感情の揺れ方

それでも笑っていたい

週間日記(2021/6/21~6/27)

 6/21(月):夏至です。一年で一番太陽が空にとどまっている日。起きたらもう暑い。とりあえず窓を開けてしのぐ。扇風機をサーキュレーター代わりにして置く場所を工夫するとそれなりに涼しい。朝ご飯を食べながら、ぼんやりと「ラヴィット」を見る。「視聴率は低いが芸人からの支持は厚い」みたいなネット記事を見かけたが、平日の朝から大喜利大会をやっている番組なんて「ラヴィット」以外にないのだからそりゃそうだろうなと思う。今日はあばれる君がしっかりと負け顔を披露していました。白いタンクトップを着ていたけれど、なにかの番宣だったのだろうか。最後までは見ていなかったので分からない。「冒険少年」かな。その後は家のことをする。「バナナムーン」を聞きながら掃除機をかけた。久しぶりの「日村ホールインワン」企画。冒頭のフリートークも面白かった。テレビ業界は予算がなくて色々大変らしい。もろもろ終わってもまだお昼までは時間があったので、なんとなく散歩に出た。天気も良いし、夏至だし。夏至の太陽を浴びたかったのかもしれない。目的地を決めるわけでもなく近所を徘徊していると、蛍を保護するために整備された小川に沿って紫陽花が咲き誇っていた。紫陽花は華々しさの中にちょっとした翳りがあって好きだ。桜とは違った魅力のある、日本の花。それはそれとして、暑い。もうそろそろ熱中症に気をないとダメな気温になっている。学校の体育が一番危険な気がする。途中でジャンプを買ってから帰宅。だいたい1時間くらいの外出だったが、地味に汗をかいたのでシャワーをした。そこからは英語を読んだり、文学史の勉強をしたり、録画していたドラマを見たり。『コントが始まる』は最終回を迎えた。面白いドラマだったと思うけれど、「ファスト映画」が問題になっているニュースを見ると、こういう映像作品はもうあまりウケないのだろうなとも感じる。『大豆田とわ子と三人の元夫』もそう。夜は特になにもせず。スカイステージの「タカラヅカニュース」で雪組全国ツアー公演の千秋楽映像を見た。トップ娘役に就任した朝月希和さんの風格がすごい。ずっと実力のある娘役だったけれど、今までは一体どうやってそのオーラを抑えていたのだろう。個人的にはスキルフルでアダルトな魅力のあるトップ娘役が好きで5組のうち1組くらいにはそういうトップ娘役がいて欲しいので、朝月さんと海乃美月さんが就任されるのはとてもうれしい。

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紫陽花

 

 6/22(火):いきなりですが、バスケットボールの話をします。させてください。バスケットボールというか、NBAの話です。NBAのプレイオフがめちゃくちゃに盛り上がっている。現在は東西両地区のカンファレンスセミファイナルが終わったところなのだが、なんと両地区のファーストシードチームがともにセミファイナルで姿を消すという珍事が起こっている。ファーストシードチームとは要するにシーズンを首位で通過したチームのことで、今年は西がシクサーズ、東がジャズになっている。その両チームが負けた。シクサーズはホークスに、ジャズはクリッパーズに。ホークスがシーズン5位、クリッパーズがシーズン4位であることを考えると、この結果を予想していたファンはそう多くないのではないだろうか。まずイースタンカンファレンスに注目すると、ジャズが負けた原因は攻守両面におけるオプションの少なさにある。必ずドノバン・ミッチェルから始まり、ボールムーブが滞ると必ずミッチェルにパスを戻るジャズのオフェンスは、ゴール下を守るルディ・ゴベア対策でスモールラインナップを敷いていたクリッパーズのディフェンスに対応され、シリーズが進むごとにスティールが増えた。クリッパーズのオフェンスは必ずリムプロテクトに入ってくるゴベアとの直接対決を完全に捨て、3ポイントにこだわる作戦を徹底したことで、ゴベアを完全に封じることに成功。ジャズの2連勝から始まったシリーズも、終わってみればクリッパーズの完全な作戦勝ちに終わったという印象を受けた。そして番狂わせだったのはホークス。トレイ・ヤング、ケビン・ハーター、ジョン・コリンズの若いトリオのパフォーマンスが、シクサーズのジョエル・エンビード、ベン・シモンズという全く機能しないコンビを上回ったという印象。プレイオフでシモンズは見せたパフォーマンスは最悪という他なく、フリースロー成功率の低さに目を付けた相手チームから「ハック(わざとファウルをしてフリースロー失敗を狙う)」の対象にされるほどだった。それはホークスとのシリーズでも例外ではなく、エンビードとの相性の悪さが最悪のタイミングで出てしまったことが敗退の原因であることは間違いない。しかし、新型感染症の拡大によるオフシーズンの短縮と過密日程による疲労と元来スタミナと運動量のなさが弱点であるエンビードのパフォーマンスも良いとは言えなかった。特に試合終盤のイージーミスが目立つ。絶不調でもクラッチタイムにロングスリーを決めるトレイにすべてを持っていかれたシクサーズが来シーズンに向けてロスターをどう調整するかに注目したい。めちゃくちゃ長くなってしまいましたが、NBAの話はここまでです。お待たせしました。今日はぼんやりと起きる。今日も。雨を予感させるような湿度。朝ご飯を食べながらTVerで「キョコロヒー」を見る。「1回赤ちゃんに喋るみたいに言ってもらっていいですか」「すまんなそんなこと言わせて」というやり取りが最高だった。齊藤京子のあやうい感じは昔のアイドルに通ずるところがあるけれど、いかんせん彼女と今の時代がマッチしていないような気もする。今や匿名性ははぎとられてしまうから。午前中はぼちぼち作業。英語を読んだり。最近気づいたのだが、英語・文学史・作業の三本柱をやっていると一瞬で一日が終わってしまう。どうすればいいのか分からない。最近は時間について考えることが多いような気がする。集中力が落ちているのかもしれない。午後もそんな感じで過ごしたが、今日は外が騒がしくてどうにもならなかった。田舎特有の馬鹿騒音バイク、パトカー、救急車。騒がしいというか、落ち着きがなかった。夜は「バナナサンド」から「マツコの知らない世界」へのTBSリレー。上裸のおじさん4人が楽しそうにしている、世界一平和な1時間。「マツコ」は浅草に行きたくなった。揶揄的な意味で「東京のブルックリン」とマツコと有吉に言及されている蔵前だが、大きな淡水が近くにあるという意味でちょっと住んでみたいなと思ったりする。タカラヅカニュースでは月組の大劇場公演千秋楽の映像が流れていた。普通に泣いてしまった。早めに寝たい。

 

 6/23(水):いい天気。夏っぽい。夕立がざあざあ降ったりした。今日はあまり寝起きが良くなかった。良い日の方が少ないけれど、今日は特に。午前中は半分くらい寝ながら起きていた。ぼんやりと起きて、ぼんやりと朝ご飯を食べる。「ラヴィット」をつけたら見取り図・盛山がカメラに背を向けた状態で立たされていて、どんなテレビだよと思った。情報番組の皮をかぶったゴリゴリバラエティ。とりあえず録画していた『着飾る恋には理由があって』の最終回を見る。え、なんで?みたいな感想。終わりがそれでいいの?みんないろいろ目指すものがあってさ、でもしんどいこともあってさ、最後の「幸せ」がそれでいいの?という感想でいっぱいです。今期は5本くらいのドラマを見たけれど、ドラマって本当に難しい。面白い1話はあるけれど、全部面白いドラマは少ない。『大豆田とわ子と三人の元夫』は良かった。演出・画面作りの妙。もちろんセリフも。ドラマを見た後はなんだか疲れてしまい、30分くらい仮眠を取った。トラックの音で起床。3分クッキングが始まるか始まらないか、みたいな時間。ぼちぼちな午前中。朝に仕込んでいた水出しの紅茶を飲みながら、夕方までずっと作業。英語を読み、文学史をやり。新しいことや、既知の分野でもさらに深いことを勉強すると、自分の何も知らなさに涙が出る。骨の髄までゾッとする。間接的にでも批評を書き、ちょっとしたお金を貰っている自分が恥ずかしくなる。無知は罪というより、罰の形を持って私たちの眼前に現れる。大学に入って半年ほどが経ったこと、いつものように図書館で勉強をしていたらふと「自分はここにある本のほとんどを一生かけても読み切れないのだ」と怖くなったことがある。その感覚が久々に甦ってきた。『ハチミツとクローバー』ではぐみの独白に出てきた、荒野にいくつもの宝箱が並んでいるイメージ。たとえ中に宝物が入っていなくても、すべてを開けることが出来なくても、中身を確認しようとしなければならない。戦わなければならない。夜はBSで『コロンボ』を見る。俗に言うコロンボらしくないコロンボ。格闘もする、拳銃も構える、変装する、バディものの要素もある。これはこれで楽しめた。非常に。今日も早めに寝たい。

   

 6/24(木):昨晩は寝ようとしていたら電話がかかってきて、早く寝るという夢は脆くも崩れ去った。そういうこともある。結果ぼんやりと起きて、ぼんやりと朝ご飯を食べる。今日は姉が甥を連れて帰ってきたので、幼き命と過ごして一日が終わった。心が浄化される。そして、自分の幸せについて考えさせられる。「幸せ」って人によるものではなくて、ものすごく具体的に「これ」と決まっているものなんじゃないだろうか。じゃあ自分の人生はこれからどうなるでしょうかとなったらもう、口を閉じるしかない。語りえぬものについては沈黙しなければならない。自分の幸せを「語りえぬもの」のカテゴリーにぶち込むの、普通に考えてヤバい気がしてきた。どうだろう。頑張ろう。お昼はすこし外出したり、夕方には昼寝をしたり。昼寝をしていたら、夕立を連れてくる雷の音で目が覚めた。雷で起きるの、めちゃくちゃに夏。夜には姉と甥が帰宅。今日はぼちぼち作業をしてから寝たい。ちょっと文字数が少ないので、またNBAの話をします。プレイオフイースタンカンファレンス決勝の第一戦が行われ、ホークスがバックスに先勝した。スコア速報だけは追っていたので、4Q終盤にバックスが7点差をつけた時点で決まったかと思ったけれど、トレイ・ヤングのメンタルがおかしかった。どうなってるんだトレイ・ヤング。「ロードの方が好きなんだ」とインタビューで語っていたが、プレイオフの敵地であのパフォーマンスは本当にすごい。例えバックスがファイナルへ進んだとしても、今年のプレイオフを語る上で彼の活躍は外せないだろう。

 

 6/25(金):蒸し暑い。日中はそれなりに風もあったので窓を開けていたら快適だったのだが、夜はダメ。日本の夏。朝は早めに起きて、「ZIP」を見る。マンスリーMCだった明日海りおさんが今日で最後だったので、最後まで見届けた。かつて花組で明日海さんの相手役としてトップ娘役を務め、現在は同番組レポーターもこなす花乃まりあさんが最後にサプライズで登場。久しぶりのツーショットで良かった。最初はえげつないテンションのアナウンサーが入ってきたと思ったら、本職の人だった。いや、歌い踊りながら生放送の画面に飛び込んでくる人には多少びっくりしませんか。その後は録画していた「夜会」を見つつ、すこしだけ作業。ゲストがハライチの二人だったので、有吉との面白いトークを期待したのだが、個人的にはあんまりだった。「環七ラーメン論争」「オートマ論争」。せめて1時間まるまる使って欲しかったなと思ったりする。次は「ハライチのターン」を聞きながら掃除、洗濯。筋膜ローラーとテンガをクロスオーバーさせながら話す岩井さん。澤部さんは家を建てたらしい。30分ほど仮眠を取った後は、コーヒーを飲みながら英語を読み、文学史を学ぶ。いつの間にか夕方になっている。今日は昨日よりひどい夕立があって、台風のような暴風雨だった。雷はぴかぴかと空に真っ白なスクリーンを広げては閉じ、稲光は鼓膜をのたうち回るような音を響かせる。この季節は夕立をいち早く察知するために窓を開けているようなところがある。タワーマンションの高層階にいると窓があっても天候の変化にまったく気づかないと聞いたことがあるけれど、それならタワーマンションに住むことはないだろうなと思う。勉強を切り上げて、録画していた「有吉の壁」見ながら別の作業に取り掛かる。ニッポンの社長、シソンヌ、チョコレートプラネット。シソンヌとチョコレートプラネットがユニットを組んでやっていると、とにかく本人たちが楽しそうなのが良い。そういうのが好きです。夜は「ぴったんこカンカン」を見たり、金曜ロードショーの『ピーターラビット』を見たり。ピーターラビットはめちゃくちゃ面白かった。これぞ大英帝国。あんなセリフは書けない。似た文字列を生み出すことが出来たとて、血が通わない。文学とはそういうものではないでしょうか。

 

