感情の揺れ方

それでも笑っていたい

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

映画評:『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』

傑作だ。2010年代最後の年に傑作怪獣映画が誕生した。2014年に公開されたギャレス・エドワーズ監督による前作『GODZILLA』は、3.11、あるいは9.11といった災害や事件を思わせるシーンが散見され(少しではあるが)、どちらかと言えば1954年版の『オリジナルゴ…

週間日記(5/20~5/26)

月曜日:午前中はすこしぼんやりしていた。低気圧のせいだ。Twitterでもトレンドに入っていたし。昼前に近所の本屋さんでジャンプと宝塚グラフを購入。ジャンプはやっぱり『鬼滅の刃』。今週は「お前が乱入してくんのかい!」につきる。そして『呪術廻戦』と…

劇評:ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』

4月の頭に、梅田芸術劇場で『ロミオ&ジュリエット』を観劇した。このミュージカルは2001年、作曲家ジェラール・プレスギュルヴィックの手によって誕生し、日本では2010年に小池修一郎の潤色・演出で宝塚歌劇団が初演を行った。それ以降も2011年、2012年、20…

週間日記(5/13~5/19)

月曜日:午前中から車のディーラーへ行く。半年に一回の点検。今は私が乗っている車を親が買った時からずっと担当してくれていた人が別の店舗へ移動することになったのが確か先月。その報せを受けてから初めてのディーラーだったのだが、新しい担当さんは休…

舞台に進出するアイドルたちについて

まず始めに、このエントリーは多分に私の主観を含んでいること、普遍的な価値の話はしていないということを断っておきたい。 ここ数年、アイドルの、特に乃木坂46メンバーのミュージカル進出が盛んになっている。私はそれを決して悪いことだとは思わないし…

劇評:ミュージカル『笑う男』

貴族と貧民。公爵と道化。楽園と地獄。現実的な男と夢見がちな男。トサカ頭とぶたっ鼻。あるいは、笑う男と…。 ヴィクトル・ユゴー原作、脚本ロバート・ヨハンソン、作曲フランク・ワイルドホーン、演出上田一豪によるこの物語を貫くのは、調和としての円、…

文学フリマ金沢レポート

さる4月20日の土曜日に、文学フリマ金沢にサークル参加した。この日のざっくりした感想は週間日記のエントリーで書いたけれど、今回はもう少ししっかりと振り返りたいと思う。私は今つたないながらも戯曲や小説を書いたりしているが、カクヨムやピクシブに投…

週間日記(5/6~5/12)

月曜日:最初に言ってしまうともう本当に一日何もしていない。なぜか。10連休の最終日だから。連休の葬列。お昼には中華料理を食べた。中華は良い、なんというか宴っぽくて。あと、中華料理特有の赤っぽい焼き豚が好き。細めの丸太くらいなら食べられる。そ…

劇評:『唐版 風の又三郎』

3月の上旬に、森ノ宮ピロティホールで『唐版 風の又三郎』を観劇した。しかし、私にはこの作品を評価することが出来ない。それは例えばアマゾンで買った商品に星をひとつだけつけるとか、そういうことではない。文字通り評価が出来ないのだ。何と言えば良い…

感想:宝塚歌劇団宙組『オーシャンズ11』

10連休の後半に宙組公演『オーシャンズ11』を観劇してきました。いやぁ今回の公演は本当にチケットが取れない。友の会はもちろんぴあも全く。箸にも棒にもという感じでした。なんとかローチケで一公演だけ確保出来ました。本当にありがたい。ローチケの貸切…

週間日記(4/29~5/5)

月曜日:お盆とか年末とか、そういう連休になるとマンションの上階がとてもうるさくなる。今回の10連休も例にもれず騒がしい。おそらく帰省か何かで連れてこられた子供だと思うのだけれど、その子供が室内を端から端まで走るのだ。この日は虫の居所が悪かっ…

劇評:ミュージカル『キューティ・ブロンド』

もう2ヶ月ほど前になるが、梅田芸術劇場でミュージカル『キューティ・ブロンド』を観劇した。もともとはハリウッド映画をミュージカル化したもので、日本での初演は2017年。その時からかなり評判が良く、もし再演があるなら観に行きたいと思っていた作品であ…