感情の揺れ方

それでも笑っていたい

週間日記(4/29~5/5)

 月曜日:お盆とか年末とか、そういう連休になるとマンションの上階がとてもうるさくなる。今回の10連休も例にもれず騒がしい。おそらく帰省か何かで連れてこられた子供だと思うのだけれど、その子供が室内を端から端まで走るのだ。この日は虫の居所が悪かったのか、走るだけでなく叫び回っていたので本当にすごかった。もうなんというか事件だった。通報してやろうかと思った。しなかったけど。騒音問題もあって午前中から色々と外出。BOOTHに有難い注文が入っていたのでまず最寄りのヤマト運輸に行って発送を済ませる。何度も言うようだけれど、有難い。次にいつもの洗車場で車を洗った。ゴールデンウィークらしく、恋人を連れた男子大学生が来ていた。なんか腹が立った。そんなことはいい。帰宅して、先日新調したノートパソコンのセッティングに入った。思っていたより早く終わったので、そのまま携帯にCDを取り込む。『ファントム』、『ガイズ&ドールズ』、『1789』などなどのミュージカルばっかり。ミュージカルは良い。前日から両親が旅行に行っていたので、この日は一日一人。さて夜は何をしてやろうかと思い、お酒を飲みながらプライムで『ジュラシックワールド 炎の王国』を観た。3部作の2作目で、繋いでるなぁ~という感想。川相か。影響されやすい性格なので、最寄り駅前のロータリーにTレックスが現れる夢を見たり。

 

 火曜日:昼に地元の幼馴染と会う。よく行く喫茶店で色々と近況を話した。ザッハトルテを食べながら。家に帰ってテレビをつけると、もう令和一色だ。雰囲気は完全に大晦日。平成が終わる。そこまでしっかり平成を生きてきたわけではないので振り返ることも特にはないけれど、その大部分は学生として過ごした。令和はどうなるだろう。少し怖い。

 

 水曜日:朝起きたらこたつが片づけられていた。滋賀は結構な雪国で、一年の半分以上はこたつが出ている。いや、私の家だけかもしれない。とにかくこたつがリビングから消えると、いよいよ明るい季節が来るなという気持ちになる。夜に地元の幼馴染たちと焼肉に行った。もうみんな就職しているか就職が決まっているか、という人たちでだいたいが東京に住んでいるので、こういう連休にしか集まれなくなっている。滋賀に住んでいると、やっぱりエンタメの最前線からは遅れてしまうような気がするので私もそのうち東京に身を置ければいいなと考えたりした。実力があれば関係ないような気もするけれど。10時ぐらいに食事が終わり、そのままカラオケにでも行こうかなんて流れになったもののカラオケがいっぱいだったので断念。田舎なので娯楽がそれくらいしかないのだ。連休なのに。結局そこで解散。次の予定を決めなくてもそのうち集まれるだろうと全員がゆるく思っているのは、もう20年近く友達をやっているからだろうか。

 

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焼肉

 

 

 木曜日:午前中のうちに買い物へ出かけた。ざっと見て回ったあと、靴を買って早めに帰宅した。ゴールデンウィーク特有の人ごみはやっぱりあまり得意ではない。家に帰ってからは特に何もしなかったような気がする。いや、『歌劇』を読んで花野じゅりあさんのメイク技術に感動していた。もう宝塚歌劇団を退団されているけれど、これほどのテクニックを持った人がいなくなるというのは寂しい。その技術が少しでも継承されていることを願うばかりだ。夜には『キューティ・ブロンド』のエントリーを書いた。アクセス解析を見てみると、宝塚関係の記事はそれなりに読んでもらっているが他はあんまりなので、もうちょっと頑張りたい。

maholo2611.hatenablog.com

 