 6/26(土):微妙な天気。はっきりした雨も、はっきりした太陽もなく。非常に過ごしにくい気温と湿度。ぼんやりと起きて、ぼんやりと朝ご飯を食べる。今週はデヴィ夫人とダイアンがロフトで買い物をしていた。ユースケさん、結婚おめでとうございます。愛荘町の誇り。私は愛荘町の人間ではないけれど。今日は早めに外出。車に乗って、イオンモールへ。なんだか湖岸道路がいつもより混んでいるなと思ったら、どうやら湖岸駐車場が解放されたらしい。10時前の段階で結構な数のテントが立てられていた。近隣の緊急事態宣言が解除されたからだろう。個人的にはもうしばらく閉鎖していても良かったのではないかと感じるものの、その辺りは色々あるはずなので、抗議活動に打って出たりはしない。開店直後のイオンモールに到着。それなりの人出。それなりというか、やっぱりここも人が多いような気がした。滋賀県民の娯楽、相撲かイオンモールくらいしかない。あと釣り。眼鏡を見たり、本を見たり、ユニクロをうろついたり。グルメ雑誌を買い込み、ユニクロではいくつかコラボ商品を買った。+JのTシャツ、Theoryの感動パンツ。ユニクロ、コラボ商品は普通にプロダクトとしての質が高い。お昼ご飯は「えびのや」で天丼。タレのかかったご飯に明太子をかけて食べると、体に悪いタイプのおいしさ。そこに玉子天を割ると、なおのこと。カルディでは水出しのアイスコーヒー、リカーコーナーで瓶のギネスを買った。イオンモール草津のリカーコーナーはすこしずつビールの品揃えが悪くなっていて、ついにカールスバーグもなくなってしまった。カールスバーグ……。そもそも瓶のギネスを買ったのはカールスバーグの妥協ではなくて、最近ネットサーフィンをしているときにやたらめったらギネスの広告が出てくるから。まんまと戦略にはまった形。お昼過ぎに帰宅。帰り道で車道を横断するすっぽんに出くわし、対向車線の車と一緒にすっぽんの横断を見守るという時間があった。平和。午後は寝たり起きたり、すこし作業をしたり。夜は録画していた「かりそめ天国」のスペシャルを見る。ワンタン麺が食べたい。本当に。今日はすこし作業をしてから眠る。

 

 6/27(日):微妙な天気。雨が降ったりやんだりしている。風は涼しいが、涼しいのはベランダだけで室内はやっぱりジメジメと湿度が高い。今日は基本的に何もしていない。姉が帰ってきたので、甥っ子と戯れていたら一日が終わった。今日もまた幸せについて本気だして考えてみる日だった。人生の立ち行かなさ。一般のそれ(めちゃくちゃ考えた上でこの表現を選んでいる)から大きく隔たった人生を生きていくものとして、本を読むことをやめてはならない。自分にはそれくらいしかない。それが責任というものです。夜に「バナナマンのせっかくグルメ」を見ていたら、ハナコ佐賀県の「白山文雅」というカレーのお店を訪問していた。「白山文雅」という言葉の響きになんとなく覚えがあって、有名店なのでなにか別の媒体で見たのかなぁと思いながら見ていると、店内の装飾と出されたカレーを見て合点がいった。私はこのカレーを食べたことがある。佐賀に行ったことはないけれど、食べたことがある。あれは2年前の夏、梅田芸術劇場岡田将生主演の『ブラッケン・ムーア』を観劇した日のことだった。その日はたしか開演が昼過ぎで、昼食を食べるために梅田の阪急百貨店で開催されていた「カレーフェス」に行ったのだ。事前に出店リストを調べて、牛タンシチューカレーを食べた。当日の記憶がありありと甦り、泣きそうになってしまった。人の溢れる日曜の催事場で、決して広くはないスペースに設置された小さなテーブルをみんなで奪い合うように確保して、何を気兼ねするでもなくあれこれと喋りながら食事をする。あんなにもありふれた幸せな日常が、今では夢のまた夢になってしまった。こんな世界を生きている。食事をしてから満員の劇場で自分の座席を探し、終われば喫茶店でああでもないこうでもない。まぁまぁなんて言いながら買い物をして、帰路に就く。しんどいことばかりでも、食いしばった歯に血が滲んでも、一段一段階段を昇っていくしかない。果たして本当に?

週間日記(2021/6/14~6/20)

 6/14(月):新しい一週間の始まり。梅雨らしくない天気が続いている。梅雨入りが早かっただけに、本当に梅雨か?みたいな時期も長い。関東地方はようやく梅雨入りしたらしい。明確な梅雨入りが宣言されないまま夏が来る年もあるけれど、じゃあ梅雨って一体なんなんですかという気持ちがある。ぼんやりと朝ご飯を食べたあと、とりあえず家のことをする。「バナナムーン」を聞きながら掃除機をかける。完全に暑い。完全に汗をかく。今日はほとんど風がなく、窓を開けてもまったく涼しくない。夏。扇風機やエアコンをつけなくてもいい具合の風が吹いて暑くない、そういう気候が続いて欲しい。おじさんのラジオこと「バナナムーン」だが、ここ数週間の微妙な雰囲気にはやっぱり「クイズ スピリッツ」のコーナーが影響しているような気がする。色々あるのだろうけれども。けれども。田舎在住なので、りんご飴専門店なるものは都市伝説くらいに思っている。専門店の多さは人の多さ。家のことを済ませて、ジャンプを買いに出た。外も暑いので、とにかく直行直帰。汗をかくのは嫌いじゃないが、できる限り不意の汗はかきたくない。汗をかくぞ!と意気込んだときしか、かきたくない。当たり前か。ここ数週の『呪術廻戦』はめちゃくちゃ面白い。ドブカスママの「生んでよかった」というセリフは「お前たちのせいで当主になれなかった」と根本的には同じなのでキショいけれど、作劇がめちゃくちゃ上手い。そもそもがめちゃくちゃハイコンテクストな作品なのだが。昼前から夕方まで、録画していたバラエティをBGMにしながら作業。「キングオブコントの会」を見ながら思ったけれど、テレビで見るコントってあまり好きじゃないかもしれない。テレビで見るというか、テレビ的な構図、カット割り、構成。「新しいカギ」の数字的な不調は裏番組が強いということだけに原因があるのではないような気がする。『コントが始まる』はしっかりと面白い。春斗はやっぱり尊大なのに卑屈で、周りの人が垂らしてくれていた蜘蛛の糸に気づかず、「マクベス号は沈没した」と言ってしまう。そういうところやで!と思うけれど、そもそも『コントが始まる』とはそういう話なのだ。夜は特に何もせず。なんとなく、一日中雨が降って欲しい気分だ。

 

 6/15(火):微妙な天気。夕方くらいに一度雨が降ったけれど、それ以外はジメジメとして過ごしにくい。体感温度の高さが湿度由来なので、エアコンをつけてもあまり効果がない。除湿、除湿とて。そんな一日。ぼんやりと起きて、ぼんやりと朝ご飯を食べる。とりあえずTVerで「水曜日のダウンタウン」を見た。「隣のテーブルでえげつないゴシップを話していたら呼び出しがあってもできる限りとどまる」のではないかという説の検証。一人目のターゲットがオアシズの大久保さんで、あまりこういう場所(テレビ局内の喫茶店)でそういう話をするなよと言わんばかりにテーブルを指で叩いたり大きめの咳払いをしているのがよかった。利他的というか、そういう態度の人が好きだ。思わず知らない人に「それ僕のことですよね」と話しかけるパンサー・尾形のヤバさですべて吹っ飛んだけれど。その後は録画していた『イチケイのカラス』最終回を見る。うーん。第2話に代表されるように、前半は面白い回も多かったのだが、後半につれ失速したような印象。失速したというか、やっぱり「子供」という存在は都合よく、あるいはただの「装置」のように使いすぎている印象が拭えない。およそ3ヶ月に渡る放送の中でそういう回があるのはもちろん良いと思うのだが、作品全体を通して多すぎた。犯人は子供でした、犯人は子供を守るためにやりました、犯人を説得するために子供を使います。こういうストーリーすべてが嫌いというわけではないし、好きな作品もある。多すぎない?という、それだけです。2話がめちゃくちゃ好きだっただけに……。お昼から夕方にかけては作業。英語のテキストを読む力が衰えているような気がするのだが、冷静に考えると学部時代もそれほどスピード感があったわけではなかった記憶もある。やっていくしかない。夜は「バナナサンド」を見ていたのだが、今までの総集編だった。マヂカルラブリーの回は野球中継で放送がないし、放送があると思ったら総集編だし。人生ってこういう感じでしょうか。

 

 6/16(水):今日は久々に梅雨らしい天気。強くも弱くもない雨が一日中降っていて、なんだかホッとする。朝ご飯を食べながら、今日はなんとなく「ラヴィット」を見た。芸人の間では「早朝大喜利大会」として定着し始めているらしい。ゲストはオードリー・春日で、毎日見ているわけでもないのにめちゃくちゃな頻度でゲスト出演しているような気がする。今日は「水曜日のダウンタウン」の番宣で出ていた。番宣がいるような番組なのだろうか。午前中から外出。車に乗って、まずはお昼ご飯を食べるためにラーメン店「真咲雄」へ。夏の間にだけ食べられる冷麺が始まったという情報を得ていたので、急いで。夏の間なら何回でも食べられるじゃんとか思っていると、いつの間にか食べられなくなっている。人生とはそういうものではないでしょうか。たぶん違います。去年は最初に並を頼んだらすこし物足りない量だったので、次からは大盛りを注文していた。それにならって今年は一発目から大盛りを頼んだのだが、ものすごい量の冷麺が運ばれてきた。確実に、去年の大盛よりもパンプアップしている。半分くらいまでは「食事」だったが、残り3分の1くらいからは「戦い」だった。窓の外を眺める時間も増える。久しぶりに冷や冷やする食事だったが、今年も冷麺はとても美味しかった。ベースのゴマダレを豚骨スープでのばした味付けで、他のお店では決して食べられない味。豚骨ラーメンの専門店だから作れる冷麺。しっかりと完食して、草津のエイスクエアに移動。GUでポンチョ型になっているポロシャツを買ったり、Zoffで怪しいサングラスを見たり。無印に行って、いっぱいカレーが売っているなぁと思ったり。GUと無印の大きな店舗は滋賀だとエイスクエアにしかないので、実質草津が県庁所在地みたいなところがある。その後はまた車に乗って、近鉄百貨店へ。ウロウロして、最後にスターバックスで甘いものを買い、帰宅。午後はぼちぼちと作業を進める。雨が降っているとめちゃくちゃ眠いけれど、今日は大丈夫だった。冷麺を食べすぎたのかもしれない。夜はBSで「刑事コロンボ」を見た。ぼちぼち寝たい。

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冷麺、大盛り

   

 6/17(木):良い天気。風もあって、蒸し暑さはすこしやわらいだような。ある程度は暑いけれど。寝るときは窓を開けて、扇風機をつけている。以前はタイマーを設定して、1時間ほどで電源が切れるようにしてようにしていたが、確実に目が覚めるのでもう一晩中つけっぱなしにしている。もっと暑くなってきたらエアコンもそういう風に使うことになるだろう。扇風機の風に一晩中当たっていると突然死するみたいな都市伝説、一体どこ由来なのだろう。たまたま突然死した人に扇風機が当たっていたということなのかなと思うけれど。ぼんやりと起きて、ぼんやり朝ご飯を食べる。今日の「ラヴィット」も大喜利大会。今日は特に外出せず。昼食を近所のお店で食べたくらい。午後は作業をしたり英語を読んだり。いつの間にか時間が経っている。昨日読んだ『宗教的プログラムの構造と解釈』という漫画のことを考えている。今からものすごい悪口を言います。サブカルチャーとSFに自信のある学部一回生が半年間スマートフォンをいじりながら受けた宗教学の講義に出してD判定をもらったレポートみたいな印象を受けた。「宗教」「哲学」といった、デリケートな専門用語の扱い方が危うい。もちろん「読み切り漫画」という形態を考慮する必要はあるけれど、作劇のためにないがしろにして良いものではない。その「雑な扱い」が意図的なものにしろそうでないにしろ、あるいは不可避的にしろそうでないにしろ、それによって話題を呼ぶ作品は結局炎上商法と同じなのではないかと思ってしまう。そもそも、「idol」という語源だけを根拠に現代のアイドルと偶像崇拝を同一視してそこから何かを紐解こうとする態度は、あまり良いものではない。「言いたいもの」「探したいもの」ありきの探求は、理論を突き詰めた上で行うフィールドワークには適しているけれど、研究の初期段階で行うべきではない。漫画が研究なのかは別にして。そういうことを考える一日でした。

 

