感情の揺れ方

それでも笑っていたい

週間日記(7/1~7/7)

 月曜日:起きたら昼前で、めちゃくちゃびっくりした。数ヶ月ぶりの寝方をやってしまった気がする。とりあえず家のことをして、その後に外出。外に出た瞬間に曇り空かから結構な雨が降り出した。ドアを閉めてから(傘いるかな…まぁいいか…)と思ったあの時間を返して欲しい。もう取りに戻るのもめんどくさいので、車を停めているところまで急いだ。仕事帰りの母をピックアップして、お昼ご飯を食べる。たぶん朝食を済ませてから二時間も経っていなかったけれど。帰りにコンビニで「ジャンプ」と新しいフレーバーのコーラを買って帰宅。中学生みたいだな。早速ジャンプを読む。『鬼滅の刃』は時透くんのターンに入りそう。『呪術廻戦』は唐突に過去編が始まった。五条先生がまだとがっている感じで、楽しみ。『チェンソーマン』も相変わらず面白い。絶対少年ジャンプの作風じゃないとは思うが。Twitterを見ていると、シアタークリエの2020年作品ラインナップに『シャボン玉とんだ 宇宙までとんだ』が追加されたという情報が入った。ほうほうと出演者一覧に目をやると、あるではないか。仙名彩世さんの名前が。こんなに嬉しいことがあるか?彼女がまた舞台に帰ってくるのだ。あの仙名彩世だ、前花組トップ娘役の、仙名彩世。生きていてよかったとすら思う。来年の2月にこの公演を観るまでは死ねない。切に。そして東急シアターオーブの2020年ラインナップにはブロードウェーミュージカルの『アナスタシア』が追加された。主演は木下晴香と葵わかなダブルキャストだ。葵わかながミュージカルにこだわってくれているのが嬉しい。自分の心を震えさせるのは舞台しかないのではないかと思う。あと、自分の本を誰かが買ってくれたとき。夕方から作業をしていたので、一日ほとんどニュースを見なかったような気がする。あまり良くない傾向だ。

 

 火曜日:どんよりとした天気。朝起きて、とりあえず『テレビ千鳥』を。なぜか人気コーナーになった大悟'sキッチン。大悟はぼちぼち料理経験があると思う。そのまま『ゴッドタン』へ。どの出演者も素晴らしかった。優勝のザ・ギースは本当にすごかった。というか、満員の豊洲ピットでこの出演者がやる賞レース、考え方によっては日本で一番ちゃんとした賞レースじゃないだろうか。違うか。「ネタギリッシュナイト」だし。午前中は薬局へ買い物に行く。化粧品やら制汗剤やら。その帰り道で明日から使う定期券を買おうと思って駅へ寄ったら、今持っているICOCAを忘れていることに気づいた。ガッデム。一度家に帰って、二度手間の再外出。無駄に汗をかいてしまった。もうだめな一日。午後は夏コミ原稿の作業を進める。ようやく短編をひとつ書き上げられたので、手続きでミスをしない限り新刊は出ます。きっと。もう一本書いて「短編」を「短編集」にしたい。いや、します。夕方に先輩と電話。なんというか、自分でそういう道を選んでおいて将来に不安を感じるのは、誠実じゃないよなという気づきがあった。誠実に生きたい。「誠」の旗を振り回しながら。もうやるしかないのだ。夜は『マツコの知らない世界』のスペシャルを見ながら過ごす。軽井沢の女帝母娘がすごかった。あれ、軽井沢のキャンペーンにはなっていないと思うのだが。その後に登場したかき氷の方は邪気がなくて、見ていて穏やかな気持ちになった。そんなにかき氷中心の生活で貧血とか大丈夫なんだろうかという心配は別にして。

 

