月曜日：かなりの快晴に反して、めちゃくちゃ眠い一日。低気圧が近づいているわけでもなさそうなので、シンプルに寝不足が影響しているような気がする。とりあえず家のことをしたが、頭にもやがかかっているような感覚。日光を浴びればマシになるかと思って散歩に出た。風が強く、日陰にいると心地よい。日向にいるとじんわりと汗をかくような陽気。だいたい一時間くらいの行程。最近発売になったファンタの新味、ソカタ味が自販機限定販売ということで歩きながら探してみたが見つからず。田舎だからかもしれない。東京で発生した波が大阪、京都を経由して滋賀に入ってくるのには時間がかかる。西からの波は比叡山が、東からの波は伊吹山がブロックするのだ。仏教パワー。怒られそうなのでこのあたりでやめよう。散歩ついでにジャンプを買って、昼過ぎに帰宅。巻頭の『鬼滅の刃』はもちろん、『呪術廻戦』がどんどん面白くなっている。最近買えていないコミックスがたまってきている。『ワールドトリガー』、『はねバド』、そして『呪術廻戦』。あと『ハンターハンター』も買おう買おうと思って出来ていない。何を言っても懐が寒い。悲しい。ジャンプを読み終わってもまだ頭がボーっとする。散歩して余計に頭がボーっとすることあるんだ。仕方ないので寝た。スペクタクルな夢を見る。カナヅチなのに夢の中ではめちゃくちゃ泳いでいたのが面白かった。しかも腰に悪い平泳ぎ。夕方からはエントリーを書く。『壬生義士伝』の感想。何度だって言うけれど、朝美絢。夜は早めに寝た。体感的には寝てばかりの一日。
火曜日：朝、毎週恒例の『テレビ千鳥』をTVerで見る。正直今週はあまり好みではなかったけれど、笑えるシーンはしっかりあった。ここまで完全な外れ回がないのはすごい。その後はまったくやる気の出ない一日。夏コミの早割〆切の日程を確認して、なんとか自分を奮い立たせる。ただでさえお金がないのだ、安く出来るなら安くしなければいけない。夕方ごろに先週東京で受けた選考の結果が届く。案の定ダメ。だろうなぁ、という感じ。これでもう手札は一枚しかないが、その一枚も大富豪で例えるなら「3」のカードなので特に意味はない。革命でも起こすしかない状況と言っていい。そんな心づもりで通るわけがないと叱咤されたら仰るとおりなのだが、競争が激しすぎてどうにも希望が持てない。鶏口牛後というやつで、鶏口は牛後と直接戦っても勝てないと個人的には思う。私はおそらく鶏口にもなれないタイプだろうが。なんというか、就活というやつは本当に不誠実だ。人格を審査するわりに、「どういう審査基準か」「審査員はどういう人間か」「どのような方法で評価をするか」「その人のどこが評価され、評価されなかったか」とか、そういうことが受ける側には全く通知されない。知らされるのは審査日時と場所、結果だけで、それもメールだ。受ける側は企業に従うしかない。いくつか面接も受けたが、ついぞ交通費が払われることもなかった。まぁ、どうでもいいのだろう。それに景気も悪いし。誰もが知っている(だろう)大企業がそうなのだから、どこもそうなのだろうか。特にエンタメ業界はかなり厳しいのだろうな、という印象。面白くない話になってしまった。ルサンチマンは良くない。もっと空が綺麗とか今日は満月とか、そういう話をしよう。私は誠実でありたい。なるべく。積み上げていくしかない。私は私の畑を、あなたはあなたの畑に精を出しましょう。欲しいものはたくさんある、良い感じのセットアップ、ポンプフューリーのサンダル、トニー賞のミュージカル作品賞。
水曜日：昨夜、地震があった。一年に一回は地面がめちゃくちゃに揺れる国に住んでいるの、よく考えたらおかしいんじゃないかと思わずにはいられない。今のところ亡くなった方はいらっしゃらないようで、それだけが幸い。朝から眼科に行く。数週間前から右目に異物感がある。これ絶対何か入ってるよなと鏡で確認しても何もないということが続いたので、ついに。案の定何も入っていなかったけれど、すこし腫れているらしく目薬を二種類貰った。右目を診てもらって最後にひと肌のなんか、液体？みたいなもので目を洗い流す行程があったのだけれど、そこで急に冷静になってしまって(これ、液体が液体ならめちゃくちゃな拷問じゃん)と思ってちょっと笑ってしまった。