 6/18(金):微妙な天気。曇り。いつもより早めに起きて、「ZIP」を見る。金曜なのでMCを務める明日海りおさんの勇姿を目に焼き付けなければならない。今週は猫と戯れていらっしゃいました。素敵ですね。退団のすこし前くらいから愛猫のおこげちゃんが雑誌にも登場するようになりましたが、お元気そうでよかったです。トップスターともなるといるだけで画面が華やぐのですごいですね。花乃まりあさんもご結婚されたらしく、おめでたいですね。どうでもいいけれど、相手役が退団後に結婚したときにトップスターが「元旦那の私ですが……」みたいなコメントをされるのが好き。午前中からぼちぼちと活動する。とりあえず録画していた『着飾る恋には理由があって』を見ながら昨日書いていなかった分の日記を書く。嫌なことからは逃げたら良いと人に言うのは無責任で嫌なことでも続けなければならないと人に言うのは無責任ではないのか、恋人に笑ってくれ笑ってくれって言うなら自分で笑わせたらええやないか、自分も一回逃げたわりに他人には厳しいのか逃げることに関して、などなど、色々なことを思いました。数年ぶりに、いや人生でも初めてくらいの頻度と強度でドラマを見た3ヶ月くらいだが、ドラマという形式の難しさを感じている。1本45分で10話ないし12話くらいの作品を面白く仕上げるの、しんどすぎませんか。『恋はDeepに』みたいなファンタジーで、ファンタジー部分のすべてを明らかに説明する必要はないと個人的には思うけれど、そのファンタジー(『恋ぷに』なら「人魚」)部分だけで3ヶ月引っ張ってなおかつ面白いものを作るのは無茶な話で、えげつない演出をつけるか引っ張れる要素を増やすしかない。その点『大豆田とわ子と三人の元夫』はえげつない演出・会話・作劇・画作りでワンクールずっと面白かった。最終回も面白かった。とわ子よ、永遠に。録画していたドラマふたつを見たあとは、ハライチのターンを聞きながら家のことをする。掃除機。汗をかきつつの掃除機。もう普通に暑い。昼から午後にかけては、これまた録画していたバラエティを見ながら作業。「ロンドンハーツ」「有吉の壁」のリレー。池袋のシネコンで映画を見る日常、ちょっと想像できない。今日も英語を読む。がんがん時間が溶ける。いつの間にか日が傾いている。怖い。夜は「かりそめ天国」。ワンタン麺好きとしては冒頭のフリートークが良かった。ワンタンは皮を楽しむドゥルルルルル。ぼちぼち作業をしてから寝たい。

 

 6/19(土):雨。昨日、日付が変わるくらいから降り出した雨は朝になっても降り続いている。気温が低くて涼しい。ずっとこれくらいでいい。起きて、朝ご飯を食べながらクイズ王・伊沢を見る。ときどき垣間見える雑な感じが良い。午前中から外出。車に乗って高速道路を走り、瀬田にある「とんかつ棹」へ。久々に来たら、各定食の値段が上がっていた。上がっていたけれど、そりゃそうだよなという感じで全く不満はない。むしろ以前までが安すぎたくらいだと思う。「とんかつは安くないと」みたいな気持ち、全然ない。相応の値段、相応の料理。ロースとヒレの盛り合わせ定食などが新しく登場していて悩んだけれど、ここは初志貫徹で特ロース御膳を注文。「熟成豚」を前面に押し出したメニュー名に変わっているのが気になっていたが、実際に出てきたとんかつを見たら明らかに豚肉の質が上がっているように思った。消費税や原料の高騰による値上げではなくて、シンプルにクオリティを上げるための値上げなのかもしれない。めちゃくちゃ美味しかった。新しく卓上に置かれていた岩塩を一切れ試してみたらソースとは違った美味しさがあって面白かった。お蕎麦やつけ麺の最初のひとくちを何もつけずに食べたりするの、初手で損してない?と思っていたけれど、なんでも試してから文句を言わなければならない。試した結果とんかつに塩は好き、麺類そのままはノー。あくまで個人的に。到着したのが開店の5分前くらいで、だいたい3組目くらいだったのだが、いよいよオープンというタイミングで前に並んでいた人が一言断りを入れてから列を外れた。なにかなと見ていたら、車に乗っていた女性を呼びに行ったらしい。今日は雨がしたたかだった。同じような家族連れが他にも何組かいらっしゃって、愛じゃんと思った。みんなめちゃくちゃ優しいじゃん。人間って美しいですよ、みなさん。お腹がいっぱいになった後は、立命館大学の近くにあるパン屋さんに移動して、大量のパンを買った。「パン・ドゥ・マルシェ」、県内の好きなパン屋さんランキング上位に入ります。いつ行ってもめちゃくちゃ混んでる。その後はイオンモールをぶらぶらと周ったけれど、目当てのものをなにも見つけられず。スターバックスで甘いものを買って帰路についた。特ロースを食べた後にフラペチーノを飲むと、どうなるか。胃がもたれます。どうしたんだ26歳。夕方くらいに帰宅して、そこから夜までは作業。なんとなく早めに寝たい気分。

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特ロース

 6/20(日):昨日は寝る前にTVerでいくつかバラエティを見た。まずは「シンパイ賞」。見取り図のフィーチャー回。M-1のあとに売れすぎて、まだ東京進出していないのに週の半分近くを東京で過ごしている見取り図。最近は盛山の方ではなく、リリーの異常性が取り沙汰されることが多くなっていてうれしい。ロケで全剃りした眉毛はまだ生えてきていないらしい。頑張ってウッチャンナンチャンにはまって欲しい。次は「テレビ千鳥」。選手権企画はやる方も見る方もギャンブルだが、なんというか、そういう回だった。最後に「トゲアリトゲナシトゲトゲ」。えげつないバラエティ。ずっと大喜利をやっている。テレビ朝日バラバラ総選挙はこの番組に投票しました。今日は特になにもしていない。ほとんど外出もせず。ぼんやりと起きて、昨日買った大量のパンを食べる。どれも美味しい。子供のこぶしくらいのサイズとは言えど、3つも食べるとさすがにお腹がいっぱいになる。あまい系とおかず系をひとつずつくらいにしなければいけないけれど、お店に入ってトングを持った瞬間に理性が吹き飛んでしまう。カチカチと音を立て、周囲を威嚇する悲しいモンスターになってしまう。パンを適量買えるようになったとき、そして蕎麦屋でざるそばの並だけを食べて帰れるようになったとき、人は大人になります。昨日からかなり気温が上がったけれど、窓を開けると涼しい風が入ってきて、室内にいる限りは過ごしやすかった。本を読んだり、金曜に届いた星組公演『ロミオとジュリエット』B日程のBlu-rayをすこし見たり、英語を読んだり。そういうことをしていたらいつの間にか夕方になっていた。一日はあまりに短いが、一生はもてあますほどに長い。やんわりとした焦燥。夜は「イッテQ」を見た。そろそろなにか日記以外のエントリーを書かなければならない。書きたいことはたくさんあるのだが、書かなければならないことはびっくりするくらいにない。気合を入れなおしましょう。

 

週間日記(2021/6/7~6/13)

 6/7(月):暑い。めちゃくちゃ暑い。ぼんやりと起きた時点で今日は暑くなるなと思った。クーラーの稼働を予感しながらぼんやりと朝ご飯を食べ、録画していた「有吉クイズ」を見る。歌舞いている千鳥・ノブがノブでしかなくて笑ってしまった。登場した瞬間から見破られるまでずっとノブ。「テレビ千鳥」で映画のパロディポスターを撮影していた回を思い出す。一切の匿名性のなさ、確固たるこの人性。ノブの面白さの理由がなんとなく分かる。被写体力の高さで言えば、有吉弘行も負けていない。カレンダーの表紙がめちゃくちゃかっこよかった。第一回東京オリンピックは色々とかっこいいものが多いけれど、今回のあれも終わってしまえば美しい思い出になるのだろうか。50年くらいかかるような気がするけれど。「もう中止になんてできないしせっかくやるならみんなで頑張ろうよ」みたいな精神は上手く作用することもあるけれど、無関係な人まで巻き込んでしまうと破綻する。「有吉クイズ」を見た後は、「バナナムーン」を聞きながら家のことをする。まずは掃除機。ソファを移動させるのをめんどくさがると何も良いことがない。次に洗濯。散髪のときに着ていったシャツを手洗いしたら胸ポケットに細かい毛がめちゃくちゃ入っていて、あのポンチョみたいなやつの意義について考えさせられた。ここ数回の「バナナムーン」オープニングトークはあまり面白くない。いやある程度面白いけれど、カレンダーの話と鳥が逃げた話は、ちょっと。家のことをしているだけで汗をかく季節になってしまった。悲しい。気温が上がりきらないうちに、ジャンプを買いに出る。今シーズンのポロシャツを解禁したら、それでも汗をかいた。激暑。あんまり暑いので、コンビニでアイスコーヒーを買ってから帰宅。紙ストロー、憎くなってきた。紙ストローの必要性と味の劣化は同時に議論して欲しい。午後はぼちぼちと作業。『ネメシス』は風呂敷を畳む作業。来週の最終回はどうなるか。『コントが始まる』はやっぱり春斗(菅田将暉)の身勝手さが印象に残る。夜は特に何もせず。友人と電話をして、精神と肉体のトレードオフってみんな無意識に雑にやってるけど本来まったくフェアじゃなくない?みたいな話になった。肉体を交渉のテーブルに乗せるときには慎重になりましょうということです。

 

 6/8(火):今日も暑い。天気予報によれば梅雨の中休みとのことだが、中休みにしては太陽が張り切っている。梅雨前線と一緒に休暇を取って欲しい。何も感じないくらいの気温が一番良い。ぼんやりと朝から作業をしていると、あることに気づく。窓の外から聞こえてくる騒音は、9時を過ぎると途端に大きくなる。騒音というか、大型トラックの走る音がものすごいことになる。世界が回り始めるときの音。自分と関係のないところでも世界がちゃんと動いていると、なんとなく安心する。録画していた『イチケイのカラス』は次が最終回。板尾創路は何をしていても板尾創路。あとやっぱり子供を犠牲にしすぎ。二日ほど前にAmazonで注文した本が今日届くことになっていたのだが、時間指定が出来ないまま「7-22時の間に配達します」というメールが来た。いや、束縛キツめの恋人じゃん。15時間の拘束はしんどいものがある。気持ちが落ち着かない。どうしたもんかいのぉと思いながら作業をしていたら、12時過ぎに届いた。ありがたい。『プリズメン』やら『ヴァレリー 芸術と身体の哲学』やら。よく読み、よく学びましょう。午後は作業をしたり、寝たり起きたり。前に成城石井で買った「すごくすっぱいレモネード」を飲んだら、本当にめちゃくちゃ酸っぱかった。商品名に偽りなし。三ツ矢サイダーのグリーンレモンと張り合うくらいの、いやそれよりさらにすっぱいくらいのすっぱさ。喉の調子が悪くなるくらいのすっぱさ。夜は「バナナサンド」を見る。ゲストは中川家で、平均年齢の高さったらない。今日は早めに寝る。最近ご飯を食べるとお腹を壊すのだ。

 

 6/9(水):今日も暑い。扇風機の解禁からエアコンの稼働まで、すぐだった。夏が駆け足で、いやバイクに乗って迫っている。最高気温が体温より高くなる日もすぐだろう。怖い。冬は寒すぎて、夏は暑すぎて人が死ぬ気候の国。ぼんやりと起きて、ぼんやりと朝ご飯を食べる。今日は外に出なかったけれど、ずっと本を読んだり英語の文章を読んだりしていた。午前中はまず録画していたドラマを見ながら作業。まずは『着飾る恋には理由があって』。みんなこう、勝手な人が多い。あと、いくらフルコースでもランチに3時間半かかるかなと思った。次は『大豆田とわ子と三人の元夫』。三人の夫たちをシーズン1シーズン2シーズン3と呼びつつ、「続編は第一作を超えられないよ」と言わせる脚本。唄は西園寺くんと早めに別れた方がいい。そこから夕方までは作業をしたり本を読んだり。夜はいつもの通り『刑事コロンボ』を見た。「有吉の壁」は録画。ゲストスターが『俺たちに明日はない』のボニーを演じたフェイ・ダナウェイで、めちゃくちゃ美しかった。いいやり取りもあった。犯人にファーストネームを聞かれたコロンボが「警部です」と答える場面。誰が犯人であろうが絶対に捕まえるという意思の現れ。今日はもうすこし作業をしてからベッドに入りたい。

   

 6/10(木):昨日は寝る前にTVerで「テレビ千鳥」と「シンパイ賞」を見た。「テレビ千鳥」は再びの佐藤健。前回の出演からもう2年が経っていることに驚きを隠せない。確かにすき家でめちゃくちゃやっていたのだから、少なくとも1年前ということはないのだが、それでも。午前中は特に何もせず。朝からなんとなく頭痛がする。水分が足りていないのか、血糖値が低いのか。今週は月曜からお腹の調子も悪い。体調不良ウィーク。シンプルに薬を呑んで対処する。お昼前くらいに外出。プリンタのインクが切れてしまったので買いに出る。高いなぁといつも思うけれど、実際のところどうなのかは分からない。相場とか。その後はケンタッキーによってお昼ご飯を買い、帰宅。バナナマンがCMに出演している「ダブルチキンフィレサンド」を食べる。「サンドウィッチマン」ではなく「バナナマン」が「サンド」の宣伝をしている状況、軽くパニックになる。「バナナサンド」」という番組があることもそれに拍車をかけている。問題の新商品は、一度食べたらもういいかなという印象だった。やっぱり和風チキンカツサンドが好きです。午後も特に何もせず。またTVerでバラエティを見る。最近の「マルコポロリ」はハードバラエティの方向に舵を切っている。全国で配信をするようになった影響だろうか。ゲストはザコシショウ、コウテイ、ランジャタイ。ザコシとランジャタイの組み合わせ、最近よく見るな。ウッチャンナンチャンウッチャンナンチャン。なんなんだあのネタ。コウテイが普通に見える異常な番組だった。振り返ってみると全然何もしていない。そういう日もある。