  金曜日:昼過ぎから大阪へ向かう。東京で院生をやっている学部時代の先輩が帰省してきているので、会いにいった。おそらく一年ぶりくらいの再会だったが、結構な頻度で電話しているので正直それほど新鮮味はなかった。曾根崎のあたりをぶらぶらしながら適当なお店で乾杯をする。小一時間そこで話した後に河岸を変えて、茶屋町の方へ足を向けた。先輩が時々利用するお店に行ったのだが、貸切りになっていてダメだった。この先輩にはこういうところがある。同じ通りのガード下にある洒落たお店でまた一時間ほどしゃべり、解散。時間がまだ早く、なんとなくもう少しお酒が飲みたい気持ちがあったので、学部の同期に連絡をした。すると京都で飲んでいるとのことだったので、電車に乗ってそのまま合流。これまた一年近く会っていなかったので、とても懐かしかった。哲学科の卒業生はちゃんとした人と消息が良く分からなくなる人とがいるのだ。私もどちらかと言えば後者だけれど。久しぶりに終電で何とか帰宅。良い一日だった。梅田のキャトルレーヴで『CASANOVA』と『Delight Holiday』のBlu-rayも買えたし。

 

 土曜日:昼間にぼちぼちと作業を進める。進めてはいたものの、昨日買った『CASANOVA』をどうしても見たくなってしまい、誘惑に負けた。序盤を少しと、好きな場面をざっと見るにとどめたところは褒めて欲しい。夜に外出。高校時代の友人と久しぶりに集まった。不定期開催の飲み会。こういう、大きな連休にしか集まれないことを思うと、大学時代は良かったなとしみじみする。それほど遊んでいた部類ではないような気はするけれど。

 

 日曜日:午前中から出かける。久々の宝塚。宙組公演『オーシャンズ11』。これがまた全然チケットが取れない公演で、体感的には『スカーレットピンパーネル』や『エリザベート』くらい抽選に当たらなかった。なんとかローチケの貸切公演に当選したので良かった。お昼には橋を渡った先にある海鮮丼のお店でご飯を食べた。少し前にオープンしたお店なのだが、ここが美味しい。大劇場周辺にはランチで海鮮を食べられるお店が少ないように思う。回転寿司とか、そういうお店も見当たらない。そこにこのお店が出来たのは非常にありがたい。綺麗だし、出てくるのが速いし、何と言っても美味しい。シンプルな海鮮丼から変わり種の海鮮丼までメニューも多いし、それがどれも美味しいので、みなさんも機会があればぜひ。「宝塚 海鮮丼」で検索すればすぐなので。開演間にキャトルで色々なものを買い漁ったら、初めて紙袋に商品を入れてもらった。確かにプログラムやら雑誌やら結構な数になったけど、ビニール袋で対応できないと判断されたのは初体験だ。仙名彩世さんの舞台写真を何も考えずにカゴに入れていたら、ちょっと驚くような値段になってしまった。塵も積もれば、というやつ。さて、公演の方はしっかり面白かった。やはりミュージカルはなんというか、血沸き肉躍る。これこそが私の求めるものだ、という感じ。しっかりした感想は個別エントリーにするつもりなのでそちらで。今回の公演はローチケの貸切公演、リラックマコラボで、チケットによってはグッズがついていたり、開場後のロビーでリラックマと宝塚のコラボグッズが買えたりするものだった。個人的には2回目。前回は雪組だったかな。各組ごとにリラックマのコスチュームが変わっていたりと、言い方は悪いがちゃんとしているので非常に楽しめる。来月再来月のコラボ公演も運よくチケットを確保出来たので楽しみだ。

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改札内に登場するリラックマ達。燕尾服だ。

 公演が終わり、2時間近く電車に揺られた後に最寄り駅へ降り立つと、田舎の初夏の匂いが鼻を突いた。ざっくり言うと「水が張られた田んぼの匂い」だ。ゴールデンウィーク中から終わりにかけて、水が張られてから田植えをするまでの短い期間にだけ感じられる匂い。季節はぐるぐると回っていく。