先生も(なんだこいつ…目に液体ぶっかけられてんのに笑ってるぞ…)とか考えていただろう。たぶん。知らんけど。そそくさと帰宅して、とりあえず家のことをしたり。どうにもスイッチが入らず、なんとなくお昼過ぎにトーストを2枚焼いて食べた。『ヒルナンデス』を見ながら。水曜日の『ヒルナンデス』にはオードリーと和牛が出ているので良い。こういう、なんとなく流せる番組を無性に見たくなる気分の日がある。今日だった。絶妙にテンションが低い。しかしやる気というものはやらねば出てこないのだと作業を始めた。少しずつアクセルを踏む形式で行こう。徐々に徐々に短編を書く。もうこれしかないよなとか、ちょっと暗い気持ちになるもののわずかに書き進めた。こういう時は全然関係ないものを見るのが良いと思いYoutubeでNBA2018-2019のベストプレー集的な動画を再生する。超人たちの闘技場で観客をやっているといくらか気分が晴れた。最近好きな若手選手はブルズのザック・ラヴィーン。同い年という事実に愕然とする。
木曜日：めちゃくちゃ天気が良く、暑い。たまらずクーラーをオンにするような陽気。午前中の浅いうちは少しボーっとして過ごす。これではいかんよなと思い、昼前に外出。とりあえず車に乗ってご飯を食べに出た。就活は芳しくないし、なんとなくすべてが上手くいっていないような気分にすらなるので、大盛りのチャーハンを食べた。中華料理のお店で食べるチャーハンは良い。炭水化物由来の幸せはDNAに素早く届く。自分の機嫌は自分で取る。いつか「セブンルール」に出演したら最初のひとつはこれになるかもしれない。一般的にチャーハンはパラパラなものが良いとされている(ような気がする)けれど、個人的にはしっとりとしたものも好み。なんというか、”土曜日のお昼ご飯感”がありますよね、しっとりチャーハン。ありません？新喜劇見ながら食べる感じの、あれです。ただパラパラも好きです。要するに美味しいチャーハンが好きです。ぼちぼちと帰宅したあとは、タカラヅカGRAPHを読む。表紙の月城かなとさんの麗しいことよ。とにかく今はゆっくりとケガを直して欲しい。あと、澄輝さやとさんの愛猫がとてもかわいらしかった。明日海りおさんの後任は誰になるのだろう。人事のことはとんと分からない。最近のTwitterは、みんなが毎日別の何かに起こっている。ここ数日の”お怒りトレンド”は広告に関するものが多い。なにかしら日々の生活で目に付いて、それがムカつくしみんなが見ていて共感を生むからだろうか。ただ今日はみんな数年前の着物の広告に怒っていた。個人的には「ハーフの子を産みたい」と「元気な子を産みたい」との間にある倫理的な違いを直観的には捉えられないのだけれど、きっと今「元気な子を産みたいあなたへ」という広告を打ったら炎上するのだろうなと思う。「結婚したいあなたへ」とかも、きっとそうだ。現代は乾燥しきっている。そこらじゅうに火種がくすぶっていて、すこし風が吹けば山火事のように燃え広がる。私は、それでも笑っていたい。
金曜日：朝、起きてすぐNBAドラフトの中継を見始める。楽天TVとは契約していないので、インターネットで見られるのはありがたい。朝ご飯を食べながらスマートフォンの小さな画面にかぶりつく。全体一位は大方の予想通りデューク大のザイオン・ウィリアムソンで、ペリカンズが指名した。肝心の八村塁は各メディアによれば10位以降だろうとのことで、そこからは「全員スーツがキマッてて格好いいな」とか「エンタメの本場だとドラフトもこうなるよなぁ」とか考えながらすこしぼんやりと見ていた。すると全体9位で八村塁の名前が。1桁順位での指名とは思っていなかったのでかなり驚いた。指名したのはワシントン・ウィザーズ。ウォールがケガをしている、という印象。おそらく出場機会は多くなるだろう。渡邊とのマッチアップを期待せずにはいられない。はー、心が躍る。楽天TV、契約しようかな。ドラフトを見届けてから家のことをして、昼前に外出した。近隣で一番大きい書店へ行く。ムック「芸人芸人芸人」を買うために。ところが売っておらず、帰りに別の書店に寄って買って帰った。