 

 6/11(金):今日も暑い。これくらいの気温ならギリギリ生活できるけれど、日本の夏はまだまだこれからだ。早い時間に起きて「ZIP」を見るつもりだったけれど、二度寝してしまって、目覚めたときにはもう終わっていた。今週の明日海りおさんはどんな雰囲気だったのだろう。鳥が苦手なので文鳥占いで顔をしかめていたと聞きましたが……。ぼんやりと起きて、朝ご飯を食べながら録画していた「いろはに千鳥」を見る。先週までは京都をぶらぶらしていたが、いきなり埼玉へ戻った。ハンドリングが荒い。その後は「ハライチのターン」を聞きながら、家のことをする。掃除機をかけ、洗濯物をたたむ。澤部さんがフリートークで言っていた「22時入りでバレーボールに打ち込まれる15分くらいの仕事」、「アメトーーク」しか思いつかない。プールに設置された浮島で機会が打ち込むバレーボールの猛攻に耐える、あれ。岩井さんは久しぶりにショートショートを何本か話すスタイル。家のことが終わったら、また家のことをする。玄関に網戸を設置するという、ちょっとした業者みたいな作業。ホームセンターに売っている簡易的なタイプで、レールを設置する必要もない。ドア枠に両面のマジックテープを張って、そこにつけた網戸どうしはセンター部分で別れていて磁石でくっつくようになっている。粘着テープを上手い間隔で張り付けるのと、余ってたるんだ網戸部分を処理するのが大変だった。『ロミオとジュリエット』ライブCDの第一幕が終わったところでこっちの作業も終わったので、だいたい1時間とすこしかかった計算になる。めちゃくちゃに汗をかいた。玄関を開けた状態で家中の窓を開放するとものすごく風が通るようになったので良かったのだが、いかんせん常に網戸を閉めている状態にも出来ないのでそこが難しい。要改善。ホームセンターにでも行こうかな。午後は録画していた「有吉の壁」を見ながら作業。八景島シーパラダイスのイルカが可愛かった。ハリセンボンの大喜利も見たかったけれど、なりきり一般人選手権に出ていた芸人と大喜利コーナーに出ていた芸人の顔ぶれが結構違っていたので、そもそも別日の収録だったのかもしれない。夜は金曜ロードショーで放送されていた『グーニーズ』を見る。良い映画だった。非常に。今日は早めに寝たい。

 

 6/12(土):微妙な天気。ずっと曇天。昨日は早く寝るつもりが、着信があって学部の同期や先輩と通話をしていたらそれなりの時間になってしまった。こういうご時勢になってからというもの、通話の時間が加速度的に増えている。もともと人と喋らないと死んでしまうような人たちの集まりだから、集会が禁じられた状態はしんどい。眠いなと思いながら起きて、ぼんやりと朝ご飯を食べる。デヴィ夫人とロッチ・中岡の「イッテQ」コンビが東急ハンズのグッズを楽しむ様子を見ながら。コカドもいました。そのまま「あさパラ」を眺めつつぼんやり過ごした後、外出。車に乗る。ガソリンスタンドで給油をしたのだが、なんだかガソリンが高い。こんなに高かったかなと思って調べたら、この一年間で20円ほど平均価格が上昇していた。やっぱりぃ。給油機の張り紙によると、来週から5円くらい値上がりするとのことだった。高いなぁ。その後はスターバックスに寄って、飲み物と軽食をテイクアウトして帰宅。全体でも30分ちょいの外出。滅多に開けないところも含めて、リビングのカーテンをすべて上げたらいつもの5倍くらい日当たりが良くなって、めちゃくちゃまぶしかった。この物件は日当たりが売りでして~みたいなやつ、夏はめちゃくちゃ暑くなるんだろうなと思ってしまう。南向きじゃなくてよくない?なんて気持ちがあるのだが、実際はどうなんだろう。精神面での影響はありそう。スターバックスで最近売られ始めた「あんバターサンド」が美味しいのでおすすめです。午後はぼちぼちと作業をして、夜にまた外出。今日は家族で外食。ものすごく久しぶりに食べたクレープシュゼットがめちゃくちゃ美味しくて、各地のクレープシュゼットを探す旅に出ようかと思った。そしていつか「マツコの知らない世界」に出る。「クレープの世界」はもう放送されていたけれど、「クレープシュゼットの世界」はまだなかったような気がする。インドに行くよりクレープシュゼットを食べる方が世界観は変わるかもしれない。今日こそ早く寝たい。

 

 6/13(日):今日も微妙な天気。弱い雨が降ったりやんだり。ぼんやりと起きて「シューイチ」を見ていたら、見取り図とニューヨークが早朝大喜利大会をやっていた。ニューヨークが「この番組で笑いを取るのは『ゴッドタン』を3時間やるよりしんどい」と言っていた。すこし前にその「ゴッドタン」で「一番キツイのは『ケンミンショー』」と言っていたので、ゴリゴリのお笑い番組よりもああいう情報バラエティみたいな番組の一言コメントの方が難しいという実感があるのだろう。10時過ぎくらいに外出。車に乗って、県内に住む友人を迎えに行く。途中で事故渋滞に巻き込まれつつ、だいたい予定通りの時間に合流。とりあえずお昼ご飯を食べるため、瀬田にある「ラーメン ひばり」へ。タイミングよく入店。久しぶりに来たけれど、今日も美味しかった。その後は高速道路に乗って、北へ。日曜とは思えないくらいには空いていて、こういう状態だしなと思った。1時間くらいで目的地の多賀大社に到着。これまた人が少なくて、なんとなく寂しい。参拝を済ませておみくじを引き、境内をぶらぶら。ものすごく微妙に雨が降っていて、悩んだけれど傘はささなかった。おみくじは吉。写真を撮って、しかるべきところに結ぶ。おみくじの文言を撮影するようになって、逆にその文言をしっかりと覚えているなんてことはなくなったのかなと思ったりもするのだが、絶妙に面白くない話になりそうなのでやめます。その後はコンビニによりつつ、湖岸道路を南下して近江八幡にある「ラコリーナ」へ。いまや滋賀県が誇る観光スポットになったラコリーナ。雑な説明にはなりますが、「お菓子の国」だと思っていただけたら大丈夫だと思います。ぼちぼちの人出。「美味しい液体ランキング」の上位に入ってくるオレンジティーを飲む。色々な人がいる。日が沈んだくらいの時間に解散。夜は特に何もせず。すこし疲れたので、今日も早めに寝たい。

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まろやか

 

週間日記(2021/5/31~6/6)

 5/31(月):今日も天気が良い。ぼんやりと起きて、朝ご飯を食べる。テレビはつけずに、TVerで「トゲアリトゲナシトゲトゲ」を見ながら。大学の先輩であるAマッソ・加納とラランド・サーヤによる悪ふざけで3時のヒロインのネタがどんどん改造されていく。「アッハーン」以外のネタを見た記憶はほとんどないけれど、逆にそれが3時のヒロインのブレイク具合を示している。あとぼる塾。そして、そもそもネタ番組が少ないというテレビ界の現状。意外かもしれないが、関西にはネタ番組がない。厳密に言えばあるにはあるものの、毎週毎週放送しているわけではない。関西ローカルの番組は生放送の情報バラエティが多く、若手芸人初めてのテレビ出演も必然的にそういう番組になる。午前中はまず、ぼちぼちと作業。先週に見た『桜嵐記/Dream Chaser!』の感想エントリーを書く。珠城りょうと美園さくらのすごさ、そして上田久美子演出のすごさについて。大千秋楽の中継を見に行きたいのだが、今だ発表がない。おそらく、映画館や劇場への不可解な休業命令の影響だろう。ライブ中継を決定しました、だけどやれるかは分かりません。それでは何もかもが立ち行かない。お昼くらいには書き終わったので、その後は「バナナムーン」を聞きながら家のことをする。掃除機をかけ、洗濯物を畳む。PCR検査のために採取した自分のつばを見て吐くほど気持ち悪くなってしまう謎の生き物、日村勇紀。「つば」のことを絶対に「つばき」と言う男、設楽統。「バナナサンド」の若手みたいなロケで体に影響が出るバナナマン。お昼すぎにジャンプを買うため外に出たら、天気が良すぎて暑かった。もう?もうこの感じなの?10分も外に出ていないのに汗をかく。日本の最悪な夏が来る。午後もぼちぼちと作業。録画していた『コントが始まる』を見た。ぷよぷよで告白をしたり、メッセージの文章を逆さまにしたり、そういう遠回しなコミュニケーションに満ちたドラマだ。全体的に進捗はあまりよくない。5月はまるまる捗らなかった。5月病というやつだろうか。6月は頑張りましょう。ね。みんな一緒に。

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 6/1(火):6月。ジメジメとして、しかも祝日のない一か月。結婚式をやるにはうってつけということになっているが、それもこのご時世ではなかなか難しい。いやむしろ、一年前からそういう状況は続いている。イベントのない、蒸し暑いだけの夏。ただただ寒い冬。耐え忍ぶだけの日々。「誰とも会わなければ安全だけど、生きている意味はない」なんて境地に至る人もいるだろう。あの病気に関係なく明日死ぬ人がいるなかで……、なんかあんまり面白くないのでやめます。6月の始まりは二度寝から始まった。完全に寝すぎた。ぼんやりと起きて、朝なのか昼なのか分からないご飯を食べる。おしゃれに言うとブランチ。そのあとはぼちぼちと作業。『ネメシス』はやっぱり橋本環奈がそういう役どころで、そりゃそうですよね~という感じ。宇野祥平は前回だけの登場になるのだろうか。あと、櫻井翔演じる風真の年齢はどうなっているんだろう。20年前に研究員だと若く見積もっても40代半ばから後半になりそうだけれど。あとの2話はここまで広げた風呂敷を回収することになるだろうから、そこの展開に期待。『イチケイのカラス』は、前も書いたと思うけれど、子供をいいように使いすぎている。私には愛する子供があって、その子のために罪を犯したんです。ちょっとその展開が多すぎる。大人でいようとする子供に甘える大人、最悪です。午後もぼんやりと過ごす。前にカルディで買ったコーヒーゼリーを食べた。なんか一食分くらいあるなと思って内容量を見たら、200gあった。一食分くらいあるな。コーヒーフレッシュとコーヒーシュガーをかけて食べるスタイルで、ザラザラした砂糖の食感が良い。ザラザラというか、ザリザリというか。美味しかったので、また買いたい。夜は「バナナサンド」を見ようと思ったのだが、関西は野球中継で放送がなかった。そんなことがあっていいのかよ。そんなことが。ゲストがマヂカルラブリーなのに。TVerがなかったら、暴れているところだった。今日はもう早めに眠りたい。

 

 6/2(水):今日はしっかりと起きることが出来た。健全な精神は健全な肉体に宿り、健全な肉体は健全な生活から生まれます。たぶん。ぼんやりと起きて、ぼんやりと朝ご飯を食べる。今日もテレビはつけず。午前中はまず録画していた『大豆田とわ子と三人の元夫』を見る。異常オダギリジョーを見る。今週もしっかり異常で、しっかり面白かった。こんなにも面白いのに、視聴率が低い。画面作りからセリフまで何から何までしっかりしているのに。テレビドラマの評価はなかなか難しいところがあるけれど、それにしたってもっとみんな見たらいいのになと思う。『大豆田』の後は『着飾る恋には理由があって』「シンパイ賞」「テレビ千鳥」「トゲアリトゲナシトゲトゲ」を見る。今日はなぜか全く時間が経たなくて、精神と時の部屋にでも入ったのかと思った。時間の決まっている番組をいくつも再生していて、時間もしっかり進んでいるのだが、体感の数字がしっくりこない。まだこんな時間?と5回くらい感じた。『着飾る恋』はもう意地で見ているので、特にノーコメントです。「シンパイ賞」では関西ローカルで各芸人のエピソードトークに登場していた「かまいたち・山内が死ぬほどスベった相方の結婚式」の映像が流れていた。ひとりフラッシュモブの歴史は山内で終わって欲しい。「テレビ千鳥」はとにかくバイキングに行きたくなった。感染症のあおりをモロにくらったもののひとつ、バイキング。ロバート・秋山と大悟が喋っているところをあまり見たことがないので新鮮。一番好きだったのが「トゲアリトゲナシトゲトゲ」で、なんだこのフェイクドキュメンタリーという構成。語るのも難しいので見て欲しい。「設楽統の妄想ドキュメンタリー」を思い出す。あれも映っているものほとんどがウソだったのに、下手なドッキリ番組よりも人間を映していた。夜はBSで放送している「刑事コロンボ」をリアルタイムで見た。ファンからの評判はいまひとつの新シリーズだが、今日の「死者のギャンブル」は面白かった。車が大爆発するという新たな試み。「新たな」って。今日はすこし作業をしてから寝たい。

