりかもめなどを乗り継ぎながらホテルに帰る。道中、調べておいた良さげなラーメン屋さんで食事。結局お昼ご飯を食べていなかったので、空腹この上ないという状態だった。体が塩分を欲していたのか、スープもほとんど飲み干してしまうありさま。完飲、ごっそさん、というやつ。ホテルの近くにあるコンビニでビールを買って、部屋に戻った。一人旅行でホテルに連泊するのは今回が初めてだったのだが、これ、めちゃくちゃ楽しい。非日常が続いている感覚が最高だった。一人旅、やり始めたらハマってしまいそうなのでまだ手をつけていない。いつかは日本中を…。すっかり疲れていたせいか逆にあまり眠れず、なんどか目が覚める。小説を書いて、イベントに出て、知りもしないだれかがお金を払って家に持って帰ってくれる。こんなに嬉しいことはない。体も心も興奮してしまっているのだろう。自分がいつ寝たのか、はっきりとは覚えていない。今回の東京旅行は、個別のエントリーにしたいと思う。