道中でコカ・コーラの自販機をつぶさに確認していると、その中のひとつになんと「ファンタ・ソカタ」を売っている自販機があった。すぐさま財布を開くと小銭が2円しかなく、普段なら「じゃあ自販機で買う理由ないわ」となるところだったがここはソカタ、自販機でしか売っていない。何の迷いもなく千円札を投入し、ボタンを押す。ガコンと取り出し口に落ちてくるソカタ。やっと会えたね…と言わんばかりに優しく取り出し、すぐさま車に戻って一口飲む。エルダーフラワーのような香りと柑橘系？の爽やかな甘さで、海外で人気の味だから結構くどいのかなと思っていたらそんなことはなかった。好みの味。ご機嫌で家に帰ったが、880円のお釣りが100円玉8枚と10円玉8枚で返ってきたことだけは許せなかった。長財布が鈍器に早変わりだこの野郎。昼過ぎに雷がなったかと思うと、真夏のようなゲリラ豪雨が降り出した。ベランダで『ショーシャンクの空に』ごっこでもしようかなと思ったけれど、踏みとどまる。ゲリラ豪雨、家から見ている分には楽しい。雨の音を聞きながら夏コミの原稿を進める。徐々に徐々に、という感じ。
土曜日：天気が良くて暑い一日。特に何もしていないような気がする。朝は読売テレビの『あさパラ』を見る。今週は二時間スペシャルで、芸人枠の準レギュラーはアインシュタインだった。この番組に出ているときの河井は顔色が悪いような気がする。稲ちゃんはまぁ、いつも通り銀鼠だ。すくないチャンスをものにして笑いを生んでいる稲ちゃん。生放送のひな壇でこれはすごいよなと思う。お昼は外出してラーメンを食べた。おじさんが一人カウンターに座っていて、忙しそうな店主に「醤油変えた？」とか「かえしの味は前の方が良いよ」とか、知った風なことをずっと話しかけていた。たぶん私がお店に入ったときにはもう食べ終わっていたと思う。ラーメンは行程や味、組み合わせが複雑で多種多様なわりに値段が安いので、こういう風に講釈を垂れる人が出やすいような印象がある。「自称ラーメン通」の大学生とか、インターネットには溢れているし。私が遭遇したおじさんは、たぶんTwitterでコスプレイヤーとかグラビアアイドルとかに馴れ馴れしいリプライを送っている「おじさん」と同じタイプだろう。日常生活で周りに気を使われている自覚がないから、上手く距離感が測れないのだ。やめよう。こういう話は誰かが傷つくだけだ。よくない。ラーメンはいつも通り美味しかった。帰宅してからはあまり作業もはかどらず。Schlehitは抜けてきたけれど、スイッチは未だ入らない。
日曜日:朝から新幹線に乗って東京。公務員の試験を受けるため。ただ洗濯機の調子が悪く、格闘していたらいつの間にか乗ろうと思っていた在来線を逃した。新幹線には間に合ったのでセーフ。昼前には品川駅。東京はジメジメしていて、ずっと雨が降りそうで降らなかった。傘を持ってくるのを忘れていたのでラッキー。渋谷で電車を乗り換えて、駒場東大前へ。都会は駅が広く、乗り換えが歩いていると「同じ駅⁉」と面白くなってしまう。駒場東大前駅は親しみやすいタイプの駅だった。なるほどこれが東大…と思いながらささっと受付を済ませ、自分の席に座る。理由は分からないが試験の開始が30分遅れた。私の就活は時間が押してばかりだ。じっと待っているのもなんだかなという感じだったのでキャンパスを適当にぶらぶらする。日曜だったせいか観光っぽい人が多かった。そして知り合いと連れ立って来ているっぽい人が結構見受けられて、「そうか…本来なら…」と思ったり。試験自体は普通に終わった。もう手ごたえがどうとかいう話はしないと心に決めた。夕方に試験が終わって、そこから学部の先輩と合流した。よく登場するあの先輩。「近くの神社で祭りがやっているから行こう」と言うのでついていったら、がらんどうの神社があるだけだった。出店もあるからとか言ってたじゃないか。怖い。とりあえずお参りをして、飲みに行こうと歩き出したらすこし経ったところで急に「違うわ」と真反対の方向に歩き出した。引っ越してきたばかりなのか？輪をかけて怖い。そこからはクラフトビールと燻製のお店でご飯を食べたり、カラオケに行ったり。本来なら日帰りの予定だったのだが、流れで先輩の家に泊まることになった。深夜まで話して、失神するように就寝。