   

 6/3(木):今日は微妙な天気。夕方から明日の夜にかけてえげつない雨が降りますとの予報だったが、この日記を書いている23時現在の滋賀ではまだ降り出していない。ただめちゃくちゃ風が強いので、そろそろ荒れてくるのだろう。ぼんやりと起きて、ぼんやりと朝ご飯を食べる。「ラヴィット」を見ながら。生放送のニューヨーク、大丈夫かな。早い時間から外出。市役所へ車を走らせる。目的はマイナンバーカードの発行で、今さら感がすごい。まだいいか……こんな時期だしな……を何回もやっていたらこんなことになったので、みなさんも気をつけてください。気をつけるような時期すら過ぎているとは思いますが。ものすごく時間がかかるのかなという不安に反して、だいたい20分くらいで終わった。手続きを進める端末が3つあったおかげかもしれない。人から聞いた話だと、その端末がひとつしかない役所もあるらしい。ちょっとした地獄だろうな。マイナンバーカードを受け取った後は、そのまま竜王のアウトレットへ向かった。野洲川にかかる橋を渡ったところで車列が止まる。全然動かない。普段はまったく渋滞しないようなところだったので、いったい何がと思っていたら普通に事故だった。シンプル事故、シンプルお巡りさん、シンプル交通整理。あらあらと思いながらまた車を走らせ、アウトレットに到着。午後から荒れるという天気予報の影響なのか、はたまたこのご時世だからなのか、今日は明らかに人出が少ない。駐車場もガラガラだった。とりあえずお昼ご飯を食べて、その後はぶらぶらと買い物。シンプルなポロシャツか開襟バカ柄シャツを探したものの、ピンとこず。カルディでコーヒーゼリーを買って帰路に就いた。午後はぼちぼちと作業をして、夜は特に何もせず。明日に備えて早めに眠りたい。

 

 6/4(金):雨。すごい雨。起きたら、ものすごい雨。一応……と思って寝る前に窓を閉めておいて良かった。理性的判断の勝利。理性とは。いつもより早い時間に起きて、ぼんやりと朝ご飯を食べながら「ZIP」を見る。6月の月替わり金曜パーソナリティは元宝塚歌劇団花組トップスターの明日海りおさんなので、見るしかない。最初から最後まで見たわけではなくて、なんなら最後の30分くらいのみだったけれど、完全に明日海りおさんだった。なんというかこう、画面が明るい。それにしても最近の日テレと明日海りおさんのタッグ感、要するに出演頻度の高さがすごい。Huluでは自分の番組まで持っている。事務所の力と本人の力とが相まってすごいことになっているような。欲を言えば舞台でのお姿を拝見したいけれど、『おちょやん』『コントが始まる』を見ていると映像の人になっても……という感じ。明日海りおという人が造るたくさんのものを見たい。それだけです。「ZIP」が終わった後は録画していたドラマを見つつ、すこしだけ作業。綾野剛がトラックにはねられていた。あーあー。ひとつの事態を引き起こすためだけに登場する悪人。その後は「ハライチのターン」を聞きながら掃除機をかける。箱番組「ハライチのパーン」が終わってしまった。虫は、急に嫌になる。自分も小学生のころは全然触れたけれど、急に無理になった。あんなにかっこよかったカブトムシやクワガタがゴキブリと同じカテゴリに入ってしまった。そうなると全部無理です。本当に。澤部さんの家にはバッタが入り込んでいたそうだが、私が昔住んでいた家にはクツワムシがやってきました。本当に地獄でした。家のことが終わってもまだ午前中で、ちょっとATMに行きたいなという気持ちもあったのだが、いかんせん雨がきつすぎてやめた。別の日でいいで~す。は~い。午後は作業をしたり、ニュースに憤ったり。無駄な時間だったような気がする。夜は金曜ロードショーで放送されていた『ボヘミアン・ラプソディ』見た。良かった。ただ、最後の「ライヴ・エイド」はノーカットで流した方がよくない?あと「Gayer」っていう謎の比較級なに?

 

 6/5(土):微妙な天気。雨こそ降りはしなかったものの、曇天も曇天。外に出ても涼しいのか暑いのか分からない。ただ湿り気はある。すこし早めに起きていそいそと朝ご飯を食べ、すぐに出かけた。いつもの美容院へ。およそ1ヶ月ぶりの散髪。梅雨時で頭皮が蒸れるのでいつもより短めに切ってもらい、普段はしないヘッドスパをしてもらった。他人に頭を洗ってもらうのは気持ちが良い。マッサージとなるとなおさら。だいたい1時間くらいで終わったので、そのまま買い物へ行った。まずは草津のエイスクエアへ。県内唯一の大型店であるGUに行く。ネットで見かけて欲しいなと思っていた商品のMサイズが残りひとつしか陳列されておらず、慌てて手に取った。大型店限定みたいなやつ、やっぱり売る側には色々なメリットがあるのだろうか。こっちとしてはなんだろう、プレミアム感みたいなものが生まれるくらいしかない。田舎なので特に。次は近鉄百貨店へ。ここまでの行程はすべて車に乗っています。車を停めて、お昼ご飯を食べるために「時雨製麺所」まで歩く。久しぶりの訪問で券売機を見たら「浅利と昆布水のつけ麺」というメニューを発見。ノータイムで発券。ちょっとしたジョイマン。「昆布水」というのはその名の通り昆布を浸して成分が染み出した液体のことで、この数年関東の方ではブームになっている。つけ麺を昆布水に浸した状態で提供し、麺をつけ汁にくぐらせると昆布の風味とうま味がプラスされるシステム。関西では1年ほど前からようやく見かけるようになったのだが、滋賀県でこのスタイルのつけ麺を提供しているお店はほとんどない気がする。むしろ、今日が初めてだった。「浅利と昆布水のつけ麺」はとても美味しかった。薬味に大葉、すだちが添えられていて、塩もある。通常のつけ麺に浅利のうま味が足されたような風味のつけ汁ももちろん美味しかったけれど、個人的には大葉をまぶしてすだちを絞り、それを塩で食べるのが一番好みだった。また食べたい。その後は近鉄に戻り、ぼちぼちと買い物をする。ついにマイストローを買った。プラスチック製品が排除される日もそう遠くはないだろう。ただ紙ストローだけは本当に受け入れられないので、マイストローを買った。折り合い。書店で雑誌を買ったり、スーパーをウロウロしたり。それから家に帰った。夕方に失神みたいな昼寝をする。夜は特に何もせず。ここ数日は汗をかくためにしっかりと倒れそうになるまでお風呂に入るのだが、精神的にもシャキッとしてきた気がする。細胞レベルで命の危機を感じているのかもしれない。人生で一番シャキッとしたのは、ノロウイルスで気を失ったとき。

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つけ麺

  6/6(日):6月6日。ウィキペディアで「6月6日」のページを見てみると、色々なことが記載されている。さまざま人物の誕生日・忌日に、記念日・年中行事。なんとなく戦争が多いような印象。ミッドウェー海戦にノルマンディー上陸作戦。これもまたひとつのバイアスで、色々なことをしっかりと記録するようになってからの歴史がそもそも浅いということと、そして戦争ほどしっかり記録されている出来事も少ないということが原因なのだろう。有名どころの誕生日を挙げると、ベラスケス、コルネイユプーシキン。ベラスケスはめちゃくちゃ絵が上手い。「エジソンは偉い人」くらいの意味合いです。スペインを旅行したときに『ラス・メニーナス』を実際に見る機会があったけれど、本当にすごかった。めちゃくちゃ上手いんです、本当に。同じ旅行で見たピカソエル・グレコゴヤとはまた違った、鮮烈な印象がある。天才たちが残したまさにその作品を生で見るのは本当に疲れる。単純な言い方をすれば、作品に宿った狂気がこちらに伝わってくるのだ。『我が子を食らうサトゥルヌス』やキュビスム以降のピカソ、特に『ゲルニカ』はその典型で、長い時間これらの作品を直視することは難しい。しかしスペインで見た絵画の中でもっとも印象的であり、かつ私の最も好きな絵画のひとつに挙げられるのはエル・グレコの『胸に手を置く騎士の肖像』で……これくらいでいいですか。どうですか。フィクションの人物の誕生日で言うと、碇シンジくんやヒソカ=モロウ。長々と何が言いたいのかという話ですが、要するに今日は私の誕生日でした。こんなに長く生きるとは思っておらず、またそんなにも長く人生が続いていくのかと思うと、感慨もひとしおです。誕生日、かつ日曜日なのに、今日は一歩も外に出なかった。それでも蒸し暑く、過ごしにくい一日。夜に見ていた「せっかくグルメ」が彦根で、すこし嬉しい。次は日村さんにも来て欲しい。以前近江八幡が取り上げられたときもスペシャル放送回で草野仁さんが来ていたので、滋賀と日村さんにはあまり縁がないのだろうか。今日は早めに眠りたい。新しい一週間に備えて。

 

感想:月組公演『桜嵐記/Dream Chaser!』~サヨナラ珠城りょう・美園さくら~

 月組トップコンビ珠城りょう・美園さくらの退団公演となる『桜嵐記/Dream Chaser!』が始まりの時を迎えた。一年以上が経っても新型感染症の拡大に歯止めがかからず、さまざまな分野や業界、そして個人個人に制約がかけられる状況の中でこの公演の幕が上がったことに、まず感謝を申し上げたい。直近の花組公演までは組がAチームBチームと二つのグループに分けられ、オーケストラの生演奏も行われていなかったが、この『桜嵐記/Dream Chaser!』からはその両方が解かれている。宝塚が帰ってきたとはまだ言えないが、舞台に立つ組子たちの輝きは一年前から変わっていないように思う。それはこの作品でもそうだった。

 『桜嵐記』は上田久美子氏が作・演出を手掛けたオリジナル作品。『星逢一夜』『金色の砂漠』など、登場人物の心の機微を繊細に描く作品が特徴の上田久美子だが、近年では朝夏まなと主演の『神々の土地』、望海風斗主演の『fff』など、トップスターのサヨナラ作品を手掛けることが多い。この『桜嵐記』もまた、珠城りょう・美園さくらの退団公演だが、「誰が演じるのか」を念頭に置いた脚本・演出が鋭さを増している。

 物語の舞台は南北朝の動乱期。南朝に仕える武将・楠木正行(珠城りょう)は、京を失い吉野へ逃れた南朝の行く末には滅亡しかないことを知りながら、弟の正時(鳳月杏)、正儀(月城かなと)と共に北朝との戦いに明け暮れる日々を送っていた。時は貞和3年。住吉・阿倍野の合戦において単騎、物見へ向かった正行は、人気のない峠道で、ある網代輿が北朝高師直(紫門ゆりや)の手先に襲われているところに出くわす。敵を蹴散らした正行が助けたのは、南朝の女官・弁内侍(美園さくら)だった。正行は、父である日野俊基の仇である高師直の寝首をかかんとする弁内侍を吉野まで送り届けるため、半ば強引に自らの軍に同道させた。その道中、無骨だが高潔な正行の人柄に、弁内侍は惹かれ始める。

   

 珠城りょうとは、どのようなトップスターであっただろう。そして、彼の魅力はどこにあったのだろう。今作で彼が演じた楠木正行という人物は、一言で言えば「正義の人」である。実直で、人の道に外れるようなことはせず、誰に対しても誠実に生きている。世のため人のため生きる……、あるいは「自分は生かされている」という意識であふれた人物だ。ある種の自己犠牲と言ってもいい正行の人柄は、珠城自身の人柄や舞台人としての姿勢にも通ずるところがあるのではないだろうか。珠城りょうはトップスターでありながら、「抑制された美」を携えていた。決して自己中心的ではない、「滅私」のトップスター。それが珠城りょうという人の魅力だった。2008年に入団後、2010年『THE SCARLET PIMPERNEL』での新人公演初主演、2013年『月雲の皇子』でのバウホール初主演など早くから抜擢が続き、2016年には入団9年目で月組トップスターに就任した彼の苦悩は、私たちの想像を遥かに超えるものだっただろう。前任の龍真咲はまさしく個性的で華やか、光り輝くタイプのトップスターだった。そして一人目の相手役である愛希れいかもまた、トップ娘役でありながらバウホール公演で主演を務め、『エリザベート』や『All For One』、『BADDY』でのパフォーマンスはまさしく語り継がれる、「外へ向かう力」に満ちた娘役だった。そんな龍真咲や愛希れいか、そして珠城りょうよりも若くしてトップスターに就任した唯一の人物である天海祐希との比較にあって、珠城りょうの魅力は際立つ。語弊を恐れず言えば、彼は自ら光を発するタイプのトップスターではなかった。「トップスターになる人はライトを当てられなくとも自分から光を発する」とはよく言われるところではあるが、珠城は自らが強く輝くことで周囲の人に光を当てるのではなく、周囲を輝かせることで自らに光を当てるタイプのトップスターだった。究極の滅私が生み出す、抑制された美しさ……。珠城りょうというトップスターの魅力は決して分かりやすいものではなかったが、非常に卓越された、およそ80人の組をまとめるリーダーとしての資質に裏打ちされたものだった。彼がいなければ、月城かなとや風間柚乃といった若手の躍進はなかっただろう。

