感情の揺れ方

それでも笑っていたい

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

週間日記(2020/7/20~7/26)

月曜日:週の始まりから、非常に体力を使う一日だった。京都は嘘みたいに暑く、急に夏が来た雰囲気に満ちていて、それなのに祇園祭の山鉾はどこにもない。観光客のいない四条通にはただこんちきちんだけが鳴り響いていて、すこしだけずれた世界線に来てしま…

週間日記(2020/7/13~7/19)

7/13(月):梅雨がめちゃくちゃ長い。いつまで雨が降るのだろう。このまま雨が降り続いて、離島から東京に逃げてきた少年と貧困に喘ぐ少女が出会って、最終的に東京が海に沈んだりするのかもしれない。代々木の廃ビルはもう解体されてしまったのだろうか。朝…

野木亜紀子脚本『MIU404』第3話

ルーブ・ゴールドバーグ・マシン。「ピタゴラ装置」と言う方が分かりやすいだろうか。つまりはいくつもの手の込んだからくりを用いて、それらが次々と連鎖していくことで動作する機械、装置のことなのだが、『MIU404』の第3話においてルーブ・ゴールドバーグ…

週間日記(2020/7/6~7/12)

7/6(月):マスクをする習慣がつかない。まだつかない。リラックスした状態で準備をすれば最後にちゃんとマスクをすることが出来るけれど、ちょっとでも急ごうものならたちまち忘れてしまう。今日もアルバイトへ行く途中、駅に着いたところでマスクをしていな…

週間日記(2020/6/29~7/5)

6/29(月):昨日より暑くなった。そもそも今日は久しぶりにアルバイトへ行ったのだ。ものすごく久しぶりに。正直なところ全然やる気はなかったけれど、最近落ち込んできた気持ちを無理やりにでも切り替えようと頑張った。行きの電車は以前よりも空いているよ…

松本大洋『ピンポン』~見える者、そして見えざる者~

「ヒーローとはなにか」、あるいは「才能とはなにか」。卓球に青春を捧げる人々を通して、松本大洋の『ピンポン』はそのテーマを丁寧に描いていく。 そして『ピンポン』において、「ヒーロー」の資質を持つものと持たない者は「見える者」と「見えざる者」と…