 水曜日:比較的早起きをして、外出。久々のアルバイト。ここから今月いっぱい、平日はほとんどアルバイトだ。来月に向けて、なにかと物入りが続く。印刷代、ROM代、交通費、etc...。宝くじが当たればだいたいの問題は解決するのになと思う。労働はだいたい昼過ぎに終了。雨が降っていたら地下鉄を使おうと思っていたが、幸いギリギリのところで持ちこたえていたので歩いて京都駅まで帰る。ダイエットダイエット。適当な道をぶらぶら歩いていても、京都なのでそこら中になんだか歴史のありそうな建物が目に入る。東本願寺はこの散歩のハイライトだ。学部時代の4年間通ったくらいの人間でしかないが、京都という街は良い。なにかあってメンタルが落ち込んでいるときでも、ちょっと視線を上げれば何百年何千年とそこにあり続ける「もの」を見ることが出来る。すこし気がまぎれる。人生のどうにもならなさに正対して、ふふんと鼻で笑ってやれるような気がする。なんというか、あの街においては人間に価値があるのではなくて、「街そのもの」、建物や道路、自然といった「人間以外の構成要素」に価値があるのだと思う。唐突な例えだが、中国やロシアに似ているような印象がある。だからこそ独特の政治色があるのではないだろうか。なんだこの面白くない話は。学部生の雑なレポートみたいな。ぼちぼちの運動をして帰宅。家のことを済ませたあと、すこし昼寝をした。夕方には雨が降り出した。九州が大変なことになっている。九州は何度か旅行で訪れたことがあるくらいだが、とても良い地域だった。博多にはいつだって行きたいし、鹿児島の気候は一度体験する価値があると思う。もちろん火山灰も含めて。その後はなんだかドロドロした感じでベッドへ。短編の大枠を考えなければならない。

 

 木曜日:昨日と同じように比較的早めに起きて、アルバイトへ。お金は大事。大量にコピーをしていると、塾でバイトをしていたころのことを思い出す。あれは割に合わなかった。私の働いていたところは、という話だけれど。拘束時間の長さ、時間外労働、責任の重さに反比例する時給。塾に行くなら学生がアルバイトしているところは避けた方がいいんじゃないのかとすら思うようになった次第でございます。えぇ。天気予報では朝まで雨で、場所によっては電車が止まるかもと聞いていたのでどうなるかと思っていたが、特に何もなかった。ありがたい。昼過ぎに終わって外に出たら、京都はカンカン照りだった。暑い。打ち水をしなければいけない。パシャパシャ。いつも通り散歩をしながら帰る。雑誌で見て気になっていたケーキ屋さんの場所を確認したりしながら。昨日よりも一本早い電車に乗れた。汗だく。昼過ぎの琵琶湖線上りは本当に人が少ない。時間によっては車両に自分しかいないということもある。絶対同じようなことを前に書いた気がする。まぁいいや。家に着いてからは、特に何もない。原稿はプロットを考えたくらい。時間がない!

 

 金曜日:アルバイトへ行く。ちょっと時給に対して仕事量が多いような気がしてきた。誰ともしゃべらずにすむ仕事と聞いてやり始めたのだが、めちゃくちゃコミュニケーションメインの立場になってしまった。どうしたもんかいのぉ。ニュースで見たのだが、京都市が「最低賃金を1600円くらいにしないと普通にこの街では生活出来ないじゃん!」ということに気づいたらしい。ようやくか。さすが、よく勉強していらっしゃる。バイト先も急にそれくらいの時給にならないだろうか。とにかくお金がない。お金が好きです。好きなものを周りに伝えておくと貰えるチャンスが増えるとか聞いたので。お金が、好きです。バイトに行くまで通る道で、恐らく近くの百貨店へと出勤していく美容部員のお姉さんらしき人たちをよく見かけるだけれど、こう、良い。労働の前にすこしだけテンションが上がる。しゃきっとする。バイトの後に学部時代の友人と会う予定がリスケで明日になったので、ぼちぼちと散歩をしながら帰宅。最寄り駅のコンビニでコーラエナジードリンクを買った。とりあえず家のことをしてから飲む。ガラナの味がする。エナジードリンク。元気の前借という印象がある。なんとなく。夜は楽しみにしていた『ぴったんこカンカン』のスペシャルを見ながら過ごす。ドラマの番宣の関係で、今週のTBSには毎日大泉洋石原さとみが出ている。大変だ。大泉洋の出演部分では『水曜どうでしょう』の原付ヴェトナム縦断の映像が流れた。お尻がランブータン。途中から合流した松たか子のあまり他人に興味がなさそうな雰囲気が最高で、『モーツァルト!!』のコンスタンツェは生で見ておきたかったなという気持ちが強くなった。そしてパジャマを選び、よさげなベッドの上ではしゃぐ石原さとみ尊いこと。就活で東京に行ったとき、東京メトロの車内広告で石原さとみの映像が延々流れていた。ぼんやりとした気持ちで眺めていたのを思い出す。安住アナからの大切なお知らせ…米倉涼子と結婚か⁉と思いなんとか最後まで番組を見ていたのだが、なんのことはないオリンピック宣伝だった。なんじゃそら。