 そんな魅力を携えた珠城りょうに、楠木正行という人物を演じさせた上田久美子の演出が光る。南北朝という動乱の時代を生き、一瞬の光のような人生を生きた正行。敗色濃厚ながら、「大きな流れ」に逆らうことなく、父の正成や後醍醐天皇(一樹千尋)の遺志を継ぐ後村上天皇(暁千星)の姿勢を尊重し、自らがなすべきことをなす。弁内侍に恋をしながら、「自分の命は間もなく終わる」と結婚の申し出を断る正行の「滅私」を珠城は完璧と言ってもいいパフォーマンスで演じきっている。正時と正儀に北朝へ合流することを進められながら死地へ赴くことを選んだ正行の決断は、ともすれば綺麗事にも投げやりにも見えてしまいそうだが、珠城りょうが演じることで心に響くものになっていた。

 演出面での感想を深掘りすると、後村上天皇後醍醐天皇や、北朝との戦いで散っていったものたちの無念を回想する場面が素晴らしかった。後醍醐天皇の狂気を表現する一樹千尋の演技はさすが専科と言うべきものだったし、正行の決断に説得力を持たせるものだった。そして終盤、詳細は省くが、時系列を入れ替え、正行が死地たる「四条畷の戦い」に向かう出陣式の場面を最後の最後に持ってくる演出には心を打たれた。これぞ宝塚の和物であり、トップスターのサヨナラ作品という素晴らしさがあった。この数年、多くの話題作を発表している上田久美子のすごさが表れていて、『桜嵐記』が和物の名作として語り継がれるだろうことを予感させる。

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珠城りょう

 『Dream Chaser!』は中村暁氏によるショー作品。『桜嵐記』が珠城りょうの魅力に焦点を当てた作品だとすると、この『Dream Chaser!』は美園さくらの魅力を全面に押し出した作品だったように思う。美園さくらというトップ娘役は、歌って踊れる、すべてにハイレベルな娘役だったのだと、再認識させられた。お披露目公演のショー作品『クルンテープ』では公演が始まってから使用できなくなった楽曲があり出演場面の演出が変更になるなど、ショーでのトラブルに見舞われることの多かった彼女だが、この『Dream Chaser!』ではよりのびのびとしたパフォーマンスを見せている。

 出演者が銀橋で歌い継ぐシーンがほとんどなく、そもそものナンバーが少ないダンス・ショーであったが、そういう作品にありがちな中だるみのようなものが一切なかった。出演者の全員がこの作品で持てる力のすべてを出すのだという意識がこちらに伝わってくる、素晴らしいパフォーマンス。娘役だけで構成された場面も多く、自分以外の娘役の見せ場を作ることが出来るトップ娘役の素晴らしさを感じずにはいられなかった。

 『桜嵐記』にしろ『Dream Chaser!』にしろ、珠城りょう・美園さくらというトップコンビのパフォーマンスをまだまだ見ていたいと思わせる、素晴らしい作品だった。月城かなと・海乃美月が率いる新生月組への期待を込めて、結びとしたい。

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下手から、美園さくら・珠城りょう

 

週間日記(2021/5/24~5/30)

 5/24(月):今日も天気が良い。ぼんやりと起きて、朝ご飯を食べながら録画していた『ネメシス』を見る。南野陽子の存在感がすごい。そして宇野祥平。『罪の声』とはまったく違った役柄で良かった。内容はなんというか、まぁそうなるかなぁという印象。「この人!この人に注目してね!なにかあるよ!」という雰囲気がいっぱいの橋本環奈をここからどうやって料理していくのかが見もの。普通に黒幕だったらどうしよう。その後は「バナナムーン」を聞きながら家のことをする。星野源の結婚とパーソナリティの四十肩を同じ熱量で語るラジオ、どうなってるんだ。「バナナムーン」には先週星野源がゲスト出演していたけれど、そんなそぶりはおくびにも出していなかった。「ディオールの靴をプレゼントしたり、マンゴーを食べながら(でも俺新垣結衣と結婚するしな……)と思ってたんだよあいつは」と毒づくふたり。ガッキーの結婚で「落下女」が話題に出ることが多いけれど、もうガッキー以外のことはほとんど思い出せない番組だ。掃除機をかけ洗濯物を済ませ、次に雑誌を縛った。ファン活動の一環で大量に同じものを買った雑誌、保存用に一冊あればいいんじゃないか?と唐突に気づいた。最近はものを捨てることが多い。断捨離断捨離。もろもろが終わった時点でまだお昼前だったので、今度は外に出て郵便局へ。公演が一部中止に追い込まれた『モーツァルト!』の払い戻しをするために、チケットを記録郵便で発送した。昨日寝る前、封筒に宛名を書いてチケットを入れたのだが、2021年で一番虚しい時間だったと断言できる。緊急事態宣言は延長されるらしいが、映画館は開けて欲しいし大阪の劇場も客数を制限して開けて欲しい。6月20日に宣言を解除して、オリンピックが始まって、そうなったらどんな状況になってもまた宣言が出ることはないだろう。馬鹿みたいな綱渡りはどうかと思う。帰りに「ジャンプ」を買って帰宅。『呪術廻戦』、めちゃくちゃにオモロー。そして以前掲載されていた読み切りがびっくりするくらい面白かった踊場ゆう先生の新作読み切りがこれまた面白かった。お願いだから早く連載して欲しい。「焼肉を食べすぎて家賃を滞納したので原稿料がありがたい」という巻末コメントも最高。すこし仮眠をしてから、午後はぼちぼち作業をしたり。夜は特になにもせず。「不眠→過眠」のサイクルが落ち着き、夜に寝て朝に起きることが出来ているので、今日も早めに寝たい。

 

 5/25(火):夏。夏だった。この十年……、いや、少なくとも私が生まれてから毎年毎年やってくる夏は、もはや「夏」ではないような気がする。「夏」とは本来今日のような、数字の上では30℃に届かず、体感でようやく30℃を超えるような、日陰にいれば風の心地良さが身を包むような、そういう日なのではないだろうか。現代の7月や8月は、夏ではない何かだ。そこには命の危険があるだけで、エモーションもセンチメンタルもノスタルジーもない。ぼんやりと起きて、ぼんやりと朝ご飯を食べる。「ラヴィット」は今日も生放送バラエティをやりきっていたので良かった。火曜日のシーズンレギュラーだった日向坂46の加藤史帆さんは今週が最後の出演で、ランキングコーナーの趣旨をようやく理解したらしい。こういうご時勢じゃなければ、握手会に行っていたかもしれない。それくらい最近はハマっている。しかし、こういうご時勢だからこそハマったという部分も否定できない。自分で把握できている以上に、ストレスを感じている気がする。アイドルみたいな、キラキラとした生き様を見なければやってられないよ的な精神状態。普段なら宝塚がそういう部分をカバーしてくれているのだが、それだけでは足りなくなっているのだろう。『桜嵐記』、もう一回観に行こうかな。ここまで頑張って準備してきたんだから今さらやめられないよぉみたいなやつ、何年も前から準備していたものをやめさせられた人たちがこの一年間で果たしてどれだけ存在するのかを一切、微塵も考えていない人たちの発言なので、本当に腹が立つなと思う。『アナスタシア』も『モダン・ミリー』も『ミス・サイゴン』も『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』も、『007』も『キングスマン』も『ゴジラvsコング』も、そのどれもが何年も何年も前から準備をしてきたことに違いはありませんが。自分の無力と焦燥を感じる日々が続いている。少なくとも、一年以上。「ラヴィット」を見届けた後は、車に乗って洗車場へ向かった。黄砂が飛び交い、したたかな雨が降り続けるこの時期に洗車をする意味はあるのだろうかと自分でも思うけれど、汚れが目立つ車に乗っているのが嫌だし、せっかく走ってくれている車にも申し訳ないので、なるべく綺麗にしておきたいのだ。日差しが強くて、早く拭き上げを済まさないと車体に残った水分がどんどん蒸発して跡が残る。冬場の洗車もしんどいが、夏の洗車もしんどい。春と秋は油断していると虫が車内に入ってくる。難儀。汗をかきつつすべてを終わらせ、そのまま帰宅。だいたい正午くらいだったので、トーストを焼いて昼食にした。最近はバターとマーマレードの両方をぬって食べるのが好き。午後は録画していた『イチケイのカラス』を見たり。今週も面白かったけれど、全体的に子供をないがしろにした話が多いなぁと思う。子供の無力さというのは創作において重要な役割を担うことが出来るけれど、あまり多用しすぎるのは良くないような気がする。なんとなく。夜は「バナナサンド」から「マツコの知らない世界」。中年のおじさんたちがパンツ一丁でびしょびしょになって笑っているところを見ると、笑えて来る。バナナマンサンドウィッチマンも、見て分かるくらいにコンビ仲が良さそうなので、そういう場面も安心して見ることが出来る。「マツコ」のゲストはミッチー。「分解して意味を見出そうとするテレビ」への批判は最近のマツコ・デラックスがよく行っているけれど、今週もそれに言及していた。それはそれとして、ナポリタンが食べたくなる放送内容だった。

 

 5/27(水):今日も天気が良い。昨日ほど夏という感じはなかったけれど、陽向は暑いし日影は涼しい。アラームを止めてから、20分ほど寝てしまった。二度寝はなるべくしない方が調子よく一日を過ごせるような気がするので、一度目が覚めたらとりあえず起きるようにしている。起きて、シャワーを浴びる。そして朝ご飯を食べる。モーニングルーティンをYoutubeに公開できるのは芸能人か、自分にものすごく自信がある人だけだと思う。あとはものすごく需要がある人。ただそれはもう「芸能人」に集約してもいいだろう。好きな人が朝何をしているか気になる、みたいな気持ちをみなさんはお持ちですか。どうですか。私はあんまりないです。今日は途中まで「スッキリ」を見ていたけれど、感染症に関する報道にテレビで触れていてもげんなりするだけなので、「ラヴィット」にチャンネルを替えた。美味しいチルドピザはなんでしょうか、くらいの方が精神衛生には良い。ちょっと目を離したすきに見取り図の盛山がピエロみたいなメイクになっていたのだが、あれはなんだったのだろう。数日前に放送された「笑神様」のロケで眉をすべてそり落としていたリリーだが、明らかに眉毛が薄くて面白かった。普通の人ですみたいな顔をしてぶっ飛んでいる芸人枠のホープ。ピザランキングの1位を見届けたあと、車に乗って外出。ピエリ守山へ。車内では星組公演の『ロミオとジュリエット』のライブCDを流していたけれど、この世界のヴェローナは治安が悪すぎるなと改めて思った。「見つかったら殺されるわ」って、そんな、そんなにですか。15年前に訪れたヴェローナは落ち着いた観光地でしたが……。いや、ロミオとジュリエットの犠牲があってこそ落ち着いた可能性もある。「風呂の日」ということもあってか、今日の水春はいつもの平日よりは混雑していた。岩盤浴もしかり。ずっと喋っているカップルがいて辟易したものの、自分が別の場所に移ることで解決。実際は何も解決していないが、戦う気力はない。大浴場にもずっと大きな声で会話をしている若い二人組がいて、ちょっとどうかなという感じ。スタンスは色々ある。お昼過ぎに水春を出て、ピエリでお昼ご飯を食べたり、ぶらぶらと歩きまわってから帰路に就いた。フードコートにあったモスバーガーの跡地にはから揚げを売りにしたお店が入っていた。から揚げ専門店あるある、なんらかの金賞を取っている。だいたいお昼過ぎに帰宅。午後は寝たり起きたり。最近、あまり作業が捗らない。やらなければならないことはたくさんあるが……。夜に見た『刑事コロンボ』はこれまたコロンボらしくない作りだったが、それはそれとして面白かった。長く続くシリーズや作品にありがちな「その作品らしさ」というものはなかなか難しくて、長年のファンほど新たな試みには拒否反応を示すように思う。それは決して間違いではないのだが、「面白さよりもらしさを」といった極端な姿勢に行き着くこともある。逆に、「らしさよりも面白さを」という姿勢が行き過ぎてしまうのもよくない。大事なのはバランス。何事も中庸が肝心。

   

