感情の揺れ方

それでも笑っていたい

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

週間日記(2020/4/20~4/26)

4/20(月):朝から雨が降っていた。雨降りの午前中はどうしても眠くなってしまうけれど、どうにかベッドを抜け出してストレッチをする。このルーティンを始めてから一週間くらい経つ。なんとなく背中の凝っている感じが薄れてきているような気がする。気のせ…

ルイジ・ルキーニは「信頼できない語り手」か?~2014年花組公演ミュージカル『エリザベート─愛と死の輪舞─』より~

信頼できない語り手(しんらいできないかたりて、信用できない語り手、英語: Unreliable narrator)は、小説や映画などで物語を進める手法の一つ(叙述トリックの一種)で、語り手(ナレーター、語り部)の信頼性を著しく低いものにすることにより、読者や観…

細田守監督作 映画『デジモンアドベンチャー』『ぼくらのウォーゲーム!』

『デジモンアドベンチャー』、いわゆるデジモンシリーズの中で「無印」と呼ばれるテレビシリーズが放送されていた当時、果たして世代ど真ん中だった私は毎週の放送を待ちわびていた。それがもう20年も前の話だということにびっくりしているのだが、この2020…

週間日記(2020/4/13~4/19)

4/13(月):雨の月曜日。一日中雨が降っている。日付が変わりそうな今も。こういう日は無意識に、閉じこもってしまう。とはいえジャンプは買いに出たけれど。少年なので。朝ご飯に甘いパンを食べて、午前中は家のことをする。「オードリーのオールナイトニッ…

2018年月組公演『THE LAST PARTY~S.Fitzgerald's last day~フィッツジェラルド最後の一日』─月城かなとの持つ細やかさ─

1920年代アメリカ、狂乱のジャズ・エイジ。人々は歌い、踊り、不可能など存在しないかに思われた栄光の時代。その象徴として生き、挫折を背負いながら死んでいったスコット・フィッツジェラルド。そんな彼の波乱に満ちた人生を描くのが、植田景子作・演出の…

映画『ジョン・ウィック:チャプター2』

『ジョン・ウィック』に続いて、こちらの『ジョン・ウィック2』も大好きな雰囲気の映画だった。前作は今までのノワール映画、あるいはアクション映画とはひと味違う外連味にあふれた仕上がりだったが今作もそれと違わぬ、いやむしろハッタリの効かせ方が別方…

週間日記(2020/4/6~4/12)

4/6(月):月曜日。朝ご飯にはクロワッサンを食べた。美味しいクロワッサンというのはこう、良い。普遍的な良さがある。録画していた「ロンドンハーツ」を見ながらクロワッサンを食べ、大量のコーヒーを飲む。ミルクボーイが好きだ。漫才はもちろん、駒場と内…

映画『ジョン・ウィック』

こういう映画が好きだ。This is HollyWood とでも言うような、エンターテインメントの塊とでも言うような、アクションてんこ盛りで人がバンバン死んでいくような映画が、ときどき無性に見たくなる。 『ジョン・ウィック』の主人公はキアヌ・リーヴス演じるジ…

2017年宙組公演『神々の土地~ロマノフたちの黄昏~』─サヨナラ朝夏まなと─

朝夏まなとは、本当に演技の上手い男役だったと思う。それも何と言えば良いのか、あらゆる役柄を「宝塚の男役に落とし込む」のが上手い男役だった。トップスター就任以降、『王家に捧ぐ歌』のラダメス、『シェイクスピア』のウィリアム、『エリザベート』の…

週間日記(3/30~4/5)

3/30(月):特に何もしていない。朝からコーヒーをたっぷりと飲み、家のことをして、作業を進める。就職活動にもすこし影響が出始めている。具体的にはエントリーシートの〆切が伸びたり、面接の日程が宙に浮いたままになっていたりと、さまざまだ。みんな苦…

映画『容疑者Xの献身』

東野圭吾原作の『ガリレオ』シリーズがテレビドラマ化されたのはいつだったかなと思い調べてみると、ファーストシーズンは2007年の放送でもう13年も前だった。東野圭吾の小説を読み漁っていたころが懐かしい。例えば「青春小説を一冊挙げるとしたら」と聞か…

羽海野チカ『ハチミツとクローバー』~才能を持ってしまった者たちの苦悩~

羽海野チカは「才能を持ってしまった者」の苦悩を描くのが上手い。『3月のライオン』の主人公桐山零はまさしく将棋の才を与えられて"しまった"少年だ。『3月のライオン』が「才能を持ってしまったがゆえに苦しむ者たち」を描く物語であるなら、「才能を持っ…