 

 土曜日:今やっているアルバイトは原則平日しかないのだが、この日はスクランブル的に出動。来れるなら来てと言われ、行けたら行きますと返答し、本当に行った。飲み会に誘ってそう言われたら十中八九来ないだろうなと思う。土曜の朝は電車が空いていて良いなとか、限界みたいなことを考えたりした。「フェスに行きます」という格好の人たちを結構見かけて、調べてみたら「京都大作戦」の開催日だった。良いなぁ。フェスにはとんと行っていない。エンジョイできるような体力がなくなっているような気がする。ミュージカルを一本観たらクタクタになるような人間に炎天下はきつい。たぶん。仕事内容は基本的にいつも通り。やっぱり塾でアルバイトしていたころのことを思い出す。それなりに性に合っているのだろう。昼過ぎに終わって、そのまま京都に留まる。夜に学部の同期と会う予定があったので、それまで時間をつぶす。ただ、お金を節約しつつ暇つぶしをするのは本当に難しい。どうにか作業をしたくらい。集合場所が西陣の方だったので、周辺をぶらぶら散歩した。夕方の神社をひとりそぞろ歩く男一人。ちょっとした不審者だったような気もする。織田信長ゆかりのあれらしい。 

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建勲神社からの景色

  そして友人と合流。ぼちぼちお酒を飲んで話していたのだが、コンディションが悪かったのかいつまでもコミュニケーションのギアが上がらずあまりしゃべれなかった。体調か?語弊のある言い方にはなるが、すこし前からお酒を飲んでもアルコールが回らないようになっている感じがある。ものすごくコスパが悪い。こっちは少ないお酒で気持ち良くなっていつもと違う感覚に浸りたいのに、それが出来ない。この日は特に何をしてもダメだった。就活とアルバイトでコミュニケーションポイントを全部消費してしまって、それがまだ回復していないのかもしれない。モヤモヤした感覚のまま終電よりも前に帰宅。うーん、それでも人と話していたい気分。

 

 日曜日:午前中から外出。買い物に行くらしい親についていく形。とりあえずお昼ご飯を食べる。最近はダイエットのためにあまり白いご飯を食べないようにしているのだが、日曜日だしいいか…と思って丼物を注文。美味しい。やっぱりお米は美味しい。食べ終わり、車に乗って出発したらにわかに腹痛が。初めのうちはどうってことのない痛みだったが、次第にどんどんひどくなって汗まで出てきた。あまりないくらいの腹痛。当たるようなものは食べてないよなと考えてみたけれど、おそらく久しぶりに大量の白米を食べたせいだと思う。白米を食べてお腹を壊す日本人。悲しいよ。モンゴル出身の力士が日本食に慣れたあとに帰国してご飯を食べたら下痢をした、みたいな話。もうちょっと白米を食べるようにするか、逆に一切絶つか、極端にする方がいいのかもしれない。買い物をした後に帰宅。薬を呑んでがっつり昼寝をしたら、だいぶ良くなった。夜はTBSの夏ドラマ『ノーサイド・ゲーム』第1話を見る。とりあえず舞台の人が多いなという印象。宮原さんとか笹本さんとか。元宙組トップスターの凰稀かなめさんが居酒屋の女将役だったが、映像でも等身がすごすぎてちょっと違和感があった。話の内容はまぁ、1話だしまだ様子見かなという感じ。リーグ最下位でファンもおらず赤字は年間14億円というチームに所属しているラグビー選手が、新しく赴任してきたGMに舐めた態度を取ってくるのが面白くて、もういっそ1話で廃部にしてくれと思った。そんなわけなくない?自覚がなさすぎない?あとブリリアンのコージがやっていたのはアメフトじゃない?どうだろう。とりあえず2話か3話まで見てから判断するつもり。たぶん。

 

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お昼を食べたお店の庭にいた鯉たち。