 5/27(木):最近、よく夢を見る。レム睡眠の時間が長くなっているのか、タイミングよく目が覚めているのか。レム睡眠の時間って長くなるのか?という疑問があるので、たぶん後者だろう。シンプルに仮眠を取る回数が増えているせいもある。今日は、人種差別撤廃運動の旗頭にされる夢を見た。おそらくアメリカかどこかで司法試験を受けている際中で、「試験室が暑い」と訴えた黒人の青年が白人の試験官に差別的な言葉を投げつけられた。それを横目に見ながら、同じく暑さを感じていた私が受験生全員に着用が義務付けられていたローブ(法衣みたいだった)の前を開けたところ、それを見ていた両サイドの青年が「私は君の抗議に賛同するよ」と言って同じようにローブを脱ぐ。え?そりゃ差別には反対するけど私はそんな「ブラックパワー・サリュート」的な意味でローブを脱ごうとしたわけではなくてですねとと言う暇もなく集団の先頭に立たされ、デモを率いて……みたいなところで目が覚めた。ものすごく疲れる夢だった。夢の中だと登場人物も自分もすべて英語で話していたので、そうなりたいなと思った。今日は朝から雨が降っている。被害が出ている場所もあるらしい。そんな中、滋賀県では聖火リレーが始まった。公道を使用したうえで、見に行くのは禁止。「禁止」という強い言葉は使われていなかったけれど、そういうことだろう。各地で交通規制がかかっていることもあって、一日を家で過ごした。全体的に何もしていない。TVerで「かまいガチ」を見たくらい。最近のかまいたちは先輩芸人に噛みついたりアイドルにいじられたりと、絶妙な立ち位置を獲得している。ほとんど何もせずに一日が終わったので、いっそ開き直って今日は早く寝て明日に備えようと思う。

 

 5/28(金):カフェインが変な効き方をしている。心臓はバクバクしているものの、めちゃくちゃに眠い。シンプルに最悪な状態だ。大量のアイスコーヒーと、ローソンの北海道フェア的なコーナーで買ったガラナジュースが血液となって全身を駆け巡っている。目をつむっても寝られないような気がする。どうしたもんかなぁ。朝起きて、夏が始まったと思った。アラームよりも早い時間に目が覚めて携帯で時間を確認したら、扇風機がついている。ぶんぶんと羽を回している。確かに昨晩寝るときにスイッチを入れたけれど、1時間で切れるように設定したのになと思いながら、そこまで暑くもないのでオフにしようとリモコンを探したら、見つからない。いつもはベッドの宮に置いているのに、見当たらない。あぁ始まったなと思った。夏が。夏が来た。無意識のうちに扇風機やエアコンのスイッチを入れて、無意識のうちにいつもとは違う場所にリモコンを放置する。これで朝にひと悶着が生まれる。切りたいのにリモコンがないのだ。探しているうちに目が覚めてしまうやつが来る。無意識のうちに放置しているから、場所が一定ではない。宮の場合もあるし、床に転がっている場合もある。今日は自分が下敷きにしていた。あんまりひどいので、何年か前にタイマーを設定したあとクローゼットにリモコンを隠してから寝たことがある。これで無意識にエアコンをつけることもないだろうと。しかし朝起きたらエアコンが元気に稼働していて、ちょっと怖くなったことがある。もう夢遊病のレベルじゃん。今日は天気が良かった。天気が良かったけれど、外には出ていない。午前中をぼんやりと過ごしたあと、お昼くらいから掃除機をかけた。「ハライチのターン」を聞きながら。最近はハライチ・岩井勇気の正体を掴みかけている気がする。なんとなく。「クイックジャパン」を読んだことが大きい。午後は録画していたドラマを見ながら作業を進める。『着飾る恋には理由があって』『恋はDeepに』を立て続けに見て、偏差値が下がった。良い意味で。ここまで来たからには最後まで見たい。『着飾る』はヒュ~~~~と言いながら見て、星野源が歌い出すのを待つ。ただ、明らかに前好きだった人のことがまだ好きなのに今付き合ってる人に対して「嫉妬しないの?」とか言うの、うざくねぇ~~~?と思ったりしました。夕方くらいにこれまた録画していた「有吉の壁」を見る。ニッポンの社長でびっくりするくらい笑う。あのストライクは完全に偶然だと思うけれど、偶然の先にある笑いをしっかり取るところがすごい。あとチョコレートプラネットのトランポリンうどん。シソンヌは安定して面白い。夜は「かりそめ天国」を見る。「新しいカギ」は録画。マツコと有吉が給食制度にキレていて良かった。食べきれない子供がずっと居残りをさせられている、誰にでもある記憶。食べたくないものは絶対に食べないという最悪の小学生だったので、どれだけ食べろと言われてもずっと前を見たまま食べなかった。あなたは食べさせたい、私は食べない。妥協案なし。当時の担任の先生方、本当に申し訳ありませんでした。今日も早めに眠りたい。

 

 5/29(土):全体的に落ち着かない一日。リビングの一番大きな窓を今シーズン初めて開けたら気持ちの良い風が通り抜けてとてもいい気分だったのだが、いかんせん騒音も入ってくる。すこし前から近所で始まった工事の音が凄まじい。本当に合ってます?みたいな轟音が響いている。明らかに騒音対策がなされてないような気がするのだが、こういうときはどうすればいいのだろう。市役所あたりに連絡するのがいいのか。たぶん、やらないな。ぼんやりと起きて、ぼんやりと朝ご飯を食べる。そろそろホットコーヒーを飲むのがしんどくなってきた。なんといっても熱い。熱いし、暑い。家でちゃんとしたアイスコーヒーを飲むハードル、高くないですか。水出しは時間がかかるし……。午前中は特に何をするでもなく過ごし、お昼前に軽く外出をした。近所のラーメン店に入ったのだが、もうなんというか、しっちゃかめっちゃかだった。まず、味玉とチャーシュー丼の注文が通っていない。食券制なのに。右隣の人がラーメンとまぜそばを頼んだ上で、替え玉を2回していた。4人前くらい食べている。左隣の人がコップにいっぱいのお茶をぶちまける。もちろんこっちにも被害が出た。もう正直、食べた気がしなかった。私は今日、お昼ご飯を食べたのだろうか。何も分からない。何も分からないまま帰宅して、午後は作業をしたり、寝たり。録画していた『大豆田とわ子と三人の元夫』を見たのだが、オダギリジョーが異常だった。火曜日にジョイマン・高木がツイートしていた「オダギリジョー、異常」という文言が、本当のその通りだった。怖いよ。ただ、大学にいたころはああいうコミュニケーションも珍しくなかった。ゼミで殺し合いみたいな議論をした人が談話室で仲良く喋っているとか、そういうことは特段おかしなことではなかった。人格とプロダクトをしっかり分けましょうという意識が徹底していると、ああいうことになる。ただ、アカデメイアとビジネスでは事情が違うような気はするけれど。頑張れ大豆田とわ子。「新しいカギ」も見たけれど、すこし飽きてきた。早くも。勢いのある若手芸人を集めたのに毎週毎週同じコントを見せられてもな……と思ってしまう。夕方くらいに、緊急事態宣言の延長に伴って梅田芸術劇場での公演が一部中止されるという連絡が入った。京都・兵庫と同じく規制を緩和する大阪だが、劇場は土日の公演を禁止された。意図的に「禁止」という文言を使用しています。京都と大阪、東京は観客の人数を制限した上で上演が続いている。大阪の人たちは、土日になると劇場の座席数が増えると思っているらしい。これで『モーツァルト!』と『終わりよければすべてよし』のチケットが無駄になった。一年前と状況が一切変わっていない。楽しいことなんてひとつもない。踏みにじられている。劇場関係者、出演陣たちが積み重ねてきた対策と努力が、形骸化した多様性と平和、金を求める人間たちに踏みにじられている。

 

 5/30(日):昨日は寝る前にTVerで「マヂカルクリエイターズ」を見た。普段から見ているわけではないのだが、Twitterのタイムラインで話題になっていたので思わず。2週に渡って放送されていたのは、「漫才のようなもの王決定戦」。詳細な説明はめんどくさいので省くけれど、ランジャタイが大暴れしていた。だいたい50分くらいの放送時間で、ランジャタイしか記憶に残っていない。ウッ、チャンナンチャン、ウッチャンナンチャンマヂカルラブリーとランジャタイの相性が最高だった。「人に迷惑はかけないっていう約束じゃん」という野田クリスタルのツッコミでめちゃくちゃに笑う。ゲスト審査員のザコシショウが一番の常識人なのは、最近のバラエティではあまり見られない状況だろう。このまま寝たら悪夢でも見そうだなと思ったけれど、そんなことはなかった。起きたら天気が良い。ここ数日は梅雨の休みといった雰囲気で雨の降らない時間も長かったが、こんなに綺麗な青空は久しぶりという晴れ方だった。天気が良いに越したことはない。10日あったら8日が晴れで2日雨が良い。良いかな。グルーヴ感を大事にして書いているので、この日記と私の人格が一致するということはありません。朝ご飯を食べてぼんやりとした後、お昼前くらいに外出。車に乗ってイオンモールへ向かった。日曜日のイオンモールには子供が多い。子供が多いというか、家族連れが多い。駐車場はだいたい屋上しか空いていない。タイミングよく空いたスペースを探してウロウロしたり、出発しそうな車の近くでハザードを焚いて待機したりするのが本当に嫌なので、空いている場所があれば遠くてもそこに停める。目的はGUとジョーシンだったのだが、ネットで見かけて欲しいなと思った服は売っていなかった。そういうこともある。お昼ご飯を食べるために入ったコメダ珈琲で詳しく調べたら、その服は大型店のみの販売だった。GUトラップ。しかもよくあるタイプのトラップ。初めて注文したスパゲティが美味しかったので、セーフ。コメダ珈琲の「たっぷりたまごのピザトースト」は外食史上最も食べにくい食べ物のひとつに入るので、機会があれば頼んでみてください。びっくりするくらい食べにくいので。本当に。特に何をするでもなく帰宅。午後はぼちぼちと作業。夜は「せっかくグルメ」から「イッテQ」へのリレー。いつもの日曜日。明日からはもうちょっと頑張りたい。

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明太子スパゲティ

週間日記(2021/5/17~5/23)

 5/17(月):天気が悪い。不快指数がすごい。さすが爆速梅雨入りを決めただけはある。史上最速の梅雨、史上最悪の梅雨。梅雨が早く終わるとどうなるかご存知ですかみなさん。クソみたいな夏がクソみたいに長くなります。日本の夏、最悪の夏。イベントが全部消滅しているので輪をかけて最悪です。一週間の始まりがこんなことになってしまいました。ぼんやり起きて、朝ご飯を食べながら先週の「新しいカギ」スペシャルを見る。これまた最近の流行りに乗った、数週間に一度長時間のスペシャルを放送するという形式になっている。高月彩良さんの美しさと、第七世代とトークをする小池栄子の大ボス感が印象的だった。「力見力」と「蹴人」でめちゃくちゃ笑ったのだが、これはもう完全にチョコレートプラネット・長田が好きなだけだ。2時間のスペシャルを見終わったあとは、家のことに取りかかる。たまってきた雑誌を片付けたり、掃除機をかけたり。「バナナムーン」を聞きながら。この数週間タイミングがなく聞けていなかったのだが、先週は日村さんの誕生日放送で星野源がゲストだったので、必聴の回。自分へのバースデーソングが本当になくて暴れ回る日村さんが良かった。クイズスピリッツのコーナー、大人の事情があるのだろうけれど、ちょっとどうにかして欲しい。ここ数週聞けていなかったの、むしろクイズスピリッツのせいまである。昼前に掃除が終わり、その勢いのままジャンプを買いに出た。えげつない霧雨が降っている。傘をさしていてもびしょびしょになる、一番鬱陶しいタイプの雨だ。シナシナになったジャンプを買って、すぐに帰宅。『呪術廻戦』の展開が重すぎる。現在の看板と呼ばれる漫画群、偶然にもめちゃくちゃ展開が重い。少年たちがげんなりしてしまいそうなくらいには重い。午後はドラマを見ながら作業。「おちょやん」はついに最終回を迎えた。感染症の影響で本来の話数ではなく、泣く泣く削ることになった場面もあっただろう。しかし、そんな困難を生き抜いたカンパニーと「竹井千代」というキャラクターが不思議にクロスする、美しい最終回だったように思う。次に「ネメシス」。今までも普通に面白かったけれど、この6話にきて面白さのレベルが格段に上がった印象がある。急に面白くなった。なんというか、エンタメとしての強度がご都合主義を吹っ飛ばすくらいのレベルになっていた。最終回までの展開に期待がかかる。最後に「コントが始まる」5話。こっちはもうずっと面白い。マクベスはやはり解散することになったが、ここに来て菅田将暉演じる春斗の「礼節に欠ける」部分が浮き彫りになってきた。そんなだから解散してしまうんだ、と見るものに思わせるのが上手い。夜は特に何をするでもなく。めちゃくちゃ蒸し暑いので、扇風機を引っ張り出そうか悩んでいる。

 

 5/17(火):今日も天気は悪い。さすがの梅雨という感じ。昨日も書いたように湿度がおかしくなり始めているので、寝ている間にかく汗の量が格段に増えた気がする。窓を開けようにもずっと雨が降っている。窓を開けて寝られるくらいの気温が一番好きなのだが、いつもGW後と梅雨の間にある快適な天気が今年に限っては存在しない。扇風機がめちゃくちゃ頑張っている。10日くらい前まで敷毛布を使っていたのが嘘のようだし、ホットコーヒーを飲むのがしんどくなってきた。ぼんやり起きて、とりあえずご飯を食べながら録画していた「イチケイのカラス」を見る。ここ数週はなんとなくマンネリ感もあるものの、一定の面白さはしっかりとある。入間みちおの過去がこれで清算されきったわけではないような気がするので、ここからどうなるのか期待。午後から夕方にかけては、ぼちぼち作業。最近本当に捗らないので、どうしたもんかと頭を抱えている。インプット量が多すぎて、アウトプットとのバランスがおかしくなっているのかもしれない。経験上こういうときの解決法は、まずインプットもアウトプットもやめてめちゃくちゃ食べてめちゃくちゃ寝る、次に単純でシンプルなゲームを延々やり続けるなど、いくつかある。頭の中にある、どうしようもない空白みたいなものを単調な作業で埋めてやるのがいい。めちゃくちゃ比喩的な話になっていますが……。夜は「バナナサンド」から「マツコの知らない世界」へのTBSリレー。「バナナサンド」のゲストはアンジャッシュ・児嶋で、くだらない(良い意味で)前半部分と長年いっしょにやってきたバナナマンと児嶋の熱い話の後半部分との落差がすごかった。後半は「バナナムーン」に児嶋がゲスト出演したときの音声や「リンカーン大運動会」の映像なども使われていて、一ファンとして楽しめた。「マツコ」は汁なし麺の世界。バイク事故で記憶喪失になったが、子供ころによく食べていたインスタント麺の香りで部分的に記憶を取り戻したという、プルースト効果を体現する人がゲスト。汁なし麺、時々無性に食べたくなるくらいには好き。もうすこし作業をしてから寝たい。

 

 5/19(水):雨。雨です。雨でした。ぼんやり起きて朝ご飯を食べたあと、とりあえず録画していた『大豆田とわ子と三人の元夫』を見る。いや、ちょっと……。「ここまでで第一章が終了です」と公式からのアナウンスがあったものの、いやちょっと……。省略が大胆すぎる。でもたしかに、いくらこれが物語だと言っても、語りたくないことは語らないでもいい。いいのだ。オダギリジョー……。続けて『着飾る恋には理由があって』を視聴。「シェアハウスで他の住人に隠れてイチャイチャするの楽しそうだな」「星野源の曲がかかると全部良く見えるな」「ふわっふわのボーダーコリーかわいい~」以外の感情があまり出てこない。ボーダーコリーかわいいな~。あと他人のキッチンカーに立てこもるやつが大丈夫なわけないよな~。お昼くらいに外出。自分が外に出た途端に雨足が強くなったので、ヘラヘラしながら車に乗り込んだ。明日の用事に備えたガソリンを入れておく。たったそれだけの用事のために車を出したと思うのが嫌だったので、スターバックスに寄ってアイスコーヒーを買った。しかし、「コーヒーをテイクアウトするために車を出す」という、えげつない田舎ムーブになってしまった。ここは一家に一台以上の車がある車社会……。午後は特に何もしていない。本当に、何もしていない。逆に、「何もしない」をしたのかもしれない。こういうことを言うやつは詐欺師なので、気をつけてください。何もしていなくても色々なことを考えてしまうきらいがあるから、何も考えたくないときは寝るようにしている。だいたい変な夢を見たり、起きてるよね?みたいな寝言を言ったりするけれど。姉が実家にいた時は部屋が隣同士だったので、寝言を指摘されることがよくあった。よくというか、ある時期からは毎日喋っていたらしい。あんまり明瞭な喋り声が聞こえてくるので姉は私が電話をしていると思っていたが、ある日部屋を覗いてみると普通に寝ていたから怖くなってばれないよう部屋に帰ったという。姉が帰省してきたときも言われるので、たぶん毎日寝ながら喋っているのだろう。ストレス?夜は「刑事コロンボ」を見た。田村正和さんのことを想う。『古畑任三郎』の追悼再放送、関西では見られないらしい。暴動を起こそうかな。そういえば、星野源新垣結衣が結婚するらしい。「バナナムーン」に出たとき、そんな感じじゃなかったじゃん!

   

 5/20(木):今日も雨。いつものように……という感じではなく、梅雨に入ってから一番の降り方だった。ここ数年でよく聞くようになった「線状降水帯」の影響が出ているらしい。日本の梅雨。いつもより早めに起き、日本の梅雨にくせ毛をセットする意味があるのかと思いながらバタバタと用意を済ませて車に乗り込む。目的地は宝塚大劇場なのだが、昨日から始まったリニューアル工事の影響で中国自動車道が一部通行止めになっていて、その影響をもろに受けてしまった。事前にルートは調べていたので大きな混乱はなかったが、初めて走る一般道はめちゃくちゃ緊張するのでその疲れがあった。しかも朝の渋滞、かつリニューアル工事での渋滞もあり、輪をかけて精神がすり減った。特に遅刻することもなく劇場に到着し、着席。演目は月組公演『桜嵐記/Dream Chaser』で、『桜嵐記』は楠木正成の三人の息子が生きた南北朝時代を描く上田久美子作品。これがめちゃくちゃ面白くて、確実に「和物の名作」として語り継がれるうえ、再演が重ねられるだろうなと思う。ショーも良かった。トップコンビのダンスに焦点を当てた作品だったが、いわゆる「ダンス・ショー」にありがちな中だるみのようなものが一切なかった。およそ80人の出演者全員が自らの持てる力をすべて出し切っていた。オーケストラによる生演奏の復活も、出演者の背中を押していたように思う。トップコンビの抑制された美。本当に素晴らしい公演だった。幕が下りて外に出るとえげつない雨が降っていたので、宝塚駅ですこし買物をしてから帰路についた。通行止め区間を避けるため、新名神に乗る。せっかくなので宝塚北SAに行った。トイレは噂にたがわぬ綺麗さだったけれど、「写真を撮るのはご遠慮ください」との張り紙にスタッフさんの苦労が伺える。緊急事態宣言の期間中は土日しか営業していない店舗も多く、一抹の寂しさがあった。一年経っても……。営業していたタリーズコーヒーで飲み物を買い、そこからはノンストップで帰宅。カーナビをしばらく更新していないので、名神高速道路に合流するまで車は山の中を突っ切りながら移動していた。長島の方に行ったときもそういう具合だったので、勘が鍛えられる。夕方くらいに帰宅。夜は特に何もしていないけれど、ニュースを見ながら「みんなそんなに人間という種を保存したいと思っているのか」とうっすら考えたりした。早めに眠りたい。

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 5/21(金):今日も雨。梅雨がすごい。昨晩から降り続いた雨の影響で、各地に警報が出されている。京都では鴨川が氾濫の危機に瀕していたし、石山寺では境内の小川が氾濫してしまって拝観が中止になっていた。記録的な降水が記録されている場所もあるらしい。最近の気象はなんというか、異常な感じがある。ぼんやり起きて、ぼんやり朝ご飯を食べる。録画していた「有吉の壁」を見たものの、やっぱり先週の方が面白かった。面白かったというか、好みだった。文化服装学院……。阿佐ヶ谷姉妹による柴田理恵久本雅美のモノマネが印象に残っている。阿佐ヶ谷姉妹、完全に一線級のコメディアンだと思う。午前中に指定していた荷物がいつも通りの時間に届かず、ソファでぼんやりと待っていたらいつの間にかうたた寝をしてしまった。期せずして寝たのではなく、完全にうたた寝をするつもりで寝たので、被害者みたいな言い方をしたのを反省しています。思いっきり純度100%の淫夢を見ているところでインターフォンが鳴って目が覚めたので、ちょっとした憤りを感じながら対応したら「住所が不完全で……」配達員さんが困っていて、憤りと申し訳なさがないまぜになった変な感情になってしまった。「すいませんありがとうございます~~」を2回言うだけの対応。下手か。その後は「ハライチのターン」を聞きながら家のことをした。とりあえず掃除機をかける。昨今のアニメブームに端を発する声優のテレビ出演に対して警鐘を鳴らす岩井さんの姿勢。岩井さんと昨今のアニメブームはあのツイート以来食い合わせが悪いような気がするけれど。その後はクローゼットを整理して、もういらないなと思う服を20着くらいまとめて紙袋に入れた。一年以上着ていない服、いるか?と唐突に思ったら、こんなことになった。決してトキメキとかそういう類の整理方法ではありません。午後は録画していた『恋はDeepに』を見ながら作業をしたり。何もかもがうまくいけば来月に石原さとみが出演する舞台を観にいくのだが、現状どうなるのか分からない。夜は田村正和さんの追悼で再放送されていた『古畑任三郎シリーズ』の「ラストダンス」を見た。ゲストは松嶋菜々子。「刑事コロンボ」シリーズを見たうえでもう一度鑑賞する古畑任三郎、今までとは違った味わいがある。松嶋菜々子の美しさ……。そしてなにより、ドラマ自体の面白さ。FOD以外でも見られるようにならないかなぁ。

 

 5/22(土):昨日見た天気予報では「土日には晴れ間が……」と言っていたような記憶があるのだが、そんなことはなかった。午前中から空は暗く、昼前には雨が降り出した。梅雨ですね。ジメジメしすぎています。ぼんやりと起きて、ぼんやりと朝ご飯を食べる。最近は食欲がぶっ壊れていて、満腹から空腹になるまでのスパンが異常に短い。過眠の時期特有のあれ。過眠のサイクルは抜けた感じがあるので、この食欲もそろそろ落ち着いてくるとは思う。おそらく。キューピーの工場を見学するクイズ王を見届けたあと、「あさパラ」を見る。ヤナギブソンの力を感じる内容だった。あと、西川貴教が政界進出への意欲を隠さなくなってきている気がする。なんとなく。あくまで、なんとなく。お昼くらいに外出。車に乗って、草津近鉄へ。とりあえずご飯を食べるため、駅からすこし歩いたところにあるラーメン店「なかよし」に向かった。開店して30分後くらいに到着したが、5分ほど待ってから店内へ。ラーメン店と言いつつ、ここには中華丼といったメニューもある。今日は焼きそばを頼んだ。家で作るのではない、お店で食べる焼きそばも美味しい。土曜日のお昼ご飯っぽいメニューだなと思った。その後はおじいさんの運転するバイクに轢かれそうになりながらジュンク堂へ移動。勉強用の本を探したが見つからず。在庫がなかった。仕方がないのでハライチ特集号の「クイックジャパン」を購入する。エンタメ雑誌のコーナーではなく「文芸:サブカル雑誌」の棚にあったのですこし笑ってしまった。確かに、間違ってはいない。近鉄へ戻り、ぼちぼち買い物をした。最近頭皮の調子が悪く、シャンプーブラシみたいなものを買うか頭皮用のオイルを買うかで悩んでいる。ハンズで色々探してみたものの、いまひとつ踏ん切りがつかなかった。ヘアオイルもまだまだ残っているし、梅雨が明けたらもとに戻るような気もするし……。帰宅して、午後はぼんやりと寝たり起きたり、作業をして過ごした。土曜日の夜は好みのテレビがなく、ザッピングの結果「ドッキリGP」を見ることもあるのだが、冒頭にある言い訳みたいなほのぼの動物企画は一体なんなのだろう。ファミリー層に狙いを合わせているのだろうか。クイックジャパンを読み、すこし作業をしてから寝たい。

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焼きそば

 5/23(日):昨日は寝る前にTVerで「シンパイ賞」と「テレビ千鳥」を見た。トム・ブラウンの狼藉で終わったかに思われた新コーナーは今週も続いていて、すこし安心した。数分のショートネタをやるには出演陣が豪華すぎる。「テレビ千鳥」は新ゲーム「芸人ポーカー」のテスト回。詳細なルールは省くけれど、玉袋筋太郎に「ノーセンステンション芸人」のレッテルを貼ろうとする他の出演者に大悟だけが逆らっていて良かった。麒麟・川島も場の雰囲気を感じ取ってその発言をしたのだと思うが、玉袋筋太郎はノーセンステンション芸人ではないような気がする。今日はぼんやり起きて、「シューイチ」にゲスト出演する明日海りおさんを見ながら朝ご飯を食べた。退団以降、コンスタントに活動されている。『おちょやん』に出てからはテレビで見かけることも多くなった。『青のSP』『コントが始まる』。映像の世界に人になるのかなとも思うが、主演ミュージカルも決まっているので、どちらかひとつと決めるわけではなさそう。梅雨の真っ只中にあって快晴が広がっていたものの、今日は一歩も外に出なかった。夕方に慌ててベランダに出る始末。そして、特に何もしていない。「キョコロヒー」を見たくらい。開始15秒で、ヒコロヒーとまったく同じリアクションをしてしまった。日向坂46の齊藤京子さんは面白いのだが、見ていてものすごく冷や冷やすることがある。カメラが回っていない場所でもあのままだったら大人にめちゃくちゃ怒られていそうだな、というか。ハライチ特集の「クイックジャパン」も良かった。満島ひかりと岩井さんの写真、すべてが良すぎる。おでこを出す髪型になってからに岩井さんはなんだかとても絵になるような。夜は「せっかくグルメ」を見たあと、数年ぶりに「行列のできる法律相談所」を見た。これにも明日海りおさんが出演していて、あのジョイマンとコラボをして一緒にネタをやるというのだから、見ない手はない。池谷の「なんだこいつ~~~」を受ける元トップスター、あなたしかいません。もうちょっと作業をしてから寝たい。